本当の学校事務の話をしよう ひろがる職分とこれからの公教育

本当の学校事務の話をしよう ひろがる職分とこれからの公教育
栁澤靖明、太郎次郎社、2016
2555冊目

すばらしい。学校事務を何人置くかも学校教育法で決まっているんだあ。
孤独な職場だよね。よほどの大規模校でない限り、たいていは一人なのだから。

しかし、大事なのは教職員との連携。

14年、7校を経験してきた彼の取り組みは、真に公教育を無償化するために、私費で保護者が払っている学校徴収費の削減。

「教材」の検討
PTA費で購入しているものの検討
無駄を省く

さらには学校にかかる費用について子どもたちにも意識してもらうために、「学校改善提案アンケート」の実施。子ども目線での提案がすごく役立つ。同時にこれは主権者教育でもあるなと思った。「改善提案」が実際に受け入れられ、実施されることによって、提言することの意味を学んでいるのだから。

おもしろい。

著者は、いまも大学で学んでいるとか。

すごい本を書いたもんだ。

給与計算の電算化で、学校事務に占める仕事量に変化が起きた。学校の予算そのものについても、透明化、説明責任化をこんな風にすすめることができるんだなあ。引く手数多なのではないか?
by eric-blog | 2016-08-14 21:02 | ■週5プロジェクト16
<< 日本人の戦争観 戦後史のなかの変容 母よ、殺すな >>