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日本の防衛について

日本の防衛について

「日本防衛秘録『中国から尖閣諸島をどう守るか』」(講師は守屋武昌元防衛事務次官)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/109071

2013年10月29日
「躍進日本!春風の会」主催による3周年記念講演会

ロシアの海軍力をチェックできるのは、三海峡を押さえている日本の自衛隊。
自衛隊は決して米国に従属しているとは思っていない。
日本の地理的有利性を、知るべき。

ロシアの極東における人口は、中央政府がお金をつぎ込まなければ、維持できない。
オホーツクにおける存在感を維持したければ、早晩、日本との協力が不可欠になる。

軍事力とは、ものごとが起こったときに、すぐに対応できないといけない。

中国に対して米国軍は、オアフ島にしかない。空路で8時間、海路で一週間。これでは展開できない。
日本列島は米軍にとって不可欠。日本にいる米軍は攻撃力で編成されている。守る力を持っていない。
守る力は、日米安全保障体制。

基地を守る軍隊を持ってきていない。
9.11以降に、攻撃される可能性を考え始めた。そのために陸上自衛隊が、米軍基地を守るために配備されるように法律を変えた。4-5万人の自衛隊が使われる。

海軍は、航空機を飛ばして、確認。東京に空母がいるとすれば、艦載機は大阪と能代。500キロメートルの範囲。
そこしか押さえられていない情報力を、補っているのが自衛隊。

28カ所のレーダーサイトを自衛隊は持っている。それに従事しているのは一万人。

アメリカが守らないとか言う人がいるが、それは軍事の常識から考えて、槍だけで盾なしの軍隊にしてもいいと考えているのと同じで、考えられない。

そこが日本と韓国の違い。

海運国、島国を支配することはできない。大陸国家にとつて致命的短所。

海軍はものすごくお金がかかる。

陸上は二次元で戦うが、海軍は三次元で戦う。空中、海面、水中。この三面展開の

日本の帝国軍時代。海軍は30万人、陸軍は220万人。それで同じ予算だった。

中国は、海軍に大金を使うよりも、格差の是正にお金を使うべき。

共産党の軍隊。国民の軍隊ではない。
by eric-blog | 2013-11-02 18:04 | ●3.11地震・津波・原発
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