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心のノート 改訂して、配布 道徳教育の教科化

2013年2月28日 東京新聞 社説
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2013年2月27日 東京新聞
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by eric-blog | 2013-02-27 15:29 | ○子ども支援・教育の課題 | Comments(0)

フリー <無料>からお金を生み出す新戦略

フリー <無料>からお金を生み出す新戦略
クリス・アンダーソン、NHK出版、2009
1924冊目

2006年出版の『ロングテール』が世界的ベストセラーとなった著者による第二弾。

「情報はフリーになりたがる」

格言だねぇ。しかも、freeというのが自由と無料の二つの意味を持つというのも、すごいことだ。いったい、世界のいくつの言語で、無料と自由の二つの意味を一つの言葉で表現するだろうか?


この本の最初は、モンティパイソンのエピソードから始まる。YouTubeにしてやられていたモンティが、高画質の自らの映像を無料にし、DVDを買ってねと呼びかけた。2008年。

そして、その原稿を書いている本人は、25000円程度のパソコンで、リナックスでFireFoxを使い、グーグル・ドキュメントを使っている。コーヒーハウスではワイヤレスアクセスも無料だ。

そして、わたしにとっては、米国留学中に、最大の謎であった食べ物。「ジェロ」Jello。なんであんなものが、サラダにまで出てくるのか?なんでみんなこんなに好きなのか?なんでしょっちゅう作りたがるのか?

謎がとけた。18

1902年、レシピ本を無料で配布。無料配布はセールスには当たらないので、訪問販売のライセンス料を、セールスマンは払う必要がない。レシピ本を配った後、地域の商店を訪れ、商品をそろえておこうと売り込む。

年間に1500万部ものレシピ本を配った年もあった。最初の25年間で、2億5000万部を配った!

無料のレシピ本が、有料のジェロへの需要を生み出したのだ。

それは、ジレットも同じ。替え刃式の安全剃刀を値引きして提供し、替え刃の需要を生み出した。

それは、20世紀モデル。

しかし、21世紀モデルは本当に無料なのだ。

情報処理能力、記憶容量、通信帯域幅というテクノロジーの三重の相乗効果。


巻末資料に事例が列挙・分類されている。

フリーミアムfreemiumのモデル326
1.時間制限
2.機能制限
3.人数制限
4.顧客タイプによる制限

フリーミアムは、5%を売るために、95%を無料で提供する。これが成り立つのは、デジタル製品の限界費用がゼロに近いので、95%の製品にかかるコストも少なく、大きな市場にアクセスするためなら、そのコストを容認できるからだ。328

IWJの会員が5000人ということは、この5%が損益分岐点だと考えるならば、10万人のユーザーがいるということだ。年会員だから、10万人をどう数えるかわからないけれど、年であれば、一日273人。それぐらいはいるだろうなあ。

岩上安身さんのフォロワーが11万人だから、会員数は、妥当なところだとも考えられるね。
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by eric-blog | 2013-02-27 14:18 | ■週5プロジェクト12 | Comments(0)

第六回 第七回 憲法学習会

第六回 憲法学習会 2013年2月12日(火曜日)
第七回 憲法学習会 2013年2月26日(火曜日)

第六回
25条を再び。

社会福祉
社会保障
公衆衛生
のことばの意味について検討。

社会福祉とは、人が生きている状態の山あり谷ありの、谷の部分を埋める公序。公的扶助のこと。
社会保障とは、みんなが安心して暮らせる町づくり。バリアフリーであるとか、全体のデザイン。
公衆衛生とは、みんなが生命を奪われることなく、暮らせること。安全な水や直接的な環境整備。治安? 

いやあ、わたしは、社会福祉と社会保障は逆に思っていたなあ。保障の方が谷埋め作業で、福祉が全体のことだと。

考えてみれば、社会福祉はSocial Welfareだもんね。社会保障はsocial security。そうだね。

公衆衛生、Public Healthは分かりやすいね。

健康的文化的生活は、わたしたちの権利であるのだが、それを支える仕組みは、公助、互助、共助、自助、さまざまである。

日本の住宅制度とヨーロッパを比較すると、ヨーロッパは公的公営、町にも統一感がある。日本は「家」に個人がお金をかける。米国は個人主義。


福利厚生施設は、健保などの公助や企業などの互助によって整備された。
社会福祉協議会は、地域によって、維持のされ方に違いがある。町内会から費用を徴集しているところもある。

水道は公営。世界には民営のところもある。結果は不潔になる。

第23条の学問の自由が「何人」と人に限られた表現になっていないのは、大学、学会、法人など活動を想定してのこと。大学の自治が、国家権力の外にあるのも、教職員による学問の自由の権利の保障のため・

小泉政権下で、大綱化し、大学の理事長の権限を強化し、職員会議は「諮問会議」化していった。学生の自治も認められるべきもの。しかし、大学までは「高校の延長」になりつつある。

第26条
能力に応じて、というのは、「能力なりに、等しく」とも解釈できる。自民党案では、「国の未来を切り開く」ということに特化している。

『シッコ』によって、マイケル・ムーアが描いたのは、救急車も呼べないような無保険状態の医療現状である。

義務教育は、親や国が教育をする義務を負っているということ。能力主義も、「わかるまで教える」ためでなければならない。

第27条.働く事は権利。失業保険も権利である。
第28条.

第30-35条は、刑法について。量刑主義であること。戦前の憲兵などによる捜査の人権侵害があったことに対する反省から、かなりの条数を割いていると考えられる。

第七回
第四章 国会について
第41条から第64条まで。

国会は国権の最高機関である。

三権分立、立法、司法、行政、の三つの中でも、もっとも高位にあるのが、立法機関である国会である。

その長は、衆参両議院の議長、二名である。

行政のトップである内閣総理大臣と、両院議長、そして最高裁判所長官は、三権の長であり、給料も同じ! 月額230万円ぐらい、年収4000万円ぐらいらしいけど。

国会が内閣総理大臣を指名し、内閣総理大臣が最高裁判所裁判官を指名し、最高裁判所が立法の憲法適法性を判断する。三権分立の相互チェック機能である。

各省庁の最高位は事務次官である。12省庁、約30名ほどがいるようだ。

自民党案では第64条2項に、「政党活動について」が追加されている。これは政党交付金などを憲法で後付けするためのものだと思うが、年末の政党再編劇を見聞していたものとしては、果たして、1人頭1億円にもなるようなお金を、政党の総裁の権力の道具にしてしまうことは、いかがなものかと思ってしまう。最初はいい制度だと思ったけれどね。弱小政党でも、資金に困らないのではないかと。

国会での戦い方の根拠が、憲法に書かれているこのあたりの条項だ。

会期終了30日前に衆議院を通すことがなぜ大切か。
両院協議会を開く方が有利か、あるいは衆議院で再度2/3の可決を求める方がいいか。
自党の議員の投票に党議拘束をかけるべきかいなか。

動議の掛け方。

委員会。

秘密会。うむむむむ。

院内集会。

国会運営のノウハウ本なんてないのかなあ。

そうそう、もう一つ忘れてはならないことは、小選挙区制を成立させたのは、細川内閣の時。自民党を出た人たちの連合政権。その時の衆議院議長は土井たか子さん。小沢一郎さんに丸め込まれて、成立の方向へ動いた。

自民党が長らく果たせなかったものを、あっさりと。

なのだそうだ。


IWJの逐条ゼミナールはこちらから

2013/4/23【IWJブログ:「日本人は民主主義を選ぶのか、それとも捨て去ってしまうのか」~自民党改憲草案に注がれる海外からの厳しいまなざし】(2013/03/23)

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/69716
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by eric-blog | 2013-02-27 11:45 | ☆よりよい質の教育へBQOE | Comments(0)

東京新聞130224慰安婦問題について、吉見善明教授談話

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by eric-blog | 2013-02-26 09:53 | Comments(0)

宇宙から学ぶ ユニバソロジのすすめ

宇宙から学ぶ ユニバソロジのすすめ
毛利衛、岩波新書、2011
1923冊目

エピローグで、毛利さんは言う。2000年のスペースシャトルでの宇宙体験から帰って、ハッチが開けられたとき、もやっとした空気が流れ込んできた。人工的に作られた空気と異なるいのちに満ちた地球の空気だったと。

宇宙は宇宙だ。全体を全体のまま知る。それがユニバソロジだ。Universology

宇宙の普遍性、生命の普遍性。

生命のつながり、40億年の地球上の生命体の歴史。

それは「個の挑戦」によって、多様化し、繁栄してきた。さらにはつながりと多様性が生命の鍵だと。

一人勝ちの状態はずっとは続かない。

宇宙飛行士の訓練は、危険と隣り合わせだという。さまざまな三重の失敗の組み合わせをどのように「生き延びるか」が訓練の中心だからだ。たった一つの成功の筋道を学ぶのではなく、無数にありえる失敗をどう対処するかが、課題なのだ。宇宙に行かずに、宇宙飛行士が死亡している例がたくさんあるのだという。

リーダーとマネジャー、その両方の役割、そしてリーダーシップとフォロワーシップその両方の役割を、誰もが適切に担い、局面局面で交代していくこと。それがうまく行くことが、生き延びる可能性を高めると。

いま、生命のつながりの流れという意識が、問題解決に必要なのではないか、それが著者の提案である。

世界に中心はなく、つながりあっている。

いま、さまざまな科学が垣根を超えて「総合知」が求められる時代になってきている。さらに視点を、ユニバースに持つ「未来知」の時代が来るだろうと。そして、それは、自然から切り離された科学技術のことではなく、その全体を俯瞰し、あるがままに受け止めることだ。

宇宙に出て行くことは、いまの「人間」の形を保ったままでは難しいのではないかと、著者はいう。いま、宇宙空間に出て行っているのは、地球環境の最低限の生命維持に必要なものだけをきりとった小型シミュレーターでしかないからだ。宇宙に、地球を再現することはできない。

どんな未来があるにせよ、その扉を拓くのは「個」であること、無数の個の挑戦の結果が、変化なのだから。個でありながら、つながり、つながりでありながら全体、全体でありながら、個。

1972年の環境会議から40年。地球意識に基づく市民性教育が広がらないと感じているが、ま、地球の生命の歴史から見れば、そんなに長いわけじゃないよね。

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この地図、好き!

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http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/tsunagari/authagraph.html
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by eric-blog | 2013-02-24 08:08 | ■週5プロジェクト12 | Comments(0)

なぜ、死刑廃止へテイクオフできないのか?

人権教育の大事なテーマの一つだと思います。

どういう風に、みんなの頭で考えるのがいいかなあ。

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by eric-blog | 2013-02-23 15:36 | ☆よりよい質の教育へBQOE | Comments(0)

いじめの構造 なぜ人が怪物になるのか

いじめの構造 なぜ人が怪物になるのか
内藤朝雄、講談社現代新書、2009
1922冊目

学校という集団の「群生秩序」。群れの付和雷同の中で、全能を配分することによって是非を分つ、情動の共振から生じる秩序のこと。38

ノリや、空気を読む事が求められる。

それは、固定的で逃げることのできない集団に、自然発生的に生まれる秩序である。

それに対して、さまざまな個性のある人が共存するために求められるのは
「自由な社会を維持するためには、構造的な力関係によって人格的な隷属を引き起こしやすい社会領域(学校、職場、家族、地域社会、宗教団体、軍隊など)に対して、個人の自由と尊厳を確保しやすくするための制度的な介入のしくみをはりめぐらす必要がある。207

具体的には、閉鎖空間の条件を変える。生活圏の規模と流動性を拡大する。
公私の区別をはっきりさせ、客観的で普遍的なルールが力を持つようにする。210

損得を考えずに「全能具現」に走る人口は少ない。大多数は「計算ずく」でワルノリに参加する。235

例えば、以下のようなことが起こらないように制度設計をする必要があるのだという。238

○魔女狩りは狂騒的なお祭り騒ぎであると同時に、効率のよい金儲けの手段でもあった。
○日本では、しばしば、学校の暴行教員は、非暴力的な教員よりも「指導力」が認められて、教頭や校長への出世に有利である。
○戦時中の軍部では、非現実的な主張で気迫を示す演技が仲間内での立場を安泰にし、臆病者というレッテルを貼られたら自殺を強要されることすらあった。
○いじめが蔓延する教室で、キレる実演は自分の立場を有利にする。
○文化大革命時の中国では「悪のり」することが同時に保身の術でもあった。
○民族的憎悪や宗教的憎悪の盛り上がりによる殺戮というかたちをとる紛争は、じつは、さまざまな有力グループに寄る「合理的」な利権獲得競争の延長でもあった。国際社会が前もって利害構造をコントロールしていれば、これほど残酷なことは起きなかったはずである。

第7章では「構造的な力関係によって人格的な隷属を引き起こしやすい社会領域(学校、職場、家族、地域社会、宗教団体、軍隊など)」を中間組織と呼んでいる。そして、そこに生まれる「全体主義」がいじめの構造だと。

「各人の人間存在が共同体を強いる集団や組織に全的に(頭のてっぺんからつま先まで)埋め込まれざるをえない強制傾向が、ある制度・政策的環境条件のもとで構造的に社会に繁茂し、金太郎飴の断面のように社会に偏在している場合に、その社会を中間集団全体主義という。」253

事例としてあげられているのが以下のような「小権力者が社会が変わると別人のように卑屈な人間に生まれ変わる」例である。
○戦時中の隣組
○中国の文化大革命仮面と役柄で生きる

著者は、社会の制度設計によって「群れた隣人が狼になる」メカニズムを発現させないようにすることが大切だという。251

戦前には、国家的全体主義に加えて「天皇制」という金太郎飴(形態的同一性)が社会に蔓延していた。戦後、国家的全体主義は衰退したが、中間集団全体主義は形を変えて継続し、高度成長期には「学校社会」のモデルが席巻した。会社が社員を子ども扱いし、囲い込んでいた。「高度産業資本社会に共同体的な組織編成原理を埋め込んだ。」

ローカルな秩序。

国家的全体主義からも、中間集団全体主義からも自由な社会。

それがめざすべき未来であろうが、自立していない個人がそれを選択することはないだろうなあ。だって、学校社会が、「形態的同一性」のモデルとして、人を育てているのだから。学校が変わらないと、無理だね。
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by eric-blog | 2013-02-21 21:44 | ■週5プロジェクト12 | Comments(0)

しあわせ節電

しあわせ節電
鈴木孝夫、文藝春秋、2011
1921冊目

ものを大事にする。製品は買い替えずに修理する。リサイクルを趣味にする。
大正15年生まれ。亡父と一つ違い。東京生まれと、徳島の僻地生まれではずいぶんと見て来た風景は違う事だろうと思う。

しかし、戦前戦中の都会生活における野菜手作り感の近さの描写は、いまの三鷹市などを歩いた時に見る、まだまだある無人販売の店を思い出させる。

バックトウザフューチャー、もしも、わたしたちが世界の人びとと同じだけのエネルギー消費で生きるとすれば、どれほどの消費が可能だろうか?を計算した数字がある。それで見ると、1967年ぐらいになるのだ。

戦後の焼け跡から復興し、三種の神器がもてはやされ、テレビが白黒からカラーになり、電化製品は一応出そろった時代だ。

そこからの変化は、「モータリゼーション」の時代である。日本の、いまも産業構造の一角である自動車産業、そして公共工事の代名詞であるような道路工事、高速道路網の整備、そこから加速された物流。その時代が、日本の風景も変えたのだ。

後戻りはできない。しかし、どういう風景を作り出したいかを考えることは、できるのではないか。

民生部門における節電の達人の著書を読みながら、構造的に何が変わりうるのだろうかと、考えてしまった。

達人は、マイカーを使って、たまった新聞をリサイクルに出しに行くらしい。どうやら、自家用車を持たないわたしの暮らしの方が、エネルギー消費は格段に少ないようだ。

とはいえ、大学人でも、イギリスでは、室内履きに穴かがあいていても気にしないという姿勢の違いは、わたしも同感である。
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by eric-blog | 2013-02-21 07:34 | ■週5プロジェクト12 | Comments(0)

二つの憲法 大日本帝国憲法と日本国憲法

二つの憲法 大日本帝国憲法と日本国憲法
井上ひさし、岩波ブックレット、2011
1920冊目

2010年4月に亡くなった著者の1999年の講座の再録。

憲法とは何かから始まり、大日本帝国憲法の成立、そして、戦後の日本国憲法の成立を解説したもの。

Constitution 憲法の英語の語源を考えると、それはcon ともに、stiite建てるものであるということがわかる。「1689年から1789年の間にしだいにできあがった」(オックスフォード英語辞典)
1689年 権利章典
1776年 アメリス独立宣言
1788年 アメリカ成文憲法
1789年 フランス革命と人権宣言

井上さんは、イギリスには憲法がなく、権利章典など複数のものがその基礎となっているという。成文化された憲法を定めたのは米国が最初ということになる。

そして、近代国家の形を急いでいた日本で、憲法が議論された時、三つの立場があった。
一つは、絶対君主制のままで、憲法は要らない。(薩摩派)
二つ目は、憲法を作って、立憲君主制へと移行しよう。
三つ目は、立憲君主制の形を取りながら、内容は絶対君主制のままで行こう。(長州派)

ため息が出ますね。いまの改憲案を見ていると、なぜ、いまだに、絶対制を支持する人がいるのだろうか、不思議でなりません。60数年では、意識改革は達成できなかったということでしょうか。

そして、1946年の天皇の「人間宣言」。大日本帝国憲法が前提としていた万世一系の天皇という基軸が本質的に変化したはずです。

新憲法の三つの柱「人権の尊重」「国民主権」「永久平和」。

日本国憲法に、当時の世界の最高の理想として盛り込まれたもの。57

人類普遍の、練り上げられたもの。「人間は、世界中の人たちが頑張って、人間だからできるものを考えたり、発明したりしてきた。」

なぜ、それをみんなの共有財産として使うことをしないのか? 井上さんは、「普通の国」になりたがっている日本を憂いています。

「自分たちを、国境を超えて地球上に生きている「人間」と規定し直す。そして、志を同じくする人びとと共に動く。」

「世界史からの使命が課せられているわたしたち日本人」63

いまや、Constitutionを一国主義に戻す事などありえない。わたしたちの国がどんな国であるか、そして、その国は、この世界でどのように存在しようとするか、その覚悟とビジョンが、憲法に明記される必要があるでしょう。

ロールズは1999年の「万民の法」の論文で、諸社会の共存の原則を三つあげました。それ以前は、民主主義が、正義の究極の形なのだと、ロールズを主張していたのですが、民主主義をひっこめたとしても、次の三つはゆずれないと。
○法治主義
○非拡大主義
○基本的人権の尊重
これは、改憲案を検討する時に、しっかりとチェックすべき点でしょう。
http://ericweblog.exblog.jp/7687182/
http://ericweblog.exblog.jp/778478/

戦争の放棄は、国連憲章にもあることですから、これがはずされることは、ありえないでしょう。古関彰一氏が指摘するように、大日本帝国憲法にはあった「開戦」についての規定が、自民党改憲案には見られないということは、軍隊化という動きと重ね合わせて考えれば、米国に追随した「なしくずしの軍隊派遣」への道を拓くだけだと言わざるを得ないでしょう。

Constitutionとは、共に生きる人類が、積み上げ、合意を形成してきた、わたしたちの目指すべきあり方を成文化したガイドラインであるものです。

幻想の共同体の確立に邁進していた近代国家形成期の考え方に、一国の憲法が戻ることは、人類的な損失なのではないでしょうか。

それに賛成する人びとが多いとすれば、それは、とても不思議なことです。ありえないことがあると、世論調査や選挙の結果が示すのであれば、方法論そのものも近代の枠組みを超えていないのかもしれませんね。


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by eric-blog | 2013-02-18 10:57 | ■週5プロジェクト12 | Comments(0)

男女共同参画ファシリテーター養成研修 プレ講座プラス6時間

記録

2013年2月6日
1.参加者アンケート[個人作業→カクテルパーティ→グループ作業「分析と所見」→全体共有]
       (ア)これまで「女性」で損したこと、得したこと、悔しかったこと
       (イ)女性の参加・参画がもたらすメリット
       (ウ)参加から参画、バリヤは何?
       (エ)女性の参画を推進するためにとるべき公共政策
2.ノートテイキング[個人作業]
3.正確に聞く傾聴[ペア作業、話し手1’30”+聞き手1’×2]

プレ講座

1.後だし負けじゃんけん
2.経験学習でふりかえり「どのようにHow」「なぜWhy」[個人作業→グループで共有]
       (ア)参加者アンケート
       (イ)傾聴
       (ウ)ミニレクチャー
       (エ)後だし負けじゃんけん
3.ミニレクチャーについて、ミニレクチャー「共有したいこと」「点検の視点」

2013年2月16日
参加者 20名

セッション1 共通基盤づくり
10:00-12:10
1.参加型学習の三つのスキル
2.ノートテイキング
3.傾聴
4.「○○のための話し合いの心がけ」→全体共有・板書→テーマの洗い出し
       (ア)組織運営に活かす
       (イ)男女共同参画の推進
       (ウ)ファシリテーターとしてのスキルアップ
5.テーマを一つ選んで、仲間づくり→ワールド・カフェ方式で20分
6.ワールド・カフェの五つの要素について、「Why」をふりかえる[グループ作業]
       (ア)四人一組
       (イ)テーマを絞る
       (ウ)模造紙とマジック
       (エ)魔法のマイク
       (オ)20分を、グループのメンバーを変えて二回
7.学んだことを活かして、二回目のセッション15分
8.ノートテイキング

セッション2 流れのあるプログラム「地域社会とジェンダー」
13:10-15:10
1.教室の中の世界[ペア作業]
2.ノートテイキング
3.傾聴[ペア作業]
4.地域の経路分析「あるもの・メッセージ」[グループ作業、トランセクト]
5.ギャラリー方式で共有[全体作業]
6.地域の男女共同参画「昔・今」[グループ作業、対比表]
7.もっとも変わっていないもので、もっとも変えたいもの、で仲間探し[オープンマーケット方式]
8.力の場の分析[グループ作業]
9.ノートテイキング[個人作業]
10.わたしたちにできること[グループ作業]

セッション3 ふりかえりのeQiと追加的学び合い
15:20-16:55
1.プログラムの流れふりかえり表で三つの省察[個人作業、7’]
       (ア)地域の経路分析
       (イ)地域の昔・いま
       (ウ)力の場の分析
       (エ)わたしたちにできること
2.正確に聞く傾聴[ペア作業、1’30”+1’×2]
3.ふりかえりのeQi[個人作業→全体作業]
4.残された疑問点について、追加的学び合い
       (ア)地域の参加者に対する配慮
       (イ)生活の便利をふりかえる
       (ウ)人間静止画で「いじめのある状況」について
       (エ)アイデア「昔あったもので、いまないもの。昔なかったものでいまあるもの、昔もいまもないけれど、未来には欲しいもの」
5.マッサージはメッセージで終了。

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by eric-blog | 2013-02-17 12:45 | □研修プログラム | Comments(0)