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ナージャの5つのがっこう

ナージャの5つのがっこう

キリーロバ・ナージャ、大日本図書、2018

3243冊目


ロシア、イギリス、フランス、アメリカ、日本を、両親の都合で点々と体験したナージャの目から見た「がっこう」。

絵本で、各国見開き4ページで、「文房具」「教室」「エピソード」が紹介されている。次の見開きはエピソードの発展の一コマ。「あなただったら、どうする?」のような問いかけがある。


ペン、マーカーなどの文房具が比較的よく似ていると思ったが、ノートやテキスト、机の並びなどはそれぞれ特徴的。


特に、コの字型に並んだ机の真ん中に応接セットのようなアームチャアやソファが並べられているアメリカの教室には驚いた。大きさ感がわからないので、「?????」だ。


そしてナージャが一番「????」だったのが日本。なぜが不明な決まりがいっぱい。

教科ごとに異なるノートがあるため、荷物が重くなる。なるほど、考えたことがなかった。アメリカに行った時、バインダーノートに全教科のタグがついているものがあってどう使うのか疑問だったことを思い出した。そうかあ。総合学習や教科の間のつながりなどを生徒も教師も意識化しにくい構造になっているんだあ。


ちょい読みができるページがありました。


https://www.ehonnavi.net/ehon/119890/ナージャの5つのがっこう/



by eric-blog | 2018-12-12 11:01
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