341-6(1485)経営者に贈る5つの質問
P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社、2009 非営利組織のためのマネジメントにも紹介された5つの質問を、企業経営者にも向け、答えてもらったもの。 ドラッカーの5つの質問 1. われわれの使命(仕事)は何か? 2. われわれの顧客は誰か? 3. 顧客は何をかつあるものと考え るか? 4. われわれの成果は何か? 5. われわれの計画は何か? 建設的不同意の大切も、再度強調されている。 ビジョン ミッション いくつかの絞り込まれたゴール 計画における五つの要素 廃棄、集中、イノベーション、リスク、分析 75-76 ミッション→ゴール→目標→アクション・プラン→予算→評価→ミッション 終わることのない自己評価のプロセスが、成果を生み出していく。78 組織が成果をあげるための8つの条件 89 1.いち早く変化を捉える 2.ミッションを定期的に見直す 3.階層を排除する 4.前提を鵜呑みにしない 5.言葉を一貫させる 6.全員がリーダーシップを共有する 7.リーダーが確固たる存在である 8.成果をきちんと自己評価する この本の使い方 大急ぎでは読まない。使う。98 以下『プロフェッショナルの条件』ダイヤモンド社、2000年より マルクス主義はなぜ失敗したのか 14 何が、あの資本主義固有の矛盾、プロレタリアの疎外と窮乏化、そしてプロレタリアそのものをなくしたのか。その答えが、生産性革命だった。 今から250年前、知識はその意味を変え、道具、工程、製品に応用された。これが今日、ほとんどの人たちにとって技術が意味するものであり、技術系の学校が教えているものである。・・・1881年、ひとりのアメリカ人、フレデリック・ウィンスロー・テイラーが、仕事そのものの研究、分析、エンジニアリングに知識を応用した。 18 テイラーのもたらした最大の福音は教育訓練にあった。 22 テイラーが活躍し始めたころ、労働者の10人に9人は、肉体労働、すなわち製造業、農業、鋼業、輸送業において、物を作ったり運んだりしていた。・・・しかし、この生産性革命も終わった。・・・物を作ったり運んだりする人たちは、労働力人口の5分の一にまで縮小した。・・・今後問題となるのは、非肉体労働者の生産性のほうである。そしてそのためには、知識の知識への適用が不可欠となる。 新しい意味における知識とは、効用としての知識、すなわち社会的、経済的成果を実現するための手段としての知識である。・・・知識を知識に適用した結果である。これが知識の変化の第三段階、おそらくは最終段階である。 ・・しかも、今日、知識は「いかなる新しい知識が必要か」「その知識は可能か」「その知識を効果的にするためには何が必要か」を明らかにするうえでさえ、意識的かつ体系的に適用されるようになっている。知識はイノベーションにも不可欠である。 産業革命 生産性革命 マネジメント革命 28 いまや知識とされるものは、それが知識であることを行為によって証明しなければならない。今日、われわれが知識とするものは、行動のための情報、成果に焦点を合わせた情報である。その目的とするものは、人間の外、社会と経済、さらには知識そのものの発展にある。 29 一般知識から体系化された専門知識への重心の移行が、新しい社会を創造する力を知識に与える。・・・専門知識の社会において、真に教育ある人間の要件は何かという問題である。 108 成長と自己変革を続けるために 1.ビジョンを持ち、努力を続ける 2.仕事において真摯さを重視する 3.日常生活の中に継続学習を組む 4.自らの仕事ぶりを評価する 5.期待を記録し、実際の結果と比較する 6.新しい仕事が要求するものについて徹底的に考える 7.自らの啓発と配属に自らが責任を持つ 149 問題は4種類ある ・ 基本的な問題か、例外的な問題か ・ 基本的な問題の兆候にすぎない問題 ・ 真に例外的なことか、それとも、まだ分からない何か新しいことの最初の現れか 問題解決の必要条件は何か 何が正しいか 決定を行動に移す フィードバックのしくみをつくる 227 自らの成長のためにもっとも優先すべきは、卓越性の追求である。 79-5-371 非営利組織の「自己評価手法」 ◎参加型マネジメントへのワークブック ●発行日:1998年9月16日4版 ●編著者: ピーター・F・ドラッカー ●発行所:ダイヤモンド社
by eric-blog
| 2010-03-19 11:16
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