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火のある暮らしのはじめ方

208-1(1001)火のある暮らしのはじめ方
日本の森林を育てる薪炭利用キャンペーン実行委員会編、農文協、2007

我が家の建て替えが進んでいる。山際で、湿気が多く、10年も前から床が抜け、屋根の落ち葉掃きやら何やらだけが忙しかった。今度は、ログハウスだ。やったー! これで家のメインテナンス活動にかけるエネルギーは少しは減らせる。

母屋と納屋を解体してみると、なんとそこにはガーデンキッチンにお誂え向きのスペースが。ピザ窯にしようか、パンを焼こうか、いずれにしても、我が家の空間を確保し続けるために必須であろう「やぶかり」を楽しく続けるためには、楽しく「火が炊ける」のは必須なのだ。

そこで、何冊も借りました。『薪ストーブと囲炉裏の本』『レンガで作るガーデンキッチン』などなど。室内の暖房には囲炉裏ないし火鉢をと考えていたので、前者は参考になりました。DIYで囲炉裏づくりも、できるんだなと、当たり前ですが、思いました。でも、この本は、ログハウス選書とあって、基本的には「コンシューマー」消費者としての薪なんですね。

森林資源と火のある暮らしの連繋を提案していたのは、この本。森のエネルギー研究所や炭焼きの広若さんらが名前を連ねている。いやあ、いい本だなあ。そうだ、火のある暮らしが、日本にも、あったんだ。それもそう遠くない時に。

堺市の実家でも、炭をいれた火鉢、練炭などは、冬の暖房として、外の七輪で火をおこして、着火していたですものね。

「ぜいたく品」としての薪ストーブではなく、当たり前の暮らしの営みの円環に、「火」を位置づける。そんな試みをしていってみたいと思います。

石焼きパン窯なども、楽しそうだなあ。

ログハウスができる前から、すでに、スペースがあるので、やろうと思います。

誰か、レンガ積みをいっしょにやろうよお。
by eric-blog | 2007-12-02 07:41 | ■週5プロジェクト07
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