海を渡る「慰安婦」問題 右派の「歴史戦」を問う

海を渡る「慰安婦」問題 右派の「歴史戦」を問う

山口智美、能川元一、テッサ・モーリス-スズキ、小山エミ、岩波書店、2016

2646冊目


30万人もの虐殺があったのか、なかったのかは、誰も100%証明できない。これは論証の問題というよりは説得力の問題だ。声の大きい方が勝つ。

論証において怪しくてとも、熱心、かつ声高に、さらには革新的に自説を唱えるのが有効である。」

『諸君!』佐瀬昌盛、19947月号


そしてそういう「対日包囲網」を中国が政治ゲームとして展開していたと、論じている。


グレンデール市で少女像が設置されたとき、日系人が反対している、日本人の子どもがいじめられるなどと論じられたが、そんな事実はなかったという。(2章「アメリカ「慰安婦」碑設置への攻撃」、小山えみ)


問題は、外務省、政府も右派と同じことを語っているということ。


2016216日、ジュネーブ国連本部、女性差別撤廃委員会の政府報告審査において、杉山晋輔・外務審議官発言。「日本政府が発見した資料には・・・強制連行を確認する資料はありませんでした。・・・大手新聞の朝日新聞によって報道され・・・国際社会にも大きな影響を与えました。・・・「性奴隷」と言った表現は事実に反します。」131




[PR]
by eric-blog | 2016-11-19 14:42 | ■週5プロジェクト16 | Comments(0)
<< ブラック化する教育 人権研修 5時間 「知らず識ら... >>