グローバリズムは世界を破壊する プロパガンダと民意
ノーム・チョムスキー、明石書店、2003
2048冊目
Propaganda and Public Mind:
2001
日本語訳は間違っている。内容は、「米国が世界を破壊する」です。
中南米の危機の時、米国は、介入するのに、反乱軍を支援することしかできなかった。民衆の力があったからだ。
わたしが聞いていたニュースは、クーデターだったか。
いま、米国の介入はあからさまだ。
カンボジアのクメール・ルージュは、プノンペンから人を追い払った罪で裁判にかけられたが、そもそも、人がプノンペンに逃げてきた原因となったアメリカによる空爆は問われないのか? 124
いずれにせよ、博識である。引用など、到底できない。まとめることもできない。
こんな下りがある。
「独立宣言署名200周年当時のことを思い出します。」いつや!それ!
「さまざまなスローガンを見せて、その内どれが憲法にはいっているか尋ねた。その中に「能力に応じて差し出し、必要に応じて受け取る」があった。」と。160
さまざまな情報の海の中で、チョムスキーが光を当てることで、視野に入ってくるものがある。
なぜならば、わたしたちはの多くは「鞭がならないときにも芸をするよく調教された犬」であるからだ。120
同意の製造。プロパガンダとは同意の製造手法のことである。