人気ブログランキング | 話題のタグを見る

人権教育ファリテーター養成講座 実施プログラム


わたなべです。ブログに書き込みます。前回は改行が汚くなったけど、今回は大丈夫でしょうか。。


 角田さんがコーディネーターをつとめた今年の「人権教育」ファシリテーター養成講座が終わりました!
今回は残念ながら当日来れなかった方などが出て10名の参加者と3名のスタッフ、講座としては寂しいけれど、ワークショップにはちょうどよいサイズでした。
 今回のテーマである人権については、新たなアクティビティの実施、人権の課題になぜ敏感になれないのかの検討、新しい課題についてのアクティビティづくり、人権教育の指導者養成のあり方の検討などなど、、、人権ハンドブック3部作にとどまらない新たなチャレンジが続々提示され、みんなでともに考えることができました。また、「音感」「半構造化」といった二次的なキーワード・テーマが、2日間のプログラムに、とても深みと厚みを与えていたように思いました。おもしろかったです!

 また、角田さんや木野さんからも、共有があるおもいますが、実施したプログラムを報告します。

人権04実施プログラム****************************************
(担当者名)[アクティビティ名] "時間

セッション1 共通基盤づくり(角田)
 ・[自己紹介]全体"20 自分の名前の音感を意識して紹介しながら
 ・[場についての共通基盤]全体"7 どんなふうに使ったらいいか
 ・[参加者アンケート]"60 参加型や用語についての共通基盤づくり
    インタビュー:個人→分析所見:4人→共有:全体
    アクティビティ/プログラム/カリキュラム/ファシリテーター
 ・[人権教育の構造 わかったこと/知りたいこと]全体"15
    人権教育に関する共通基盤づくり
    外に掲示した[4つの側面]マップを見て
 
セッション2 流れのあるプログラム体験(木野)
 ・[ジャパニーズ・オンリー(ロールプレイ)]3人"20
 ・[具体的事例の背景を考える] 3人"40 小樽市の外国人お断り問題
    裁判の反響←ブレーンストーミング
    背景←行動感情価値観の氷山、連想図で分析
 ・[しがらみの糸]全体"25  差別される側への共感的理解 
 ・[行動計画づくり]3人"30  誰が/どのように/私の関わり

セッション3 流れのあるプログラムのふりかえりと新しい課題の扱い(渡辺)
 ・[からだほぐし]全体"7 参加者の方が担当
 ・[流れのあるプログラムのふりかえり評価]2人"30
    各アクティビティのねらい・手法・内容的補助線
    共有→わかったこと・改善点
 ・[人権・人権教育の課題に直面したときの自己分析]個人"7→全体共有
 ・[新しい人権の課題に敏感になるために]3人"20
    因果関係図、行動感情価値観の氷山、で分析
 ・[アクティビティづくりに向けた課題の整理]全体"10
 ・[ふりかえりのEQI]全体"15 1日目のふりかえり

セッション4 アクティビティ・プログラム・カリキュラムづくり(角田)
 ・[教室の中の世界(公正さとしての正義)]2人→全体"30
 ・[傾聴]でふりかえり共有 2人→全体共有 "20
 ・[アクティビティ・プログラム・カリキュラムづくり]"60
    [仲間探し]→グループワーク3-4人、パワーランチへ
    ※半構造化させる工夫を大切に
   
セッション5 発表評価と指導者養成の課題(角田)
 ・各グループからの発表と評価 "15×4グループ
    難民受入/思春期とリプロダクティブヘルス/
    障害児への性教育/人権教育指導者養成カリキュラム  
 ・[人権教育の指導者に求められる力]4人ブレスト→全体 "20
 ・[人権教育指導者の共通の課題] 4人→全体"30
   ・教員養成における教育とトレーニング 今とこれから
   ・同和教育/人権教育/持続可能な開発のための教育
   ・半構造化されたからだとは
    ※公式的・技術的・非公式的の枠組みで検討

セッション6 行動計画づくりと2日間のふりかえり(角田)
 ・[5w1hで行動計画づくり]個人"10
 ・[行動計画を評価点検する鍵となる質問とは]全体"10 ブレスト
 ・[鍵となる質問による傾聴]行動計画についてのコーチング 2人"各10分
 ・[2日間で発見したこと/ともに創りあげたこと] 個人"2→全体
 ・[わたしが一番○○したことは…:サークルタイム] 全体"15
 ・修了証 お互いに認めあおう
 
 ****************************************************
by eric-blog | 2004-12-13 15:06 | □研修プログラム
<< 深い淵から-ハンゼン氏病患者... 講座「人権」 >>