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世界をひらく数学的リテラシー

178-3(850)世界をひらく数学的リテラシー
小寺隆幸、清水美憲、明石書店、2007

未来への学力と日本の教育シリーズ全十巻の7。
PISAの学力観を受けて、数学の実践を「現実的な世界」を読みとくためのものとしていこうという実践報告。小中高の実践例が紹介されている。

また、市民的リテラシーとしても数学的に世界を読みとく力の大切さを身につけておくことは、市民社会と学校を結ぶものにもなる。

田中優さんの『戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方』2005が、「データをもとに数量的見方をすることの重要性がわかる市民向けの良書」として紹介されている。037

同じシリーズで『貧困と学力』を伊田さんが編著されている。献本、くれないかなあ。
OECDから『キーコンピテンシー』というのも出ているから、これも、要チェック。

学力観が変わる。学校が変わる。
教科が変わる。先生が変わる。

教えあいと学びあいが交響する空間が、出現する。

すごくわくわくしますね。
by eric-blog | 2007-04-19 09:38 | ■週5プロジェクト07
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