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CCJ ニュース より 「隣る人」

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┃【7】お薦め映画情報 「隣る人」 ぜひともご覧ください!
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■社会的養護の現場を知っている人も、知らない人もぜひご覧いただきたい映画です。
5月中旬から順次全国公開の予定です。コメント等の入ったチラシを完成次第いただく
ことになっており、皆さんのお手元にもお届けする予定です。
ホームページで予告篇を見ることができます。
http://www.tonaru-hito.com/

『 隣る人 』(となるひと)
親と暮らせない子どもたちと、隣り合う保育士たち 
そして、子どもとふたたび暮らすことを願う親
ある児童養護施設の日常を追う8年間のドキュメンタリーです。


[2011/日本/SD/85分/ドキュメンタリー]  監督:刀川和也

2012年5月19日(土) よりポレポレ東中野にて 他全国順次公開

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一緒にごはんを食べ、お手伝いをして、遊んで、絵本を読んでもらう
時には怒って凹んで泣いたって、同じ布団で寝れば同じ朝がくる
壊れた絆を取り戻そうと懸命に生きる人々の、平凡だけど大切な日々の暮らし

地方のとある児童養護施設。ここでは様々な事情で親と一緒に暮らせない子どもたち
が「親代わり」の保育士と生活を共にしている。マリコさんが担当しているのは、生意気
ざかりのムツミと甘えん坊のマリナ。本来、親から無条件に与えられるはずの愛情だが、
2人にとっては競って獲得しなければならない大事な栄養素。マリコさんを取り合ってケ
ンカすることもしばしばだ。そんなある日、離れて暮らしていたムツミの母親が、ふたた
び子どもと一緒に暮らしたいという思いを抱えて施設にやってくる。壊れた絆を取り戻そ
うと懸命に生きる人々の、平凡だけど大切な日々の暮らしは今日も続く。

知られざる「児童養護施設」の“大切な”日常を
ただ、寄り添い続けるカメラが紡いだ、色鮮やかな映像スケッチブック


新聞やテレビで、「児童虐待」のニュースを目にすることがまれでなくなった昨今。しかし、
そのニュースはセンセーショナルに報じられるだけで、子どもが生きる現場に寄り添い、な
にが大切なのかを深く洞察した報道は少ない。本作は、「子どもたちと暮らす」ことを実践
する児童養護施設、「光の子どもの家」の生活に8年にわたって密着し、その日常を淡々と
丁寧に描いたドキュメンタリー。監督はフリージャーナリスト集団「アジアプレス・インタ
ーナショナル」に所属し、フィリピンやインドネシア等アジアの児童問題を取材してきた刀
川和也。
「私の全存在を受け止めて!」と不安の中で揺れ動き続ける子どもたち。自らの信念とその
重さに格闘しながらも、子どもに寄り添い続けようとする保育士たち。離れて暮らす子ども
とふたたび生活できるようになることを願い人生を修復しようともがく実の親など、生命力
に溢れる人々の姿が瑞々しく描かれ、どこにでもありそうな日常なのに、観る者を笑いと涙、
人と人とのぶつかり合いの温もりで包み込む。
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社会福祉法人 光の子どもの家

1985年、可能な限り通常の建物でふつうの暮らしを子どもたちに提供する、「子どもの
ための子どもの」施設を建設し、運営していくことを理念として創立された小舎制の児童養
護施設。本園に3棟、地域に住宅2軒を借り上げて、通常の暮らしを展開している。
2011年10月現在、子ども36名、大学生6名、18歳以上自立未満3名。職員は24名。
by eric-blog | 2012-04-06 05:38 | ☆よりよい質の教育へBQOE
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