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刃物の見方

刃物の見方
岩崎航介・編集 三条金物青年会、慶友社、昭和44年
2518 冊目

日本刀、いや、包丁ですら、その製造工程に驚く。あんな鉄板をたたいてたたいて、なぜ、包丁が、鋏が、刀が、鉋が鉈ができるのか、不思議で仕方ない。

この本を読んで、それが本当に長い時間かけた仕事であることがわかった。
というか、この人、すごすぎ。日本の玉鋼やそこから作る刀の、消えいく状態にあったものを掘り起こし、研究し、そして保存の道を開いた人なのだ。

これは、包丁や鉈にお世話になっている人、必読の書だ!

三条出身。さすがである。
by eric-blog | 2016-05-31 12:33 | □週5プロジェクト16
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