東京新聞の社説は「日韓の不安定化はさけよ」という論調である。
http://ericweblog.exblog.jp/238127988/ それに対して、2018年1月17日の「声」欄には、「いじめの加害者であればどうなのだろうか?」という投書が載った。 #
by eric-blog
| 2018-01-24 10:57
| ◇ブログ&プロフィール
平成29年度 人権啓発推進者養成講座 2018年1月22日 5時間半研修 10:05-16:35 参加者: 40名予定→25名 ■ねらい:
■プログラムの流れ セッション1 共通基盤づくり 10:05-12:00 1. アイスブレーキング 研修への期待 2. 傾聴 3. 話し合いの心がけ 4. 参加者アンケート 5. テキスト・リーディング 人権を語ろう セッション2 流れのあるプログラム「マイクロアグレッション」 13:00-14:30 1. 誰がどの言葉を喋っている? 2. ちょっとした悪意 言った側・言われた側 3. あなたはどの立場? 4. 脱小悪魔計画 セッション3 ふりかえりとまとめ 14:40-16:35 1. ふりかえり「参加型学習の特徴」 2. 応用問題「避難所での課題」 3. 誰が避難所のリーダーに? 4. 人権尊重社会に向けて、より良い共生を求めて。 ■資料
■プログラム記録 セッション1 共通基盤づくり 10:05-12:00 1. アイスブレーキング 研修への期待 ○田口ランディさんの『逆さに吊るされた男』を読んでの感想。一般に思われているようなオウム真理教の事件を、鵜呑みにしない。10年間の交流をしているうちに「肉体を実感する」年齢になったこと。 それを前振りに「人権研修は答えではなく、一人ひとりの声を見出すための「タヌキ」の研修であること。何かのストーリーのコマとして人をとらえるのではなく、個をとらえるための研修であること。だからこそ、正しい一つの答えを求めることは、参加型研修の目標ではないこと。ただ、相互の話し合いから「共振」しつつ、間主観的真理を見出せたら、とても嬉しい。「狂信」と「共振」の違いを生み出すのがコミュニケーションの質の違いもあるなあ。 ○プログラムの流れを説明。板書。二面の白板の左端。 などなど、ここまでで10:15。「ノートテイキング」[1'] 「気づいたこと・感じたこと・学んだこと」を板書。 2. 傾聴 ○コミュニケーションのスキルを整えることが参加型では大切。なので、スキル・トレーニングを兼ねて、傾聴を行う。[各1'] ○「傾聴」という方法を味わう。何が「個」の「声」のコミュニケーションを可能にするだろうか。 3. 話し合いの心がけ ○「わたし」「あなた」に加えて、「みんな」がコミュニケーションしやすくするためには、場の心がけがある。 ○傾聴などの体験から、心がけを考えてみよう。[ペア作業、2'全体共有・板書] ○話し合いの時に、何をわたし達は恐れているのか? [ペア作業、2'全体共有・板書] ○ノートテイキング、気づいたこと・感じたこと・学んだこと。プラス疑問点。「積み残し課題・疑問点」のコーナーを作る。 4. 参加者アンケート ○「参加者による、参加者のための参加者アンケート」結果をすぐに持ち帰る。 4つの質問。今回はいつもと違う質問を入れたら、7割がそこに集中した。 Q1 研修への期待 Q2 参加型研修の体験 Q3 なぜ人権研修を参加型で行うのか? Q4 「人権」を学ぶことはあなたの仕事にとって、人生にとってどういう意味を持つか? あなたの人生は「人権」で豊かになるのか。 ○アンケートに答える→インタビュー→三人一組になって「分析と所見」→全体共有 5. テキスト・リーディング 人権を語ろう ○12時終了予定の10分前だったが、5分でザッピング、3分で先ほどのグループで共有を行った。 少しの時間でも、理論的背景を読むことは大事だね。 セッション2 流れのあるプログラム「マイクロアグレッション」 13:05--14:30 1. 誰がどの言葉を喋っている? ○一人一枚、「誰がどの言葉をしゃべっている」ワークシート。言語名を板書。 ○四人一組に6人の写真。まずは一人ひとりが人と言語をつなぐ。 ○四人で話し合う。→全体共有。しかし、グループで結論が出ないとどのグループも言うので、答え合わせ。 2. ちょっとした悪意 言った側・言われた側 ○マイクロアグレッションワークシートを一人一枚配る。 ○項目を声に出して、読み合わせる。 3. あなたはどの立場? 13:20 ○ワークシートを一人一枚ずつ配る。 ○カード1,カード2について「言う」「言われる」「傍観者」の構造図を板書。 ○二人一組で、「言う・言われる」の構造図を、「いじめの構造図」を参考に書く。傍観者はどういう関係にあるだろうか?無害なのか? ○四人一組で構造図を比較する。 ○「何が危険なのか?」を板書する。 ○この状況とそれぞれの立場に名付けてみる。 ○二つの危険性を板書する。「咎められない体験」「咎められないと言うことを見続ける、体験し続ける体験」からそれぞれが学ぶことはなんだろうか? ○名付けたものを全体共有・板書。 ○「穏やかな人権意識の高い大人のセリフ」を考える。 ○見逃すことは、多数派の立場を強化することにつながるだけ。それがあなたが望んでいる未来なのか?を再検討する。自分自身が望ましいと思っている未来に向けて行動すること。そのための状況状況におけるポジティブな対応はなんだろうか? ○あなたは「望ましい力」を働かせる側になっているか? 参加者から「ようわからん」「冗談じょうだんとやり過ごす」と言う声が聞こえたが。無理強いはしない。 4. 脱小悪魔計画 3の展開の中に「行動化」まで含めたので、あえてはやらなかった。 セッション3 ふりかえりとまとめ 14:45-16:45 (少し最後が伸びた) 1. ふりかえり「参加型学習の特徴」 ○四人一組で模造紙に対比表で「参加型vs講義型/特徴&課題」のマトルクスで分析する。[グループ作業15'] ○ギャラリー方式で共有[全体作業3'] ○ファシリテーターの役割を追加記入[グループ作業5'] ○全体共有「ファシリテーターの役割」板書、一つひとつの発表に対してコメントと追加の検討を加えていった。
○流れのあるプログラムの復習 ファシリテーターのHowを共有する。 2. 応用問題「避難所での課題」 ○どのように扱うことができるか、Howを共有する。「ロールプレイ」「分析」「人間静止画」「輪読」「状況を名付ける」[先ほどの模造紙に追加板書する] ○取り組みたいHowとテーマで仲間探し。 ○研修プログラム立案表を参考にプログラムづくり[グループ作業、15'] 3. 誰が避難所のリーダーに? ○プログラムづくりに取り掛かったのが16時だったので、カット。 4. 人権尊重社会に向けて、より良い共生を求めて。 ふりかえりのサークルタイム。 #
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| 2018-01-23 13:14
| □研修プログラム
How to サバイバル プラス・アーツ http://www.plus-arts.net 地震イツモキャンペーン 地震への備えを「いつも化」することを目指したキャンペーン 具体的な防災グッズのオススメと、非常食の備蓄の仕方「12日間ローリングストック法」、非常用トイレなど、とても具体的な内容だった。 #
by eric-blog
| 2018-01-21 14:40
| □週5プロジェクト17
なぜ仏像はハスの花の上に座っているのか 仏教と植物の切っても切れない66の関係 稲垣栄洋、幻冬舎新書、2015 3007冊目 雑草が教えてくれた日本文化史 したたかな民族性の由来、2017 の方は、欧米との植生の違いなど、より広い視野から捉えたもの。 しかし、わたしはこの新書の方が好きだ。そして、読みながら、少し前まではまだ都会でもこのような花々との付き合いがあったのにと、今の都会生活を疎ましく思った。 マンジュシャゲやジュズダマ、ミョウガなど、当たり前にある風景の中に生活があったこと、そこに知恵があったことを思い出す。 雑草に学ぶ「ルデラル」な生き方 小さく、速く、多様に、しなやかに 仏教では殺生を禁止している。 「この世でほしいままに生き物を殺し、他人のものを奪って、帰って彼らを害しようと務め、たちが悪く、残酷で、粗暴で無礼な人々、これが生臭である。肉食することが<なまぐさい>のではない。」『スッタニパータ』より その教えがインドで菜食主義となり、中国へと伝わった時、肉食禁止となった。 中国では世俗化はしていない。 日本では四本足の動物が禁止され、魚や鳥は食べて来た。185 しかも、日本では植物を食べることも殺生と考える傾向がある。 宮沢賢治にはこのような言葉がある。 「一人成仏すれば、三千大千世界 山川草木虫魚禽獣港もに成仏だ」 189 その人が食べたものも全て成仏する。 #
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| 2018-01-21 11:21
| □週5プロジェクト17
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2023年度ERIC主催研修
ESDファシリテーターズ・カレッジ 前期 テーマについて学ぶ 【ESDイシューズについて学ぼう!】 3つのイシューズから課題に気づき、問題解決に取り組む 前期 【テーマ: ESDイシューズについて学ぼう!】 3つのテーマから課題に気づき、問題解決に取り組む 環境/PLT 2023年6月24-25日 国際理解 2023年7月29-30日 人権 2023年9月23-24日 後期 【スキル: ESDコンピテンシーを育てる!】 3つのキー・コンピテンシーで問題解決の力を高める わたし 2023年10月28-29日 あなた 2023年11月25-26日 みんな 2024年 1月27-28日 各講座土日開催です。 TEST教育力向上講座は2024年3月に開催予定。 参加はオンライン受講も受け付けます。お問い合わせください。 参加申し込み: webでの申込はこちらから https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfCwrZxu0NEhmJINrbtxX7knhM_eqIX3Qahd--mdkvgyowGlw/viewform ==問い合わせ== eric(a)eric-next.org メルマガ登録はこちらから。 http://www.mag2.com/m/0000004947.html 検索
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