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聖奈の絵はコトバ 聴覚障害+発達障害の子がイラスト作家になるまで

聖奈の絵はコトバ 聴覚障害+発達障害の子がイラスト作家になるまで

杉本聖奈・香苗、中央法規、2014

3339冊目


神宮前で開かれていた「デフアート展」。江ノ電の風景や電車、とても楽しい立体画の作者がマリナさんだ。お母さんの香苗さんが、彼女の絵に文章をつけて出来上がったのがこの本。はっきり、くっきりした絵が特徴的。


聴覚障害と発達障害のある子どもを育てるのは大変だろうなあ。文章を読んでいても、今でもなお、親には「健常者目線」や価値観があるのだと思わされてしまう。


イラスト付きでサインをしてくれたマリナさんは、落ち着いていた。


門さんのパフォーマンスもあったらしいが、逃してしまった。書道あり、戦車のプラモデルあり、彫刻あり。聴覚障害というキーワードで集められた展示会は、ちょっとカオス。スタッフの一人が映画『ワンダー』の主人公の男の子オギーに似ていて、驚いた。ダウン症の人たちがどこか似ているように、同じ障害だと、顔などが似るのか、それともわたし自身の弁別力の無さか。人工内耳をつけていて、会話はスムーズに。


トリーチャー・コリンズ症候群って言うんだ。

https://www.youtube.com/watch?v=DDPqwn1bPhM


バリバラでは「トゥレット症候群」を扱っていた。突然、大声を上げる、体がジャークする。それだけで、こんなに生きづらいんだなあ。


とてもにぎやかな展示会だった。


そして、マリナさんは、美術専門学校に行って、世界を広げる。立体絵画の表現が生まれたのは、その卒業制作の時。お母さんの方がお気に入りになったと言うジェームズ・リジィさんの作品との出会いかららしい。

でも、検索すると、いまは、アートって、「金額」で出てくるんだねぇ。




by eric-blog | 2019-06-30 11:34 | □週5プロジェクト2019

世界と僕のあいだに

世界と僕のあいだに

タナハシ・コーツ、慶應義塾大学出版会、2017

Te-Nehisi CoatsBetween the World and Me, 2015

3338冊目


悲しい本だ。切ない本だ。そして、とても現実的である。


こんな風に生きていることを、もう一方の当事者は、想像したことがあるだろうか?


それは黒人と白人。


女性と男性も、そうかもしれないとも思う。「見える属性」に対する社会的な扱いは、あまりにもあたりまえすぎて、気づかない。


著者は、黒人への補償を求める「The Case for Reparation2014で賞多数。1975年生まれ。

黒人名門大学ハワード大学を中退。父親はブラックパンサーのメンバー。


「黒人」「白人」という概念が作られ、そして、その概念が構築されることで暴力が肯定されてきた。179 解説より


それは「男性」「女性」についても同様だ。


差異を差別につなげ、差別によって抑圧し、抑圧を暴力で維持する。


その現実がこの「息子への手紙」という形をとったこの本の背景だ。


さらには、2000年に起こったプリンス・カルメン・ジョーンズの射殺事件。被害者は彼の大学時代の学友であり、裕福な医者の息子として育った模範青年だった。


にも関わらず、麻薬捜査官に路上で射殺された。射殺した警察官は何ら咎められることもないままだ。


黒人がどのような「肉体の剥奪」状況にあるかを、この本は語る。


息子に白人女性が「ちょっとどいて」と手をかけた時、それが自分の暮らすコミュニティであれば、彼女は黒人に慮ってそんなことをしなかったはずだ。あるいは、もちろん、白人の子どもであれば、態度が違うはずだ。そんな思いが巡って、白人女性に抗議する。すると近くの白人たちが彼女を擁護し始め、対立は激化する。暴力的な状況が加速する事態を「息子」が怯えて見ていることにふと気づく。


射殺された友人の自宅を訪ねる。裕福な医師である家族は、ガードされた住宅街に住んでいる。家族の裕福さ、社会的名声。そんなことは何の慰めにも、問題解決にもならない。


いつ何時でも「剥奪される身体」としての黒人。


ドキュメンタリーで「警察ビジネス」が紹介されていた。監獄が民営化されて、囚人が民間企業で働くことができるようになった。低賃金で彼らを雇うことができる「監獄運営システム」は金のなる木だ。


しかも、警察は、いつ何時でも黒人を逮捕することができる。


フランツ・ファノンが故郷の島では気にならなかった彼の属性が、フランスに渡った途端に、「差別」の表象となることを語ったように、マリーズ・コンデもフランスで同じ発見をしているように、米国で「裕福な」階層に育った黒人は、自国内で、ある時、自分自身の「被差別性」に気づくのだ。


そして、あらゆる瞬間に、その被差別性を引き受けなければならない「身の処し方」を学ぶのだ。


そのことを事細かに「息子」に語り続けるこの本は大きな反響を引き起こした。


一読、上野千鶴子さんの「祝辞」を思い出した。差別の現実を「娘」たちに語ったあの祝辞を。


「見かけ」による差異は簡便な差別装置だ。男女もその例だ。それは暴力装置であり、実際以上に拡大され、社会的に解釈され、固定されている。


それだけではない。「見えない」差異についての、日本社会の差別も根深い。


それは「身元調査」という形で生き延びてきた。ネットが普及するようになって、差別の可視化が進んだ。


結婚と就職における差別がなくならないのは、情報化社会によって可視化された結果かもしれない。


「見えない」ものでも、「見える」差異に対する「身の処し方」と同じ心性が育まれる。


いつ何時仕掛けられるかわからない属性に対する攻撃。見下し。ヘイト。


最近は、書き手が女性か男性か、文体からはわからないし、攻撃の対象にもならなくなっているかもしれないが、「女性」であることでネット上で揶揄されることは、アイドルの例を出すまでもない。対面や現実の関係性の中ではあり得ないような形で、ネットでは攻撃があり得る。


ネット環境は属性フリーのようでいて、「晒しやすい」とも言える。そのために、被差別の可能性のあるスティグマを持つ人は、属性を表明することに慎重にならざるを得ない。一度晒すと、ネットは忘れないからだ。


一方、日本社会では、積極的な差別是正政策は、被差別部落に対する同和対策のようなインフラ整備を中心とした政策以外では、「見えない差別」をなくすための啓発活動支援などにとどまる。大学や就職におけるクォータ制度は存在しない。黒人差別に対するような「アファーマティブ・アクション」は、ない。


ハリウッドが「アカデミー賞の白人ウォッシュ」に問題提起を行うような動きもない。


ポジティブなものがない中で、ネガティブな差別の「見える化」だけがすすんだのが、今の日本ではないか。


差別は、被差別者たちを彼らだけのコミュニティに追いやる。固まると攻撃されやすくなるが、互いを助けることも、強くすることもできるし、またいたわりあうこともできる。


仲間内で固まること。


『アイたちの学校』で、「朝鮮学校に通うことは自分を強くすること」だと。自分が自分であることの背景や文化、アイデンティティを強化すると。


自らを強くしつつ、差異を差別にすることに抵抗する。


2019628日 女流の消滅。

のようなことが全ての分野で広がるといいね。

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記号としての「黒人」は根深い。そして、さらに再生産されている。なぜなのだろうか?

■人種差別は健康を損なう!

https://wired.jp/2016/07/19/physical-damage-racism/



by eric-blog | 2019-06-28 13:28 | □週5プロジェクト2019

NAAEEガイドライン「コミュニティの関わり」

6Community Engagement: Guidelines for Excellence

コミュニティとの関わり


サマリー、p.17


Key Characteristic #1: Community Centered

Key Characteristic #2: Based on Sound EE Principles


Key Characteristic #3: Collaborative and Inclusive

Key Characteristic #4: Oriented Toward Capacity Building and Civic Action

Key Characteristic #5: Long-Term Investment in Change


五つの鍵となる特徴#1 コミュニティを中心にする

コミュニティの関心事、課題、能力という文脈の中で、環境問題の目標を立てるということは、環境教育の中核にコミュニティを据えるということです。

1.1 コミュニティを知り、理解する

1.2 環境教育の関心事や能力とコミュニティの心配事、財産、期待を結びつける。

1.3 コミュニティの関わり方の適切さを配慮する。

1.4 コミュニティの財産や共有された優先項目に焦点を当てる。

1.5 これまでのパートナーやプログラムの提供法を超える。


#2 環境教育の原則を遵守する

環境教育にコミュニティを関わらせるということは、すでに確立されて原則や効果が証明された実践を取り入れるということです。

2.1 コミュニティにとって馴染みのある関心事、課題、枠組みから始める。

2.2 広く関わることができるようにする。

2.3 適切な教授法を活用する。

2.4 効果的な教材を選び、応用し、あるいは開発する。

2.5 パートナーあるいはコミュニティの関心事、課題、能力にあった巻き込み方をする。


#3 協働的で包摂的である

環境教育は協働的で、包摂的な関係性、パートナーシップ、協働関係の中で効果を発揮する。

3.1 方略的に協働関係、パートナーシップを構築する。

3.2 多様性、公正、包摂の価値観を認め、実践する。

3.3 協働的に計画し、実践する。

3.4 対立から学び、対立を解決する。


#4 能力形成と市民的行動へ繋げる

環境教育はコミュニティとの継続的な市民的な関わりを支援し、長期的なコミュニティの幸福、持続可能性、抵抗力に寄与する。

4.1 環境教育をコミュニケーション、教育、社会変革のアプローチと統合させる。

4.2 コミュニティの能力形成を支援する。

4.3 市民的行動へと動く。


#5 変化への長期的投資

コミュニティで、長期的なイニシャティブによる変化を作り出すには、関係性の構築、関わり方の進化し続ける姿とプロセスにコミットする必要がある。

5.1 個人と組織のコミュニティとの関わりへのレディネスを測る。

5.2 関わりのための能力育成に投資する。

5.3 学び続けること、向上し続けること、適応して行くことを取り入れる。

5.4 長期的な支援と持続可能性を計画する。

5.5 変化を受け入れ、成長の過程をお祝いする。





by eric-blog | 2019-06-26 17:44 | ☆PLTプロジェクト

NAAEE よりよい環境教育のためのガイドライン

NAAEE北米環境教育連盟が1992年の初版から改定しつつ、出している「ガイドライン for エクセレンス」 その改善し続ける姿勢から、「よりよい」と訳しています。




Guidelines for Excellence 6つのガイドライン



1

K-12 Environmental Education: Guidelines for Excellence

2

Environmental Education Materials: Guidelines for Excellence

3

Professional Development of Environmental Educators

4

Nonformal Environmental Education Programs: Guidelines for Excellence

5

Early Childhood Environmental Education Programs: Guidelines for Excellence

6

Community Engagement: Guidelines for Excellence


それぞれ無料でダウンロード可能。

https://naaee.org/eepro/publication/guidelines-excellence-series-set


■2006年のガイドラインの柱

1. 環境教育教材について

2. 学習について

3. 環境教育指導者の専門性の向上について

4. ノンフォーマル教育について

5. ワークブック・副読本の質について

6. 自己評価のツールについて


1K-12 Environmental Education: Guidelines for Excellence

K-12環境教育の優秀性を確保するためのガイドライン


学年レベルをK-4(幼稚園から小学校4年生10歳まで)5-8(小学校5年生から中学校2年生)9-12(中学校3年生から高校3年生)の三段階に分割。それぞれの発達段階の学習目標を記述。

学習目標は4本の柱で構成されている。p.17


Strand 1 問いを立て、分析し、解釈するスキル

Questioning, Analysis, and Interpretation Skills

A. Questioning


B. Designing investigations

C. Collecting information

D. Evaluating accuracy and reliability

E. Organizing and analyzing information

F. Working with models and simulations

G. Drawing conclusions and developing explanations


STRAND2 環境の変化とシステム

2
Environmental Processes and Systems

2.1—Earth’s physicial and living systems

A. Earth’s physical systems B. Earth’s living systems

2.2—Human systems

A. Individuals, groups, and societies

B. Culture


C. Political systems

D. Economic systems

2.3—Environment and society

A. Human-environment interactions

B. Resource distribution and consumption

C. Places

D. Change and conflict

STRAND3 理解し、課題解決するスキル

3
Skills for Understanding and Addressing

3.1—Skills for analyzing and investigating environmental issues

A. Identifying and investigating issues

B. Sorting out the consequences of issues

C. Identifying and critiquing alternative solutions and

courses of action


D. Working with flexibility, creativity, and openness

3.2—Decision-making and action skills

A. Forming and evaluating personal views

B. Evaluating the need for action

C. Planning and taking action

D. Evaluating the results of actions

STRAND 4 個人的、市民的責任

4
Personal and Civic Responsibility

A. Recognizing rights and responsibilities

B. Recognizing efficacy and developing agency

C. Accepting personal responsibility



2Environmental Education Materials: Guidelines for Excellence

教材のあり方


Key Characteristic #1 Fairness and accuracy

Key Characteristic #2 Depth

Key Characteristic #3 Emphasis on skills building

Key Characteristic #4 Action orientation

Key Characteristic #5 Instructional soundness

Key Characteristic #6 Usability






3Professional Development of Environmental Educators

環境教育者としての専門性の育成


Theme One:
Environmental Literacy

Theme Two:
Foundations of Environmental Education

Theme Three: Professional Responsibilities of the Environmental Educator

Theme Four: Planning and Implementing Environmental Education

Theme Five: Fostering Learning and Promoting Inclusivity

Theme Six: Assessment and Evaluation

4Nonformal Environmental Education Programs: Guidelines for Excellence

ノンフォーマル教育プログラム


サマリー p.6

Key Characteristic #1 – Needs Assessment.

1.1 Environmental issue or condition;

1.2 Inventory of existing programs and materials; and

1.3 Audience needs.

Key Characteristic #2 – Organizational Needs and Capacities.

2.1 Consistent with organizational priorities;

2.2 Organization’s need for the program identified; and

2.3 Organization’s existing resources inventoried.

Key Characteristic #3 – Program Scope and Structure.

3.1 Goals and objectives for the program;

3.2 Fit with goals and objectives of environmental education;

3.3 Program format and delivery; and

3.4 Partnerships and collaboration.

Key Characteristic #4 – Program Delivery Resources.

4.1 Assessment of resource needs;

4.2 Quality instructional staff;

4.3 Facilities management;

4.4 Provision of support materials; and

4.5 Emergency planning.

Key Characteristic #5 – Program Quality and Appropriateness.

5.1 Quality instructional materials and techniques;

5.2 Field testing;

5.3 Promotion, marketing, and dissemination; and

5.4 Sustainability.

Key Characteristic #6 – Evaluation.

6.1 Determination of evaluation strategies;

6.2 Effective evaluation techniques and criteria; and

6.3 Use of evaluation results.


5Early Childhood Environmental Education Programs: Guidelines for Excellence

幼児期からの環境教育

サマリー、p.8

KEY CHARACTERISTIC 1: PROGRAM PHILOSOPHY, PURPOSE, AND DEVELOPMENT

Guideline 1.1—Focus on nature and the environment

Guideline 1.2—Focus on education of young children

Guideline 1.3—Culturally appropriate goals, objectives, and practices

Guideline 1.4—Environmental literacy: board, staff, and providers

Guideline 1.5—Health and safety


Guideline 1.6—Ongoing evaluation and assessment


Guideline 1.7—Partnerships

Guideline 1.8—Interpersonal and intergenerational relationships

KEY CHARACTERISTIC 2: DEVELOPMENTALLY APPROPRIATE PRACTICES Guideline 2.1—Based on research and theory


Guideline 2.2—Authentic experiences

Guideline 2.3 Child-directed and inquiry-based

Guideline 2.4—The whole child

KEY CHARACTERISTIC 3: PLAY AND EXPLORATION

Guideline 3.1—Use of the natural world and natural materials

Guideline 3.2—Play and the role of adults

KEY CHARACTERISTIC 4: CURRICULUM FRAMEWORK FOR ENVIRONMENTAL LEARNING

Guideline 4.1—Social and emotional growth

Guideline 4.2 Curiosity and questioning

Guideline 4.3—Development of environmental understandings

Guideline 4.4—Skills for understanding the environment

Guideline 4.5—A personal sense of responsibility and caring

Guideline 4.6—Physical health and development

KEY CHARACTERISTIC 5: PLACES AND SPACES

Guideline 5.1—Spaces and places to enhance development

Guideline 5.2—Natural components


Guideline 5.3—Comfortable for both children and adults

Guideline 5.4—Maintenance and usability

Guideline 5.5—Health, safety, and risk

Guideline 5.6—Environmental sustainability

KEY CHARACTERISTIC 6: EDUCATOR PREPARATION

Guideline 6.1—Foundations of early childhood environmental education

Guideline 6.2—Professional responsibilities of the educator


Guideline 6.3—Environmental literacy

Guideline 6.4—Planning and implementing environmental education

Guideline 6.5—Fostering learning

Guideline 6.6—Assessment and evaluation



6Community Engagement: Guidelines for Excellence

コミュニティとの関わり


サマリー、p.17


Key Characteristic #1: Community Centered

Key Characteristic #2: Based on Sound EE Principles


Key Characteristic #3: Collaborative and Inclusive

Key Characteristic #4: Oriented Toward Capacity Building and Civic Action

Key Characteristic #5: Long-Term Investment in Change



by eric-blog | 2019-06-26 17:06 | ☆PLTプロジェクト

新しい手話I, II

新しい手話I, II

全日本ろうあ連盟、平成元年、

3337冊目


「わたしたちの手話」第1巻は1969年昭和44年。まだその頃は、連盟も全日本聾唖連盟と表記されていた。

今は改定されて10巻まで。そして会話編、スポーツ用語など18冊もの種類が発行されている。


手話は必ずしも話される日本語に準じて、それを翻訳する形で生まれてくるわけではなく、まず手話があって、それをどのように「日本語」に訳すかが定まっていないような場合もあるという。


前者の「手話先行型」語彙を「保存手話」、後者の「日本語先行型」語彙を「創作手話」とこの本では呼んでいる。


そのような「新語」はすでに既刊の「わたしたちの手話」に含まれているのだが、新語だけをまとめて勉強したいという声に応えて、まとめたもの。そのために「掲載巻とページ」が各単語に紹介されている。


Iには330語、IIには286語が収録されている。


今朝のすっぴん、辞書に含める言葉についてのお話だったのだが、共通する部分があると思った。

勝手にコクゴ審議委員会!国語辞典編さん者で日本語学者である飯間浩明さん


土曜日の「ろうを生きる」では不動産会社でネットを使って手話通訳を取り入れるサービスを紹介していた。その時の手話通訳者の方の手の動きのクリアさを見て驚いた。なるほどねぇ。

https://www.nhk.or.jp/heart-net/program/rounan/1048/


そして、なんと言っても驚愕したのがこの手話!


https://www.ted.com/talks/christine_sun_kim_the_enchanting_music_of_sign_language?language=ja

=V」を喉から

=力こぶ  似ている。


クリスティーン・サン・キムさんは、「ASL」と「音符」は似ているという。

少しの違いが大きな表現の違いになる。また、ASLは「和音」のようなものだという。様々な要素が一度にプレイされる。英語はリニア。線的。

国際手話も面白いね。まだまだこれから勉強すること、多いね。


■国際手話のハンドブック 優しい手話の「国際コミュニケーション」

大杉豊、三省堂、2002




by eric-blog | 2019-06-24 13:46 | □週5プロジェクト2019

いじめを生む教室

いじめを生む教室

荻上チキ、PHP新書、2018

3336冊目


いじめは被害者、加害者という人間関係の問題のように捉えられるが、人間の行動は環境で変わるものだ。いじめる側も、いじめられる側も、ストレスが大きい環境であれば、問題解決行動をとることは難しくなる



「いじめ」というと、人間関係に焦点を当てがちであることの限界を指摘。どうすはれば、ストレスを提言することができる学校環境を作り出すことができるかを提言する。しかも、いじめという行為はエスカレートする。些細なことだからと見逃してはならない。


「ご機嫌な教室」を作ろう!

そのために「ブラック校則をなくそうプロジェクト」にも取り組んでいる。

https://www.black-kousoku.org

全く。従わせるためだけにあるじゃないかと思うものがあるよね。




また、対策のためには、いじめのハイリスク層が、被差別、少数者などにあり得ることを知る。


いじめはその時、辛いだけでなく、「後遺症」も残るという。


対策を取らないということは、許されない。


オルヴェウス・いじめ防止プログラム

https://tsunaseka.jp/1519

簡単にまとめると、「ゼロ・トレランス方針」の明確化と「学校・コミュニティ全体アプローチ」を合わせたもの。



「いじめ防止対策推進法」2013928日施行。社会問題化してから30年もたってのことだったと、著者は指摘している。222

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1337278.htm


楠ひろゆきさんという方が整理している「発達段階といじめの類型」がおもしろい。


楠 凡之


段階2 は「ギャングエイジ」と呼ばれるピア集団の圧力が高まる発達段階で起こる「異質性の排除」と集団いじめ。

段階3が「いい子」いじめ。

段階4がわかりにくいなあ。楠さん自身の本を読んでみよう。


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p.221



■その他の本

https://ericweblog.exblog.jp/238859708/



by eric-blog | 2019-06-24 11:32 | □週5プロジェクト2019

炭素サイクルを探せ!

Carbon Cycle in Action
https://www.plt.org/wp-content/uploads/2017/06/Carbon-Cycle-worksheet.pdf

対象学年: 6年生から8年生(小学校6年生から中学校2年生)


すすめ方

1. 学校や家庭の近くにある緑地を選ぶ。グーグルアースで位置を確認する。

2. Historical Imagery Toolを使って、その場所の時系列変化を調査する。

3. 表の一番上の行の「今日」の下線が引かれた場所に、今日の日付を入れる。

4. この緑地のついての最も古いデータを特定し、表の最下部にその日付を記入する。

5. この二つの日付の間に、均等に時間が空いている日付を二つ選んで記入する。

6. これらの4つの日付について、表の項目を完成させ、次のページの質問に答える。


日付木の被覆率(推定値:0%,25%,50%,75%,100%など)炭素貯蔵量(推定:高い、中位、低い、無)前の日付からの景観の変化


次の質問に答えなさい。

1. 炭素貯蔵量にどのような変化がありましたか? 変化について説明しなさい。


2. 炭素貯蔵量を最大化するためにできる提案はありますか?


3. この場所で起こっている炭素サイクルの要素を説明しなさい。




by eric-blog | 2019-06-24 10:41 | ☆PLTプロジェクト

かがくのとものもと 月間科学絵本「かがくのとも」の50年

かがくのとものもと 月間科学絵本「かがくのとも」の50

福音館、2019

3335冊目


新事務所の近くに福音館書店がある。千石図書館で開催されるセミナーで「かがく絵本の作り方」というのがあった。三年ほどかかって作るという話に仰天。


土曜に、東青梅にある「夢の博物館」に行ってきた。電波少年だったツレとそのご友人が、引越ししてこの四月に開館したのをみにいきたいと。コンピューターの歴史館のようでもあり、「子どものかがく」や「かがく」などのバックナンバーを揃えている図書館でもある。中でも「子どものかがく」は大正13年の創刊号から、戦前戦中も含めて、ほとんどが揃っており、出版社にすらないコレクションになっているという。


「子どもの・・・」と言いながら、戦前のものは、高等小学校レベルを対象としているので、中等教育前期、内容的にはいまの大学生レベルだと思うと、官庁の吉崎さんは語る。ううむ、見たい。でも、すごい時間がかかりそう!


で、技術用語で語り明かしたい彼らをよそに「3ガガ」を見に市ヶ谷へ。


こちらは「笑い」を世界に届けたいと、自前で講演活動を行なっている。

出し物は、「Push me, pull me」などの箱物、悪魔払い、「フレキシブルダクトホースのラブストーリー」! 、「黒と赤のボディタイツ・パフォーマンス」など。

ちょっと下ネタもありの、笑いと笑顔のパフォーマンス。ワハハ本舗所属の芸人三人のユニットらしい。

http://3gagaheads.web.fc2.com/sapo2019b.png


「かがくのとものもと」は面白い!


「おもしろい見せ方」

・とにかくたくさん

・見える、見えない世界

・ページをめくる

・写真

・ありのまま力


「そもそも」から考える、かがくする力。


この本はやっぱり、買いでしょうか?



by eric-blog | 2019-06-23 17:22 | □週5プロジェクト2019

世界屠畜紀行

世界屠畜紀行

内澤旬子、解放出版社、2007

3334冊目

1993年にモンゴルで内臓を料理して出されたときに、その「手作り」の様子に衝撃を受けて以来、ハマった。

韓国、バリ、チェコ、モンゴル、沖縄、そしてなんと、ベジタリアンの多いインドに至るまで。

もちろん、日本国内では品川の屠殺場にも通いまくった。イラストを書くということは、ディーテールを知らないといけない。一年通って、インタビューにも答えてもらえるように。

屠殺の現場に対する忌避感がない。好奇心丸出し。

そして、他者がなぜ同じ感覚を持てないのかと不思議に思いつつ、差別感の根元に迫ろうとする。

差別感があるのは、韓国も同じ。インドは差別感を超えて、交わらない。

食肉が禁忌であった時代であればいざ知らず、自分たちは肉を食べているのに、その肉を準備する仕事を見下す感覚が変だと、「ウチザワ」は思う。

BSEなどの問題のせいで規制は厳しくなる傾向があるが、

世界では、まだまだ屠畜が身近にある食文化が存在する。

緻密な観察眼が、食文化の背景にある人間性を描き出す。肉を屠るということ、肉を食べるということは、人間の営みなのだ。

人権研修で屠場見学をすることがある。事前講義を受け、匂いや殺された家畜を目にした時の表情や行動にも注意を促される。「忌避感」が働いている人に伝わらないようにという配慮だ。

ウチザワは思う。生き物を可哀想だと思う気持ちはあるだろう。しかし、そのこととその仕事をする人に対する差別意識とは別だと。

自分たちの食を見つめるいいルポだ。


by eric-blog | 2019-06-23 09:15 | □週5プロジェクト2019

GPWU第9回

GPWU9

2019620


調査結果の共有

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ほとんどが「大学事務局」「クリーンセンター」へのインタビュー、クリーンセンターを訪問したペアが一組。どう思う? 「良かった点・改善点」

なぜ、「海洋プラスチック汚染」について、切迫感がないのだと思う?

どんな未来に生きたいの? そのためにはどうすればいい? 「未来のビジョン」


■海洋プラスチック憲章

a. 2030 年までに、100%のプラスチックがリユース、リサイクル、また他に有効な選択肢がない場合 は回収可能となるよう産業界と協力する。

http://www.jean.jp/OceanPlasticsCharter_JEANver.ProvisionalFull-textTranslation.pdf


■『プラスチック汚染とは何か』枝廣淳子、岩波新書、2019

https://www.es-inc.jp/insight/2019/ist_id009969.html

https://ericweblog.exblog.jp/239325170/





by eric-blog | 2019-06-21 14:28