狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ

狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ

梯久美子、新潮社、2016

3112冊目


読まないと思う。このことを知ってしまい、書かれている口調にも馴染まないので、多分、読まない。しかし、「このこと」については備忘録として書いておきたい。


島尾敏雄は、昭和56年に芸術院会員になる。なると、終生年金200万円を受ける。ミホは「ミホのためになって」と説得。島尾自身は

仮病で芸術院賞の授賞式を休む。

「僕の戦後は終わっていないんだ。だからこの賞を受けるのはどうもね」565

「シマオトシオは死んだと思う。はね返すバネは?570

「芸術院で司馬さんにに「困りましたねぇ」と言ったら、司馬さんも「困ったことになったね」と言っている。」

「なんだかきがめいる。入院した事仲々納得できぬ。へんに力抜ける。自分の先祖はアイヌ、自分はエミシと思う事。・・・」571

などと日記に書いている。


ミホは、打診に来た人を喫茶店で待たせ、「お父さま、お願い! マヤと私のためにお受けになってください。」と説得した。568


と、このような文学界の無頼派的な一派もいること。


https://ericweblog.exblog.jp/15300696/

TEST in 大阪でインタビューした金城馨さんが、「第一世代は、「ま、仕方ないか」「こんなもんか」と、心の中には違和感を持っていたとしても、その違和感は次の世代には伝わらない。」と言っていたことを思い出す。


けど、これと同じことが、どこかの本にあったんだけれど。どこだっけ?


梯さんのは硫黄島の大将の本、読んだなあ。
映画『死の棘』が、パルムドール受賞作の一つというのが、今日の『万引き家族』についての報道に書かれていたが、それ以前にこの本借りているのだから、なにがきっかけだったのか、忘れているよ。

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by eric-blog | 2018-05-20 13:32 | ■週5プロジェクト17 | Comments(0)
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