放射能と人体 細胞・分子レベルからみた放射線被爆

放射能と人体 細胞・分子レベルからみた放射線被爆
落合栄一郎、ブルーバックス、2014
2206冊目

生物は、必須元素を吸収する機構を通じて、非必須の元素も取り込んでしまう。それらを拒絶する機構がない。76

生物は化学世界に生きている。

そして、放射性粒子の物質単位は、通常の感覚でとらえられるものの何10億分の一などのことになる。

化学反応に要するエネルギーと放射性粒子のもつエネルギーは、べらぼうに大きい。

そのエネルギーで化学結合を破壊してしまう。それが放射線の影響である。

放射線の影響は、確率的である。当たれば当たるほど影響が出る。ただ、どのように表れるかは、さだかではない。

生物の化学とメカニズムと放射線との関係をとても細やかに説明している本である。

可視光線も放射線の一種だが、その単位は化学反応に近く、そのため生物はそれを利用する機構を持っているのだと言うのも、なるほど、だ。

ポイント1 単位の違いが理解の難しさにつながっている。

ポイント2 そのために、化学反応の世界で生きてる生物に、どのような影響が表れるかというのは通常の感覚ではとらえにくい。結果、「個人差」としてとらえられがちなのだが、実際には影響は確率的である。つまり暴露が大きければ大きいほど、影響は大きくなる。

まとめすぎか。でも、素人としては、そういうことだ。
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by eric-blog | 2014-05-15 07:44 | ■週5プロジェクト14 | Comments(0)
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