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特権の側とともに考える

真のダイバーシティ

http://www.sietar-japan.org/our-activities/annual-conference/2014-annual-conference/601-2

ダイバーシティ(多様性、Diversity)は人権尊重社会をめざすうえでとても大切な概念です。
実際に取り組まれているのは、「女性や障害者を雇用する」「LGBTを理解する」ことであったり、「みんなちがってみんないい」というメッセージの発信であったりします。
しかし、それで本当にいいのでしょうか。
ダイバーシティを「多様性の受容」と説明しているものも見かけますが、はたして誰が受容の主体なのでしょうか。

この学習会は、アメリカでダイバーシティ・ワークショップを行っているダイアン・グッドマン氏の著書『真のダイバーシティをめざして:特権に無自覚なマジョリティのための社会的公正教育』の日本語版刊行にあわせて企画されました。
日本ではあまり語られていない「社会的公正(social justice)」と「特権(privilige)」をキーワードに、どんな属性の人も平等かつ十分に参加できる社会とはどのようなものか、そのためにマジョリティ集団にどう働きかけるのか、どうすれば効果的にファシリテートできるのか。経験豊富な講師とともに学びます。
ぜひ、ご参加ください。

講師:ダイアン・J・グッドマン氏
教育学博士。多文化共生関係のコンサルタント・トレーナー。全国の企業や教育機関で研修を行う。

通訳:出口真紀子氏
上智大学准教授。専門は文化心理学。大学では「差別の心理学」「立場の心理学:マジョリティの特権を考える」などの科目を担当。グッドマン氏の著書の監訳者。

※『真のダイバーシティをめざして:マジョリティのための社会的
公正教育』(ダイアン・J・グッドマン著、出口真紀子監訳)を当日、割引価格にて販売の予定です。

定員:40人

資料代:5000円

申し込み:お名前と連絡先を明記のうえ、下記のアドレスにメールを送信してください。
facilitators.labo+170225@gmail.com

主催:「真のダイバーシティ」ワークショップ実行委員会、大阪教育大学教職教育研究センター(人権・生活科教育部門)
by eric-blog | 2017-01-30 11:52 | ☆よりよい質の教育へBQOE
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