暁の群像 豪商岩崎弥太郎の生涯

暁の群像 豪商岩崎弥太郎の生涯
南條 範夫、文春文庫、2010、単行本2009
2350冊目

三菱の基礎を築いた岩崎弥太郎と、その「群像」。
明治時代に、廃藩置県で、それまで藩が行っていた事業を民間に払い下げるなど、財産権が再配分されたんだなあ。その時に、土佐藩の事業を、自分自身の個人事業を起こしていて、藩事業も引き受けていた弥太郎が買い取り。

その後も、大隈との知己をバックに、明治政府からの助成金を海運業にしこたまもらって成長。彼の手腕は、政府要人の「たらしこみ」饗応だ。ホントにそんなシンプルなことでいいんだろうか?

武士の世の中から軍人の世の中へ。

薩長は、軍事予算に力をいれていたんだなあ。道理で、安倍首相がきなくさいわけだ。明治時代のような甘い汁でも吸いたいのだろうか。

土肥は薩長に比べると影が薄い。

三井VS三菱

かなり再編されているのだろうが、明治の確執、ありそうだ。

いま、「日本精神」や道徳の復活と、日本には民主主義や人権はなじまないという議論をする人がいる。

この饗応とコネとカネの世界をどう見るのだろうか?
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by eric-blog | 2015-08-03 08:35 | ■週5プロジェクト15 | Comments(0)
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