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いまがわかる 世界史の教科書

いまがわかる 世界史の教科書
洋泉社編集部、洋泉社、2016
2474冊目

こんなに「いま」に直結する世界史があったんだ! 世界史は過去ではない。未来だ!

序章に増田ユリヤさんは言う。「教育格差と貧困をなくすこと」が世界の安定のためには重要だと。

第一章 中東
テロは中央政府がゆるぎ、統治能力が低下したところへ勢力をのばしえた。
中央政府のゆらぎは、イラクやリビア、シリアの独裁政権を批判し、介入しようとしたことや、「アラブの春」などの市民の動きなどからも起こりえる。
また、そもそも、イスラエルの建国にかかわるイギリスの秘密外交、二枚舌三枚腰外交の残したつけは大きい。
複雑な利害のからまりあい。

第二章 ヨーロッパ
近代ナショナリズムはフランス革命とナポレオン戦争にあり。
ナショナリズムが引き起こしている問題をどう解決するか。

第三章 アジア
日中韓の関係の帰趨は日本の理解と意欲・方針にあり。

第四章 アメリカ
銃社会については、今後も、あまり態度は変わりそうにない。が「世界の警官」役はおりたいと、転換点に来ている。
by eric-blog | 2016-04-01 14:07 | □週5プロジェクト16
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