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国連人権委員会への報告

■デビッド・ケイさんの講演会。
http://iwj.co.jp/wj/member/archives/381568#memberB

国連の人権委員会と報告者のメカニズムが説明されている。

日本にも、戦後、独立したメディア監視委員会があった。この委員会には電波の許認可権はない。が、効率を優先して廃止された。

権力によるメディア支配は、ずいぶん前からはじまっていたということか。

**********************
どこまでも後ろ向きな日本政府。ということになるよね。
民主主義の原則の一つである「熟議」はどうすれば可能なのか。

すでに第二次世界大戦中の日本の加害行為については「声の大きい方が勝つ」というような認識を持っている人々が政治家にいることは明らかだ。
http://ericweblog.exblog.jp/23822758/

http://ericweblog.exblog.jp/23451233/

海を渡る「慰安婦」問題 右派の「歴史戦」を問う

http://ericweblog.exblog.jp/23376038/

30万人もの虐殺があったのか、なかったのかは、誰も100%証明できない。これは論証の問題というよりは説得力の問題だ。声の大きい方が勝つ。

論証において怪しくてとも、熱心、かつ声高に、さらには革新的に自説を唱えるのが有効である。」『諸君!』佐瀬昌盛、19947月号


真実に対する真摯さ、そして、人権尊重社会の構築という人類共通の目標に対するintegrityを
私たちの中に育てていかなければならない。国際社会との共生のために。

http://www.japantimes.co.jp/news/2017/05/30/national/social-issues/u-n-rights-expert-airs-concern-japans-freedom-expression/#.WS4YvcbAPeQ
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by eric-blog | 2017-05-31 10:23 | ◇ブログ&プロフィール | Comments(0)

FH17 経験学習のリアリア

経験学習のリアリア


 経験学習の深め方、共有の仕方、そして広がりやシークエンスなどについてまとめました。ここでは、では「経験学習」のネタになる「経験」にあたるものは何かを整理して起きます。


■ 効果的なハンズオン

 ハンズオンというのは、文字通り、手をのせることのできるものという意味です。リアリア現実のものという言葉も使われます。

 

. 実物[      ]

. 実地[      ]

. 実話[      ]

. 実感[      ]

. 実態[      ]

. 実存[      ]


 「体験」の分野について、一人一人の感覚器の使い方が異なります。

  • からだを動かす
  • 諸感覚を使う
  • ことばを聴く
  • 文字を読む
  • 音を聴く
  • 音を出す


 このような傾向の違いを「学習スタイル」と言ったり、「多重知能」と呼んだりしていますが、環境からのどのような刺激をどのように自分の中に取り入れるかは、とても個人差の大きいものなのです。一つでみんなを満たすことはできません。

 だからこそ、多様なハンズオンを試みることが大切なのです。



  • λ1. 実物

 『未来を学ぼう』の「インタビューの方法」(p.87)、「インタビューで物語づくり」(p.120)などでは、インタビューされるゲスト・スピーカーになんらかの実物を持ってきてもらうように、お願いしています。

 「マグロからツナ缶まで」では、ツナ缶を準備します。

 手に取ることができる実物は、とても多くの情報を含んでいるだけでなく、興味関心を惹きつける力があります。


  • λ. 実地

実体験と最初は呼んでいたカテゴリーです。現場に出かける、地域調査をする、参与観察するなどの方法があります。

 人権研修では、ハンセン病隔離施設や差別墓石などの現場を見に行く研修がありますし、環境教育ではサービス学習、地域の課題解決学習などで地域調査を行うなどのアクティビティ例がたくさんあります。

  

  • λ. 実話

 ゲスト・スピーカーの話を聞く、あるいは実話を読むなど、特に人権研修では「当事者」の話を聞くことは、講演会などの一つのメニューです。「実物」で紹介したインタビューは、まさしく「実話」に出会うものです。


  • λ. 実感

 気づきのためのアクティビティというのはシミュレーションやゲームのような実体験を通して「実感」を得るものです。実感は、心を動かし、誰しもに意見を言うことを可能にします。気づきのためのアクティビティは、経験の共通基盤を提供し、それぞれの気づきの共有によって学びあいを深めるのです。同じ体験をしても、一人一人の実感は違います。その違いこそが、互いからの学びを豊かにするのです。


  • λ. 実態

社会の実態調査の結果やデータも、わたしたちが分析と学びの基盤になります。多かれ少なかれ、わたしたちは自分自身の経験値を「データ化」し、物事の判断の根拠にしています。

 人権教育では「偏見とは少ない情報で作られた偏った判断を、新たな情報が得られても変えることがないこと、そして差別とはその偏った判断をその人に対する不利な判断に繋げること」と言います。

 わたしたちの体験は偏ったものですが、そこからわたしたちは様々な判断を導き出しているのです。偏りのない考えや判断は望ましいものですが、認知に限界があるのが人間です。偏見や差別意識のない人はいませんが、自分が偏っていることを認識することは可能です。また、新しい情報に対してオープンな態度を保つ努力も可能なのです。

 同様に、実態調査、データについても偏りがあります。調査の方法、調査の主体、アンケートなどであれば対象、回収率など、結果に影響を与えるものはたくさんあります。偏りのない実態は、個人的なものであれ、専門家によるものであれ、ないのです。

 だからこそ、実態は、経験学習的に、つまり「わたし」の経験と照らし合わせ、「あなた」のことなる視点からも検討し、味わうことに向いているリアリアなのです。


  • λ. 実存

 経験学習のベースにある最も根本的なリアリアは、「わたし」自身です。「わたし」が経験してきたこと、「わたし」が知っていること、「わたし」の感覚、「わたし」の価値観などが、経験学習に影響を与えていますし、それこそが「わたし」の学びの源です。

 参加型学習においては、「わたし」が十全に、安心して、「わたし」に気づくことができることが、成長にために重要です。



 経験学習の広がりを計画するときも、多様なリアリア、ハンズオンのアイデアを活用できるのです。


■アクティビティ・アイデア1

 6つの「実」の視点から、これまでに「学び」につながった自分自身の実体験はなんだったか、ふりかえってみましょう。6つのカテゴリーは参考にして、それ以外にもあるかもしれません。

 また、あるテーマについて、どのようなリアリアがあり得るか、教育目的に対して、どれが効果的などを考えましょう。


■アクティビティ・アイデア2 

 アクティビティを開発することに挑戦しましょう。リアリアと「12のものの見方・考え方」を組み合わせることで、一つのアクティビティができます。一つの「実」をどのように分析したり、味わったり、深めたりすることがアクティビティなのです。


ものの見方・考え方

アクティビティのすすめ方

必要な知識

伝えたいこと

スキル目標

  1. 1.全体像をつかむ





  1. 2.対比させて考える





  1. 3.分類する






  1. 4.二次元軸で捉える





  1. 5.因果関係を追う





  1. 6.優先順位をつける





  1. 7.量的に捉える






  1. 8.時間的に捉える





  1. 9.空間的に捉える





  1. 10.指標で評価する





  1. 11.モデル化・シミュレーションする





  1. 12.行動計画をたてる





  • 開発したアクティビティの「実施可能性」を検討する

 アクティビティは、いくらでもつくり出すことが可能です。しかし、「練り上げられた」アクティビティとERICが呼んでいる、よく使われるアクティビティというものが存在します。伝えたいことと、共有の方法がうまくマッチしたものが生き残るのだろうと思います。


 次の視点は『環境教育指導者育成マニュアル』に紹介した「アクティビティ検討の視点」です。


  • アクティビティ検討の視点
  • 必要な準備物が入手できるか 
  • 実施しやすいか
  • 参加者のニーズに合っているか
  • 伝えたいことと合っているか
  • 楽しいか、集中があるか
  • わたしが熱意を持って伝えたいことであるか。「ねらいはねがい」


 最後の項目が実はいちばん重要です。どんなに練り上げられたアクティビティでも、それを実践するファシリテーターに願いがなければ、伝わらないのです。

アクティビティ改善の視点

アクティビティ名

作りやすさ

知識や情報の入手

目標・内容・方法の一致

集中や楽しさがあるか

改善点



































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by eric-blog | 2017-05-30 13:53 | ☆よりよい質の教育へBQOE | Comments(0)

PLTのGreenSchools!の背景

PLTGreenSchools!の背景


PLTGreenSchools!プログラムは、「学校全体アプローチ」という全米で州ごとに展開していた取り組みから始まりました。全米およびコミュニティに対するサービスに対する協力(Corporation for National and Community Service)からの助成金で始まったこの取り組みは、その後米国森林局からの助成金とAFFからのPLT運営資金の予算によって続けられました。


PLTGreenSchools!は、2008年の緑の学校調査から始まりました。そこから、わたしたちは学校認証プログラムをスタートさせたのです。


この調査を通じた学校からのフィードバックに応えて、この年、わたしたちはGreenSchools!認証プログラムを改定し、カリキュラムへの環境教育の統合、生徒のリーダーシップ、環境行動を取り入れました。学校は、生徒、教員その他の学校関係者の省エネ、廃棄物削減、リサイクル、水の利用削減、学校校庭の改善、その他のプロジェクトへの取り組みをたたえるためにPLTによって認証されます。

PLTGS認証プログラムの改定はどちらかというと、教員に対するPLTを通した専門性の向上、PLTと環境教育を学校カリキュラムに取り入れていくこと、Green Teamの構成や会合や宣誓、報告の作成などに積極的に参加していくことなどに焦点がありました。さらに、認証するだけでなく、「継続校」制度も取り入れました。

また、認証申請をオンラインで申請することで、学校の環境フットプリントや地域社会への影響などを量的に捉えられるようにしました。


Hello State Coordinators,

I’m following up on Naoko’s excellent GreenSchools! questions. Answers to her questions are below in PLT purple. In addition, we do welcome school registrations from countries around the world. We can share the country/state data with the coordinator(s) from that country or state (as long as your organization has signed our privacy policy agreement, from which state agencies are exempt). Please feel free to reach out to me if you have any additional questions.

1. Is there any other certificates like GS in USA?

Yes there are a substantial number of both state and national Green Schools programs in the US with certification requirements. We have MOU’s with a number of state Green School programs allowing reciprocal recognition of each other’s investigations and/or certification status.

2. Is there any other countries which has GS certification system?

There are many countries with Green Schools programs and certification systems. This movement has grown nationally and internationally in recent years. The Australian Sustainable Schools Initiative is an example.

3. Is it possible to cut some of the items in an investigation, or is everything needed to be completed?

In order to become a certified PLT GreenSchool!, we ask that all of the investigations, in their entirety, be completed. However, if you have completed investigations from another Green Schools program, those can be used towards meeting the PLT GreenSchools! requirement (we don’t want to ask school’s to do the same work twice!).

4. Teachers would be frightened to see the high level of investigation contents, that they are not qualified for them as professional. What do teachers deal with this problem in USA?

As with all PLT materials, our GS investigations have been used by both formal and non-formal educators. Educators can utilize the on-line resources provided by the program such as archived webinars and webcast which they can access after registration. They can also reach out to their local PLT coordinator and network for additional support. In addition, we are working on creating an online GreenSchools! professional development course with our USFS partners.

Happy New Year and we look forward to seeing everyone in NY!

Regards,

JRM

James Riley McGirt

Manager of Education Programs

Project Learning Tree

American Forest Foundation

2000 M Street, NW Suite 550

Washington, DC 20036

jmcgirt@plt.org



http://www.greenbiz.com/article/growing-trend-towards-certification-best-hope-forests



2014年11月22日

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by eric-blog | 2017-05-29 12:57 | ☆PLTプロジェクト | Comments(0)

キッチハイク

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2017年5月29日 東京新聞

キッチハイク! 突撃! 世界の晩ごはん

山本雅也、集英社、2017

2801冊目


面白い!

https://kitchhike.com


でも、すでに、有料なんだねぇ。この本で紹介されているビジットも、有償でお願いしたのかなあ。


面白いのはやはり市場から一緒に巡ること。わかるわあ。旅先での市場って、とっても興味深いんだけれど、でもできないんだよねぇ。持ち帰って調理というのが。それがとっても悔しい!


キッチン付きのホテルの部屋ってやたら高いし。


もう五年も、こういう活動をしているらしいけれど、ホームページに紹介されているCookさんたちの素晴らしさ。写真だけだけど。


でも、3000円以上だよ? フツーに高いよ。レストラン業でもないのに許されるのか?


折しも、国会では「民泊」についての議論が行われている。

https://minpaku.yokozeki.net/minpaku-shinpou/


でも、化学物質過敏症とか、訳ありの人のためのキッチンでも始めようか?




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by eric-blog | 2017-05-29 10:14 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)

Facebook創業者ザッカーバーグの ハーバード大学での卒業式スピーチ

Facebook創業者ザッカーバーグの ハーバード大学での卒業式スピーチ

ここに立てて嬉しいです。こんな土砂降りの中集まってくれて皆さんありがとう!ファウスト大学総長、監督委員会のみなさま、教授陣、卒業生、友人たち、そして誇らしく思っているご両親、顧問委員会のみなさま、そして、”世界で最も偉大な大学の卒業生”のみなさん

私は今日ここにいられることを誇りに思っています。なぜって、あなたがたは僕ができなかったことを成し遂げた(中退したザッカーバーグと違って卒業したこと)んですからね!・・・このスピーチをちゃんとやりとげたなら、これがハーバードで僕がちゃんと最後までやりとげた最初の何かってことになるでしょう。

2017年クラスの皆さん、おめでとうございます!

僕はちょっと珍しいスピーカーかもしれません。いや中退したってことだけじゃなくて、僕は皆さんとだいたい同じ世代の人間ですからね。僕とみなさんは、10年も離れていない時期に同じこのキャンパスを歩き、同じ概念を学び、同じEC10の講義で居眠りした仲というわけです。

確かに違う経路を辿ってここまで来ました。もしあなたが、遠路はるばるthe Quadエリアから歩いて来た人だったりすると特にね。しかし、今日僕は「同じ僕らの世代」から学んだことについて、そして僕らが一緒に作っていくべき未来についてお話するつもりです。

でもその前に、ここ数日の出来事は色んなことを思い出させてくれました。

みなさんの中でどれくらいの人が、ハーバードからの合格通知のEメールを受け取った時にまさにどこで何をしていたか覚えていますか?

僕は、テレビゲームのシヴィライゼーションをやってて、階段を降りていくと、父親に会ったんですが、どういうことか彼がやったことは、僕がEメールを開くところをビデオに撮ることでした。そんなことして落ちてたらどうするつもりだったんでしょうね。

誓って言いますが、ハーバードに入ったことは両親が僕について最も誇りに思っていることだと思います。ほら、ウチの母親が頷いてます。

ハーバードでの最初の講義についてはどうでしょう?僕の場合は素晴らしいハリー・ルイス教授によるコンピュータ・サイエンス121のクラスで、遅れて大急ぎだったのでTシャツを逆に着ていて、背中のタグが前にあるのにも気づいてませんでした。

それで、なんで周りの人たちは僕に話しかけてくれないのかな?と不思議に思っていたんですが、KX・ジンってヤツが唯一僕に教えてくれて、おかげでちゃんと”問題は解決”できました。今彼はフェイスブック社の重要な部分を担ってくれています。

そう、だからね2017年卒のみなさん、周りの人には優しくしておいたほうがいいよ。

しかし、僕のハーバードでの最高の思い出は、プリシラ(・チャン。ザッカーバーグの奥さん)に会ったことです。

その時僕はちょうどイタズラで作ったウェブサイトのフェイスマッシュを立ち上げたところでした。そのイタズラについて、大学の顧問委員会が僕に”会いたい”と言って来て・・・まわりのみんなが僕はもう大学を追い出されると思っていました。私の両親なんかは僕の荷造りを手伝いにわざわざやってきたぐらいで。友人たちはサヨナラパーティを開いてくれたりしました。幸運なことに、プリシラはそのパーティに友達と来ていたんです。僕とプリシラはPfoho Belltower寮のバスルームで出会いました。そこでこれ以上ないくらいロマンティックな台詞を僕は言ったんです。

「ここ数日中に大学を追い出されちゃうからさ、できるだけはやくデートしよう」

みんな、この台詞、使っていいよ。

ともあれその時は退学にはならなかったんですが・・・まあ結局はあとで自分から退学することになったんだけど!

そしてプリシラと僕はつきあいはじめました。そう、あの映画”ソーシャルネットワーク”ではフェイスマッシュはフェイスブックを作る上で物凄く重要なステップだったように描かれてたけど、実際はそうでもなかったんですよ。でも、フェイスマッシュを作ってなかったらプリシラには出会えてなかっただろうと思います。そして彼女は僕の人生で最も大事な人だ。つまり、フェイスマッシュは僕がハーバードで作ったものの中でもっとも重要だったと言ってもいいかもしれないね。

私たちは、この大学で、一生モノの友達を得ます。そしてその中には家族となる者もいるでしょう。だから僕はこの場所に感謝してるんです。ハーバード、ありがとう。

さて。

今日、僕は「目的」について話します。しかし「あなたの人生の目的を見つけなさい的なよくある卒業式スピーチ」をしたいわけではありません。僕らはミレニアル世代なんだから、そんなことは本能的にやっているはずです。だからそうじゃなくて、今日僕が話したいことは、「自分の人生の目標を見つけるだけでは不十分だ」という話をします。僕らの世代にとっての課題は、「”誰もが”目的感を人生の中で持てる世界を創り出すこと」なのです。

ジョン・F・ケネディがNASA宇宙センターを訪れた時のエピソードで僕の大好きなものがあります。ホウキを持ってる清掃員さんにケネディが何をしてるのかと訪ねたら彼はこう答えました。「大統領、私は人類を月に送る手伝いをしているのです」。

「目的」というのは、僕ら一人ひとりが、小さな自分以上の何かの一部だと感じられる感覚のことです。自分が必要とされ、そしてより良い未来のために日々頑張っていると感じられる感覚のことなのです。「目的」こそが本当の幸福感をつくるものなのです。

あなたがたは、このことが特に重要な時代に生きています。僕らの両親が卒業した時には、「目的感」は仕事や、教会や、コミュニティがたしかに与えてくれました。しかし今は、テクノロジーと自動化技術が沢山の仕事を消し去っていっています。コミュニティへの所属感も消えてきている。多くの人が取り残され、抑圧されていると感じ、その空白感をなんとか埋めたいとあがいている。

私は色々と旅をする中で、少年院や薬物中毒者の子供達の隣に座って、彼らが「もし自分の人生に何かするべきことがあったなら、学校帰りにどこかでとか・・・そしたらもっと違う人生になっていたかも」と語るのを聞きました。また、もう慣れ親しんだ仕事は戻ってこないということを理解して、次の居場所を探している工場労働者の人たちとも出会いました。

この社会を前に進めること、それが僕ら世代の課題です。新しい仕事を作るだけじゃなくて、あたらしい「目的感」をも作り出さなくちゃいけない。

カークランド寮の自室でフェイスブックを立ち上げた夜のことを思い出します。Noch’s ピザ・レストランに友達のKXと一緒に行きました。僕はこう言ったことを覚えています。「今日僕がハーバードのコミュニティを繋いだってことには凄い興奮してるけど、でもそのうち誰かが世界中の人を繋ぐだろう」。

ここで重要なことは、「自分じゃないかもしれないが、誰かがやるだろう」というこの感じです。僕らはただの大学生のガキで、業界のことは何も知らなかった。大きなリソースのある色んなデカイIT企業がいくつもあってそれぞれが色々やってる。そのうちのどこかがやるだろうと思った。しかしこのことだけは物凄く確かにわかっていたんです・・・”人々は繋がりたがってる”ということだけは。だから僕らは毎日やることをやって前に進むだけなんです。

あなたがたの多くにも、似たような話があるはずです。「誰かが起こすであろう”ある変化”」があって、そのことが自分には明確に見えているという感じが。

しかし「誰か」がやるんじゃないんです。”あなたが”やるんです。

ただ、自分の人生の目標をそこで見つけるだけでは十分ではありません。あなたは、誰か他の人にもその「人生の目標」が持てるようにしてあげなくてはいけない。

それはとても大変なことでした。

実際、僕の望みは大きな会社を作るってことじゃなくて、社会にインパクトを与えることなんです。しかし、初期から一緒にやってくれてる人たちはそのことを当然わかってくれていると思っていたので一々説明はしませんでした。

でも数年たって、ある大きな会社が僕らを買いたいと言ってきた。僕は売りたくなかった。僕はもっと多くの人を繋げたいということだけを考えていた。その時は初期の「ニュースフィード機能」を作っていたところでした。そしてこの機能を公開できたら、人々が世界を知る方法を変えることができるだろうと思っていた。

でも、初期メンバーのほとんど全員が売りたがっていました。「より大きな目的感」がないなら、会社を売り抜けることはスタートアップの夢そのものだからです。このことで会社は分裂してしまいました。ある激論の後で、ある顧問が僕に「もし今売らなかったら、一生後悔するぞ」とまで言いました。人間関係はズタズタになり、一年ほどで経営陣チームの全員が会社を去りました。

その時が、フェイスブックを経営していて一番大変な時期でした。僕は自分たちがやっていることの価値を信じていたけど、でも孤独でした。しかも悪いことに、それは僕の過ちでした。間違ってたってだけならどんなにいいか。詐欺師で、22歳の世の中がどう動いているかがわかっていないガキでした。

そして今、何年もたって、私は、それは「より大きな目的意識」がない時に起きる自然なことなんだということがわかりました。そういう「目的感」を作れるかどうかは自分たち次第なんです。それがあればみんな一緒に前に進んでいくことができる。

今日、僕は世界に「目的感」を持ってもらうための3つの方法についてお話します。

その1・一緒に大きくて意味のあるプロジェクトについて語ること
その2・”平等性”を再定義して誰もがその目的に参加する自由を持てるようにすること
その3・世界規模のコミュニティを創り出すこと

です。

まず、「大きくて意味のあるプロジェクト」についてお話しましょう。

僕らの世代は、数千、数百万の仕事が自動運転車や自動トラックのような自動化技術によって置き換えられていく事態に対処しなくてはいけません。しかし、私たちはもっとそれ以上のことができるはずなのです。

どんな世代にも、その世代を特徴づける課題があります。30万人以上の人が、一人の人間を月に送るために働きました・・・清掃員さんも含めてね。百万人以上のボランティアの手によってポリオへの免疫を子供たちに獲得させることができた。百万人以上の人がフーバーダムを作った・・・などなど。

これらのプロジェクトは、その仕事をやった人たちに生きる目的を与えただけではありません。国全体に、「俺達は偉大なことができるんだ」というプライドを与えたのです。

次は僕ら世代の番です。あなたは「ダムの作り方なんて知らないし、百万人を動員する方法なんてわかんないよ」って思ってるでしょう?

しかし、秘訣をお教えしましょう。誰もそれを始めたときは知らないんです。アイデアはいきなり完成形でやってきたりしない。それについて取り組んでいるうちにだんだんクリアになってくるんです。とにかくまずは始めなくては。人と人を繋ぐ方法を最初から全部わかってたら、僕はフェイスブックを始めなかったでしょう。

映画やポップカルチャーは、ここのところがわかってません。「そうかわかったぞ!(エウレカ!)」と叫ぶ奇跡の一瞬があるというのはキケンな嘘です。自分にはそんな瞬間なかったぞ・・・と居心地の悪い思いをさせてきます。その嘘によって、「将来大きくなるはずのアイデアのタネ」を持っている人がとにかくそれを始めることを辞めてしまうかもしれない。あ、そうそう、イノベーションについて映画が間違ってることがもう1つあった・・・「誰も数学の方程式を窓ガラスに書いたりしません」。

理想主義的であること自体は良いんです。しかし、誤解しないようにしなくてはいけません。大きな目標に向かっているすべての人は狂人扱いされます。たとえ最後には正しかったとわかる場合でもね。複雑すぎる課題に向かっているすべての人が、その人が自分がやってることをちゃんと理解してないとか言って責められます。事前に全部わかってるなんてことが全く不可能な場合であってもです。

イニシアティブを取るすべての人が、急ぎすぎだと非難されます。いつだってもっとゆっくりさせたい人たちがいるからです。

僕らの社会では、あまりにミスを恐れるあまり、もし何もせずにいたらそもそも全てがダメになってしまうということを忘れてしまって、結局何もせずにいてしまうことがよくあります。そりゃ何をやっていても、それなりに未来に課題はうまれますが、しかしだからといって、僕らが「それを始める」ことを辞めてはいけません。

じゃあ僕らは何を待ってるんですか?「僕らの世代の課題」に取り組むべき時です。数百万人の人々をソーラーパネルの製造と設置に巻き込んで、気候変動問題を止めるというのはどうでしょう?すべての病気についてボランティアを募って彼らのヘルスデータと遺伝子データを集めるというのは?今日僕らは病気になる前に診断して対処するよりも50倍以上もの費用をかけて治療をしています。そんなことは馬鹿げていますね。なんとかしましょう。

オンラインで投票できるようにして民主主義を現代化するというのは?あるいは教育を個人化してすべての人が学べるようにするのは?

これらの課題はもうすぐ手が届くところにあります。すべての人に役割を与えるプロセスの中で、キッチリ全部実現させてしまいましょう。ただ「進歩」を実現するためだけでなく、多くの人のための「目的」を創り出すために。

さて、「大きくて意味のあるプロジェクト」の話が、あらゆる人が人生に目的を持てる世界を作るための一つ目だったとして、二つ目は、”平等性”を再定義して誰もがその目的に参加する自由を持てるようにすること・・・です。

僕らの両親の世代の多くの人は、そのキャリア全体において安定した仕事がありました。しかし今はすべての人が”起業家的”です。何かスタートアップをやってる人にしろ、組織にポジションを得てる人にしてもね。それは凄いことです。僕らの社会の起業家精神は、これだけの進歩を作り出した方法そのものですから。

起業家文化は、多くの新しいアイデアを簡単に試せるようになっている時に栄えます。フェイスブックは僕が最初に作ったプロジェクトではありません。僕はゲームも作ったし、チャットシステムも作ったし、スタディツールも、音楽プレイヤーも作りました。こういうのは僕だけの話じゃないです。JKローリングはハリーポッターを出版できるまでに12回も断られました。ビヨンセですら!”Halo”を作るまでに何百曲と作ったんです。大きな成功は「失敗する自由」によって生まれます。

しかし今日、僕らの社会はどんな人にとっても問題であるほどの富の格差問題を抱えています。もし”ある人”がそのアイデアを実行に移す自由がなかったら、それは”僕ら全員にとっての”損失です。

今の僕らの社会は既に実現した成功に報いることを過剰に評価しすぎる一方、あらゆる人が十分にチャレンジできる余地を与えることはできていません。

そのことを直視しましょう。僕がこのキャンパスを去って10年以内に何十億ドルと稼げた一方で、何百万もの学生がその学資ローンの支払いにも困っていて、小さく彼らのビジネスを始めることすらできていていない。そんな社会は、どこかが間違っている。

僕は色んな起業家を見てきて、その仕事じゃあ十分稼げないから辞めたっていう人は一人も知りません。しかし、それが失敗した時に致命的なことにならないようにする緩衝材としての経済的余裕がないために夢を追うこと自体をそもそも諦めてしまう人は沢山見てきました。

良いアイデアと、ハードワークがあれば必ず成功するわけではないことはみんな知っています。それだけじゃなくて運も必要です。もし僕がコードを書くかわりに家族を支えなくてはならなかったら、そしてもしフェイスブックがうまくいかなくっても死ぬわけじゃないってことがわかってなかったら、今日僕はここにいないでしょう。実際の話、今ここにいる人はそれだけで既に相当ラッキーな生い立ちなのです。

すべての世代が、「平等」という言葉の定義を押し広げてきました。上の世代は、投票権と公民権について戦った。それらはニューディール政策とグレイトソサエティ政策に結実しました。今、僕らの世代が僕らの世代の新しい社会契約を結ぶべき時なのです。

これからは、GDPのような経済的指標だけでなく、どれだけ多くの人間が、意味のあると感じられる人生を送れているか・・といった指標で社会の進歩を測っていくべきです。だれもが自分の新しい挑戦ができる余地が与えられるような、ユニバーサルベーシック・インカムのような制度が検討されるべきだ。

一生のキャリアの中で働く会社を何度も変えなくてはいけない時代だから、1つの会社に紐付けられていない形の、多くの人にとって手の届く育児とヘルスケアの仕組みが必要です。

誰しもがミスをします。だからこそ僕らには失敗者が身動きできなくなったり、汚名を着せられて社会的に抹殺されたりしない社会が必要です。そしてテクノロジーが変化し続ける時代ですから、若い頃に一度だけの教育でなく生涯に渡って変わり続ける教育にもっとフォーカスした仕組みが必要です。

そして、そう、あらゆる人にその目的を追う自由を与えることはタダではできません。僕のような人間がそのコストを支払わなくてはならない。そしてあなたがたの多くも、そうすべきだし、実際にすることになるでしょう。

だからプリシラと僕は、チャン・ザッカーバーグ・イニシアティブを始めて、僕らの財産を機会均等の推進のために使っています。これが僕らの世代の価値観です。僕らはこれをやるかどうかについては、一度も疑ったことがありません。問題は”いつ”やるかだけでした。

ミレニアル世代は、最もチャリティに前向きな世代の1つです。1年の間に、4人中3人のミレニアル世代が何らかの寄付をし、10人中7人が何らかのチャリティ基金を呼びかけています。

しかし問題はお金のことだけではないのです。時間のこともある。週に1時間か2時間あれば、誰かに手を差し伸べることはできます。その人がその人の潜在的可能性に到達できる手助けができるのです。

そんなに時間取れないよ・・・と思うかもしれない。プリシラがハーバードを卒業した後彼女は教師になりました。そして彼女と教育関係の仕事を始める前に、彼女は僕に一度クラスを持ってみるべきだと言いました。僕は文句を言いましたよ・・・いや、っていうかね、僕も結構忙しいんだよ。この会社経営してるんだし・・・ってね。

でも彼女がどうしてもというので、地元の少年少女クラブでの中学生の起業についてのクラスを教えました。

僕はそこで製品開発やマーケティングについて教えて、彼らは僕に、自分の人種が社会から目の敵にされることや家族の一員が刑務所にいるってことがどういう感じなのかを教えてくれました。

僕は自分の学校時代のことを話しました。そして彼らも、いつか大学に行ってみたいという希望について語ってくれました。それから5年たちますが、僕は彼らと毎月食事をしています。彼らのうちの一人は、僕とプリシラにとってのはじめてのベイビーシャワーパーティを開いてくれました。そして次の年、彼らは大学へ行きました。一人残らず全員がです。彼らの家族でははじめてのことです。

僕らは誰しも、誰かに手を差し伸べる時間を作れます。すべての人に、自分の目的を追える自由を与えましょう。それはそうすることが正しいことだからというだけではありません。そうすることで、より多くの人がそれぞれの目的を追求できたら、僕らの社会全体がよくなるから、そのためにやるのです。それが理由なんです。

さて、目的感は仕事からのみ来るものではありません。3つめの話は、コミュニティを作ることでみんなに「目的感」を与えることができるという方法です。そして僕らミレニアル世代が「everyone」という時、それは「(アメリカ国内だけでなく)世界中のみんな」のことです。

外国から来た人、手を上げてもらえますか?じゃあ、彼らと友達になっている人はどれだけいますか?・・・この通り僕らは「繋がっている時代」に育ってきたんです。

ミレニアル世代に、自分たちのアイデンティティを問うと、最も多い回答は「国籍」ではなく宗教でもなく民族でもなく、「世界市民」だという調査結果があるそうです。これは凄いことだ。

すべての世代が、「ぼくたち・わたしたち」という概念を押し広げてきました。僕らにとっては、ついにそれが世界中に広がることを目指しているわけです。

人類の歴史は、小さい集団からより大きな集団へ、部族から都市へ、そして国へ・・・と多くの人間が寄り集まり、協力しあうことで今までできなかったことを可能にしてきた物語であることを、僕たちは知っています。

そしてその最も大きなチャレンジが、今まさにグローバルに展開していて、僕らはまさに貧困や病気を終わらせることができる世代でもあるのです。そのためには世界中からの協力を得ることも必要です。気候変動問題や世界的な感染症の拡散問題について、どの国も一国だけで対処はできません。今目前にある問題は、都市単位や国単位でなく、グローバルコミュニティレベルでの協力関係が必要な課題なのです。

しかし、僕らは不安定な時代に生きています。世界中にグローバリズムに取り残されたと感じている人たちがいる。もし自分が暮らしているホームグラウンドで自分たちがちゃんと良く生きられていると感じていない時、世界のどこか他の場所の人たちのことまで考えるのは難しいです。そういう時には内向き志向の圧力が高まります。

これは僕らの時代の課題です。自由と開かれたグローバルコミュニティと、権威主義や孤立主義、そして国家主義との争い。知と交易、移住する人の流れを促進していく力と、それをスローダウンさせようとする力とのぶつかりあい。これは国同士の争いではなく、考え方同士の争いなのです。どんな国にもグローバルな繋がりに賛同する人がいるし、またそれに反対する「良い人たち」もいます。

これは国連で何か決めたりできるような問題ではありません。もっとローカルなレベルで起きていることです。もし十分な数の人間が自分自身の人生に目的と安定を感じて生きられているとしたら、その時人類は「他の地域の人たちの問題」についてケアしあうことも可能になるのです。

だからこそ最善の対処法は、今ここで、ローカルなコミュニティを立て直すことなのです。

人間は人生の意味をコミュニティから得ています。エリオットハウスの人?ハーバードロー?そりゃあなたたちは自分たちがトップだって感じられるでしょうね。母親たちは?

それがどんなものでも家だったり、スポーツチームだったり、教会だったりアカペラグループだったり、それらは自分がより大きな何かの一員であることを、そして一人じゃないってことを教えてくれます。それによって僕らは自分の可能性を押し広げる強さを得ることができる。

だからこそ、この10年であらゆる社会グループが4分の1も減少したことが致命的なことなのです。世界にはそれ以外のところで何とか人生の目的を見出さなくてはいけない人たちで溢れている。

しかし、人間はもう一度コミュニティを立て直すことができるし、多くの人はすでにそうしています。

僕はアグネス・イゴイェに出会いました。今日の卒業生です。アグネス、どこにいます?アグネスは子供時代を、人身売買の横行するウガンダの紛争地帯で過ごしました。そして今彼女は、ローカルコミュニティの安定に寄与する数千もの法律家のトレーニングをしています。

また、ケイア・オークリーとニハ・ジェインにも会いました。二人も今日の卒業生です。ほら、立って。ケイアとニハは慢性病に苦しんでいる人たちの、コミュニティ内部での助け合いの関係を繋ぐ非営利団体を立ち上げました。

そしてデイヴィッド・ラズ・アザール、ケネディスクール(政策大学院)を今日卒業した・・にも会いました。ほら、デイヴィッド、立って!彼は元市議会議員で、メキシコシティをラテンアメリカで最初の「婚姻の平等」を実現した都市に・・・サンフランシスコよりもはやく!導きました。

そしてこれは僕の物語でもあります。寮の部屋のある学生が、まずある1つのコミュニティを繋ぎ、そしてそれが世界中に広がっていったのです。

変化はローカルに始まります。グローバルな変化も最初は小さく始まる。僕らのような、僕らの世代において、もっと多くの人を繋ぐことができるかどうか、僕らの最大の課題が実現できるかどうかは、全てこのことにかかっているんです・・・あなたがコミュニティを創り出し、そしてありとあらゆる人が、自分の人生に目的感を感じられる世界を創り出すことができるかどうかにね。

2017年クラスのみなさん、あなたがたは、「目的」を必要としている世界へと飛び込んでいきます。それが創り出せるかどうかはあなた方次第なんです。

そんなこと本当にできるかなあ!?って思っていますか?

僕が少年少女クラブで教えたクラスの話を思い出して下さい。ある日授業の後で、僕は彼らに大学の話をしました。そして彼らのうち最も優秀な一人が手を上げて、自分は不法移民だから大学に行けるかどうかわからないと言いました。彼が大学に行けるかどうか彼にはわからなかった。

去年僕は彼を誕生日に朝食に誘いました。何かプレゼントをあげたかったので何がいいか聞きました。そしたら彼は苦労している学生たちのことを話し始め、社会正義に関する本が欲しいかな・・・と言ったんです。

僕はびっくりました。彼は人生についてシニカルになってしまっても当然な状況にいるんですよ。国が自宅に電話かけてきて、彼の大学への夢を断ってしまうかもしれない状況にいる。でも彼は自分を悲観したりしません。彼は自分のことを考えてすらいない。より大きな目的感の中で生きていて、人々を巻き込んで行くのでしょう。

彼の未来を危険にさらすことになるのでここで彼の名前すら言うわけにはいかないような社会状況ではありますが、しかしもしある高校の上級生が、その人の分社会を前に進める未来がわからずにいるなら、他の僕ら全員がそれを代替していく責任を負うことになるのではないでしょうか!?

このゲートを出て来る前に、メモリアルチャーチの前で、僕はミ・シャベイラの祈りを思い出していました。それは僕が困難に直面した時にいつも唱える祈りです。自分の娘をベッドに連れていく時に彼女の未来を思っていつも歌っている祈りです。それはこう続きます。

「私たちに先立つ者たちに祝福を与えてきた力の源よ、私たち自身の人生に祝福を与える勇気を見いだせるよう助けてください。」

みなさんがそれぞれの人生を祝福する方法を見いだせることを願っています。

2017年クラスの皆さん、おめでとうございます!グッドラック!

http://www.huffingtonpost.jp/keizo-kuramoto/mark-zuckerberg-harvard-speech_b_16818864.html

https://www.youtube.com/watch?v=BmYv8XGl-YU


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by eric-blog | 2017-05-28 20:43 | ◇ブログ&プロフィール | Comments(0)

ERIC NEWS 543号 ともによりよい質の教育をめざして  2017年5月28日

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ERIC NEWS 543号 ともによりよい質の教育をめざして  2017年5月28日

ESDファシリテーターズ・カレッジ! すべての学びを参加型で!

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(文責: かくた なおこ 角田尚子

http://ericweblog.exblog.jp/

twitter : kakuta09  FBもやってます。)


 今年は5月から主催研修を始めたが、なかなかに参加者が集まらない。自分自身も、やっと学習支援などが軌道に乗り始めて、予定が動き出した感がある。この時期、スケジュールを合わせるのが、難しいのかもしれない。ま、何事も、ぼちぼちと、そして、継続して行くこと。


 次回の主催研修はテーマ『人権』で、6月最終土日(24日・25)です。ぜひ、ご予定、ご参加ください。25日終了後にはERIC総会も予定しています。


 さて、3月初旬に骨折してから、約一ヶ月の固定で骨が回復するまで、「痛い、痛い」と言えば家事もやらせず、重いものも持たせずに、まるでお姫様のように扱われていた左手が、今度は打って変わってどんなに痛かろうとできなかろうと、リハビリ奴隷に成り下がるという激変。毎晩、七転八倒するほどの痛さ。


 おまけに、北区の手話通訳士養成講座に申し込んだところ、初心者の中級から初めてよろしいと受講が決まり、これまた左手が酷使される事態になることに。意外や意外、片手手話というジャンルがあるほどに、手話は基本両手なのである。


 自転車にも二ヶ月以上、乗れなかった。左手でブレーキを握る力が入らないからだ。ハンドルを握って、サドルにまたがるのにも、左手のひきとプッシュ・アップは不可欠だ。知ってた?


 おかげで、この春はよく歩いた。近所の染井霊園の桜もくまなく見て回ったし、外大跡地の公園の風にも、鶯にも驚かされた。こんな都会で鶯かあ。


 美味しいパン屋も見つけた。バゲットは午後には売り切れているほどの人気ぶり。朝のサンドイッチが楽しみになった。


 いつもと違う移動手段を使うと、街の見え方も違ってくる。心なしか、行動や気持ちも、ゆったりしたようだ。やっと自転車に乗れるようになったが、歩け歩けの時の空気感を忘れないでいよう。


 ERICの総会のテーマは、「死なない終活プロジェクト」。ぜひ皆様のお知恵をお貸しください。どなたでも参加できます。


 小学4年生の漢字ドリルに「終活」があったのには驚きましたが、終業時の活動のことなのかなあ? 子どもに質問してもはっきりしませんでした。わかっているやらいないやら。言葉の定義はむずかしい。



◆◇◆543号 目次◆◇◆


◆◇◆1. グローバル・セミナーをふりかえる~いまと未来の教育のために No.4

◆◇◆2.  ESDファシリテーターズ・ハンドブック8「」

◆◇◆3. 地球環境問題とわたしたちの生き方=大学の授業を通して

◆◇◆4. ESDファシリテーターズ・カレッジ2017 のご案内

◆◇◆5. by ERIC 在庫処分2016! レッスンバンクもチェック!

◆◇◆6. with ERICこれまでの活動


◆◇◆1.  連載:グローバル・セミナーをふりかえる~今と未来の教育のために No.4◆◇◆
担当: 鬼木たまみ

(担当:鬼木たまみ)


この連載では、ERICが設立当初から10数年にわたって開催したグローバル・セミナーを紹介いたします。今回は第三回、環境教育をテーマに行ったものを紹介します。


3 グローバル・セミナー(1992.6.14-28

「アメリカ、オーストラリアの環境教育の実践に学ぶ」

講師:ジョン・フィエン(グリフィス大学助教授、オーストラリア環境教育学会会長/オーストラリア)

     ジェイン・ウィリアムソン・フィエン(クィーンズランド工科大学講師/オーストラリア)

     アンディ・バスタナーク(Project Learning Tree事務局長/アメリカ)

・地域セミナー:東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、滋賀、京都、大阪(8都府県、16ヶ所)

・翻訳出版:『「木と学ぼう」活動事例集-PLT ACTIVITY GUIDE K-6-


第3回グローバル・セミナーは、ブラジルのリオで「地球サミット」が行われていた6月、海外から講師を3人招き、日本環境教育学会、東京YMCAYMCAアジア青少年センター、横浜YMCAERICの四団体が協力して開催しました。


「環境をテーマにした今回の企画は、昨年の湾岸戦争の教訓から生まれました。湾岸戦争の勃発によって、多くの教師や父母がなんらかの形で「平和教育」を導入・実践したいと思いながら、その術を知らなかった故に、またその方法が提供されなかった故に、ほとんど何の実践もされないうちに戦争が終わってしまいました。同時にこの戦争は、これまでの日本における平和教育では、いまの世界の情勢の変化についていけないことも明らかにしてしまったのです。


今まさに喚起されつつある環境問題への関心も、何らかの手立てを講じない限り同様の結果を招くことは明らかではないか。つまり、これまでの知識重視のアプローチだけでは「問題がある」という警告に終わってしまい、自分の問題として捉えにくいのではないか。こうした問いかけから、自らが進んで環境や開発の問題を考え、その解決のために行動するための「環境教育」の方法を提案する場を設けました」

(「第3回グローバル・セミナー開催のご案内」より抜粋)


講師のジョン・フィエン氏は「環境教育は、知識、態度、行動の三要素が入ったものでなければならない。態度を育てるには長い時間をかける必要がある」と訴えています。


「地球サミット」からの25年、私たち一人ひとりは、人類共通の課題解決のためにどのような努力をし、長い時間をかけて何を育ててきたのでしょうか。

自分に問いかけつつ...


*第3回グローバル・セミナーのプログラム、案内文、紹介記事はこちらからご覧になれます

http://eric-net.org/project/global_seminar/gs92_news.pdf


「グローバル・セミナー実践事例10選」はこちらからご覧になれます

http://eric-net.org/project/global_seminar/gs92_activity.pdf



ERICは、『木と学ぼう』を翻訳出版し、セミナーにProject Learning Treeのアンディ・バスタナーク事務局長を招いたこの年から、PLT日本事務局の活動を始めています。


***追記(かくた)

前年の1991年と1992年の夏に海外研修としてオーストラリアを訪れています。1991年は人権教育をテーマに、小中高の現場、アイデアハウスなどを訪ねました。1992年は環境教育をテーマにジョン・フィエンさん、ジェイン・フィエンさんにコーディネートしていただきました。

*1992年 オーストラリア研修「地球教育を訪ねよう」プログラム

http://eric-net.org/project/study_tour/92au.pdf


また、ジョン・フィエンさんには19971998年にも、彼が執筆した「Teaching for Sustainable World(TSW) 」という指導者育成カリキュラムについて実践的に学ぶためのセミナーを実施していただきました。

*1997年 オーストラリア研修「持続可能な世界のための教育」
http://eric-net.org/project/study_tour/97au.pdf


ジョン・フィエンさんはTSWにおいて「四つの教育は一つ」と環境、人権、平和、開発教育の何が共通で、何が違うのかをまとめた方です。

http://ericweblog.exblog.jp/5203068/


最近では、ジョンが執筆した『ケアすることを学ぶ』に、環境教育の本質が人権を含む価値観と行動につながるものであることを再確認しました。


http://www.griffith.edu.au/__data/assets/pdf_file/0018/314613/fien03.pdf


日本語訳は三部に分かれています。

http://ericweblog.exblog.jp/18988618/

http://ericweblog.exblog.jp/18988625/

http://ericweblog.exblog.jp/18988628/


グローバル・セミナー全14回のテーマ・リスト

第1回 地球の未来と教師の役割(1990
第2回 イギリス・オーストラリア・アメリカの国際理解教育に実践に学ぶ(1991)
第3回 環境教育・PLT(1992)
第4回 食糧 フード・ファースト・カリキュラム(1993)
第5回 協力、コミュニケーション、セルフ・エスティーム(1994)
第6回 わたしから始まる国際理解教育-自己理解と参加(1994)
第7回 フォトランゲージを学ぶ(1995)
第8回 地球のみかた(1996)
第9回 対立から学ぼう(1997)
10回 未来を学ぼう (1998)
11回 国際理解教育の推進に向けて(1999)
12回 対立を超えて・世紀を超えて 地球の明日とわたしたちの力(2000)
13回 生涯学習社会の実現に向けて(2002)
14回 いっしょに考えて!教育(2005)
( )内は開催年


◆◇◆2.  ESDファシリテーターズ・ハンドブック連載8「テーマについて三点確認法で深める」 ◆◇◆


 『テーマワーク』も参考に、あるテーマについて深く知るための方法をまとめました。

http://www.eric-net.org/news/FH17ThemeWork.pdf


■これまでのモジュール

1. 「効果的な学習」

http://www.eric-net.org/news/FH17EffectiveLearning.pdf

2. 構成的に学ぶ」

http://www.eric-net.org/news/FH17Constructivism.pdf

3. 「経験を味わう」

http://www.eric-net.org/news/FH17Reflexitive.pdf

4.「経験を共有する」

http://www.eric-net.org/news/FH17CooperativeLearning.pdf

5.「問う力」

http://www.eric-net.org/news/FH17Questioning.pdf

6. 「経験の広がり」

http://www.eric-net.org/news/FH17Scope.pdf

7.「経験の広がり-発達段階」http://www.eric-net.org/news/FH17Sequence.pdf

◆◇◆3. 地球環境問題とわたしたちの生き方=大学の授業を通して ◆◇◆


今年も、大学で半期15回の「地球社会と共生」と、オムニバスの「地球環境問題とわたしたち」の内2回で、地球環境問題について授業を行った。


環境教育もESDも「すべての教科に関わる問題として教える」もので教科の枠は設けないままにきています。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/013/003/shiryo/attach/1299713.htm

理念は素晴らしいのですが、「経験の広がりと積み上げ」の面で、大学生までになると凸凹が生まれているというのが実態ではないでしょうか?


いずれの教科も選択によるので、「興味関心意欲」のある学生たちの集まりであることは違いないのでしょうが、では、いま、「地球環境問題」として何を「知っていること」、何に「関心があること」が共通基盤として育っているのでしょうか?


「地球社会と共生」で、学生たちに1人五冊の本を選んできて、関心あるテーマを共有してみました。時計回りに書き出してみます。

  • グリーン資本主義
  • 世界を動かす人脈
  • フェアトレード 格差を生まない経済システム
  • 労働ダンピング
  • 差別と貧困の外国人労働者
  • 格差社会 何が問題なのか
  • なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか
  • 神様とのおしゃべり
  • 外国人だけが知っている美しい日本
  • 今地方で何が起こっているか 崩壊と再生の現場から
  • 無文字社会の歴史
  • 日本語のコツ
  • 読むことの歴史
  • 実践日本人の英語
  • 安心社会から信頼社会へ
  • 原発報道とメディア
  • 福島第一原発事故 7つの謎
  • ニッポンのゴミ
  • プラスティックスープの海
  • 海の歌
  • 鯖がトロより高くなる日
  • エビと日本人 暮らしの中のグローバル化
  • 魚と日本人 食と職の経済学
  • 水の未来
  • メス化する自然
  • 未来を変えるちょっとしたヒント
  • 海賊のジレンマ
  • 人類は絶滅を逃れられるのか
  • 間違いだらけのエコ生活
  • 世界の野菜を旅する
  • 環境アセスメントとは何か
  • 持続可能な社会を目指す8人のライフスタイル

2052 今後40年のグローバル予測』(ヨルゲン・ランダース、日経BP社、2013)は『成長の限界』の著者の1人が、1972年の出版から40年たった2012年、これからの40年はではどうなるだろうかと予測した本である。わたし自身も、その間、環境保護団体で活動したり、環境教育に取り組んだりしてきたので、この本の内容はとても感慨深かった。


若い世代、学生たちには申し訳ないが、わたしも著者と同じ感想を抱く。

「思ったほど対策は進まず、データによっては悪化しているものも多い。また、不可逆的な変化のスパイラルに入ってしまったものもある。これからどのような対策を取っても、変化は起こるだろう。」と。


だからこそ、学生たちが選んだ本のリストに胸を打たれるものがある。


希望を語ることが教育者の役割の一つだと思いつつ、わたしが環境問題に目覚めたり、取り組み始めた時とは、明らかに情報の質が違う。そして、そのような分析を共有することも適切なのかどうか、迷ってしまう。


Think Globally, Act Locally の問題提起から、

Think Locally, Act Globally 地域の問題に取り組みつつ、地球を考える。


地域的アプローチと地球的アプローチの両方が言われるようになってきた。逆に、ESDには食育的なアプローチも含まれるなど、足元からの環境教育だけで終わっている事例もある。


今回は、クロマグロの漁獲量についての報道があったばかりなので、それを取り上げて問題提起を行なった。海洋資源についての関心の薄さと情報の無さそのものが、とても印象的だった。


http://ericweblog.exblog.jp/23913470/


オムニバスは二回だけで終わったので、レポートの課題に「クロマグロの資源管理の歴史と日本社会の課題」を出すつもりだ。これを機会に少しは学んだもらいたいものだ。


そして、もう一つの大学の授業では、「三点確認法」によって、より一つのテーマについて深く考えるプロセスを経て、同じように環境問題としての海洋資源管理に焦点を当てていきたいと思っている。



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by eric-blog | 2017-05-28 15:55 | ERICニュース | Comments(0)

GPWU 第六回 地球社会と共生===テーマを本から考える

第六回 地球社会と共生===テーマを本から考える


 環境問題の広がりは「地球的視点」「地域的視点」「生態系的」「社会的視点」の四象限で分類することができます。

       


出典: 環境教育指導者育成マニュアル、角田尚子・ERIC1999

■昨日の「本からテーマ」展開図



 そこで出たテーマを四象限の分類で見てみると、社会的な問題が地球規模で類似してきていることです。労働ダンピングは、実は二つの「植民地」によって引き起こされています。一つは労働力の安い途上国(かつての植民地)であり、もう一つは「最後の植民地」と呼ばれる女性です。


 日本社会では、女性の労働は家事労働と並行して行われることが前提とされているために、二つの面から低賃金に陥りやすい構造になっています。一つは家事労働が無償労働によって担われているために、家事労働に類する賃金労働全般(保育士、介護士)が低賃金になっている。もう一つは、男性並みのフルタイム労働が難しいと判断され、労働評価が低く見積もられる。


 労働の問題は、日本社会の問題でありつつ、どこか地球規模の問題とも繋がっていますね。


■学習計画の確認

 意外や意外、学生アクティビティがなかった割には、ギリギリになってしまい、今後の予定を確認できませんでした。まとめておきます。


5/25

本からテーマ

15冊ずつ紹介する。全体像を見る。

6/1

チームづくり

テーマを絞る。三人一組が望ましい。出発点。

6/8

調査計画

三点確認のための調査を計画する

6/15

調査報告書

A4一枚にまとめたものと報告を準備する。

6/22

調査報告会

各グループからの報告。個人レポート。

6/8から6/15の間の一週間で調査を実施すること。


■三点確認法のためのTo Do Listを作る。

 ・資料「テーマワーク」参照。

http://www.eric-net.org/news/FHThemeWork.pdf


■ テーマを選ぶ

 調べるテーマについて次のような視点で吟味する。大切な視点はなんだろう?

 ・「地球社会と共生」というコースの目的にあっているか

 ・より深く調べる、学ぶ、問うことで、双豊的なものであるか。

 ・ネクストステップや行動につながるものであるか。




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by eric-blog | 2017-05-28 15:33 | □研修プログラム | Comments(0)

SJU 記録

第4回 クロマグロの悲劇  資源の配分 資源競争にどう対峙するのか

地球規模の環境問題に対して、教育は何ができるか?

■「気づきから行動へ」 経験学習の三原則

  • 学習者に対して「経験の広がり」を提供し、「気づき」を促す。
  • その経験をふりかえり、学びを紡ぎだす。
  • 他者とともに学びを共有し、深める。そして、ネクスト・ステップを。


■パラダイム・シフト: 「過去からの教育」から「未来のための教育」へ

教育観の変化=目的、内容、方法、教育者観・学習者観

  • 目的: 社会秩序の維持から人々の願いに向けて社会を変革するへ
  • 社会観: 社会は変わらないから社会は変えるへ
  • 教育者: 権威主義的から民主的で人道的へ
  • 学習方法: 受身的、知識中心の講義型から学習者の主体性の発揮へ
  • 集団学習: 競争的から協同的へ

第5回 クロマグロの悲劇は続く  資源の配分 資源競争にどう対峙するのか


【アクティビティ「クロマグロの悲劇」からの疑問】

○国際会議で論点は十分議論されたのか?

 ・上限を決める

 ・8年間禁漁する

 ・そもそも誰が参加するの?誰が招集するの?などなどもあるが。

○なぜ「チーム東京」は国際会議の合意を破ったのか?

○人口や文化は「たくさんとっていい」理由になるだろうか?


■クロマグロの悲劇を考えるための背景



1. 国連海洋法とは何か?

  ・排他的経済水域の一国管理 200海里に合意された。1982

  ・影響を与えた考え方「共有物は枯渇する」Tragedy of Commons、ギャレット・ハーディン、1968

  ・地域共有物の共同管理の事例はローカル・コモンズとして別の概念だと考えられている。


2. クロマグロの資源管理の流れ

  ・資源管理のための国際会議 

  ・ステイクホルダーとしてのNGOの参加http://www.wwf.or.jp/activities/2017/04/1365024.html


a0036168_12021327.jpg


■国連によるNGOの役割認識 国連憲章第71条 民間団体との協議、1945

経済社会理事会(ECOSOC)による再定義、1996

http://www.unic.or.jp/activities/un_civilsociety/ngo/resolution/

・国連会議への参加、意見表明



・特別研究

・国際会議及びその準備段階への参加


日本では1992年のリオサミット、NGOフォーラムなどへの参加が「NGO元年」と呼ばれる。


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■マグロおよびクロマグロの最大の消費国である日本において、漁業者、市民、行政は何をしているのか?


■同じような問題は他にあるだろうか?



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by eric-blog | 2017-05-27 12:04 | □研修プログラム | Comments(0)

SOGIとLGBT

SOGI
Sexual Orientation and Gender Identity

性的指向と性自認

この二つの指標によってすべての人がどこかに入れられるので、差別的な要素がLGBTのように含まれることがないと言うのだ。

http://mess-y.com/archives/46730/2

マトリクス表にまとめるとこんな感じ。

a0036168_11141381.jpg
シスジェンダーというのは生物的性と性自認が一致すること。
シスジェンダーというのはこんなこと。
a0036168_11053140.jpg
SOとGIについてシスジェンダーの概念は使えないんだろうなあ。

cis-という接頭辞はtrans-に対する対語で、「渡っていない側、こちら側」というもの。
https://en.wikipedia.org/wiki/Cisgender

下の図は1997年に出版した『参加型で伝える12のものの見方考え方』p.14で紹介したアクティビティで使いました。
その時は、社会的性差(ジェンダー)と言う概念を理解するために一つの軸で整理していましたが、考えてみると、これは二つの別々の軸にすべきだとは思ったのですが、シスジェンダーと言う概念には至りませんでした。二次元軸で「一致/不一致」とすることで、「異質感」が強まることを避けたかったと言うのもありました。
いわゆる「男らしさ、女らしさ」の根拠が多くは社会的性差であることに気づいてもらうためのアクティビティでした。

10年後にまとめた『Gender awareness program』には、この二次元軸は収録しませんでした。
a0036168_10475015.jpg
なんでかな? 重複を避けた? そうなんですよね。出版物に「新しさ」を求めていましたから。

transとかの接頭辞による造語力は、日本語は後追い感があるなあ。

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by eric-blog | 2017-05-27 10:37 | ◇ブログ&プロフィール | Comments(0)

健やか親子21「愛の鞭ゼロ・キャンペーン」

昨日、衆議院厚生労働委員会で初鹿議員が質問していた「愛の鞭ゼロ・キャンペーン」
フツーに検索しても、厚生労働省のホームページを検索しても出てこない。
問い合わせ窓口に電話をしたら、雇児局総務課児童相談係ナカマエさんが教えてくれた。

健やか親子21
http://sukoyaka21.jp/poster

どんな暴力であれ、子どもの脳を萎縮させることがわかったという研究結果を踏まえてのキャンペーンだ。

議員の質問は、これらの取り組みと厚生労働省全体での取り組みや文科省の体罰についての方針の間の協力関係についてだった。しかし、答弁では、「言うことを聞かない子に説教するために手をぐっと握って引き止めると言うようなことも体罰とすることはできない」とトンチンカン。

健やか親子21 のページですら厚生労働省のホームページからリンクされていないのだから、何をか言わんや、だね。

メディアもプレスリリースを乗せるだけなものだから、検索に引っかかってくるのはニュースばかり。そこからも原典に飛ぶことはできない。

メディアも掘り下げない。そこから掘り下げることもできない。こう言うのを「反知性主義」と言うのだと思う。



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by eric-blog | 2017-05-27 09:46 | ◇ブログ&プロフィール | Comments(0)