平和教育 平和の文化への道 翻訳 第9章 対立/紛争を解決し、超形成transformする 2

教授学習のためのアイデア
・ウェブチャート。「対立」という言葉を板書し、生徒にこの言葉から連想することをつなげていくように言う。終わったら、生徒にみんなから出た反応の共通点や一般則は何かを尋ねる。
・新しい分析。生徒に新聞を学級に持って来てもらう。対立を表している記事を選び出させる。彼らに原因とその影響を明確化させる。それぞれの作業の後、生徒に自分自身の洞察を共有してもらう。
・対立の解決の阻害要因となるものを共有する。生徒にサークルになってもらう。彼らが関わった対立で、解決できなかったものを思い出してもらう。その対立を解決することから、何が彼らを阻んだかを尋ねる。彼らの経験を進んで共有してくれるようにうながす。
・生徒に、個人的な対立の解決スタイルを尋ねる。彼らに、彼らのスタイルが、関係性にどのように影響しているか、考えさせる。彼ら、彼らのCRスタイルが関係性にどのような影響を与えているか、少なくとも3つの結果を書き出させる。そのことについて、どう感じるだろうか。
・生徒に、平和的な学級のためのルール案を出させる。そこでは、対立が効果的に扱われ、解決される。彼らに、これらのことをポスターにするように伝える。
・匣を開ける。生徒に、模造紙の真ん中に縦線を引かせる。Aversionを感じる人や人びとを思い浮かべさせ、なぜそのような感情を持つのか、その理由を考えさせる。彼らに、左側の欄に、箱を描かせ、その中に、その人をあらわす仮の名前あるいはシンボルを描かせる。彼らがうんざりしている、その人の態度や行動も含んでイメージさせる。生徒は、一つ以上の箱を描いて良い。

図11. The Rainfall’s Boxes
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生徒に、この人物のよい点を考えさせる。生徒が「なし」と書くことは許されない。一人ひとりの人は、いい面と不愉快な側面が両方あることを強調する。彼らに、紙の右側に開いた箱を描かせる。その人物の名前と、よい点を書かせる。

プロセスをふりかえる
1.あなたは最初の箱を描いたとき、どう感じましたか。
2.なぜそのように感じましたか。
3.感情が最初の箱から生み出されたものだとしたら、どのような結果が生まれるだろうか。
4.あなたは、なぜ、わたしたちが二つ目の箱をやったのだと思いますか。それを行うことの利益はなんですか。
5.最初の箱はなぜ閉じられており、二つ目はなぜ開いているのでしょうか。
6.このアクティビティから、あなたが得たその他の洞察は何ですか?

・話し合いの後、他の人に対して敵対的な態度を維持することは、破滅的な硬化を持つという学びを再度確認します。否定的な感情は、わたしたちの中や他の人たちの中に、毒を生みます。わたしたちは、例え、人が不愉快な特性を持っているとしても、彼らにも高い質がそなわっていることを受け入れるべきです。悪口を言って、わたしたち自身の方が道徳的に優位なのだと考えることは、簡単です。しかし、わたしたちが好きではない特性と行動は、永遠ではありません。人は、間違いや不愉快な方法であることに気づき、そこから成長しようとするのです。「箱」に人びとをとじ込めることは不健康です。対立を避けるために、わたしたち自身に醸成しなければならないことは、人びとの不完全さは、変化の可能性なのだということに開かれた心を保つことです。
・物語り。あなたがとても腹が立った出来事を学級に話す。原因、それに伴う感情、あなたのしたこと、その経験から学んだことを描写する。学級で、他の人の経験も共有するように奨励する。あなたがしたような手順で話してもらう。そして、経験から学んだ教訓は何かに強調点を億。共有した後、怒りのコントロールについての話し合いにすすむ。それから生徒にこの文章を完成させるように津得る。「次にわたしが怒りを感じたら、わたしは・・・」
・ロールプレイ。ペアになるように伝える。彼らに対立についての次のお話を読み聞かせる。

対立の状況:
アリサは、学級に新しく入って来た女の子。他の女子校からの転校生。前の学校ではアリサは常にトップの成績で学級委員を務めていた。
最初の日に、アリサは教員の印象をよくした。彼女は、議論に積極的に入り、教員たちが誰かやってくれないかと尋ねたときはいつでも、手をあげた。それはいつも彼女がしてきたことだから。
テレサは、同じ学級の、前からいる、人気のある生徒である。彼女はアリサの影響を受けた。彼女はアリサの発言の回数が多すぎて、すでに議論を独占しつつあると考えた。テレサは、アリサがほとんどどの活動にも積極的に参加しているので、他のメンバーが教員に認めてもらう機会が減っているとも感じてい

た。テレサのグループのメンバーもアリサを好きではなかった。彼らはアリサが発言する度に、汚いことばを浴びせた。彼らは彼女を無視し、話しかけられても聞こえないふりをした。すぐに、アリサは孤独で、居場所がないと感じ始めた。彼女はクラスメイトが繰り返し「何さまだと思っているのかしらね」などというを聞くことに傷つけられていた。
状況は、ある日、彼らの学級担任が、誰か黒板を消してくれないかと頼んだ時に、最悪になった。誰も応えないのを感じて、アリサが立ち上がった。彼女の前に、テレサは足を出して道を遮り、アリサを転ばせた。みなが大笑いをして、アリサは泣き出した。
学級アドバイザーがテレサとアリサに放課後残って、話し合い、解決策を探るように求めた。

・ペアで、役割を決めてもらう。学級の中で、問題解決アプローチといい対話のためのヒントを使ってこの対立を解決する場所を決めてもらう。
・全員が終わった後、次の質問をする。
➢あなたの対話で何が起こりましたか。
➢何が解決を促進しましたか。何がプロセスを失敗させましたか。
➢わたしたちは、対立の解決を促進するために何をすべきでしょうか。
➢わたしたちがすべきでないことはなんでしょうか。
➢この経験からあなだか学んだ他のことは何ですか。
➢対立を解決するだけでなく、超形成することは、この状況で可能でしょうか。
・生徒に、彼らの対立解決のスキルを向上させるための具体的な計画を書かせ、彼らの方略をどのように行動に結びつけるかを描かせる。
・あなたの生徒に、対立している相手と対話している時、彼らがどのような聞き手であったかをふりかえらせる。そして、彼らがやったことで、いい、聞き方、傾聴の基準にあわないものは何か書かせる。彼らに、傾聴を、これからの対話に取り入れるための方略を明確にするように伝える。
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by eric-blog | 2012-10-04 19:25 | ☆よりよい質の教育へBQOE | Comments(0)
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