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東京新聞 文部科学省体罰調査の結果と分析 2013年4月27日

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by eric-blog | 2013-04-30 11:18 | Comments(0)

グローバル市民社会論 戦争へのひとつの回答

グローバル市民社会論 戦争へのひとつの回答
メアリー・カルドー、法政大学出版局、2007
Global Civil Society: An Answer to War
1959冊目

グローバル市民社会の定義
非網羅的ではあるが、恣意的ではない、五つのリスト。p.16
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○市民社会 Societas civilis: 社会諸関係を組織する方法として、暴力が最小化されるような状況。国家が正統的な暴力を独占する。国家を必要とする市民社会から、国際的な諸条約や国際制度の組み合わせによって保証された世界主義的な法の支配へ。
○ブルジョワ社会: マルクスの定義による国家と家族のあいだに位置する倫理的生活の場。「下からのグローバル化」
○社会活動家的な見解: 国家ないし法の支配を前提としつつ、国家権力の制御だけでなく権力の再配分を主張するもの。
○ネオリベラル的な見解: 市民社会は非営利的でボランティア的な「第三セクター」といった、連帯的生活によって成り立っており、それは国家権力に制約を課すだけでなく、実際に国家が果たす多くの機能に代わるものを提供する。
○ポストモダン的な見解: 上記に加えて、民族主義者や原理主義者の存在と、異議申し立てのグローバルなネットワークの多元性。

p.116-117
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p.120から
社会運動の栄枯盛衰論
「当局が抗議を許可し、抗議者の要求を真剣に考慮する限り、社会運動は「飼いならされ」、政治過程に統合され、取り込まれることになる。

社会運動はつねに終わりを迎える。
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by eric-blog | 2013-04-30 09:37 | ■週5プロジェクト13 | Comments(0)

ERIC NEWS 333号 ともによりよい質の教育をめざして  2013年4月29日

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ERIC NEWS 333号 ともによりよい質の教育をめざして  2013年4月29日
市民性教育 
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBも)

 以下の空白に、ERICニュースの2006年1月以来の発行部数をグラフにしたものを張ってあります。2008年1月に第一期ブームのピークを迎え、いままた上り調子になってきています。
 こういう動きを見ると、張り合いが出ますよね。ご覧になりたい方は、PDFでどうぞ。まぐまぐのニュース配信で画像をどう貼付ければいいのか、まだ知らないのです。

eric-net.org/news/ERICnews130428.pdf


 昨年の秋から取り組んで参りました『平和教育: 平和の文化への道』もようやく翻訳のほとんどが完成し、今後、PDFで参照できるようにしていきたいと思っています。

 下訳の段階のものはブログ「平和の文化への道をひらく平和教育」に紹介しています。特に、「第16章学校をあげてのアプローチ」はフィリピン、ミリアム大学の取り組みの全体を見ることができる、感動的な章です。先行して、そこだけPDFにしましたので、ぜひ、ご覧ください。以下でダウンロード可能です。
eric-net.org/news/PE16layout.pdf

<<>>>>ニュース項目<<<<<>>

1.市民性教育 第三回
2.桐恋プロジェクト
3.ERIC2013年度主催研修
4.ERIC25周年! 

<<>>>

1. 市民性教育シリーズ 第3回 市民としての行動力を育てる-政治的リテラシー、アドボカシーへ 

さて、今回は市民性教育シリーズ第三回です。

1気づきから行動へ-市民性教育とワールとスタディーズの本質 130217
2価値観とビジョン-わたしたちはどこへ行くのか?         130324
3市民としての行動力を育てる-政治的リテラシー、アドボカシーへ 130428   
44つの教育は一つ-共通する課題
5社会科教育は、市民性教育か?
6倫理、道徳は、市民性教育か? 
7市民性教育と消費者教育や反貧困教育、労働者としての権利の教育-セーフティネットとしての教育
8市民性教育とESD-未来のための教育へ

>>>市民性教育の三本の柱

市民性教育の教育内容を構造化するための視点として
1. コミュニティ意識
2. 社会的共通の課題の認識
3. Political Literacy 政治的読解能力
の三本を上げています。(Education for Citizenship, Holden and Clough, 2002)
Think Globally, Act Locallyなどの国際理解教育の主張や、地球市民教育などの主張を概観してみても、「社会的な課題への関心」と「行動力」という点では、共通しています。ただ、Holdenらが明確に指摘しているのが、「コミュニティ意識」です。

>>>>市民性とコミュニティ意識
 1974年、ユネスコ勧告が{国際理解、国際協力、国際平和のために、教育ならびに人権及び基本的自由についての教育に関する勧告}*(国際教育のためのユネスコ勧告と略称)が出された時、「のための」という目的意識は鮮明で、そのためにそれぞれの文化の尊重や個人の参加は謳われていても、「コミュニティ意識」そのものを国際教育の柱とすることはありませんでした。いまから考えれば、1970年代は、地域や国家主義、既存の規範からの解放のみが課題であり、人が生まれでたコミュニティや家族そのものは強固に存在していたのでしょう。
 それが2002年の市民性教育についての論考では、「コミュニティ意識」が第一の柱として出されてきている。時代の流れを思わざるを得ません。「コミュニティ意識」とは、放っておいては身につけられるものではなく、教育において育む必要のあるものだ、あるいはそれを前提として市民性が成り立つのだという確認に至ったということです。

*http://www.mext.go.jp/unesco/009/004.htm

>>>>>コミュニティ意識=地球市民という単純図式ではなく・・・
 もちろん、その背景に心理学の知見を援用してくることは重要です。教育学ではよく引用される「マズローの自己実現の5段階説」は、人間の生の目標は自己実現にあるのだが、それを実現するためには承認の欲求や所属の欲求が満たされている必要があるという考え方です。しかし、人間がその段階を踏まなければ、自己実現に至れないというのは、有名なところでは例えば『夜と霧』のフランクルが見た強制収容所での現実、自分が生きるという食欲、生存の欲求にすら打ち勝って、道徳的な選択を優先すること、そしてその理念のためには死すら受け入れる姿によって反論されています。

 最近では、こんな例があげられるのではないでしょうか。

 いま、新大久保や鶴橋で排外的なデモを繰り広げている在特会のリーダーである桜井誠さんは、本名は高田誠と言い、福岡出身です。しかし、彼は、安田浩一*さんの実家や高田誠時代の知人友人に対する取材を極端に嫌い、安田さんを在特会に対する取材禁止にしてしまいます。

桜井誠として「在特会」という自己実現の道とリーダーとしての承認欲求を満たしつつ、彼は、自分の出自とは決別しているのです。まるで、21世紀のジャン・バルジャンですね。ジャン・バルジャンは、市長としての承認と名声の中に、過去の自分から逃げ切れないものを突きつけるジャベール警部によって、次なる選択に向かうのですが。桜井さんは「在特会」に祀り上げられて、次はどこに向かうのでしょうか? 

*ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて、安田浩一、講談社、2012

 現代において、生存(生理、安全)、所属、承認、自己実現というのは、同じ所属集団によって満たされるとは限らないということです。

 もう一点、『ネットと愛国』の取材から読み取れることは、在特会のメンバーが見た在日の姿です。

 「「在日が、なんとなく、羨ましかった」という元在特会のメンバー。必死になって学校を守ろうとしている朝鮮学校OB。仲間や親たちとスクラムを組む姿。つまり、在日社会が持っている濃密な人間関係や強烈な地域意識。」ネット右翼の持たないものがそこにあったということなのです。(p.222)

 出自のスティグマ、烙印を負うものと負わないもの。所属から逃れられないものと逃れられるもの。このネット右翼の出現によって、自己実現の二つの有り様が対比されたとも考察することが可能でしょう。

 わたし自身は「女性」というマイノリティとして生きていて、それは男性優位文化の男性中心社会において、さまざまな選択に結びついているのですが、逆に、「危うさ」から逃れている部分はあると感じています。いまを生きるということは、1人ひとりにとって、「コミュニティ意識」の獲得という課題抜きでは、語れないことなのでしょう。

 市民性教育が、自己実現を視座に入れたものとして、単に「のための」教育を超えようとしていることは、重要なことだと、改めて思います。

>>政治的リテラシー、アドボカシーへ
 自己実現への道では避けて通れない「自己主張」。わたしたちが目指しているのは「非攻撃的自己主張=Assertion」ですが、これにも歴史的な背景が存在します。

 アサーション・トレーニングとは、1970年代から80年代にかけて、黒人解放運動、女性解放運動などの成果として「人種差別撤廃条約」「女性のための権利条約」などが国連で採択され、歴史的社会的文化的な背景は、差別を正当化する理由にはならない。わたしたちの社会は変わらなければならないことが、国際社会の合意になりました。

 もちろん、日本の現政権のように、これらの合意を無視し、戦前の軍事国家に戻りたいと画策している勢力が存在するように、国際合意の存在は、「歴史的社会的文化的」な事実を背景とした現状に生きる1人ひとりを助けてはくれません。では、1970年代80年代までの運動が行ってきた「異議申し立て」を再び運動化できるか? それは、否です。熱が失われたのではなく、よりごまかされやすくなっているのです。

 声高に主張をしても、国際的な合意は認めつつ、「すぐに変えることはできない」と言われたり、「日本の独自性」が言われたり、するのです。あるいは、歴史的社会的文化的な背景に育った女性自身の選択としての現状肯定が持ち出されてきたりすら、するのです。

 では、1人ひとりは、どう生き延びるのがよいか。その一つの答えが「非攻撃的自己主張」アサーション・トレーニングでした。CAP, Child Assault Preventionプログラム(子供への虐待防止のための予防教育プログラムの略です)という予防教育プログラムも、実は開発者は、WAR, Women Against Rapeという女性のための運動団体でした。子どもたちに「いやのことはいや」と言う力をつけるための教育にとりかかったのは、女性の強姦被害をなくすための活動をしていた団体なのです。

 非攻撃的自己主張、アサーションの背景に、これらの運動、社会的提言活動があることを押さえておくことはとても重要です。

 変化は合意されている。だから、わたしたちはこの社会に対して攻撃的である必要はない。しかし、差別は、一つひとつの現場で継続している。その差別に対して反撃的、すなわち攻撃的に対してしまわないことは、難しい。攻撃の方が有効なようにすら見えるのです。

 アサーションは、社会を変えるのだというアドボカシー意識を背景として、習熟されるべきスキルなのです。Personal is political. 個人的なことは社会的政治的なことなのです。

>>市民性教育とアドボカシー 熟議型民主主義の時代に
 やっと、今回の主題にたどり着きましたね。市民性教育の第一の柱「コミュニティ意識」にしっかりと言及することなく、アドボカシーは語れない。といことだと、ご理解ください。

 「気づきから行動へ」を3A’sと表現したのは、環境教育学者であるジュン・フィエンさんでした。Awarenessまず気づきがあり、Attitude態度変容があり、そしてAction行動変容があるのだと。これは、ワールドスタディーズなどが準拠している教育理論の「知識・態度・技能」の枠組みにも共通しています。

 Actionの部分をさらに見て行くと、さきほどのAssertionもあり、Advocacyもあります。アドボカシー、社会的提言は、「気づき」から始まるのです。

 社会的提言そのものの歴史を見てみましょう。

 科学史について研究している中山茂さんは、1970年代の市民運動を「公害型」、そして1990年代の市民運動を「地球環境型」として、それらの特徴を「糾弾・ボトムアップ」と「啓蒙・トップダウン」*と比較しています。NGOやNPOは、「地球意識」に導かれ、国際社会の合意形成に参加し、かつまた「アジェンダ21」が言うように、ローカルで活動する実践家でもあるのです。そういう意味では、NGO/NPO自身が「トップダウン」の、Think Globally, Act Locallyの活動であったわけです。(そういう意味で、この表には同意しがたいですが。http://ericweblog.exblog.jp/17569835)

 すなわち、国際合意を遵守しなければならない国家・行政とは協力関係にあり、さらには、国際的にはより高いレベルでの行動目標に合意が得られるように、「アドボカシー=社会的提言」する存在であるのです。

*科学革命の現在史 日本の持続可能な未来のために
中山茂、吉岡斉、学陽書房、2002

 ボトム・アップであった時、人々が自分自身の利害のために、無償で活動すること、そして、権力に対抗するために、科学技術的根拠で戦うことに協力する学者たちもまた無償で活動をいたしました。

 しかし、90年代にその様相が変わったのは「行政との協力関係」にあるNGO/NPOが、啓蒙活動をする時、それは行政の利益にも適うことであり、事業化していったことです。行政が満たし得ない公益的サービスを多面的かつ多様に充たす存在になってきたのです。

>>>民主主義の四類型と熟議型民主主義
 民主主義についての理論化もすすんできました。直接民主主義か間接民主主義かという単純な議論ではなくなっています。当たり前のことですが。

 教育の現場では、民主党政権時代に、文部科学省副大臣であった鈴木寛さんの発題で行われた「熟議カケアイ」が、「熟議」という言葉の認知度を高めました。そのDeliberate熟議という言葉で民主主義の理論を整理しているのがフィシュキン*です。

*人々の声が響き合うとき 熟議空間と民主主義
ジェイムズ・S・フィシュキン、早川書房、2011

 直接民主主義か間接民主主義かは、フィシュキンの整理によると、「競争的民主主義」か「エリートによる熟議」かという選択になります。

 フィシュキンは、近年の国民投票などの「テーマ毎に意見を戦わせる」ニーズという傾向から、世論調査のあり方そのものの新しい形を「討論型世論調査」deliberative pollとして提案しているのです。

 それは大衆的参加を実現するのではなく、アンケートによって選ばれた人々による熟議のプロセスを経た結果を、世論として政治的意思決定に活かそうという試みです。その背景には、多くの人々がたとえ国民投票、住民投票という重要な選択であっても、必ずしも、その問題について「熟考」あるいは少なくとも「知った」上で投票しているわけではないという調査結果からです。

 時代の転換点にあって、熟議すべき課題は無数にあるように思います。*
原発、外国人の参政権、ヘイトクライム規制法、消費税、道州制、別姓、選挙制度、ナンバーカード制度、TPPへの参加、沖縄問題、日米安保条約・地位協定、生活保護の支給基準、憲法、年金税一体改革、国民投票制度、拉致問題・北朝鮮、尖閣諸島・竹島などの領土問題、薬害、中高一貫教育、いじめ・・・

Name one, it is IT! 状態です。

*「熟議ファシリテーター養成講座」第四回資料より http://ericweblog.exblog.jp/17685265

 フィシュキンが提案していることは、「市民参加」も重要であるが、「熟議」することこそが、いまのパラダイム・シフトの時代に求められる民主主義の智恵なのだということです。

 アドボカシーのためのさまざまな方法論は、これまでも整理されてしました。* わたし自身も、それらの方法論を「アドボカシー・ビンゴ」というアクティビティでまとめています。

*NGO/NPO キャンペーン・ハンドブック、未来のための教育推進協議会,2002

 しかし、明らかに、政策提言団体と一般市民の、問題についての理解度は乖離する傾向を強めています。また、それぞれの専門的な分野における政策提言能力が必要だとされたために、専門性が細分化してきていることも否めません。これからは、市民運動そのものにおいて、市民によるアドボカシー能力、社会的提言のスキルとして、「熟議」が重要なキーワードになることは間違いないでしょう。

 熟慮でも熟考でもない。「熟議」とは、参加者の交互作用から生み出される思考プロセスの結果生まれてくる智恵に期待するものなのです。

>>熟議における思考プロセス
 では、「熟議」とは、本質的に何なのか。フィシュキンがデザインしたプロセスは、「アンケートによって世論調査をする」(政治参加への配慮)「代表的な世論を選び出す」(政治的平等への配慮)「選ばれた人々が討議する+選ばれた人々に対して、専門家が講義をする+さらに討議する」(熟議)というアンケートと討議、そしてコンセンサス会議のような「素人パネル」と「専門家パネル」の組み合わせも取り入れているものです。
 「2日間の討論で参加者の意見にこれだけ変化が 起きるということは, その問題に対 する人びとの 態 度 が 固まって い な いということでもあり,そ のような 問 題 こそ D P を 実 施 する意 味 も大 きいといえる。
 つまり」「政策に対する態度の変化の大半が、熟議前の準備学習よりも、会場でのバランスの取れた熟議の中で起こる」
 これが熟議の本質です。
 フィシュキンは、日本での実践をNHKが取材した時に、とてもおもしろいことを言っています。「小グループでの議論がもっとも貴重な体験」
そして、こういうことも言っています。「専門家が大衆、またはその代理人の代りを務めることはできない。」

「認識の深化や意見の変化」が、しっかりと情報を得た上で、「1人で」起こるのではないことに注目する必要があります。ということは、わたしたちが調べるべきことは、「1人で読書した後」に起こる「認識の深化や意見の変化」との比較であるのかもしれません。ま、そんな調査はされていないようなのですが。
 もう一つ、あきらかにして欲しいことは、一度「熟議」を体験した人が、その方法論を応用することができるようになっているかどうか、ですね。

 さらには、1990年代を経て、市民団体も、「市民」と言いながら「専門家」になってしまっていること。市民団体こそが「熟議」する力を身につけなければならないことを知る必要があります。NPOは「市民を代弁」することはできないのです。

>>>熟議のプロセスで起こっていること
 討議する→専門家の意見を聞く→討議するというようなプロセスで、1人ひとりの思考プロセスに起こっていることが鍵であるということがわかります。それはどのようなプロセスか、そのことが確認できたのが、「熟議ファシリテーター養成」の第四回でのことでした。
 自分自身の関心のあることを出し合う。分析する。発見する。深める。先行知見などを調べてきて報告する。さらに考える。
 書斎とフィールドの往復運動という、川喜田次郎さんが言う「W型」フィールド調査の思考プロセスに似たような思考プロセスを1人ひとりが経ることが、「熟考」であり、そのプロセスを「討議」によって実現するのが「熟議」であるのです。ポイントは、「誰も、あなたの代りをすることができない」ということです。あなたを代弁できる人は、どこにもいないのです。

 このことは、さらに、「自由」とは何か、という問題につながる課題ですが、その問題については、また別の機会に論じたいと思います。

 熟議の力、あなたは身に付いていますか?


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2. 桐に恋して 

 桐の種を撒きませんか。という呼びかけに応じて、いただいた桐の種を撒きました。マンションのベランダで、全滅でした。

 先週、また別の「森の駅推進協議会」主催の会合があり、八木さんにお会いして、そのことを伝えたら、「冷蔵庫に一度入れて、冬を体験させてからの方がよかったかも」と教えられました。また、種を送ってくれるそうです。

 PLTファシリテーター・ネットワークとして、ぜひ、取り組んでみたいですね。

 さて、「森の駅推進協議会」市民フォーラム、今回は、「よみがえる古民家」。表参道にあるネスパス新潟県というアンテナショップの三階が会場でした。

http://ericweblog.exblog.jp/17679058

1人の「家を植える男」がもたらした地域環境の変化に、驚きます。

わたしたち1人ひとりが、身につけたい力でもありますね。

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3. 2013年ERIC主催研修

<<< 1.テーマ「国際理解」 2013年6月29日30日
2. テーマ「環境」 2013年7月27日28日
3. テーマ「人権」 2013年9月28日29日
4. スキル「対立」 2013年10月26日27日
5. スキル「市民性」 2014年2月22日23日
6. スキル「TEST14 Teachers' Effective Skill Training 教育力向上講座 2014年3月 予定

今年度の統一テーマは「熟議力」です。


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4.ERIC25周年!

 もう、二年間も言い続けている25周年。いつがそうなんだか、本人にもわけが分からなくなってきていますが、1989年設立です。今年が満25年ということですね。
 25周年を記念して、ERIC事務所の内装を改善し、機能性を高めたいと思っています。永年使い続けている身にとっては使い勝手のよい事務所なのですが、どう見ても、初めて来た方にフレンドリーとは言いがたい。どう改善できるか、課題なのですが、内装に手をつけるのはお金がかかる!

 みなさまの場としても、希望をお寄せください。そして、また、ご寄付も。

>>>>>>>ERIC25周年に向けたご寄付のお願い <<<<<<<<

1989年誕生の参加型学習老舗のERIC国際理解教育センター。なんと2014年には25周年を迎えます。
これまで続けて来られたのも、企画委員、運営委員、理事、テキスト購入者、ファシリテーター育成事業参加者など、みなさまのおかげです。感謝です。
これからもよりよい「指導者育成のための実践」推進のための情報提供、研修プログラムの提供などに努力していきたいと思います。

日常活動に加えて、25周年に向けて、事務所のリニューアル、フューチャーサーチ走向未来ワークショップの開催など、企画しています。

特別活動支援のために、テキスト活用、研修参加などのご支援に加えて、ぜひ、ご寄付をお寄せください。よろしくお願いいたします。

ご寄付先 金融機関

ゆうちょ銀行口座: 
10020-3288381 名義:トクヒ国際理解教育センター(ゆうちょ銀行同士)
◯◯八(ゼロゼロハチ)店008-0328838 名義:トクヒ国際理解教育センター(他の金融機関から)

**********************************************************
  (特定非営利活動法人)国際理解教育センター
ERIC:International Education Resource & Innovation Center

〒 114-0023 東京都北区滝野川1-93-5 コスモ西巣鴨105
  tel: 03-5907-6054(研修系) 03-5907-6064(PLT・テキスト系)
  fax: 03-5907-6095
  ホームページ http://www.eric-net.org/
  Eメール   eric@eric-net.org
  blog 「 ESD ファシリテーター学び舎ニュース http://ericweblog.exblog.jp/
  blog  「PLT 幼児期からの環境体験」
http://pltec.exblog.jp/
  blog 「リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす」
http://focusrisk.exblog.jp/
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by eric-blog | 2013-04-30 08:54 | ERICニュース | Comments(0)

ノマドと社畜 ポスト3.11の働き方を真剣に考える

ノマドと社畜 ポスト3.11の働き方を真剣に考える
谷本真由美、朝日出版社、2013.2
1958冊目

ツイッターで有名なメイロマさんのご本。「読みました」メールが飛び交う中、万年緊縮経済で、図書館頼りのわたしの手元に、60人超の予約者リストから始まって、やって届いた。

ノマドというフリーランスの働き方がどれだけ厳しいものかを、ノマドで成功している人々の能力の高さと自己研鑽の厳しさを例に訴えているのが前半です。

ノマドを安易にすすめるセミナーなどがいま流行っているとのことなのですが、就職できていない人や就職できるか不安に思っている学生からお金と時間、そして無償労働までを奪っているそれらは「ノマド商法」とでも呼べる「貧困ビジネス」だと言います。35

では、なぜ「ノマド=放牧民」的働き方に対する需要が高まったのか?
その理由を、谷本さんは3.11という衝撃がもたらした「従来の働き方への疑問」と「社会や経済、政治はいつ壊れるかもしれないのだという恐怖」と分析しています。(はじめに、より)

だからこそ、副題に3.11が入っているのです。

では、ノマド的働き方が可能な分野はどこなのか。

一つはメディアや広告関連の業界あるいはコンサルティング業界。これは、パイが小さい。

第三次産業の内訳をひも解けば、
第一位 飲食店系 19%
第二位 洗濯・理容・美容・浴場系 18.7%
第三位 不動産賃貸業・管理業 12%
上位三職種で全体の半分だ。28
広告業はなんと0.2%のせまき門。

よほどの実力がなければ、ここでは生き残れないよねぇ。

翻って、「社畜」はどうなのか。日本の社畜の状況は悪化の一途を辿っているようです。イギリス在住の著者から見て、働く人の権利がほとんど守られていない。そして、それが常識になっている日本の企業が海外進出して、労働争議に巻き込まれている。国際的な潮流に無知なのは、ノマドを夢見る人だけではなく、企業もなのです。

それらの実例をあげた後、著者は、「なぜ、こんな状況に陥ってしまったのか」と問います。企業が国の基準を換骨奪胎してしまうからなのか。いや、それは働いている人たちにも責任があって、組織に広がる「無言の圧力」が、かつての五人組の相互監視システムのように作動しているせいなのではないかと。128

いや、イギリスだってひどい状況にある。サッチャーという労働者階級が首相にまでなれたグラマースクールという公共教育による支援はなくなり、実力主義社会であることは定着した結果、企業は「経験知の高い人材」を求め、「経験知」を買えるゆとりのある家庭の子どもだけが、インターンとか海外留学とかの経験を積み、その日の暮らしのために、とりあえず働かなくてはならない人との格差がぐんぐん広がっている現状。階級社会の復活が、足音をたててすすんでいる。(第三章)

どうすればいいんだあーーーーーー!?

おいおい、簡単に人に答えを求めるなよ、とわたしは思うが、著者はやさしい。

「これからはノマド的な社畜であれ!」と。144
「ダブルワークしたら」と。147

それができるなら、苦労しとらんわ!

いずれにしても、競争社会は激化する。
女性は、出産・育児という時期に、どうしても不利になる。

「不利な条件のまま、対等に競争させたら、結果は不平等になる」byジョン・フィエン、オーストラリアの環境教育者

著者は、女性の労働力も活かす政策をとっている欧州各国の状況も紹介してくれている。

○フランスはGDPの3.8%をチャイルドケアに費やしている。
○フランスでは24-54歳の女性の80%がフルタイムで働いている。
○イギリスでは子供のいる女性の66.5%が働いている。

「出産・育児」という負荷がかかっているステージを働いている人に対して「お互いさま」という気持ちがなければだろうと。

誰が考えてもわかることだが、著者も言う。「日本の国力を維持したいのであれば、早急に柔軟な働き方を進めていかなければならない・・・これは日本の死活問題なのだ」157

若者に、その厳しさを伝えるだけでなく、それでも、ノマド的な働き方に挑戦しようと考えている10-30代の人々が、「本当に満たされたい」と思っていることは何か。そのことに、わたしたちの社会が耳を傾ける必要があると思います。

これは、若者だけの問題ではなく、わたしたちの社会のあり方が、3.11以降、問われているのです。

わたしたちが本当に満たされたいことは何か。著者がまとめてくれている次のような若者からのメッセージは、本当に人類の社会が充たすべく、努力するにたる目標なのではないでしょうか。

「会社の犠牲になるのはいやだ」
「家族を大事にしたい」
「地位や名誉ではなく、世の中に貢献したい」
「過労死はおかしい」
「大事なのはお金じゃなく、豊かさ」

彼らは真剣に考えている。大きなパラダイム転換の時代なのだ。


ノマドと社畜 「会社の犠牲になるのはいやだ、家族を大事にしたい、地位や名誉ではなく世の中に貢献したい、過労死はおかしい、大事なのはお金じゃなく、豊かさ」若者の姿はパラダイム転換を示唆している。by谷本真由美http://ericweblog.exblog.jp/17690248/
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by eric-blog | 2013-04-27 09:08 | ■週5プロジェクト13 | Comments(0)

熟議ファシリテーター養成 第四回

熟議ファシリテーター養成講座 第4回
2013年4月25日

最終回

課題
1. それぞれが作ってきたプロゼス・デザインを発表する
2. 30分ずつ実践する
3. 一貫テーマ「民主主義と参加」について継続する
4. 全体をふりかえる

1. デザインしてきた熟議プロセスを共有する

「TOEFLを大学受験資格にする。あなたは賛成反対?」
「熟議のテーマは何がいい? どう選ぶ?」

2人とも、外部での実践ではなく、この場での討議のテーマとして、上記のテーマを考えてきた。

果たしてそれでいいのかどうかよくわからないが、次へのとっかかりには、次の実習はなっただろう。

2. 熟議ファシリテーション実践(といいつつ、グループ作業ファシリテーション以上のものにはなっていないのだが。)

「熟議のテーマは何がいい? どう選ぶ?」すすめ方

1. 「熟議したいテーマ」ブレーンストーミング
2. テーマの選択基準に求めるもの
3. 熟議のテーマの選び方についての課題
4. 熟議とは? 一人ひとりの発見をまとめる、共有する。

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「熟議すべき課題とは?」 これほど無数に考えられる中で、何を熟議すべきか?
◯意見が分かれている    ◯利害がからんでいる
◯小グループどの討論ができる
◯公共性のある・社会性のある
◯市民の生活や権利に関わる
◯社会制度について
◯その時々の政治課題
◯自治体や政府が決めた課題について

【発見したこと】
◯専門家は利害の代弁者でしかない。彼らはほとんど意見を変えないし、市民の代理はできない。
◯熟議のテーマ選びに市民参加がない
◯熟議がねらっているのは「政策形成への市民参加」「学習と実践・実行の両輪」

「熟議では意見の変容がある。」
「熟議とは、しっかりと知った上で意思決定をして欲しいと思う社会的課題について、学びのプロセスを含んで行なわれるもの」

発展的な課題として、「熟議型民主主義社会をつくるには?」が考えられる。

「TOEFLを大学受験資格にする。あなたは賛成反対?」
1. TOEFLを受験資格にすることの「ベネフィットとリスク」ブレーンストーミング
2. 自民党の提案にあなたは賛成? それとも反対?

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【発見したこと】
◯提案者の問題意識は「いまの高校の英語教育は実践的ではないし、おもしろくない」ということだった。
◯TOEFLという英語力検定の特徴として
  ・よりアカデミックな能力を目指している>ビジネス即戦力(TOEIC)
・ リーディング、スピーキング、リスニング、ライティングの4つの力を測るものである。
・ ESL英語が母語でない人に対して行なわれるものである。
・ 英語検定が「通る」「通らない」であるのに対して点数制である。つまり、何回も受験し、向上することができる。
・ 自分の意見を明確にしなければ書けない問題が出されている。
◯以上のような特徴を提案者は高く評価していることがわかった。
◯では、そのようなTOEFLの特徴が日本の中高における英語教育の質を高めることにつながるかどうかが課題。


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3. 一貫テーマ「民主主義と参加」について

4. 全体をふりかえって

【発見したこと】
◯熟議のテーマは、投票行動につながる、選挙の争点になっているものを取り上げるのがよい。それは行動変容の結果が現れやすいからである。
◯文部科学省の「熟議プロセス」に欠けているものは、市民が主体となった「W型」熟議プロセスが含まれていないことである。文科省のプロセスは「市民会議」と「事務方作業」の平行線型でしかない。熟議とは、川喜田次郎がいう「W型」書斎とフィールドの往復運動のような、拡散と収斂、演繹と帰結、経験学習と先行知見の学びなどの交互作用のあるプロセスのことである。「専門家は市民を代理できない」誰も、「あなたが考える」プロセスを代理することはできない。
◯そのために熟議では、W型につながるような議論が、小グループで、行なわれる必要がある。W型議論を、建設的な議論というのではいなだろうか。そこには知識量の増大だけでなく、思考の深まりがなければならないはずだ。

========
かくたが準備した資料

熟議130425

「小グループでの議論がもっとも貴重な体験」

どんなテーマが扱われてきたか。

日本初実施・全国版「討論型世論調査」

「 年 金 を ど う す る ~ 世 代 の 選 択 」
藤沢市「道州制をどうする」
日本、2012年8月4-5日「エネルギー政策」
http://cdd.stanford.edu/polls/japan/#energy
http://cdd.stanford.edu/polls/japan/2012/jp-energy-executive-summary.pdf

「熟議を公共政策に対する討議に人々を巻き込むために活用することは可能か」
How might Deliberative Polling® be used on college campuses to engage students, faculty, staff, and/or members of the broader community in discussions of public issues?
16大学の学生代表と、その学生たちが熟議を持ち帰ることを期待して

EURO2012後のスタジアムの活用=4つのシナリオ ポーランド
報道法と公共放送法について、モナコ
移民の投票権とTAV高速鉄道、トリノ、イタリア
公衆衛生と経済投資について、イタリア
子どもの教育的未来、北アイルランド、カソリックとプロテスタントに分断された社会における熟議の試み、2007年2月
EUの雇用、雇用創出、雇用政策について、ハンガリー
Dialogues in Democracy: Life, Liberty and the Pursuit of Happiness 、インターネット熟議


High School Toolkit: Citizenship in 21st Century America
http://cdd.stanford.edu/toolkit/
Documents Available for Download
•Complete Toolkit
oToolkit Instructions
oTeacher’s Session 1: Introduction/Citizenship and Participation
oTeacher’s Session 2: Exercising Choice
http://cdd.stanford.edu/toolkit/cdd-teachers-topic2.pdf
ohttp://cdd.stanford.edu/toolkit/cdd-teachers-topic2.pdfTeacher’s Session 3: Serving One’s Country
oTeacher’s Session 4: Becoming Informed
oStudent’s Session 1: Introduction/Citizenship and Participation
http://cdd.stanford.edu/toolkit/cdd-students-topic1.pdf
ohttp://cdd.stanford.edu/toolkit/cdd-students-topic1.pdfStudent’s Session 2: Exercising Choice
oStudent’s Session 3: Serving One’s Country
oStudent’s Session 4: Becoming Informed
oPre-survey
oPost-survey
oOnline Survey
oData Entry Instructions
oModerator Guide



問題について
テーマは何か=たくさん考えてみる。どのようなテーマが「熟議」にふさわしいのか。
◯学級人数を削減することは、教育の質の向上につながるか
◯学校現場における国旗国歌の強制は妥当か
◯ヘイトクライム防止法は必要か
◯いじめ防止策は十分か
◯TPP参加か否か
◯憲法96条の
◯20%の支持で政権政党が決められる? 選挙制度をどう変える?
◯参議院選挙、市民社会を育てる選挙運動のあり方
◯21世紀の市民性教育
a.Topic 1: Citizenship and Participation
b.Topic 2: Exercising Choice
c.Topic 3: Serving One’s Country
d.Topic 4: Becoming Informed


目的は何か=達成したいものは何か

この高校生の熟議をやりたいね。

で、「熟議プロセスのデザイン」としては
「日本の学校現場(高校)で熟議は可能か?」についての熟議。

ESD-Jで呼びかけるか。ESDのメーリングリストを活用するというのはどうか?

どこかで助成金が取れないか?
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by eric-blog | 2013-04-26 11:17 | □研修プログラム | Comments(0)

さらば 外務省!  私は小泉首相と売国官僚を許さない

さらば 外務省!  私は小泉首相と売国官僚を許さない
天木直人、講談社、2003 (2006年文庫)
1957冊目

2003年8月29日、34年5ヶ月の外務官僚人生に幕を閉じた著者による告発の書。

辞職をせまられた理由は、イラク戦争についてとられた小泉首相の方針に対して川口順子大臣あてに意見具申書を出したためだ。

竹内行夫事務次官は言った。「君は組織の枠を踏み外してしまったんだよ」13

米軍の対イラク攻撃という国際ルールを無視した暴挙を、・・・本来ならば外務省の多くのアラブ専門家たちこそ、声を上げるべきだった。・・・米国追従しか念頭にない外務省幹部の過ちを、体を張ってでも食い止めるべきだったのだ。25

このように断言する理由は、意見具申の中に書かれている。2003年3月14日A指定。

◯国連安保理における攻撃容認決議の採択が不透明。
◯大量破壊兵器の廃棄を求める国連の査察状況を見守るべき。
◯中東和平交渉の再開にイニシャティブを葉月することの方が大事。
no reaction
二度目の意見具申。3月24日。
北島信一官房長から、電話が。米国英国では、外交官が辞めている。国の方針に反対ならば、辞職するつもりなのかと。40

大使レベルで、議論ができない。
はじめに攻撃ありきの米国に追従しているだけ。

そのことを中東から親愛の目で見られている日本という国のあるべき姿として、忸怩たる思いがするということである。

対イラク戦争について世界の有識者は口を揃えて言っていた。「サダム・フセインを倒すことは簡単であるが、その後のイラクは混乱の極みとなり、とても米国の手に負えるものではない」と。62

明らかにこの戦争は不当な戦争だった。第二次大戦後の国際法に則していえば、明確な侵略戦争である。国連のアナン事務総長も、「国連憲章に反している」と公言した。62

それから考えると、よく米軍を撤退させたよねぇ。
http://ericweblog.exblog.jp/17569930/

もう一つの汚点。拉致問題についての解決に真っ正面から取り組むことをせずに、日朝国交正常化を急いだだけのスタンドプレーの訪朝も、鉄面皮の行いだと。46

この後は、歴代の外務省の不祥事、あるいは見識のなさの実例です。

また、いずれ

【ツイート用ショートまとめ】

さらば!外務省「小泉首相は、米軍の対イラク攻撃という国際ルールを無視した暴挙を諸手をあげて支持し、中東の人々を裏切った。国連のルールを踏みにじる、根拠のない攻撃は、明確な侵略戦争である。」by天木直人http://ericweblog.exblog.jp/17680456/
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by eric-blog | 2013-04-25 14:26 | ■週5プロジェクト13 | Comments(0)

よみがえる古民家 講演会と 「古民家の四季」

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古民家の四季
The Four Seasons of Kominka
カール・ベンクス、新潟日報事業社、2010
1956冊目

MINKA
BUNKA
INAKA
NIIGATA
田舎は田舎のままでいい

ドイツ人建築デザイナー、カール・ベンクスさんの講演会が、夕べ、2013年4月24日に、表参道の新潟県ネスパスで開かれた。2000円の参加費で、約1時間半の講演と交流会。本は1600円。昨日の朝、主催者の西村一孝さんに参加を申し込んで、定員に達しているにもかかわらず、ねじ込んでもらった。感謝。

本当に驚いた。

新潟県の安塚町にご縁があって、松代町はほくほく線で通りかかったり、トリエンナーレ参加作品を見聞したりということはあった。

古民家再生に取り組んでいたとは知らなかった。しかも、1966年に初来日、その後、20年前からは日本に拠点をおいて、40軒以上の古民家を再生してきた人が、地域の景観を変えてきている。「木を植えた男」ならぬ「家を植えた男」の話しだ。木が景観と気候を変えるように、家も景観と気候を変えるのだ。和辻哲郎の言う「風土」である。

ベンクスさんは、「庄屋の家など一つもない」と、ごく古い、納屋のような民家を改装してきたのだという。

東山魁夷のことば
「古民家のないまちは、思い出のなか人のようなものだ」

まちの景観をこうしたいという青写真=松代プロジェクト

むらの景観をこうしたい=竹所プロジェクト
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いずれのプロジェクトも進行中である。

再生された古民家は、どこかスイスの木造建築のようなテイストを持ち、内装は完全に椅子と床暖房の生活。機能的なキッチン。そこにはたたみやいろりの風景はない。それをどう考えるかは評価の分かれるところだろうが。

環境と身土不二の関係で作られていた民家に、新しいものが入って、融合した新しいものが生まれた。そして、それは松代の景色に、とてもなじんでいるように、写真では見える。

いいなあ、デザインって。

 このプロジェクトを「点検の視点」にして、自分たちの町を見つめ直してみることか。

6月22-23日には見学会が開催される。

ご関心のある方は、西村さんまで。
「森の駅推進協議会」市民フォーラム担当


いまや「ローカルであること」はグローバル・スタンダード、人類が求めるところなのだ。

人間は、風土とともに生きている。活かされている。

都会がなくなることはない。田舎も、なくしてはならない。排外的なままでは、再生は難しい、ということか。

カール・ベンクス よみがえる古民家、新潟日報事業社、2004
より、作品一覧。

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【関連ネット】
http://kominka-gallery.com/

http://www.k-bengs.com/page_work/work_01.html

【ツアー報告】
森の駅主催のツアー報告記です。

***********
「森の駅発」 メルマガ 第27号 ☆彡
1 廃屋が美しい家に大変身する魔法
 森の駅市民フォーラム十日町ワクワクツアーレポート!その2

=次号予告 市民フォーラム・香り博士の谷田貝光克さんをお招きします。9月13日(金)18:30~21:30(原宿・ベニーレベニーレ)です。 詳細は次号で=

今号は、6月22~23日に新潟県十日町を訪れた市民フォーラムツアー報告の第2弾
十日町の竹所地域の古民家についてです。
竹所地域は過疎の進行で、廃屋になった古民家も目立ち始めていますが、
そこに、突如!カールさんがマジックをかけたかのように
美しい家が次々と出現し始めました。
元は廃屋になっていた民家もカールさんにかかると大変身。
カールさんはベルリン生まれの建築デザイナーですが、日本の古民家を斬新に甦らせ、地元の町起こしにも貢献しています。

以下は、森のアーティスト大森明さんのコメントです!
「カール・ベンクス氏の再生させる古民家は、一般的な農家や旅館いわば"普通の民家"が多い。
その"普通の民家"をカール氏は、日本の伝統文化を愛して尊重しつつ、故郷ドイツ文化を融合させ蘇らせているのが特徴的だ。
自然の木の曲がりを生かした梁、黒光りした柱、玄関の引き戸、板張りの廊下、これらの素材を生かしつつ、
壁を白い漆喰でなく黄色や朱色などでカラーリングしている。
「そう来たかっ!」 と思わず唸ってしまう。
屋根は、藁葺きだけでなくドイツの石葺き屋根の家もあるが、この石葺き屋根が斬新、かつ、妙に日本の古民家や周囲の風景を明るくし、融合しているのが微笑ましい。

竹所地域のカール・ベンクス邸、イエローハウス、ベンガラハウス、
どれも周囲の山村の風景にマッチしている。
山間部の道を歩いてしばらくすると、緑の中に「見えた!」と
心を揺さぶるような存在感を放つ藁葺き屋根の家。
壁の淡いピンクと藁葺き屋根にうっすら生えたコケの緑色がすごく良いバランス。
古い建物と自然が生み出す美しさに感心する。
絵心ある人なら写生したくなる"絵になる景色"だ。

"期間限定のオープンガーデン"を開催するイエローハウスでは、
おいしいコーヒーを飲ませていただいた。
内部は、梁や屋根裏の構造材が大規模で迫力あり、飛騨高山の合掌造りの家のようでもある。
入口横のウッドデッキは2つ折の折たたみ式構造(前方部分を軒下方向に折りたたむ)になっている。冬の大雪対策だ。
冬は雪おろしもするので、軒下付近は1階がすっぽり雪で埋まってしまうくらいのことがあるそうなのだ。
幹線道路はラッセル車両が雪かきしてくれるが、道路から玄関までは自力になる。その苦労は夏場には想像できない。

ベンクス氏の活動は、地域の活性化につながっていることが良くわかった。
そして、カール・ベンクス氏が再生させてきた日本の古民家を見ていると、
日本は豊かな文化を捨て、当面の便利さだけを追求・維持するためにあくせくしているように思えてきた。
"近代化"と経済成長で"便利に豊かに"なったと思っていたが、いま私が住んでいるコンクリート製のマンションや近所の建売住宅は50年後どのように評価されるのだろう。
すばらしい文化としては評価されず、使い捨て文化の反面教師もしくは単なる産業廃棄物として評価されるのではないか。
今住む人の安心・安全・健康を満たして地球環境にもやさしく、将来の第2、第3のカール・ベンクス氏が見て、「再生しよう!」と思うような家をつくるべきではないかと思った。
日本の文化と豊かな自然を次世代に受け継いでいくために」~(大森明)

今の木造住宅の寿命は約25~27年と言われています。
産業廃棄物をたくさん作り出す家づくりから
人と森が元気になって文化遺産になる家づくりにシフトする時代へ!
カールマジックは大きなヒントになりそうです。
森の駅推進協議会では、木の香りがする
住む人を元気にして100年長持ちする家づくりを目指し、
「元気木の家研究会」を立ち上げ、
日々、研鑽に努めております。
今後にご期待ください!
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by eric-blog | 2013-04-25 08:35 | ■週5プロジェクト13 | Comments(0)

『平和教育: 平和の文化への道』第16章 学校全体アプローチ

これまでも「学校全体アプローチ」ということは、言ってきていましたが、これはすごい。

『平和教育: 平和の文化への道』第16章です。

PE16
第16章 学校全体で取り組む
Whole School Approach

 ここまでの章で、わたしたちは、先生とそれぞれの教室が平和の文化を築くことに貢献できることを議論してきました。ここでは、その取り組みを平和的な学校がどのように支援できるかに注目していきたいと思います。

 平和の考え、視野と価値観を学校全体の生活あるいはその先にまで、もっと効果的に取り入れていくためには、「学校全体によるアプローチ」を採用することを提案します。学校全体で取り組むということは、すべての学習領域、すべての学校共同体のメンバー(生徒、管理職、教職員)が、そして、その人たちがかかわるより広い範囲の人びとを巻き込むように努力します。この取り組みは、教授法、生徒活動、運営方針、学校制度や関係性など、その他の学校生活の側面だけでなく、学校を取り巻く地域社会のための、そしてとともに取り組む社会活動を含みます。
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学校全体で取り組むということは、とても重要です。なぜならば、首尾一貫した平和のメッセージや価値観が、学校や共同体の生活のそこここに表れているならば、それは、平和教育そのものの学習を活性化し、強化するからです。学校における社会的政治的経済的文脈は、学校のビジョンやミッションに対して支持的ではないかもしれません。しかし、それこそが、まさしく、平和的な学校が問題にしなければならないことなのです。平和的な学校は「カウンターカルチャー」「対抗文化」として、支配的なパラダイムに対峙するものであり、必要な変革に取り組み活性化させることを引き受ける必要があるのです。確かに、これは長期的で骨の折れるプロセスでありますが、取り組む必要のあることなのです。

フィリピンの学校がどのように学校全体での取り組みを行っているかを描写させてください。図16.1は、ミリアム大学が方針を示すために使っているものです。1926年にメリーノール・シスターによって始められたミリアム大学は、いまや幼稚園から大学院までの生徒を擁する、素人が経営している学問の府です。


ミリアム大学における平和教育
ミリアム大学のビジョン・ミッション声明文は、「正義にもとずく平和のために働き、人類の一体感に貢献していく人材」を開発するためということを表明しています。この学校のVMSは、目標に切り込むために平和教育を取り入れました。学校のモットーは「ミリアムは、平和と正義と環境のために」です。これはこの本の最初に述べている平和の包括的な定義を表しています。VMSはモットーは、学校の哲学を反映しているのです。それは愛の原則にしっかりと碇をおろし、それは正義へと想像力を開き、それはさらに平和に導いていくのです。この哲学は、人間の尊厳と母なる地球へのケアの尊重という原則に根付いたものでもあるのです。

 1991年に、ガッコゥキョゥドゥタィは、「ヘィをのゾーン」にな。ことを宣言しました。「平和のゾーン宣言」は、共同体は互いをケアする関係、協力、非暴力的な対立の解決、シンプルなライフスタイルや平和や社会的な関心のための活動を促進します。

 ミリアム大学は、平和教育をもっと効果的に推進するためには、「学校全体の取り組み」を進めることであると、思っています。この、学校全体のアプローチは、機構的には三つの分野を含みます。組織のビジョン・ミッション・目標、教育内容と教育のプロセスや学校体験、表面的やヒドン、組織の中で動いている構造と関係性。

ミリアム大学は、学校生活のさまざまな分野で平和教育を推進することで繁栄してきました。

平和的なカリキュラムに向けた努力
・平和の視点とテーマがカリキュラム全体に統合されている。
・特別な平和に焦点化したカリキュラムとテキストが第7年生の社会科の教科に使われている。
・3単限の大学レベルのコース「平和研究入門」が、国際研究学部の必須主要コースとして、そして他学部の学生にとっては選択科目として提供されている。同様に、「平和、ジェンダー平等と環境のための教育」というコースは、教育学部の必修主要コースである。
・平和研究の副専攻が学部生にも選択可能である。
・1単位のコース、MC101と呼ばれるものが、学校で、平和、社会正義、ジェンダー平等、環境配慮などが、すべての学部生や大学院生によって実践されている。
・非暴力的な対立の解決のためのセッションが、標準的な高校、短大、成人教育のプログラムとして提供されている。

教授学習方法
・先生たち、特に上述のコースにたずさわる先生たちは、協同的で、参加的、対話的、経験主義的な方法を使おうと努力しています。これらの方法は協同主義的学習アプローチ、省察と共有、想像力を刺激する演習、シミュレーションやロールプレイをした後でのふりかえり、映画あるいは記録映画をみてからの議論、外部の人へのインタビュー、対立の解決演習、物語りや音楽の活用を含みます。

コ・カリキュラムと学生の活動
・学級外生徒活動は、平和の学習と実践になっている。パックス・クリスティ学生組織は、違った方法でこれらの活動をいきいきさせるのを助けました。これらで使われた平和の意識を高めるために使われた活動は、国際平和でー(9月21日)に実施された展示、「このクリスマスには戦争玩具は贈らない」というテーマでのポスター制作、平和のキルトと横断幕、野外展示「平和のためのPinwheels」、「宗教の間の平和のビジョン」および「銃による暴力と対決する」についてのミニワークショップ、平和を焦点にしたliturgical, para-liturgicalサービス、歌祭り、ステージでの発表など。後者には大学生による「希望の種」と子ども研究センターの価値観を伝える年次劇の発表がある。
・ほとんどの学生がカソリックであるミリアム大学と、ムスリムの人が通うミンダナオの学校との姉妹提携は、双方の学生が互いを知り合い、何十年も積み重なった偏見のバリヤーをつきくずすものであった。プロジェクトのテーマは「平和の橋をかけよう」で、2004年に始まった。活動に含まれるのは次のようなものである。手紙のやりとり、先生と生徒が参加する平和教育のトレーニング、新聞の協同発行と協力。ラジャ・ムダ高校がミリアムの学生に対してプレゼンテーションを行い、そのおかげで、大学生たちがミンダナオにおける対立の状況についての理解を深めることに役立った。そして、ミリアムの生徒、保護者、教職員は、彼らの活動を物質的に支えた。

平和に関連する教材とその他の素材
・平和と非暴力についての本、その他の素材が、大学図書館に特別なセクションを占めている。そのためにこれらのコレクションに対して教職員も学生もアクセスしやすい。
・学校の出版物に平和と非暴力に関連したものがある。
・平和に焦点をあてた本、例えば「Tungo S Isang Mapayapang Mundo平和的な世界に向けて」「対立の解決とピアメディエーション・ソースブック」などが、平和をテーマにした研究報告とともに出版されている。
・学校に「平和庭園」がある。大学のミニ森林公園にあり、平和についての理解を深められるようになっている。庭園は、平和のことわざを集め、それを自然岩の上におかれたプレートに書き付けている。イエス、アッシシの聖フランチェスコ、マハトマ・ガンジー、マザー・テレサなど。庭園には平和のポールもあり、国際的な平和のシンボルであり、世界に10万本、広がっている。

管理職と教職員のための強化活動
・平和教育、平和の精神、対立の解決、暴力への代替についてのセミナーや講演会が持たれてきた。
・学年の始まりの前に、平和教育についてのワークシッョプが、新任の教職員に対して実施されてきている。その他の職員に対しては短いオリエンテーションが実施される。
・平和のためのコアグループを、さまざまな部署からの代表で構成し、彼らがそれぞれの部署でのカタリストになれるように配慮する。彼らは、学外での成長の機会のために派遣される。例えばミンダナオ平和構築機構など。

参加型の構造および相互ケア関係
・学校はさまざまな機能を学校で発揮する際に、民主的なプロセスをとる。これらは、さまざまな目的の委員会へ各部署、学生、管理職からの代表を入れる。委員会は、方針を決定するものであり、他の人々から権限を委託されている。
・参加は、学校のリーダーの選択にも奨励される。共同体のメンバーは、誰であれ、管理職、スーパーバイザー、そして、理事会メンバーすら選ぶ。リーダーに立候補したい人は、それを表明することができる。
・対立が起こった場合は、対立を解決するための民主的なプロセスがある。(教員-学生調停委員会、苦情処理委員会など)
・コミュニティ感覚を育てるための機会を提供する。特別な日をお祝いしたり、コミュニティのふりかえりのセッションを学校の名称がかわったりなどの機会に提供する、開放性、協力、相互認知を奨励する。

社会的関心のための平和行動/活動
・平和構築は、物理的構造的暴力の否定だけではなく、暴力の被害者に、結果的にはなってしまいがちな弱者や貧しい人をエンパワーしたり、など、積極的な活動も実践している。そのために、大学は、外部の組織に協力しつつ、彼らの自立を促進するための活動を行う。ミリアム主導のリーチアウト・プログラムには、次のようなボランティアとして関わることができる。
a.非識字成人と学校にいっていない若者対象の学際的で職業的なプログラム。
b.公立学校の子どもたちに対するcathechetical ministry
c.貧困状況にある母子のための教育セッション
d.障害のある人に対する強化セッション(マリーノール・シスターとの協力で実施)
e.ミリアム・ボランティアのミッション・プログラムを海外、例えばタイやビルマの国境地帯で実施。
・学校コミュニティのメンバーは、Institutional Network for Social Actionとthe Kilusan ng Miriam sa Kalamidad (Miriam’s Movement to help calamity victims).を通じてボランティアに参加することを奨励される。
・彼らは、同時に、他の平和活動に参加することも奨励される。手紙を書く(例えば、メディアの暴力に対して)、デモに参加したり、ロビィングしたり、(例えば、平和のプロセスと停戦を支援する、死刑制度の廃止を訴える、銃規制の法律の制定を求める、銃のレプリカの製造と販売を禁止することを求める、など)、そして権威に対してポジションペーパーや請願を出す(日本の憲法9条のretention堅持を求める、国家公務員の汚職をなくす、など。)

これらのことは、学校が、学校全体で取り組むためにどのような一歩を踏み出すことができるかを描写するものです。組織として、そして制度として、このような活動を支援することは、学校全体で取り組むために必須ですし、リーダーシップをとる人、協力する人の熱意は必要不可欠なものです。この取り組みのためにさまざまな準備と時間をかける必要があるでしょう。しかし、それに見合うだけの得られるものがあるのです。つまり、学校の文化が、平和的であるだけでなく、学校を含む社会全体で求められている変革を促進するような学校文化を促進するものでもあるのです。
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by eric-blog | 2013-04-24 14:39 | Comments(0)

ベアテさんの志を受け継ごう! 上映会とトークのご案内

ぜひ、ご参加ください。

東京新聞130424
http://www.cine.co.jp/kenpo2013.html

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by eric-blog | 2013-04-24 11:11 | ◇ブログ&プロフィール | Comments(0)

だれがタブーをつくるのか 原発広告・報道を通して日本人の良心を問う

だれがタブーをつくるのか 原発広告・報道を通して日本人の良心を問う
鈴木邦男+本間龍、亜紀書房、2013.2.28
1955冊目

本間龍さんの講演会はこちら! ぜひ見て欲しい!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/69609
インタビューも、good
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/36979

もっと見て欲しいのは、排外主義を排する右翼、鈴木邦男さん。もう、ファンになっちゃいますーーー。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/74227

西尾幹二さんとの記者会見を実現させたのもすごい。
2013/04/04 歴史認識で意見割れる 西尾氏「国家権力による従軍慰安婦はいなかった」、和田氏「中国やフィリピンでは、日本軍が現地の女性を拉致監禁し、相当期間、性的行為を強制した」―日本外国特派員協会主催記者会見『河野談話の見直しについて』
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/72382

なんてね。この対談もすごい。鈴木さん、大ブレイク中! がんばれ! 右翼。
この国の未来を憂う気持ちを共有するようになってしまったのだね。

よーーく、考えているなあと、思わされるし、ことばがすごい。

144
鈴木「相手に何も言わせない言葉が巧みですね。「愛国心がないのか!」という言葉もそうです。・・・反論を遮断する。・・・そういう言葉というのは、凶器ですね。」
・被害者のことを考えろ
・許せない

150
鈴木「NHKアーカイブズで、30年前の討論番組をやっていたんですよ。テーマは原発。今と同じ論争なんですよ。

相手の会話をさえぎらないし、怒鳴らない。冷静に討論している。だから、ものすごく建設的なんですよ。

ただ、見ていてまったく面白くない。日本のエネルギー問題を考えるときに、「面白くない」と考えてしまうこちらが堕落しているんですけどね。」

「堕落」という言葉が、右翼チック!

わたしはどういう言葉を使えばいいのかなあ。「感性が鈍い」「感覚が麻痺している」

矜持と抱き合わせの言葉なんですねぇ。


わたしが使えない言葉、普段の語彙にないことば

闘う
卑怯
堕落
卑劣
失礼
殺せばいい。

なぜだろう?


【ツイート用まとめ】ほぼ140文字

2013/04/15 改憲論者・鈴木邦男氏が警鐘「安倍政権が改憲するなら現行憲法のほうがマシ」―「右傾化する日本」を新右翼としてどう見るか──改憲、愛国心強制、排外主義を乗り越えて
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/74227


2013/4/15「右翼には排外・差別主義者はいない。在日外国人は右翼の中にもいっぱいいる」新右翼一水会・鈴木邦男さん
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/74227

2013/4/15「いまは、作る側に覚悟がない。企画の段階からつぶれる。抗議がいっぱいくるようなあぶない企画は最初から作らない。」新右翼一水会・鈴木邦男さん
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/74227

2013/4/15「赤尾敏さんという人は、竹島の問題について、日韓の連帯の邪魔になるならば、ダイナマイトで沈めてしまえ、というようなことも言っていた。反共があったからだ」新右翼一水会・鈴木邦男さん
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/74227

「(NHKの討論番組で)相手に何も言わせない言葉が巧みですね。「愛国心がないのか!」という言葉もそうです。・・・反論を遮断する。・・・そういう言葉というのは、凶器ですね。」新右翼一水会・鈴木邦男さんhttp://ericweblog.exblog.jp/17673433

2013/4/15「赤尾敏さんは、民主主義にシンパシーを持っていた。戦前国会議員の時、戦争反対、米英は民主主義の仲間だ。北進論者。戦後も一貫して共産主義反対の筋金入。」新右翼一水会・鈴木邦男さん ‪http://iwj.co.jp/wj/open/archives/74227 …


2013/4/15「憲法に対しては、アメリカの押しつけ。右翼は憲法改正主義。でも、いまの政権下では、政権の支配に置きたいだけ」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「全共闘の激しい時、憲法改正は、いのちをかけて言っていた。いまは、評論家。安全圏から発言し、誰も反論しない。昔大学には気骨のある先生がいた」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「革命の危機が去ったと思っていた。1970年11月三島由紀夫事件が。『我々がオルグした森田必勝に申し訳ないよなぁ』と話した。やましさ、後ろめたさが一水会という集まりになった」
」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「いまの状況で改憲したら危ない。自民党のやり方で一気にやると危ない。問題をすり替えるために出してきた。自民党はがんばったのに、だめだった。日教組がいたから、憲法があったからだ。と、そこが敵だ元凶だと。本当にだめだったのは自民党」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「これまでも自民党議員が作った草案があった。」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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NHKアーカイブズで、30年前の討論番組をやっていた。テーマは原発。相手の会話をさえぎらないし、怒鳴らない。
ただ、見ていてまったく面白くない。「面白くない」と考えてしまうこちらが堕落しているんですけどね。」新右翼一水会・鈴木邦男さんhttp://ericweblog.exblog.jp/17673433

2013/4/15「自主憲法、憲法復元、全面改訂などの議論があった。」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「いまの状況で改憲したら危ない。いま改憲したら、かえってアメリカよりのものになる。右翼は改憲論者だが、小林よしのりさんなど、反論している人もいる」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「いまの憲法は、戦争が政府の責任で行なわれたことを明記。改憲案では、まるで災害にあったような論調。戦争に対する反省もない。それはちょっとひどい。天皇を元首とすると、また、天皇の責任論になる。」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「天皇を元首にして、日本は強くなってというような、いきおいのよい意見が通るようになっている。ぼくは、天皇を元首にするのは反対」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「1999年に国旗国歌法ができたとき、強制はないと言っていた。法律が一人歩きし、学校で強制。処分。変な話しだ。いやいながらは、日の丸君が代がかわいそう」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「いまのヘイトスピーチやデモで、日の丸が使われている。日本と排外主義はなんの関係もないのに、日の丸が排外主義の象徴に使われている。使われているのがかわいそうだ。」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「国会でまず国旗国歌をやれ。歌わない議員を処分できるのか?国民から選ばれた人を処分できるはずがない。弱い立場の人、先生におしつけて、処分する。卑怯だろう。」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「一人ひとりが覚悟がない。主体性がない。国家が強くなれば、自分が強くなるという堂々と中国韓国に行って談判する政治家もいない。安全圏で「我々は断固闘う」と言っているだけ。文書をつくればそれでよしとしている。だめだろう。5
せこい。卑劣なのは、憲法改正ルールを変えてからという。スポーツのルールを変えてから、参加するのか?ハードルをむしろ高くせよ」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「自民党が卑劣なのは、憲法改正ルールを変えてからという。スポーツのルールを変えてから、参加するのか?ハードルをむしろ高くせよ」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「国防軍にしようと言っている。憲法で軍隊は持たないと言いながら、強大な軍隊を持っている。では、憲法に国防軍と書いたら、どうなるか。とこまでいくかわからない、怖さがある。」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「愛国心について、40年間運動してきて、いつも論争に負けてきた。愛国者になるのは簡単。言えばいい。「おれは、天皇のためなら明日にでも死ねる。おまえはないだろう」と。「お前は死ぬ覚悟がないだろう」と言ったやつは、運動辞めている。」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「一人ひとりは弱い立場で、経済的にも弱い立場で。一緒に叫ぶことで、自分も強くなったような気分になっている。政治討論会でも、お前らばかだと怒鳴りあっている方がおもしろい。でも冷静に話し合って、5年かけてやるというように決めて取り組むべし」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「一人ひとりは弱い立場で、経済的にも弱い立場で。一緒に叫ぶことで、自分も強くなったような気分になっている。政治討論会でも、お前らばかだと怒鳴りあっている方がおもしろい。でも冷静に話し合って、5年かけてやるというように決めて取り組むべし」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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これだけは守っていこうという基本的な条項を決めて、改憲。海外派兵はしない。核兵器は持たない。徴兵制度はしない。最低この三つ。


2013/4/15「これだけは守っていこうという基本的な条項を決めて、改憲論議をする。海外派兵はしない。核兵器は持たない。徴兵制度はしない。最低この三つ。5年かけてやるというように決めて取り組むべし」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「自衛隊のままがいい。いままでのような軍隊ではない、進化した軍隊になる可能性を、自衛隊は持っている。」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「民主主義がいい。一心独立して、国家独立する。と福沢諭吉も言っている。一人ひとりの自立。個人が強くならなければ。国家が強くなれば、自分が強くなるというのは幻想。」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「軍事裁判が始まれば、国家の中の国家、別の基準ができる。個人の自由や権利が。自民党が支配しやすい国家という方向に行くと思う。かえってアメリカよりの自由のない自主憲法になるよりは、自由のある占領憲法を。」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「靖国神社も大事にすべき。しかし、軍隊の格好をして8月15日に来る。なんだ日本は戦争しようとしているじゃないかと、報道される。コスプレ禁止にすべき。奉られている人に対して失礼だ」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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2013/4/15「沖縄に基地があるから守られているものよりも、犯されているものの方が大きいのではないか。現実的にしっかり考えよう。」新右翼一水会・鈴木邦男さん
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君が代以外にもいろいろな国歌があった。賛美歌風のものも。

闘っている市民運動の人がいなくなった。

左翼は勉強しないとなれない。右翼は、言っていればよい。

自分の責任で一人でやる。

暴力と言いながら、
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by eric-blog | 2013-04-24 09:26 | ■週5プロジェクト13 | Comments(0)