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福島原発事故東電テレビ会議49時間の記録

福島原発事故東電テレビ会議49時間の記録
福島原発事故記録チーム、岩波書店、2013
2168冊目

「東電テレビ会議 4間の記録」上映会
場所:日比谷コンベンションホール(日比谷図書館内)
資料代:500円 (予約等不要です。会場に直接おいでください)
解説:木村英昭さん(ジャーナリスト、朝日新聞「プロメテウスの罠」取材班)
主催・問合せ:東電株主代表訴訟 nonukes0311@yahoo.co.jp
http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-146.html
製 作:OurPlanet-TV 編集協力:木村英昭(朝日新聞特報部)
映像提供:東京電力株式会社 (2013年/SD/3:2/日本/206min)
▼アワープラネットTVの公式サイトもオープンhttp://www.touden49.net/

木村さんたちがまとめた映像は前編・後編それぞれ1時間47分、1時間39分の合わせて206分の対策です。

淡々と映し出される東電本店、福島第一、福島第二、福島オフサイトセンター、柏崎刈羽原子力発電所の5カ所の映像。

逼迫する線量被ばく限度、ガソリン、その他の物的資源。

遠く離れた本店はおろか、福島第二ですら、ほとんど何の役にも立っていない。物資を調達しても運び込めない。準備した消防車は躯体が大きく、地震に荒れた道路には養生が必要だったり。

武黒、武藤、小森、高橋、勝俣、清水、早瀬、峰松、班目(電話で声だけ)
吉田所長と柏崎刈羽所長。

以外の個人は、個人が特定されないように顔にぼかしが入れられ、個人名が呼びかけられるところに「ピー」がかぶる。

一生懸命、東電は、49時間のビデオを出し渋り、隠滅しようとし、ぼかしを入れ、責任の所在を明確にしたわけだ。覚えておこう、この人たちを。そして彼らのとった行動を。

東電株主代表訴訟の裁判があったから、証拠保全命令によって守ることのできた、そして公開させることまでこぎ着けた資料である。

いまや、それは報道のためであれば、だれでも使えるものとして、公開されている。

http://photo.tepco.co.jp/library/20121005_01/20121005tvlist02.pdf

http://www.tepco.co.jp/tepconews/library/movie-01j.html

企業のCSR報告書など、公開する努力を、市民が無にしてはならない。東電についてもそうだ。

Record, report, remember!

一次資料を読もう!

しっかりと意見を言うための標準装備。一次資料である。

■民主主義の学校 第四行「一次資料を読もう!」

座間宮ガレイさんは、3.11の後、原子力安全委員会の議事録を片っ端から読んだんだそうだ。読む姿勢は、「◎○について知りたい!」と思って探すように読むこと。
結論は、「あいつらでたらめだ」ということ。そして、そこで学んだことの応用は、「委員会は眉唾でチェックする」ということ。

2014/02/22 【三重】座間宮ガレイさんお話会 in 三重
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/126345

民主主義を機能させるためには、民主主義的に運営されているかのような装置を疑い、健全さを求めていくことである。

あなたの選択はどこ?
by eric-blog | 2014-02-27 18:39 | ■週5プロジェクト13
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