かくたです。
2003年11月26日配信
先日国立教育政策研究所で先輩にたくさん本、というか報告書をいただきました。
文部科学省の委託研究報告書です。
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26-3(107) 高齢化社会と学習
第46回国連総会(1991)「高齢者のための国連原則」(United Nations Principles for
Older Persons) 10月1日「国際高齢者の日」
自立、参加、ケア、自己実現、尊厳
towards a society for all ages
平成10年「国際高齢者年に関する関係省庁連絡会議」
を受けての研究。グローバル・スタンダードと国内予算は連動しているねーーー。
有本さんが「文部科学省に金はある」というのがわかりますね。
高齢化することで実際起こっていることは、「元気で活躍できる期間が長くなった」
ことがあるだろう。有病率は子ども時代でも2割、25-44才で3割、45才からは4割、
55才かには5割、65才で6割、75才で7割を超えて、安定する。日常生活への障害率
は75才から上がるが、1.5割程度だ。8
人は「高齢者」の方に焦点を当てるが、実は、生産性の高い社会を創ることが可能に
なるチャンスである。
時代の変化が早くなったのは、情報生産力が高まっているからであり、それは「元気」
で「長く」活躍できることが基盤なのではないか。「元気」で「長く」活動すること
の意味をもう少し検討したいなー。
ここでも参加型学習の手法が紹介されており
・シミュレーション
・ランキング
・フィルムフォーラム
・ロールプレイ
・フィールドワーク
が紹介されている。参加型手法というのは、まったくデコボコが整理されないのね。