夜の木

夜の木 1967/2000

The Night Life of Trees, 2006

Tara Books, AMMスクリーンズ、2012

3221冊目


やっと、AMMスクリーンズの印刷による本を手に取れた。

いいなあ。


画家

バッジュ・シャーム: 「創造主のすみか」「蛇と大地」「からみ合う木」


ドゥルガー・バーイー: 「ドゥーマルの木」「飲みすぎにご用心」「センバルの木に放たれた矢」「蛇の頭の木」「まもってくれる木」


ラーム・シン・ウルヴェーティ:「闇夜に光る木」「客人たちが帰る」「木の創造」「蛇の女神」「蚕のすむ木」「孔雀」「果実の誕生」「リスの夢」「うたの木」「永遠の美しい愛」「12本の角のある木」


一つずつの物語はゴンド民族の神話や昔話の再話である。


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# by eric-blog | 2018-11-18 14:46 | □週5プロジェクト2018 | Comments(0)

原発事故 事故が起きて何が変わったか、変わらなかったか

原発事故 事故が起きて何が変わったか、変わらなかったか

西尾漠、七つ森書館、2018

3220冊目


2017年の『日本の原子力時代史』に並ぶ、原子力事故の真相と深層に迫る集大成。

https://ericweblog.exblog.jp/238812870/

事故は原発が開発された1950年代から起こっている。原子力を人間の技術がコントロールできるのであれば、いまの問題は起こっていない。技術は試行錯誤によって進歩するものだというのが研究者の立場であることは、フクシマ以降、素人は木で鼻をくくったような御用学者の言説や中立的な科学者の言動にも、思い知らされてきた。

鉄道事故も同じだ。事故が起こるたびに再発防止、新たな技術開発、そして管理基準の強化が図られる。しかし、開発者にとっては「100万分の一」であっても、当事者にとっては「一分の一」なのであることは、どの科学技術でも同じことだ。

https://ericweblog.exblog.jp/238849662/

著者によるこの本の構成がとてもわかりやすい。

I. 事故の教訓は1950年代から (3)

II. 事故が地元の意識を変えた (6)

III. 事故で変わる原子力行政 (2)

IV. 安易な事故対策は失敗する (3)

V. 事故に終わりなし (4)

VI. 事故が「原発銀座」の怒りを呼ぶ (4)

VII. 今に続く事故隠しの「どうねん体質」 (2)

VIII. 福島原発事故は、事故が予言していた (4)

IX. 事故の軽視が新たな事故を準備する (4)

X. 防げなかった原発震災 (3)

合計35の事故と事件が年代順に並べられており、見出しのまとめとなっている。

福島の事故は、1986年のチェルノブイリ事故(V)に並ぶ国際事故評価レベル7である。

文明の「闇」と「病み」は誰が負担すべきか?

ヒロシマ・ナガサキの原爆病から73年、水俣病も50年。治療のない「文明病」が今も続く。次世代への影響も未だ不明だ。

「ヒロセタカシ現象」とは、1986年のチェルノブイリ事故以来の反原発運動の盛り上がりに対して、電力会社などの危機感として名付けられたものだ。

198710月から884月の反対運動の間に作られた東京・関西両電力が作成した内部文書。彼らがその時の運動の特徴としてあげているのが次の三点だ。119

1. 広瀬隆を中心とする感覚的な反対運動と今日的メディアの活用

2. 婦人を中心とする草の根的反原発運動拡大のおそれ

3. 自然食グループ・消費者グループと既成の反原発団体との結びつき

動力炉・核燃料開発事業団職員有志の会会誌『未萌』第7(19886 )「反原発運動関連資料」に掲載されている「原子力後方の概念図」には

「電気事業連合会、資源エネルギー庁、科学技術庁、日本原子力文化振興財団、日本原子力産業会議、自治体、外部アドヴィザリースタッフも加わった「原子力後方推進組織」」が作られていたことが明示されている。120

チェルノブイリ事故後の日本国内の動きのもう一つが「汚染」に対する規制強化だ。それについて、小出裕章さんの意見が紹介されている。

「日本の国に対して、汚染が国内に入らないように規制強化を求めることについては私はどうしても同意できない。日本が拒否した食糧は、他の誰かが食べさせられるだけだからである。即ちこれまで原子力を利用してこなかった国々、それゆえに汚染を検査することすらできない国々、貧しく食糧に事欠いている国々が汚染食料を負わされるのである。

原子力開発によるデメリットは、誰を措いても原子力を推進している国々こそが連帯して負うべきであって、間違っても原子力を選択していない国々に負わせるべきではない。」(『放射能汚染の現実を超えて』北斗出版)

195441日、日本初の原子力予算が成立。

原子力応援団が生まれた。288

日刊工業新聞社: 月刊誌『原子力工業』1955年創刊、201111月休刊

東京電力情報誌『SOLA1989年創刊、2011年夏号で休刊(朝日新聞OBが編集に関わる。編集長: 江森陽弘;数百万円の報酬?)

エネルギーを考える会: 1975年発足『エネルギーいんふぉめーしょん』20123月号廃刊

財団法人福島原子力広報協会: 1981年福島県と周辺自治体の出資で設立、2012216日解散

いやいや、もっとあるでしょう。原稿一本数十万円て聞いたけど?

週刊現代2011820-27日合併号で「東電マネーと朝日新聞」の特集しているらしい。

事故直後の混乱で、推進側からも色々な情報が出てくることが、いずれのケースでもよくわかる。

西尾さんが言うように、そして他の「文明病」が半世紀を超えて示しているように、「放射能災害の被害は時間とともにむしろ拡大する。事故の後始末にも終わりは見えない」のだ。109


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# by eric-blog | 2018-11-16 11:19 | □週5プロジェクト2018 | Comments(0)

ブラック校則 理不尽な苦しみの現実

ブラック校則 理不尽な苦しみの現実

荻上チキ、内田良、東洋館出版社、2018

3219冊目



校則は理不尽だ。スカートの長さなどにたいして理屈はない。にも関わらず、教員たちはそれを守らせるために血道をあげてすらいる。校門殺人事件などは、遅刻が死に値するほどの罪なのかと、愕然としてしまう。


学習支援で出会う小学校三年生たちは、三年生にして「校則に従う」ことが骨身に沁みている。特に、「持ってきてはいけないもの」については厳しい。子どもたちを無闇矢鱈な消費文化から守っているといういい面もあるが、杓子定規な面ももちろんある。


この本ではいま特に「中学校の校則が厳しくなっている」と指摘している。019


第一部では高速の現状、第二部ではブラック校則で脅かされる子どもたち、第三部にはブラック校則をどうすればなくせるかの提言。


校則という規範は、規範に合わない人を苦しくさせる。制服の男女差は性の多様性を息苦しくさせるし、個性を封じ込める。


学校指定品の過度な強要は、経済的な負担すら強いる結果になりかねない。


しかも、民主主義の社会においては「法や規則は変えられる」ことが前提であるのに、学校は逆にそれを学ばせない。083



学校という狭い社会でのルールから「社会のルール」としての校則を考え、それを守る姿勢を育てることが重要なのではないかと、著者(原田法人)はいう。


「子どもの参画」が言われるのに、校則についてはそれがないというのでは、教育の意味がない。



12章で内田さんは保護者も校則を歓迎している。その背景には「学校化した市民の価値観」212を指摘する。


そして、校則は厳しくすればするほど、あらが目立ち、さらに細かく、厳しくしていく宿命にあると。220

『校則』の研究、より。


最後の荻上さんと内田さんの対談

どんな社会にしたいのか、したい社会の姿に学校を近づけようよ、と。まずは学校から温室に! 242


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# by eric-blog | 2018-11-15 17:57 | □週5プロジェクト2018 | Comments(0)

ERIC NEWS 617号 at/from ERIC ともによりよい質の教育をめざして  2018年11月4日

◆◇◆◇ 1. プロジェクト・ネクスト「文明病=現代を読み解くイシューとコンピテンシー」2 ◆◇◆◇

 「ERICのミッションは何か。」引越しに当たって、収活、収束しつつ、次の展開を考えるために、ビジョン、ミッション、アクションの再定義、再整理を行なっています。何をすべきで、すべきでないか、NPOとして何ができて何ができないか。

 国際理解教育のミッションはユネスコの定義にある通り、「人類共通の課題について問題解決に取り組む人材育成」です。

 と定義しても、そもそも国際理解教育では何が課題で何が課題でないかと考えると、課題でないものはない。ERIC設立当初に行なったワークショップで出た答えは「全てが国際理解教育の範囲だ」と言うことになり、絞れない。と言うことでした。ERICがいちばん最初に翻訳した『ワールド・スタディーズ(WS)』の衝撃はその扱っているイシューの幅の広さと、学習者にとってのレリバンス(関連性)の高さだったのではないでしょうか? 加えて、WSは世界の読み解き方として「基本概念」と言う考え方を提示していました。

国際理解と言うと「国際政治」や「グローバル経済」と思ってしまいがちな私たちに、南北格差をバナナや身の回りのモノなど、身近な問題として理解し、かつ、その歴史的背景である「ヨーロッパの世界支配」と関連付けて見せたのです。その上で、より「フェア」な、公正で、かつ結果としての配分の正義が実現している社会と言う理念を共有しようと呼びかけたのです。

 同時に、そのような理念というのは「わたしたちの家庭から始まる」ということ、家庭内での役割分担などの「関係性」を根本的なところから問い直し、WSの基本概念は、すべての行動原理として一貫性を持って実現されていかなければ、社会的実現にはならないのだと教えてくれているのです。

 その後に翻訳した『地球のみかた』は、まさしく、1980年代に開発されたWSには十分取り入れられていなかった観点、「環境」も視野に入れたイシューの整理に成功しています。

 1970年代、80年代から環境保護活動に関わって来たものとしては今更のような「プラスチック」騒ぎ。この「出口なし」の廃棄物問題を、私たちは「国際的な課題」だと、当時から考えていたけれど、実はまだまだ「途上国」が先進国の「出口」であるかのような経済的な解決が問題解決を先延ばししたのです。

 いままた、買い物袋の有料化などの施策が検討され始めていますが、まるデジャブ、既視感にめまいすら覚えます。何かが、根本的に変わらなければ、わたしたちは同じ間違いを繰り返し、そして、間違いだと悟った時には、最初に気付いた時よりも、状況は悪化しているということになるのではないでしょうか?

 わたしたちの文明のあり方の何かが「病んでいる」ように思います。森のフンババを追い詰めた文明、新世界を追い詰め収奪した文明、地球環境を収奪し追い詰めている文明、そして、わたしたち人間の体内環境すら追い詰め始めている文明。

 ESDは価値観の教育だと言われます。わたしたちの価値観が変わらなければ、持続可能な未来に繋がる道はないのだと。「わたしたちは変わらなければならない」生活習慣病のようないまを見直すキーワードを「文明病」と名付けて、ESDのイシューの再整理を試みたいと思っています。

 できれば地球環境基金に応募したいと思っています。

 来年2019年は、ERIC創立1989年から30年の節目の年。2022年の1972年、ストックホルム人間と環境会議から50年の年に向けて、ERICネクストを見据えた発信をしていきたいと思っています。是非、ご一緒に。

 



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# by eric-blog | 2018-11-15 17:13 | ERICニュース | Comments(0)

平成30年度社会人権教育指導者養成講座「参加体験型人権セミナー」

T市教育委員会

平成30年度社会人権教育指導者養成講座「参加体験型人権セミナー」

2018111421日 午後3時から5時 (2時間x二日=4時間)


対象: 社会教育関係団体、行政、小中校、幼稚園、企業の人権教育担当者

ねらい: 日常的な人権意識を高め、指導者として活動する上での技能を習熟する。


プログラム


第一日 参加のスキルとコンピテンシー

セッション1 共通基盤づくり 参加型学習が成立するためのスキル

1. ミニレクチャー「気づきから行動へ」人権研修の課題

2. 傾聴

3. 話し合いの心がけ ルールづくりは全員で

4. ふりかえり


セッション2 わたし・あなた・みんなのスキル

1. 「わたし」を見つめる四つの窓

2. 自尊感情・コミュニケーション・社会的提言を阻むもの

3. やれる・できる・がんばる

4. ふりかえり


第二日 人権教育で扱うイシュー

セッション1 共通基盤づくり 

1. 新しい人を迎える心がけ

2. 人権教育で取り上げたいテーマ、イシューって何?


セッション2 「いじめを治す? 直す?

1. いじめについて、「知っていること・知りたいこと」

2. 「あなたはどの人? 」 構造図を書こう

3. 分析の枠組みで話し合いを活性化する

4. ふりかえり


記録

参加者: 15


  1. 1.ミニレクチャー「人権教育の課題」差別のある社会の体質改善
  2. 2.ノートテイキング
  3. 3.傾聴
  4. 4.話し合いのルールづくり
  5. 5.人権尊重の風土は育っているかな? 点検の四つの窓
    1. ()わたしのいいところ10
    2. ()この一ヶ月で人のことを褒めたこと
    3. ()いままで人から褒められたこと、認められたこと
    4. ()10人の親しい人々

休憩 5分間

  1. 6.ふりかえりのペアワーク
  2. ()「わたしのいいところ」で
    1. 気づいたこと、感じたこと、学んだこと
    2. 「学んだこと三つ」
  3. ()人のことを褒めたこと  ペアを変える
    1. 気づいたこと・感じたこと・学んだこと
    2. 「褒める風土の作り方」
  4. ()10人の親しい人々」 ペアを変える
    1. 気づいたこと・感じたこと・学んだこと
    2. ファシリテーターの「問う力」
    3. 7.ノートテイキング
    4. 8.全体共有
  5. ()人権尊重社会を作る力 魔法のマイクで五分間
  6. ()ファシリテーターの問う力 魔法のマイクで五分間
  7. 9.終了


共有したキーワード

  • λ人権教育の課題=社会のより良い質を目指す=BQOL
  • λ反差別の教育: しない、させない、見逃さない
  • λ小林登さんの「XY遺伝子の方が分布が広くなる」
  • λ拡散思考と収斂思考
  • λ集中の原則 時間を区切る、数で示す
  • 脳があたふたする  なぜ高齢化すると感動が少ないのか? 感動する心と言語化の関係

  • 面白かった。


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# by eric-blog | 2018-11-14 17:58 | □研修プログラム | Comments(0)

みな、やっとの思いで坂をのぼる 水俣病患者相談のいま

みな、やっとの思いで坂をのぼる 水俣病患者相談のいま

永野三智(水俣病センター相思社)、ころから、2018

3218冊目


北区赤羽にある出版社。なんだか親しみを覚えるなあ。

水俣病と認められたい、でも認められたくない。

他の家族全員が水俣病なのに、娘はそのことを知らない。その娘にも水俣病の症状がでた。


など、


1956年の水俣病の公式確認、1959年有機水銀説、1968年国による公害認定、1974年相思社設立。10

2018年は公害認定から50年の年に当たる。

チッソの廃液で水俣の海が汚染されていた頃に、そこで取れた魚を食べていた人たちは、半世紀を経てもなお、その病の影に怯えている。そして、その怯えに乗じて、運動の分断、患者の線引きなど、国や行政や、企業側の判断が先行し、押し付けられていく結果になっている。

まだまだ、これからも水俣病は様々な意味で先駆的な事例であり続けるのだろうなあ。


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東京新聞 2018年11月10日

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東京新聞 2018年11月8日



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# by eric-blog | 2018-11-13 14:34 | □週5プロジェクト2018 | Comments(0)

発達障害チェックシートできました がっこうの まいにちを ゆらす・ずらす・つくる

発達障害チェックシートできました がっこうの まいにちを ゆらす・ずらす・つくる

すぎむら なおみ+「しーとん」、生活書院、2010

3217冊目


文科省が平成14年に実施したLDADHDなど特別な教育支援を必要とする児童を理解するために作成した「児童・生徒理解に関するチェック・リスト」(PDF: 20090105-140720.pdf)をチェックするところから、自分たちのためのチェックシートを作ろうと。

ERICの「チェック・ザ・チェックシート」みたいなもんだね。

本全体にLLページというむずかしい字も言葉も使わないページを、まとまりごとに入れている。なんと目次にも「LL目次」があるのだ!

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LLページだけをつないで読めば、この本の内容が把握できるということだ。

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# by eric-blog | 2018-11-12 10:57 | □週5プロジェクト2018 | Comments(0)

関野吉晴と福岡伸一 「命は流れだ。」

関野吉晴さん講演会


木下川

臨死体験をした人。

20年間の旅の後、『グレートジャーニー』

1993年 南米南端から、北米へ、ベーリング海を渡って、ユーラシア、ゴビ砂漠を超えて、


日本列島にやってきた初期人類。というべきだった。グレートジャーニー・ジャパン。


なめし工場、屠場、品川、日本最大。豚、 牛400頭。


アマゾンでは自分で撃ってさばいて食べていた。皮を持ってきた。塩漬けにして。蛇、ワニ。乾燥させたイノシシやシカが没収された。


小学校では1/3がそこ出身。5円で柴又まで。

青、クロム鞣

赤、タンニン鞣しと血

木下川資料館 岩田先生が館長。

https://www.jinken-net.com/gozonji/information/1705-2.html


原皮 400枚、10kg 18000トンを輸出。最近は6万トンまで減った。1980

166億万枚。2000年には1/3以下。

関野さんが働いていた頃1400万枚が600万枚に減っている。

調布に住んでいたので1時間半。風呂に入ってから帰るのに、臭い。鼻毛についていた。

写真は35才の職人さん。誇りがある。小学校も出ていない。何種類も職業を経験。輝雄さん。

福島化学 解放同盟の北川京子さんが紹介してくれた。後輩

http://www.fukushima-kagaku.co.jp

一つの家族にずっと世話になる形で入る。

寝た子を起こすな派(福島化学の社長)

北川君子(母親) 20才になった娘が「うちも部落なの?」と聞かれて、ごまかす。「寝た子を起こすな派」だった。娘はドライブに誘って狭山へ。50才にして運動に関わるようになる。

狭山事件の「見えない手錠をかけられた」

逓信局、戦争中。関東大震災の時の彼女の母親の振る舞いが素晴らしい。荒川の土手に並べられている緒戦人の死体。朝鮮人女性が「匿ってくれ」と。自警団が追ってきた。日本人の服を着せて逃してやった。

内務省警保局長 後藤丈夫  取り締まりたしと命令。


君子さんも逓信省で働いていた。結婚して、甲府へ。着物をたくさん持っていた。信州に疎開していた親戚を訪ねた。その時叔父がうさぎの皮を鞣していた。「お前の家はえたか?!

妊娠していたが、子どもは嫁ぎ先に残して出戻り。再婚。


「お前部落じゃないか」と喧嘩の時に言った。関野さんの後に同和教育が始まった。


人間はすごい。どこにでも住んでいる。移動拡散をした動物。

最南端に行った人は一番弱い人たちだった。

モン族は山奥。人口が増えると弱い人が押し出される。本当に弱い人は死んでしまう。

エビデンスは?

日本の明治時代の移民。長男は土地もらえる。次男、三男が移民する。

強い人は

グレートイミグレーション。と名付けるべき。

最後まで弱いままではなく、

日本とイギリスのように押し返す力を持つことができる。

日本人はアジアを制覇しようとし、イギリスは世界を支配しようとした。

いま、北に向かっている人たちは弱い人。

アフリカを出た人も、人口圧。パイオニアなった人は

今も続いている。


50年前。1970年ごろ、教授たちに団体交渉。


阿修羅のように三つの顔。冒険家、医者、教授。冒険をするために医者になった。ムサビにきて、


写真は観察なしで、大枠や構図で取れる。

絵は観察。


相澤先生に呼ばれたが、彼が教えてくれたこと。「学生は生き方を見ている」

文化人類学でよかった。

3.11以降、変わってきた。学生気質。経済優先から環境へと変わると思っていた。お金以外のものへと。そうではなかった。政治社会も元に戻っているし、学生気質も

学生時代は無駄なこと、面白ければ、熱中する。「これで単位とれるのですか?


自分たちと全く違う文化。時間、慎ましく、ゆったりと、競争しない社会で生きている人たち。文明のいい面はたくさんある。しかし、その負の側面もある。全く違う人に触れて、考える。


ゼミで「カレーを作る」鶏飼ったり、ニンジン栽培したり、皿も焼いたり。


数で見る。一番最初の年。200人来た、20人残った。

カヌー、たたら製鉄。26時間ぶっ通しで、ふいごを作って使って、踏んでいた。お祭り。「わっしょい、わっしょい」10年前。

なんでたたらやらせてくれないの? 自分で問いを立てて、自分で探す。

指示待ち。そつなくやる。

自分が半年や一年で評価されているから、学生や新人にも指示出せない。


カヌーを作った時は違った。学生が熱中した。「なんで自分たちはたたらやらせてくれない?」と次の世代には聞かれる。それで「一から作る」のをカレーにしてみたり。


むちゅうになれなくなった。


若者のせいではない。評価する方が気をつけないと。


これに対して、思うことは、「時代が成熟したせい」だと思うんだが。


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野外写真展
第3章 子どもと家族



■福岡伸一「最後の講義」  2018年8月19日 

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92409/2409347/index.html


命は流れ。


うんこは、食べて消化されなかったものが出ているのではなく、入れ替えられている自分の体の細胞の廃棄物。


文化系に移る前は、遺伝子操作の実験をしていた。G2を取り除いたら、その機能が欠損したネズミになるのではないかという仮説を立ててやったが、何も起こらなかった。命は機械ではない。


関野さんの写真を見て、思ったことと福岡さんの講義がどこか繋がった。





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# by eric-blog | 2018-11-12 09:56 | ◇ブログ&プロフィール | Comments(0)

選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子

選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子

河合香織、文藝春秋、2018

3216冊目

誤診によって染色体異常があると言われて悩んだり、ないと言われて産んだのに誤診だったり。病気であれば、そのまま誤診した医者が批判され、過失が裁かれるのに、それが出産となると、親が責められたり、産むか産まないかの「崖っぷち」に立たされたりする。


この本と出会ったのは「第13章 NIPTと強制不妊」があったから。


NIPTは最近の話だが、この章では優生保護法下での不妊手術を55年も前に受けた人への取材が出ている。


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# by eric-blog | 2018-11-09 17:34 | □週5プロジェクト2018 | Comments(0)

佐野市のフィールドツアーを計画する

森林ESDのイシューとコンピテンシー


教材開発の視点と教材によって育成することのできるコンピテンシーの明確化。


コンピテンシーリスト

  • ¬Critical thinking competency クリティカル思考コンピテンシー
  • ¬Systems thinking competency システム思考コンピテンシー
  • ¬Anticipatory competency 予測的コンピテンシー
  • ¬Integrated problem-solving competency 統合された問題解決コンピテンシー
  • ¬Strategic competency 方略的コンピテンシー
  • ¬Collaboration competency 協働コンピテンシー
  • ¬Self-awareness competency 自己認識コンピテンシー


佐野市をフィールドとして、拾い出せるイシューとコンピテンシー【例】

  • λ「田中正造」をテーマとして、記念館、博物館を二箇所、ないし三箇所周り、設立趣旨、設立者、内容およびメッセージの比較をする。同じテーマでもイシューの立て方が異なることに気づく「クリティカル思考」を目指す。
  • λ「田中正造と足尾鉱毒事件を歩く」を材料としてリストにされたスポットの関連性を図にする。足尾銅山の公害と反対運動をした人々、伝えようとしている場や内容を繋げて考える「システム思考」を目指す。
  • λ足尾鉱毒事件に関係のある市町村のこれからを考える「未来予測コンピテンシー」のためには、どこを訪れればいいか、何を調べればいいかを提案する。


■フィールドトリップとは何か?
足尾銅山鉱毒事件、田 中正造など、ゆかりの場所を訪れる時間を22日の午前、あるいは24日に取れる方は是非、どうぞ。

わたしが2015年に坂原さん(田中正造大学)にご紹介いただいたルートを共有しておきます。
https://ericweblog.exblog.jp/21672564/

また、PDFの資料もDropboxに入れました。
https://www.dropbox.com/sh/yoyfs8ures2s871/AACCIyQZuYkThiqsQYw6DsXMa?dl=0

是非、自分で「フィールドツアー」を「テーマ」を絞って、育成する「コンピテンシー」を明確にしてプロデュースしてみてください。

ご提案はこのパネルに投げてください。現在車で参加する方は2名なので、二コースに分かれて実証することは可能です。


dropboxをご覧ください。
https://www.dropbox.com/sh/yoyfs8ures2s871/AACCIyQZuYkThiqsQYw6DsXMa?dl=0

小学生と地域ツアーを実施。「経路分析」
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出典は
Project Learning Tree Secondary Environmental Education Program
Exploring Environmental Issues: Places We Live 「わたしたちの住む場所」
PLT日本事務局 ERIC 国際理解教育センター、2008、原著2006年


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# by eric-blog | 2018-11-09 14:37 | ☆PLTプロジェクト | Comments(0)