346-3(1503) ワールド・カフェ カフェ的会話が未来を創る
Shaping Our Futures Through Conversations That Matter
この和英の違いが、三回ほどワールド・カフェ的会に参加して感じた違和感を的確に示している。
価値ある会話を通してわたしたちの未来を形づくる
カフェ的場はそのための原則の一つでしかない。
ワールド・カフェを実践する「7つの原理」
原理1≫コンテクストを設定する
原理2≫もてなしの空間を創造する
原理3≫大切な質問を探究する
原理4≫全員の貢献を促す
原理5≫多様な視点を他花受粉させて、つなげる
原理6≫パターン、洞察、そして深い質問に共に耳を済ます
原理7≫集合的な発見を収穫し、共有する
参加型学習は「みんなの頭で考える」ことだと。そのためにファシリテーターは場づくりやグループ・ダイナミクスに配慮する。参加のファシリテーションの原則は共通だなと、思いました。
場がカフェ的であればそれでいい、のではない。
そして、ハウツウ本ではなく、
この本には、ワールド・カフェでの会話がちりばめられていて、
読んでいて、参加感がある。
そんな会話を引き出せる、ファシリテーターの道は楽しいねぇ。
いい本です。
この会社はフューチャーサーチの本も訳している。
ericかくた なおこ沅