TEXTBOOKS科学 科学と持続可能な未来をつなぐ

3 Building bridges between science textbooks and sustainable futures


Box 2

1. イッシューを中心に展開されるESDを、カリキュラムに乗っ取った教科書のフォーマットや枠組みにつなげる。

2. 教科内容と技能を、科学技術社会環境(STSE)と関連づけて導入する。

3. 取り上げるイッシューは地域の文脈で定義し、議論されている。学習者の経験や文化的アイデンティティを考慮しつつ、グローバルな影響や結果とつなげている。

4. イッシューについて、多様な観点から批判的に検討することをすすめる。

5.資源や機会への不平等なアクセスによって引き起こされるより深い社会的不公正の引き金になるSSI(環境の劣化、希少な資源の管理からくる社会的対立など)は何かを見出し、私たちの文脈にしっかり位置付ける。

6. 全体システム思考をすすめることで、グローバルな気づきを広げる。

7. STSEとの関係を探求する学習者中心の研究を推奨し、そこからの発見を社会的行動につなげ、SSISTSEの問題を解決する。

8. 科学の言葉を箱から取り出して、科学的な情報が詰まったテクノロジーの影響と結果を考慮した、もっととっつきやすく私たち自身の文脈に当てはめた形にする。

9. 教科と社会の間にカリキュラム上の、そして文化的なリンクを育て、相互理解とコミュニケーションをすすめることで、SDイッシューが相互に関連し、多様な変数が関わっているという性格を持っていることを示す。


今や科学は、政治的に使われ、市場の圧力で動かされている。ESDを科学の教科に埋め込んで行くためには、社会科学的な側面を含むテーマの設定や倫理的な観点を取り入れる。

科学自体に対する考え方も、権威的で確立されたものと考えるのではなく、変化し、再検討されていくものと考える必要がある。

そのためには、科学の教科においても、ESDのコンピテンシー目標である「批判的に考える」ことを積極的に取り入れる。学習者の主体的な理解のために彼らの直感的な理解と科学の考え方をつなぐ努力をする。頭ごなしに押し付けない。コミュニケーションできる科学の言葉こそが、ESDとしての科学の真髄なのだ。というのも、科学を学習者にコミュニケートするということは、取りも直さず、科学を社会に対してコミュニケートするということだからである。


ESDを科学の教科書に取り込むモデル例と方略


1) テーマ型アプローチ

2) STSEアプローチ

3) 問題解決型アプローチ


1) テーマ型アプローチ

ほとんどの科学の教科書は、その性質からテーマ型にはなっていない。リニアで、カリキュラムを考慮した学びになっている。

例えば、GMO遺伝子操作有機物を中心的なテーマに据えることで、科学のカリキュラムの要請、SSIsSDを取り込むことが可能である。

2) STSE型アプローチ

ほとんどの科学教科の先生たちはSTSE科学技術社会、そして環境の視点から

4.0

ESDを科学のコンテンツで取り扱う

4.1 トピック: 森林

原則8



















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by eric-blog | 2018-09-06 17:46 | ☆よりよい質の教育へBQOE | Comments(0)
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