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「平和」ファシリテーター養成講座

ESD ファシリテーターズ・カレッジ講座 by ERIC□□□□□□□□□□□□□□
    ★「平和」ファシリテーター養成講座 【10/9-10/11】 ★
                   〜平和的に社会を変えて生きるには〜
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実施アクティビティ
セッション1 共通基盤づくり:木野
 ●[台風−もしもの時の対策づくり](全体)
 ●[場を120%活用するために](グループ→全体)
 ●[「平和をつくる動詞」で自己紹介](個人→全体)
 ●[傾聴](2人一組)
 ●[話し合いのルールづくり](2人→全体)
 ●[平和な社会のイメージづくり:分類](4人)
 ●[わたしが考える平和な社会](個人→4人)

セッション2 過去の共有、平和教育の目標:佐藤
 ●[キーワードで過去の共有:タイムライン](3人)
 ●[平和の歴史と自分の歴史:連想図](個人)
 ●[傾聴](3人)
 ●[わたしが学んだことは](個人)
 ●[平和教育の特徴・目標:構造図など](3人)

セッション3 非暴力トレーニングの体験:木野
 ●[社会変革のための市民の働きかけ:二次元軸](全体)
 ●[市民とは:ブレスト](全体)
 ●[警官と市民:ロールプレイ](2人→全体)
 ●[「警官と市民」の市民性の教育としての展開を考える](3人)
 ●[ふりかえり:ORID](個人→2人)

セッション4 トランセンド法の応用:福田、渡辺
 ●[1日目のふりかえり、新しい仲間との共有](4人)
 ●[トランセンド法のポイント・エクササイズの体験](2人→全体)
  プロ野球の選手会側と球団側の対立を事例に
  ・[ABCトライアングルを応用したタイムライン]
  ・[超越の二次元軸]
 ●[国際的な対立へのトランセンド法の応用](4人)
  ・沖縄基地問題と難民受け入れ問題を2グループづつ
  ・資料の読み込み 情報共有

セッション5 トランセンド法の応用 超越から和解へ:福田、渡辺
 ●[トランセンド法の国際的な紛争への応用]
 ステップ1:全当事者の洗い出しと各課題の確認
  ・[ステイクホルダー分析(関係図)]
  ・[総当たりマトリクス分析]
 ステップ2:全当事者に受容可能な超越的な目標設定
  ・[要望と本心]
  ・[超越の二次元軸]
  ・[重みづけマトリクス分析]など
   →全体共有 グループごとに発表
 ステップ3:和解
  ●[ホーポノポノ:ロールプレイ](8人)

セッション6 ここまでのふりかえり:角田
 ●[ホーポノポノのふりかえり](全体)
 ●[新しい言説に対してのホーポノポノの意義とは:傾聴](3人)
 ●[Peace Makerの心がけ](全体)
 ●[これまでのセッションのふりかえり](個人→グループ)
 ●[ホーポノポノとホーポノポノに至った経緯の共有](8人)

セッション7 平和教育のカリキュラムづくり:三原
 ●[世代間の育ちの違い:連想図→タイムライン]
 ●[カリキュラムクリーティーク](4人)
 ●[平和教育のカリキュラムづくり](4人)

セッション8 カリキュラムの共有:木野
 ●[平和教育のカリキュラムを評価する視点](全体)
 ●カリキュラムの共有 グループごとに発表
  ・「平和に向かって確かな一歩」:高校生対象、年間
  ・「Youth Peace Camp」:各国の中学生対象、1週間
  ・「女性のエンパワーメント講座」:一般、全3回
  ・「Peaca Worker Training Center」:紛争地域の成人

セッション9 行動計画づくりと3日間のふりかえり:佐藤
 ●[行動計画・課題解決:鍵となる質問でコーチング](2人)
 ●[ふりかえり:4つの質問](個人)
 ●[サークルタイム、魔法のマイク](全体)

<参考資料>
Transcend - A Peace and Development Organisation for Conflict Transformation
      by Peaceful Means
          http://www.transcend.org/
伊藤武彦(和光大学)のホームページ
          http://www.wako.ac.jp/~itot/tran/
文責 わたなべ
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以下平和講座中、終了後のふりかえりミーティングで出た、全体に共通する今後の課題・次回の講座で取り入れるに生かすことをまとめたものです。

■今回の平和講座の積み残し
・ファシリテーターの課題についての分析
・教員の武装解除

■平和講座の今後
・ピースメーカーのトレーニングのプロトタイプをつくりあげる。
・非暴力トレーニングを市民性の教育に位置付け、ピースメーカーのトレーニングに入れ
る。

■ESDカレッジbyERIC全般
・講座担当コーディネーターを決めるのは、資料室リソースの発掘に有効

■次回11月ファシリテーターミーティングで検討
・世代間の、受けた社会的影響・育ちの違いを比較する有効な方法や手法の組み合わせの
バリエーションをもとう。これまで、
○生きている時代の重層性をみるのに、紙テープ
○代表的な社会の影響(家族、学校、職場、人間関係、本、メディアetc.)をレー
ダーチャート
○自分に影響を与えたと感じる社会的出来事の年表と時代のキーワードの比較(今
回)
・警官と市民のロールプレイ-市民側の情報カードのバリエーション

■次回の人権講座に生かすこと
◇ファシリテーターの課題
・考えるためのキーワード、鍵となる問いの精選。インプットが多すぎると、参加者が自
分の言葉を生み出せない。
・書き留めるふりかえり:eQi、 ORID、4つの質問など を適切に活用する(今回は佐藤
さんのみ)
・参加者人数の把握を素早く、正確に。
・次ぎのアクティビティへの展開時刻の意識化。→正確に記録する。
・その日の始りのセッションのファシリテーターは、当日の参加者の動向の情報を得て、
「今日はこのメンバーで進める」ことを全員で確認して始める。

◇講座の運営
・成果物シールに、どのような活動で、その成果がでたのかがわかるように、活動のタイ
プがわかる記号を書けるようにする。
例)全体でポップッコーン:AP
・立ち戻りコーナーをコピー白番にする。
積み残し課題、用語辞典、アイデアBOXに3分割。セッション6、9で点検。コピーを参
加者にも渡し、積み残し課題を全員で意識化する。
・セッション中に配付した資料残部の扱い方のルールを決める。
・ファシリテーターハンドブックに白紙はいらない。
・8時30分準備開始にすると、余裕をもって参加者を迎えられる。

以上です。
文責 きの
by eric-blog | 2004-10-15 11:43 | □研修プログラム
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