抗い

2017年9月1日 死去


抗い

http://aragai-info.net


a0036168_10482450.jpg

人間の抗う生き様三重奏のような重厚な記録映画。


抗う記録作家、林えいだいさん。そこに流れる父の拷問死の記憶。

その人を記録する映画監督、西嶋真司さんと、RKBの蓄積。


そして、林さんが心血を注いで真実を探り記録してきた無名の抵抗者たち。

済州島から渡ってきた一世、炭鉱労働から逃げ出し林さんの家族に救われた朝鮮人労働者、特攻機194589日に射殺された山本伍長、若松区の公害反対運動、足尾銅山・・・


ぐいぐいと縒り合わされて行く抗いのぶっといDNA螺旋の綱に、引き込まれる。


その執念が、加害者の重い口を開かせ、傍観者の苦い記憶を引き出し、光を当てる。


物語を際立たせる題字、朗読者、そして映像。こんなに綺麗な記録映画は、見たことがない。その「綺麗さ」を象徴するのがサクラであるのだが。


パーマ屋スミレに出てくるアリラン峠。炭鉱の町の47箇所にもあったらしい。

http://ericweblog.exblog.jp/23351393/


若い頃に役者にならないかと誘われたこともあったという林えいだいさん。

一生かけた作品の出演者として、未完の記録を書き続ける。


抗う姿はすでに、抗い続けた権力にも、運命にも、悲劇にもあららかに超えている。


絶句。脱帽。感謝である。


ああ、この人の特攻についての本を読んでいたんだった。
http://ericweblog.exblog.jp/20063036/

2017年4月6日

a0036168_12405721.jpg
2017年1月21日 東京新聞
水木しげるさん、むろたけじさん、
そして、韓国のハルモニたち。聞ける間に聞いておかなければ。

a0036168_11243084.jpg
韓国挺身隊問題対策協議会ニュース26号、2016年11月発行より
a0036168_11274668.jpg

a0036168_11275866.jpg




[PR]
by eric-blog | 2017-01-21 11:29 | ◇ブログ&プロフィール | Comments(0)
<< 「慰安婦」問題の現在 「朴裕河... 猪飼野打令 イカイノタリョン >>