ゲンバクとよばれた少年

ゲンバクとよばれた少年

中村由一、講談社、2018

3178冊目


210ヶ月で長崎の原爆にあった。浦上地区。そこは被差別地区でもあった。

そのために「浦上から来た奴らに近づくな、ピカが移る」と。彼らは二重の差別を受けたのだ。


小学校では「ハゲ」「ゲンバク」と先生からも呼ばれたという。


そして中学校卒業時に受けた造船所への入社試験で、部落差別の現実を知らされる。結果は不合格。


中村さんが原爆の体験や被差別部落のことを話すようになったのは磯本恒信さんがきっかけ。


1999年からは大阪の貝塚二中の生徒たちとの交流も始まる。修学旅行までの四ヶ月、生徒たちとの交流が続く。


語ることが差別を克服し、自分たち自身を取り戻し、強くなる道なのだなと、この本を読んで思う。


[PR]
by eric-blog | 2018-09-04 08:45 | □週5プロジェクト2018 | Comments(0)
<< 刑務所の読書クラブ  教授が囚... ラブという薬 The Medi... >>