絶望の牢獄から無実を叫ぶ 冤罪死刑囚八人の書画集

絶望の牢獄から無実を叫ぶ 冤罪死刑囚八人の書画集

片岡健編、鹿砦社、2016

2654冊目


最近、和歌山毒カレー事件について、ヒ素の分析から、林死刑囚が持っていたものと、使われたものは違うという知見が出されたというのを読んで、ショックを受けた。


■和歌山カレー事件についてのヒ素検定結果について

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10166953385


というのも、あの頃の報道機関の「決めつけ」「林まゆみさん」に対する攻撃、などなど、喧騒、狂騒とも言える過熱報道を思い出すからだ。しかも、いま検索してみると、夫にも別の嫌疑がかけられ取り調べられたりしている。


それが冤罪だったとしたら?


わたしだったら、「処刑者リスト」作るなあ。人生ぐちゃぐちゃにされちゃって・・・


で、その林まゆみさんも作品を寄せているという「死刑囚表現展」がこちら。


  • 死刑囚表現展

http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20151003-00050124/


そして、なんと、この本のタイトルにも胸突かれる。「冤罪死刑囚」。


大胆だなあ。宣言していますよ。冤罪だって。この8人の方。


  • 飯塚事件、1992久間三千年さん、2008年死刑執行
  • 埼玉愛犬家連続殺人事件、1993風間博子さん、2009年死刑確定、再審請求中
  • 三鷹事件、1949竹内景助さん、1967年獄死、遺族らが再審請求中
  • 帝銀事件、1948平沢貞通さん、1987年獄死、親族が再審請求中
  • 鶴見事件、1988高橋和利さん、2006年死刑確定、即時抗告中
  • 三崎事件、1971荒井政男さん、2009年獄死、遺族による再審請求中。
  • 山梨キャンプ場殺人事件、1997阿佐吉廣さん、2012年死刑確定。再審請求中。
  • 波崎事件、1963富山常吉さん、2003年獄死



フォーラム’90は、「地球が決めた死刑廃止」をスローガンに、90年から活動を続けている。もっとすんなり廃止が決まるものとわたしは思っていた。が、である。



今年は、やっと、日弁連が動いた。


  • 日弁連が死刑廃止

http://ericweblog.exblog.jp/23275263/



これまでも、幾多の映画やドキュメンタリーが作られたことだろう。


  • 約束 名張毒ぶどう酒殺人事件

http://ericweblog.exblog.jp/20427500/

 奥西さんは2015104日、再審請求中に死亡。


そして、死刑は廃止された、ロベール・バダンテール、作品社、2002

http://ericweblog.exblog.jp/20685092/


  • EUヨーロッパ連合から日本への働きかけ

http://www.euinjapan.jp/world/death-penalty/


EUは米国、日本に対して、働きかけを続けている。



もっとまともに作品の写真を入れて欲しかったなあ。


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by eric-blog | 2016-12-06 08:54 | ■週5プロジェクト16 | Comments(0)
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