人気ブログランキング | 話題のタグを見る

[5320]先生、殴らないで! 学校・スポーツの体罰・暴力を考える

[5320]先生、殴らないで! 学校・スポーツの体罰・暴力を考える

桑田真澄、坂上康博、他、かもがわ出版、2013


桑田真澄さんが体罰反対を明言しているのはこの本の出版の頃からか。

https://www.j-cast.com/2013/01/12161126.html?p=all


小学校から野球を始めた彼は、すでに小学生から体罰を受けていた。中学校では先輩からも。

このインタビュー記事でも体罰はパフォーマンスをあげないと言っている。

何よりも、スポーツマンシップに外れているという。


野球における体罰は結構早い段階で始まっている。

5248]体罰と日本野球 歴史からの検証

中村哲也、岩波書店、2023

https://ericweblog.exblog.jp/242089785/


アメリカの野球界においても体罰は当たり前。「鞭を加えない者はその子を憎む者である」という旧約聖書の格言の教えが根強いのだ。    42


海外にもある体罰だが、日本文化には受け入れる土壌がある。   47

1. 上下関係が強い。

2. 頭使うより、体を動かす

3. スポーツの価値を人格形成に見出している


1960年代から体罰が激しくなったのではないか。


暴力を根絶するには

・スポーツ推薦制度を見直す

・部活を開放的なものに

・スポーツ科学の成果を取り入れる

・練習方法を変える

・スポーツに憲法第13条を生かす 「すべて国民は個人として尊重される」


土肥信雄「私の体罰否定論」

・不平等である

・体罰による後遺症など、一生を左右するようなことに対し、責任をとることはできない

・暴力の容認につながる。どの体罰は悪くて、どの体罰ならいいのかの線引きを求められる。

・暴力は連鎖する。

・言論の自由の剥奪

・弱いものいじめの構造

・法的矛盾  法律の方が校則より上位である

・民主的手続きの欠落

・教師の専門性としての指導方法の選択肢

ウヘェ、よくまとまっているなあ。


その他、各国事情や法的根拠など。



# by eric-blog | 2024-04-24 19:28 | □週5プロジェクト24

[5319]新しい日本の愛し方

[5319]新しい日本の愛し方

茂木健一郎、新潮新書5172013


なぜ明治時代の日本人は、あれほどまでに外国語の習得に長けていたのだろうか?

近代国家の基礎として「学問を日本語化」することで大学を「文明の配電盤」として機能させた。

日本人による日本語の講義に移行したことで学問を輸入し、国家構築を成し遂げた。

インフラとしての学問は、近代国家を運営していくためだけであれば、日本語の中だけで回せる。   53


英語習得熱はだだ下がりである。ニーズがないのだから。


であれば、「発信者」としてのリンガ・フランカ、世界共通語での発信力とはどのようなものか。


日本語の力とリンガ・フランカの力の両輪が求められる。10年前のこの本では、著者はリンガ・フランカを英語と考えていたようだが、この10年間の変化を見ていると、そのリンガ・フランカとはAIへと変化したのではないだろうか? AIとのコラボ力が、いま、可能性を広げている。もちろん、AIの基本言語が英語であることはあるかも、だが。


日本語による学問の完成度に安住しないこと。


そして、「居着き」をなくす。変化のために。


偶有性、出会いと偶然の力。

であるからこそそ、「自分たちで勝手に動くしかない」


日本は過去そうであったし、これからもその強さとして「オープン・システム」であり続け、変化し続けること。









# by eric-blog | 2024-04-23 16:44 | □週5プロジェクト24

GPWU2024 第一回から第三回まで

2024年4月16日 第二回
GPWU2024 第一回から第三回まで_a0036168_14525053.jpg
GPWU2024 第一回から第三回まで_a0036168_14560670.jpg
GPWU2024 第一回から第三回まで_a0036168_15013083.jpg
GPWU2024 第一回から第三回まで_a0036168_15025491.jpeg
GPWU2024 第一回から第三回まで_a0036168_15052382.jpeg
GPWU2024 第一回から第三回まで_a0036168_15064303.jpeg
2024年4月23日
第三回 学生アクティビティの実践

1. 地球は自然? 人工物? 人間の影響を知ろう!

 2020年、衝撃的な研究結果が発表された。地球上の生物量を人工物の量が上回ったと考えられるというのだ。

https://wired.jp/2020/12/25/all-the-stuff-humans-make-now-outweighs-earths-organisms/

 主な原因は建築資材だという。「コンクリートで固めた大都市を無造作に次々とつくりだし、広大なハイウェイ網を張り巡らせて都市をつなぐ。森の木々を切り倒して木材にし、家を建てる。自然の産物を加工して、砂をセメントやガラスに、石油をアスファルトに、鉄を鋼鉄に変える。」人為起源物質。


2. これから板書する人工的及び自然環境について、「人工物の多寡」で考えてみよう。どこが人工物が多いだろうか。生物多様性との二次元軸で考えてみよう。

GPWU2024 第一回から第三回まで_a0036168_15165034.jpeg

3. これほどまでに人工物が地球上を跋扈しているいま、自然を取り戻す、生物多様性を尊重する、高めるためにわたしたちができることはなんだろうか? 対策を考えてみよう。

 二次元軸上で、生物多様性を高める方向に環境を移動することは可能だろうか?


4. ゴー・フィッシュを体験する











# by eric-blog | 2024-04-23 15:18 | □研修プログラム

[5318]私はコーヒーで世界を変えることにした。夢をかたちにする仕事道

[5318]私はコーヒーで世界を変えることにした。夢をかたちにする仕事道

川島良彰、ポプラ社、2013


NHKラジオ インタビュー 2014410

アカデミックスマートより ストリートスマートを身につけた コーヒーをめぐる世界への旅

ジャマイカのブルーマウンテンは遠く遥かに


歩合制で働くコーヒーピッカーと共に過ごし、ハリケーンに見舞われた苦労が、若い頃の力になっていった。


著者は1956年生まれ。

当時有名だったエルサルバドルのコーヒー。駐日大使ベネケ氏との出会いから、1975年、エルサルバドルの大学へ進学。コーヒー研究所で働き始める。

1978年から政情不安に。恩人だったベネケ氏も暗殺された。


いったんロサンゼルスまで待避していた1981年、UCCの創業者、上島忠雄会長が訪ねてきた。

25歳でジャマイカのコーヒー農園経営を担当する取締役に。


以来、22年間、海外のコーヒー農園開発に関わる。


コーヒー農園は台風と乾季の山火事に見舞われ続ける。1983年、病で一時帰国。


1989年、ハワイのコナ農園へ。


1995年、苦労を共にしてきた海外協力隊員だった妻と離婚。

上島会長、死去。スマトラを任される。


希少種の保存を手掛け、


中学生の頃に占い師に言われた「鬼門のない人生」。


コーヒーで世界を変える。SDGsの達成によって。


コーヒーで読み解くSDGs

Jose. 川島義昭、池本幸生、山下加夏、ポプラ社、2021

コーヒーでジェンダーを考える。バリューチェーンでも評価されない「女性の労働力」

しかし、女性の収入が増えると家族の生活の質が向上することが報告されている。   106


1 貧困を無くそう

2. 飢餓から脱する

3. 健康と福祉

4. 教育

5. ジェンダー平等

6. 安全な水

7. クリーンエネルギー

8. 働きがい

9. 技術革新

10. 不平等を解決する

11. まちづくり

12. つくる責任、飲む人の責任

13. 気候変動対策

14. 海の豊かさ

15. 陸の豊かさ

16. 平和と公正

17. パートナーシップ


うんうん、コーヒーとならできる。

そして、その実践例に溢れたこの本はすごい!!!


家行期から素晴らしい林行期を楽しんでいる人だなあ。


■世界を旅するコーヒー事典 世界を旅するように学ぶ コーヒーを楽しむための基礎知識

Jose. 川島義昭、マイナビ、2023


# by eric-blog | 2024-04-19 10:58 | □週5プロジェクト24

世界は一冊の本

世界は一冊の本_a0036168_05552221.jpeg

# by eric-blog | 2024-04-19 05:54