ブルカ沈黙の叫び スペイン女性が見たアフガニスタンの真実

ブルカ沈黙の叫び スペイン女性が見たアフガニスタンの真実
アナ・トルタハーだ、集英社、2002
2599冊目

著者がパキスタンからアフガニスタンを訪ねたのは2000年のことだ。あれから16年。

先日、小学校の図書館で『せかいいちうつくしいぼくの村』という絵本を読んで、思わず涙した。
http://www.ehonnavi.net/ehon/1600/せかいいちうつくしいぼくの村/
おいしい果物のとれる村。パグマン。すももを売って、さくらんぼを売って、そのお金で子羊を買って帰ったぼくの村。

最後のページ、横書きバージョンのレイアウトのものでは、一行が一ページの真ん中に、配置されている。その村はもうないのだと。

さあ、その後のことについては・・・
『せかいいちうつくしい村へかえる』をごらんください。

何度も何度も破壊と戦火をくぐり抜けるアフガニスタンの人々。

彼女たちの前向きな姿が、描かれているのが、この本です。

2000年7月30日(日)に、著者たちがパキスタン、イスラマバード空港に着いてから、難民キャンプ、ペシャワール、そしてタリバン政権下のアフガニスタン8/12、再びペシャワール、そして
8月18日に出国するまでのすべての記録。

女たちに会い、インタビューし、男たちに怯え、兵士におどされ、フィルムを奪われるかという恐怖に、メモ書きまでも水洗トイレに流したことも。

知ってほしい。わたしたちが生きていることを。
伝えてほしい、わたしたちのことを。

ブルカを厭うている女性もおり、ブルカは選択だという女性もあり、ブルカは宗教的行為だと言う女性もいる。

それもこれもひっくるめて、生きている。

関心を持つこと。それがともに生きる知恵である。
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by eric-blog | 2016-09-23 10:29 | ■週5プロジェクト16 | Comments(0)
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