サイエンティスト
「科学者が今あなたに本当に伝えたいこと」
http://kokucheese.com/event/index/58016/
2012年12月5日に日本初上映。
先日、2016年12月21日、日本語版製作者である小林大木企画の主催で池袋で開催された上映会に参加した。
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/kook/
原題は『攻撃される科学者たち』。そしてドイツ語では『買われる真実』。
日本語題は、ニュートラルだ。
戦いは対モンサント。
一人は「遺伝子組み換えじゃがいも」と通常のじゃがいもを長期間投与し続けたラットに、成長、発達、免疫などの機序にどのような変化が起こるかを調査し続けている生物学者。その論文を発表した後、論文の発表を禁じられ、職を追われる。
もう一人は、空気中の花粉などを集め、情報を分析し続けている学者。カリフォルニア大学バークレー校から3回追い出されながら、裁判闘争を戦い、戻ってきた。
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/kook/scientist1.html
二人ともとても穏やか。演出なのか? キャリアを追われるほどのことだったのに、今も同じ研究を続けている。資金不足は多少とも嘆きながら。
そして、最後にチャペラはノルウェー、トロムソ大学での講演会で言う。「僕の言うことも信じてはいけない。疑うこと。」と語る。
上映会後、参加者の間での意見交換がなされた。
わたしは「最後に、疑うこと、と言っているが、生物学者でもないわたしには疑いのための根拠となるデータや実験結果がない。」と問題提起。
すると、一人の人が、「そう言う難しい話は置いといて、次の上映会、自主上映の開き方などを教えて欲しい。」と、帰りを急ぐからと切り出した。
ノルウェーのトロムソ大学での講義はなんだったんだろうと言う投げかけは、なんの余韻も残さずに、「もっとみんなに見てもらいたい」と言う熱意だけに集約される。
多分、この人の方が、上映会を開けるし、人も集められるのだ。
しかし、日本の教育は、変わることはない、と、思った。
ノルウェー、モンサントの圧力の及ばない国。羨ましいぞ!
全てがCooperatizeされてしまうと、公共性を学ぶことができなくなる。
その危機は、すでに日本の大学には訪れている。
高等教育すらも、公共性や判断の基礎の提供に失敗するとすれば、
素人は、翻弄され続けろと言うことか?
直感で動く人は強い。しかし、日本が教育大国であることも、しっかり押さえておく必要があるように思う。
Tomorrow
http://ericweblog.exblog.jp/23457963/
Edible City
http://riceball.network/archives/691
https://www.facebook.com/events/345279832471764/?active_tab=about
新宿常円寺で開催されたものに参加した。
枝元なほみさんによって提供されたおやつが感動的だった!
こう言うのにも、ローカルを感じるねぇ。