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TEST08 in 大阪 プログラム ■セッション 2 関係性のテクノロジー

TEST08 in 大阪 プログラム

■セッション 2 関係性のテクノロジー
「自己」の捉え方の違いは、関係性の違いにもつながる。間人主義的自己決定の実相をふりかえり、「人権」の観点から検討する。
1.午前中のセッションをふりかえって「気づいたこと・感じたこと・学んだこと」を整理し、「自己のテクノロジーとは何か」「自己のテクノロジーを問うことの意味は何か」を共有する。
2.全体共有[板書]
(ア)価値観として浮かんでくるのが「横並び」「人並み」
(イ)相互依存関係と個人主義、フェア・アンフェアという判断はどこから?
(ウ)なぜ、なぜ、なぜを問う。10年などのもっと長いスパンで問う必要がある。
(エ)他者への配慮を求める、求められている
(オ)自己決定と言いながら、「親」や「教師」の期待や思惑を読み取らせている
(カ)点検という視線がこれまでにない新鮮なものだった。
(キ)ねばならないことの繰り返し、それははずれることへの不安
(ク)価値観から見ると何もしていない自分に気づいた
(ケ)上位項目の価値観とそれを支える自己という下位項目にある「枠」
(コ)点検の項目を決めるのは誰、どのように? それ自体も変化するのではないか
3.「日本の自己決定は配慮行動を学ぶだけ、「個人主義」と言いながら、実際のヒドンメッセージは違っている」[日本人の価値観の三層構造で点検する、『いっしょにESD』p.71]
(ア)個人レベルでの「精神主義」
(イ)関係性レベルでの「間人主義」
(ウ)集合体レベルでの「日本的集団主義」
4.「自己形成」に果たす「自己のテクノロジー」と「関係性のテクノロジー」それぞれの役割をふりかえる。「役割」についてネーミングする。[三人一組グループ作業]


自己のテクノロジー強
         弱
           10代    20代    30代   40代   50代
関係のテクノロジー弱
         強

5.全体共有「前のグループが発表したことは繰り返さない」
(ア)10代同調型
(イ)善意の良い子・親孝行型
(ウ)空気を読んで目立たずに型
(エ)跡取り・長女相互我慢限界期爆発型(シンデレラ型自己陶酔的抑圧型)
(オ)オレ流追求・表現型
(カ)それぞれのテクノロジーが相互強化的連動か、あるいはテクノロジーの働き方反比例型か、それとも独立変数的か
(キ)子どもらしさ
(ク)吉本型
(ケ)クロワーサン型役割演出・消費型

6.これまでの人権研修で「気づいたこと・感じたこと・学んだこと」

【残された課題】
○人権尊重社会と間人主義の矛盾 これまでの「人権研修」で気づいたこと・感じたこと・学んだこと 日本社会の価値観の検討、「人権」という「西洋的」なものと日本的な価値観が引き起こす葛藤と不協和音を探る
by eric-blog | 2008-05-10 11:38 | □研修プログラム
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