325-5(1412)リーダーシップの行動科学「働く日本人」の変貌
三隅二不二、朝倉書店、1994
懐かしい、行動科学系の入門書。なぜ、予約したのかなあ。
リーダーシップとパフォーマンスの関係について研究したLewinの実験から、
専門性のパフォーマンスPと集団力学M理論が整理され、民主的運営のグループがパフォーマンスがいいのだが、課題が専門性の高いものについてはPが強いリーダーシップによるものがパフォーマンスがよい。
そこにさらに、達成への圧力Rや計画性Lとい変数を加えた実験などを踏まえ、その研究では「働くことの意味」をアンケート調査。
日米において「働くことの意味」の差異が小さくなってきていること、日本人にとって働くことの意味が低下していることが指摘される。110
◯生活にしめる位置
◯社会規範
◯働いた結果がもたらす価値
◯働くことの重要な諸側面 自律性、能力の発揮、いきがい、成長など
◯働くことへの一体感
◯働くことの意味の携帯
◯未来の働く環境への期待
◯働きがもたらす客観的結果
「働くことの意味」を調査する視点は広い。