ERIC NEWS 525号 ◯by ERICともによりよい質の教育をめざして  2017年1月22日

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ERIC NEWS 525 by ERICともによりよい質の教育をめざして  2017122

ESDファシリテーターズ・カレッジ! すべての学びを参加型で!

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                   (文責: かくた なおこ 角田尚子

                     http://ericweblog.exblog.jp/

twitter : kakuta09  FBもやってます。)


ERICニュースは五本の柱で、4人が分担して書き、毎週発行しています。

by ERIC

ERICの出版物やハンドブックなどのご紹介を中心に、週5プロジェクトとして始めた書籍案内などを含め、かくたなおこが担当しています。

◯ツリーニュース 

環境教育の情報をPLTアクティビティについての解説なども含めて、梅村松秀さんがご紹介。

with ERIC 

ERICのファシリテーター・ネットワークを通じて、ERIC手法の発展的な展開や実践を、佐藤宏幸さんが身近な実例を交えながら紹介しています。

atERIC/from ERIC 

ERIC主催研修であるESDファシリテーターズ・カレッジ及びファシリテーター派遣研修について、プログラムや記録を中心にかくたが紹介しています。

PLT事務局ニュース 

PLTファシリテーターの皆さんが実施しているPLT研修やそこでのプログラム、参加者の反応などをPLT事務局担当の角田季美枝さんが、米国本部からの情報も含めて紹介しています。


それぞれに個性的で、楽しんでいただけているのではないかと思います。


お読みになった感想など、eric(a)eric-net.orgまで、お寄せください。


ERICには協力団体として多数の情報誌が寄贈されています。新年号はそれぞれに力の入った記事がたくさんありました。今回は、それらの記事から私たちの共通の課題を読み解く鍵をご紹介したいと思います。


◆◇◆目次◆◇◆


◆◇◆1. 新年号の記事から、人権・環境の課題を読み解く

◆◇◆2. ESDファシリテーターズ・カレッジ2017 のご案内

◆◇◆3. by ERIC 在庫処分2016!

◆◇◆4. with ERICこれまでの活動



◆◇◆1.  新年号の記事から、人権・環境の課題を読み解く◆◇◆


■「刑を終えた人の人権」安田恵美さん、201699日第三回人権教育啓発リーダー養成講座より

『あいぽーと通信 第39号』201612月、徳島県立人権教育啓発推進センター発行

受刑者は「社会的排除」されるべきか、それとも「社会参加」の機会を積極的に講じられるべきか。

講演者はフランスでの取り組みを紹介しつつ、「社会に居場所を見つけていくことが、再犯防止につながる」可能性を示唆します。

実際、受刑者はずっと人権を侵害されてきた人々であることを、安田さんは調査研究の結果、実感してきたのです。

受刑者の20%以上が65歳以上、職を得て自立した生活を営むことへの二重三重の壁がある人たちが刑務所に入っている。

刑務所に入る前に、そのような人たちに対して手が差し伸べられる社会でありたいと思います。


□テレメンタリー2017「生き直したい~服役11回・更生への支え~」

2017年1月22日(日) 4:30 ~ 5:00

http://www.tv-asahi.co.jp/pr/contents/20170121_29990.html

  • ERICでは上記のような受刑者の状況、再犯率の高さ、障害者も多いことなどから考えて、犯罪加害被害と言う枠組みで考えるのではなく、「犯罪弱者」と言う概念で、人権の視点から考えたいと連続学習会を開催しました。その記録などについて、このニュースの末尾情報を参考にしてください。


WHRサポーターズが翻訳発行している韓国挺身隊問題協議会のニュース『挺身協(チョンデピョップ)。日本語に訳したものをいつも届けていただいています。201611月号は「26年間のあゆみ」特集でした。紹介されている告発者の皆様は、すでに90歳前後。問題提起が始まった時でもすでに60代後半。今も「娘や息子にすまない」という気持ちを捨てきれずにいるのです。

今年は日本大使館前で行われている水曜日デモが始まって25周年に当たります。(第一回は19921月とされています。)


  • 「慰安婦」問題については、たくさんの本をブログでも紹介しています。人権に関わる問題ですから、基本的には「被害」を訴えている方々に対する共感的理解をベースに、特に日本人は「加害」の側であった歴史を踏まえてその責任の取り方を考えることが必須です。日本軍が退却時に焼却処分してしまったがゆえの「証拠のなさ」や、大東亜戦争そのものを「侵略」ではないとする自己正当化の議論は、日韓の対立を煽理、共通の未来への協力関係の構築を阻むものだと思います。
  • 韓国、そして米国などにも設置されている「平和の少女像」は、女性の権利擁護を訴えるものであるとともに、子どもの権利も想起させる素晴らしい像であると思っています。#私は釜山の少女像を支持します


  • 特集「働く人の人権」『国際人権ひろば』131号、20171月、ヒューライツ大阪発行
  • ドキュメンタリー映画『フツーの仕事がしたい』の監督土屋トカチさん。この映画はぜひ見て欲しい。取材に応じたことで懲戒解雇された事例もあるのだとか。しかも、その処分を掲示物にして全支店に張り出したという。懲罰的であり、「文句いうと、こいつと同じようにしてやるぞ」という圧力ではないか。それこそが「ブラック企業」だよね。

http://ericweblog.exblog.jp/12629777/

  • 外国人介護家事労働者の権利「人として大切にする」ことが求められる。
  • 世帯に隠された女性の貧困「既婚女性は本当に働かなくても食べていける層なのか?」フリーターのデータからも排除される女性たち。今の政権は「男性稼ぎ手体制」支持の姿勢を変えていない。


  • 特集「脱炭素社会に向けて大きな決断と長期戦略を」、『グローバルネット』314号、20171月発行、地球・人間環境フォーラム

日本社会の政策的意思決定について、次の問題点が指摘されていますが、私も全くその通りだと思っています。

  1. 1. 長期的な視野を失って、場当たり的。原則を押さえていない。
  2. 2. 意思決定の時間的視野が短すぎる。コロコロ変わるよね。
  3. 3. 政府と経済界の関係が強すぎる。協調関係ではなく、経済優先になっている?→政府だけでなく民間も含めて投資を揃えていくべき

政治家にビジョンにないってことですよね。


わたしたちが目指すべき人権尊重社会のビジョンは非暴力、非攻撃的、協力と共生の未来です。


以下略】


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by eric-blog | 2017-01-23 10:38 | Comments(0)
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