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異空間の俳句たち 死刑囚 いのちの三行詩

異空間の俳句たち 死刑囚 いのちの三行詩

異空間の俳句たち編集委員会、雄山閣出版、1999

3053冊目


ふと、折々に手に取りたく思い、ネットで検索したら、4000円以上の値が付いている。定価1500円なのに。


どれを取り出しても尽くせないのだが。


・全身を 口にして受く 春の雪


・人に打たれ 神に打たれて 年を越す


・冬晴れの天よ つかまるものが無い


・女、女、女 南無阿弥陀仏 春灯下


・夢なくば 木とて立つまじ 雪の中


死刑が犯罪の償いになるならば、私の死刑を発表してください。66


・寒の水 もて 今朝の畳を 拭きに拭く



・春雷や 冷たき母で あればよし



1963年以前、処遇がもっと緩やかだった頃。お別れ俳句会なども可能であったようだ。



by eric-blog | 2018-03-16 13:37 | □週5プロジェクト17
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