人びとの戦後経済秘史

人びとの戦後経済秘史
東京新聞・中日新聞経済部、岩波書店、2016
2601冊目

高度経済成長のころの「蒸発」。
経済至上主義に疲れた人達がいなくなった。3万人/年。
いまは、希望そのものが持てなくて、蒸発する。

日本経済の「記憶遺産」として戦後70年を期にまとめられたもの。

戦中の窮乏生活、物価統制経済のころからのことも書かれているので、必ずしも戦後だけではないのだけれど、関係者に対するインタビューも含められているので、チームに入っていた30代40代の記者たちにとっては、学びであったと、あとがきに言う。

それほど読み下しやすいものではないが、「秘史」としての裏話的なものも含まれている。
まずは「経済正史」を人びとの暮らしの視点からまとめてもよかったのではないかと読んでいて思った。

『国産初物語』のおもしろさをちょっと期待してしまっていた。
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by eric-blog | 2016-09-24 09:53 | ■週5プロジェクト16 | Comments(0)
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