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眼差される者の近代 部落民・都市下層・ハンセン病・エスニシティ

眼差される者の近代 部落民・都市下層・ハンセン病・エスニシティ
黒川みどり編著、解放出版社、2007
1820冊目

2003年度から2006年度まで行われた「都市下層と部落問題」研究会の後続の研究会。『都市下層の社会史』阿部安成氏が提起した「隔離と囲い込み」というキーワードを中心に展開してきたと、後書きに、黒川さんは言う。

昨日、一つの研修プログラムを作り、そして稲垣さんのインタビュー起こしをしていて、「反差別運動」は、構造的な問いであるべきだったのに、構造を変えるに至らず、積極的差別是正措置という「飴」の獲得だけで終わってしまったことに、嘆息してしまった。
そのことを、稲垣さんは「水平社宣言を検証の軸に」と300号記念で書かれている。1985年のことだ。

「人間を勦る(いたわる)かの如き運動は、かえって多くの兄弟を堕落させた」

ここだという。点検の視点と、わたしなら呼ぶが、宣言を再び、見てみようと、稲垣氏は言う。そして、「目の前の現実」を学習材としてきた「同和運動が同和教育を推進してきた」そのことを取り戻そうと。

しかし、わたしの問題意識は、やはり、人権であり、それはやはり、少しずれる。

(ア)差別=個別の人の痛み 怒りや欲望
  構造的なのに「差別是正措置」によって、非構造的に解決されてきた。
(イ)人権=普遍的なもの 自尊感情・共感・協力 理性

差別に対する怒りや、人の痛みに対する共感をベースにする学びは、中等教育段階に耐えられない。それが初等教育を中心に教えてこられた稲垣氏と、中等教育を「選抜」から「選択」へ、教育を「専門性」の獲得から「共に生きる」ための共通基盤へと変革することを考えて来たわたしとのずれだと思った。

選抜的な中等教育に対して、学力保障、就学支援でしか戦わなかったとすれば、それは構造に加担するだけの運動であったと言わざるを得ないのだ。

そして、さて、近代を語るのに、部落差別、人種差別、差別なしで、語れるのか?という鋭い問題提起を『近代部落史』によって投げかけた黒川さん編集のこの本。

隔離と囲い込み
排除と包摂

特に、第9章「多文化共生社会に向けてのパートナーシップ」のGONGOの盛衰が生々しくも、興味深かった。震災後にたちあがった行政とNGOの非公式の連絡会。マイノリティが抱える課題の洗い出しに、NGOが役割を果たし、行政が応える。目に見える課題がなくなった時、GONGOは形式化しつつ、継続されるが、力を失って行く。

ほのかに見えてくる近代という論理。

均質化、画一化、標準化。

何が標準であるかを明確にするために求められるのが差異なのである。

近代に寄り添おうと、あがいているのは、わたしたちなのだ。

ケビン・コスナーがTatanka彫刻の丘オープニングセレモニーで引用した言葉を再掲する。

1881年、インディアン問題コミッショナーであったハイマン・プライスの言葉を紹介したい。「野蛮なインディアンたちを、何年も何年も、そして何世代も 何世代も、無為なまま、迷信にまみれて、暮らし続けることを許すことは、わたしたちの政府の恥である。わたしたちには彼らを人間のレベルに引き上げる力が ある」

近代化の力を見せるためには、異質なものを、そのままにしておくことはできなかったのだ。それが近代化の本質であったのだから。

そして、明確な差異は「消費される」ためにのみ、存続が許される。

昨日、研修プログラムを作るためにレッスンバンクを読み返していた。LB13-29「テンジン」。異文化間の出会いを描いているのは誰か。1953年のエベレスト初登頂を最初に描いたのは白人であった。それから50年。シェルパの側からストーリーが語られる。
http://ericweblog.exblog.jp/772833/

異文化との出会いを描いた本を、勉強会で読み合い、出会い方のパターンを分析してみた。

カルチュラル・アイデンティティの諸問題
変貌する大地−インディアンと植民者の環境史
トレス海峡の人々
悲しきブーメラン/多文化国家の先住民

『悲しきブーメラン』がその変遷をもっとも端的に示している。
http://ericweblog.exblog.jp/774946

殺戮→隔離保護→同化→自主決定・自己管理

と政策は変化する。それは「隔離・排除と囲い込み・包摂」の変容でもある。

一方で、アフリカン・アメリカンはどうだろうか? チカーノは?

彼らは「都市下層」である。それもまた、近代が求めるものだ。

「いたわる」かのようでいて「いたぶる」政策。クレオの廃止、入れ墨調査、人権センターの廃止、解放教育研究所への助成金のカットなどは、その現れなのではないだろうか。

マイノリティの存在を必要とする近代。それをわたしたちは変えられるのだろうか?

折しもNHKでは「アジア最後のフロンティア ミャンマー」と叫んでいる。煽るなあ。

========どうしても気になるので、引用しておきます。=============
宮台
日本の教育には、教えられる内容から教え方に至るまで、日本社会のあり方と結びつく形で典型的な欠点があるのです。例えば「国語」は、1952年の文部省仮検定教科書終了までは「言語」と「文学」に分かれていました。「文学」が現在の「国語」。「言語」が今で言うメディア・リテラシーの訓練です。
 具体的には、(理解を超えて)表現の手法を教えるのはもちろん、理解についても、たとえば相手がどんな利害相反問題を抱えるのかを相手の属性から想像させた上で、どのように割り引いて聞かなければいけないかを議論する、といった実践を推奨していたんです。
 ところが、冷戦体制の深刻化を背景としたGHQの方針変更により、「言語」が廃止されて、サンフランシスコ講和条約発効以降の本検定教科書は「文学」アラタメ「国語」だけになりました。「社会的文脈を読み解く力」と「それを踏まえて説得する力」の訓練をやめて、国語を古典的文学の鑑賞科目にしたわけです。
 そこには「正しい読み方」があるという話になって、単なるパターン認識の暗記科目になりました。これならば、ヘタに考えずにパターン認識を鍛えることで、簡単に総合模試で一番がとれます。お分かりのように、オカミにとって統治しやすい人材を養成する方向に、政治的に誘導されたのです。
・・・・・
パターンを暗記すれば済むことをいちいち考えるように誘導されるということは、別の大切なことを考えることを妨げられていることと同じです。

=========消されることはないと思うけれどね================

http://www.deguchi-hiroshi.com/taidan/taidan8/taidan8_1.html#a01
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by eric-blog | 2012-05-30 07:20 | ■週5プロジェクト12 | Comments(0)

人権研修 1.5時間

研修プログラム      「人権とは何か」を共有する人権研修の基本を参加型で

1.ミニレクチャー「同和教育から人権教育へ」
2.人権って何だろう? 「欲しいもの・必要なもの・人権」
(ア)差別=個別の人の痛み 怒りや欲望
  構造的なのに「差別是正措置」によって、非構造的に解決されてきた。
(イ)人権=普遍的なもの 自尊感情・共感・協力 理性
3.「差別しない」から「人権尊重」へ 気づいたこと・感じたこと・学んだこと
4.傾聴
5.後だし負けじゃんけん
6.アンケートの記入
7.質疑応答

【準備物】
➢白板2台 太いマーカー マグネット
➢配布資料 4ページ + 参考文献リスト


「反差別運動と同和教育」から「社会変革運動と人権教育」


・ 反差別運動、部落解放運動や女性解放運動は、社会変革運動のようでいて、既存の構造の中で、差別是正措置としての支出を獲得したにすぎない。
・ 教科書の無償化は勝ち取ったが、教科の構造そのものの変革は伴わなかった。
・ 高校進学のための奨学金や就学奨励費は獲得したが、「選抜」のための中等教育という構造そのものの変革は伴わなかった。
・ 部落の公衆衛生、住環境の改善は勝ち取ったが、地域に対する差別意識の払拭および対等な社会参加、職業選択の幅の広がりは伴わなかった。



ワークシート「いま、あなたの欲しいもの」は、何ですか?


ふりかえりシート「気づいたこと・感じたこと・学んだこと」
「生き延びる」戦略から「解放」の戦略へ 自己実現の社会へ



わたしたちが目指すものは何か?





*図やコラムは『いっしょにESD! 環境・人権・参加の新世紀教育』より
ERICの人権教育ファシリテーターのためのテキスト

お奨めの四冊

1.人権教育ファシリテーター・ハンドブック(基本編)HR-20 
参加型アクティビティでよく使われるもの30について、すすめ方を解説したもの。
2.いっしょに考えて!人権(HR発展編)HRT-20
人権教育の4つの側面、「人権としての人権教育」「人権についての人権教育」の二つについて、指導者育成研修において、共有すべき内容を示した。参加型で共に学び、理解を深め、行動を励まし合うことができるプログラム仕立てになっている。
3.いっしょにすすめよう!人権(HR実践編) HRA-20
人権教育の4つの側面の内、「人権を通しての人権教育」「人権のための人権教育」の二つについて、指導者育成において共有すべき内容を示した。参加型による自尊感情、コミュニケーション能力などのスキル・アップのための訓練プログラムと、参加者の「気づきから行動へ」の力をつけるためのプログラムを紹介している。
4.いっしょにESD! 環境・人権・参加の新世紀教育 
ESD持続可能な開発のための教育の指導者が共有すべき事柄を、環境、人権の視点を入れつつ、示したもの。

その他
レッツ・コミュニケート!若い人々ノためのコミュニケーション・スキル・アップ・ワークブック。
対立から学ぼう関係性のスキルとして、対立の解決を身につける。








  未来を学ぼう!持続可能な未来を作るための価値観とビジョン

みんなの頭で考える。みんなでスキル・アップする。みんなが社会を作る。
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by eric-blog | 2012-05-30 06:21 | □研修プログラム | Comments(0)

稲垣有一さん、インタビュー

TEST2012thinkonInagaki
2012年5月27日 日曜日 午後1時30分から午後4時30分
インタビュー 稲垣有一さん 
インタビュアー 角田尚子、北野まゆみ、栗本敦子、下村哲(あいうえお順)


文字起こし担当
Part1 北野まゆみ
Part2 角田尚子
Part3 下村哲
Part4 栗本敦子

Part2 角田尚子のまとめ 
まだご本人の確認をとっていないので、「かくた雑感」程度の段階です。

1974年から1985年、稲垣さんが大阪市同和教育研究協議会と大阪府同和教育研究協議会の事務局を務めていた間に起こったこと。
協議会の収入源は機関誌の売り上げ、1万6000冊。そして、全国同和教育研究大会(現在は全国人権・同和教育研究大会に改称)への参加費で運営されていた。

その時代の特徴は、1985年の愛媛大会において4万人という最大規模の参加者を獲得するまでの、「右肩上がり」として表現できるだろう。

日本の人権教育運動は、同和教育として始まり、それ以外ではありえない。ジェンダー、女性問題は、混合名簿やジェンダーニュートラルな呼称としては定着したが、教育内容として、人権教育につながるものを持っていない。

その時代に求められていたものに、解放運動が「現実」への問題解決を提示し、同和教育の内容がピタッときたのだと思う。
教科書無償化は、運動なしではなかった。統一応募用紙、高校就学奨励金などもそうだ。また、長欠・不就学は、その時代には貧困という背景の解決なしではありえなかった。識字運動もそうだ。それらの教育の現場が抱えていた現実に、部落解放運動が答えていった時代であり、また、その取り組みが同和教育の内容そのものになっていた。
・今日も机にあの子がいない
・ 非行のエネルギーを解放のエネルギーに
・ 一人ひとりが見えて来た
・ 基礎から着実に育てること
・ 畳の数での差別を跳ね返す
など、300号でとりあげたキーワードは、大会の中で共有された問題意識であり、「差別の現実に深く学ぶ」実践の結果であった。

また、1970年代から80年代にかけては、運動団体がいない都道府県からの参加が増えた。東京、神奈川、九州などだ。九州には、部落ではないが、地域の貧困という共通の課題があったが、東京や神奈川の先生方は、「同和教育の内容に魅力を感じた」という人が多かった。

黒い羽根運動という、炭坑の町を支援しようというセツルメント運動が広がったのもこのころだ。

課題だと思っているのは、世界の動きとつながって行かなかったことだろう。
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by eric-blog | 2012-05-29 17:28 | ◎TEST 教育力向上プロジェクト | Comments(0)

Focus on Forest: 森林に焦点 アクティビティ1 森林モニター

PLTコーディネーター会議に出ると、次の課題が見えてくる。

総合的な森林健康診断のための、簡単なツールブックを作りたいなあ。

原本は以下からダウンロードできます。

http://www.plt.org/focus-on-forests-activity-1---monitoring-forest-health

日本語の翻訳ができました。問い合わせはeric@eric-net.orgまで。

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by eric-blog | 2012-05-29 11:09 | ☆PLTプロジェクト | Comments(0)

ERIC NEWS 286号 ともによりよい質の教育をめざして  

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ERIC NEWS 286号 ともによりよい質の教育をめざして  2012年5月27日
at ERIC/from ERIC 主催研修/受託研修
これからの未来へ 40年をふりかえる もうちょっと考える
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBも)

゜゜・☆彡西部は続いている*:.。.:*・゜

5月14日から17日に、サウスダコタ州デッドウッドで開催されたPLTコーディネーター会議は、3年ぶりの参加。米国社会そのものに、いろいろと変化がありました。いちばん、感じたのは、ミリタリーの存在感の増大でした。

例えば、米国のフライトで、優先搭乗者のリストに「ミリタリー」が加わっていたこと。空港で、ミリタリーの服装の人をたくさん見かけたこと。そして、PLT会議の参加者にも、「息子がマリーンズに入っている」「入る」「入りたがっている」という人がたくさん居たこと。

TEST in大阪で実施した関西沖縄文庫の金城馨さんのインタビューで、「第一世代は、違和感を持ちつつ、受け入れて行ったことが、第二世代になれば、受け入れたことだけが伝わって行く」と言っていたことを思い出す。いまの18歳から20歳の世代は、「軍隊を海外に派遣して国を守る」ことに、誇りを持ちこそすれ、違和感を持たない。そして、その親たちは、わたしよりも少し若いぐらいの40歳代後半から50歳程度の世代。

ベトナム戦争時代の反戦平和運動の担い手たちはどこに行ったのだろうか?

イタリア人の監督2人が作った『誰も知らない基地のこと』では、米国の独立戦争のきっかけは、英国がStanding Army駐留軍を恒久的に置こうとしたことに対する反発からだったと。駐留軍とは支配だからだ。

http://kichimondai.com/

その米国が、いま、世界40カ国に700箇所以上の駐留軍基地を持ち、25万人以上を派遣している。自分をふりかえることができないのか。国の尊厳を認めていないのは、誰なのか。

映画は、ソ連崩壊後、なぜ、米国が軍隊を縮小できなかったかを描き出す。ぜひ、見て欲しい一作だ。http://kichimondai.com/


゜゜・☆彡愛国心の名のもとに*:.。.:*・゜

一方で、米国においては、「国を守る」ことに、否やは言えない。誇り高い仕事だと言われる。ベトナム戦争の帰還兵たちが出くわしたのと、まったく異なる社会の眼がある。軍が、ベトナム戦争から学んだことの一つだ。戦争や人を殺すことを好きな人は基本的にいない。それを超えるための訓練と、それを超えることを支える社会の眼が、張りめぐらされるようになっていた。

そして、今回の、西部、サウス・ダコタで感じたものは、その感覚の根源にある矛盾そのものだ。

先住民についての語りが、混乱している。「彼らは追われて行った」。誰が追ったの? 「彼らはいま居住区で住んでいる」喜んで住んでいるの? 「インディアンに囲まれた。我々は生き残れないだろう、ということが、山の上の洞窟に残されている」 突然、そっち側? 「先住民の知恵や物語に学ぼう」 なくしそうになると惜しくなる?

自分たちを守るために、インディアンを追いつめることを、やめられなかった過去から、何も学んでいない。それは、日本だって同じだけれど。いまも、自分たちを守るために、他者を追いつめることをやめられない。

そのねじれた精神が、顕在するのが、西部なのだ。そんな実感が募った旅だった。

ゴールド・ラッシュに湧いたDeadwoodの町、米国建設の父である4人の大統領がきざまれたラッシュモア山、インディアンのための大学などの総合的な文化施設を併設しようとしているCrazy Horse、そして、Tatanka。

TEST in 大阪で共有したキーワード「もうちょっと考える」に類似の英語表現を、シカゴで見つけた。ルーズベルト大学のキャッチコピーだ。

think on.

学び続けること、もうちょっと考えること、考えたことを行動化してみること。


゜゜・☆彡*:.。.:*・゜.PLTコーディネーター会議報告 続き.☆彡・゜・。・*:.。.:*・゜

1.PLT「リスクに焦点」ワークシッョプ
2012年5月17日木曜日 13時45分から14時45分 分科会Dグループ
今年の焦点は、STEM, science, technology, engineering and maths科学、科学技術、工学、数学のカリキュラム要請基準に、PLTのプログラム、カリキュラムがどのように合致しているかを検証することだった。これまでも分科会をやらないかと誘われたことがあったが、貴重な時間を割いてやってくるコーディネーターたちは、この機会を十全に活かしたいと思っている。日本の文脈や活動内容を彼らがみんな知りたがっているわけではない。彼らに有意味な内容のセッションなど、考えにくい。というのが正直なところ。
しかし、今年は、震災・原発に対する関心と、Focus on Riskというモジュールの活用・翻訳というプロジェクトを行なったので、まったく無関心という結果にはならないだろうと思い、セッション・プロポーザルを出して、受け入れられた。
参加人数は15名超。およそ予想通り。コンピューターのトラブルで、パワポはなし。アクティビティのみのワークシッョプとなった。
ワークショップのねらいは「人材育成のために、ガイドラインを議論の土台として活用する」ことの検討であった。
(1)放射線被ばくの量を計算しよう。この一年で、東日本の人たちがまっさきに学んだことだ。
(2)原発事故にともなって生じたさまざまなリスクについて、リストから一つを選んでPLTの『リスクに焦点』p.12の4つの側面から考える。「一般公衆の認知」「社会的倫理・価値観」「科学的判断」「政治的・経済的要因」
(3)人間静止画のアクティビティのアイデアを紹介。
(4)ガイドラインver1.1およびその他の項目から、「優先順位」をグループで話し合う。(a)科学観を伝える教材であること。(b)シチズンシップを育てる教材であること。(c)思考スキルを育てる教材であること。(d)社会とリスクの関係について学ぶ教材であること。
(5)共有とふりかえり
(6)万が一体験袋 

一時間があっという間だった。もっとうまくやれた? フィードバックをもらうことを中心にするとしたら、アクティビティの体験は欠かせない。でも、やはり一時間であれば、一つに絞るべきだったなあ。ではどれ?

ガイドラインについてのフィードバック
◯ 市民性教育を優先する。b,a,c,d
◯ ハザードの認識、知識
◯ 関心を持つこと
◯ 基本的知識
◯ 透明性
◯ 対立する内容を含む事柄についての意思決定の力と仕組み
◯ 考える、思考スキル
◯ 情報を出していく力

やはり、意見は分かれる。しかし、ガイドラインについて話し合うことの意味は共有できたと思う。さらに、「考える考え方の流れをよく示しているプログラムだ。How to think」「このプログラムで関心が高まった」というプログラムそのものについての感想もあったのが、励みになった。
英語でのワークは、ことばの力に頼れない分、アクティビティのおもしろさ、体験の質をもっと追求しておくべきだったなあ。

2.PLT「森林の健康診断」
これについては、前号のニュースで、佐藤敬一さんもわたしも報告しましたが、ぜひ、小冊子を完成させたいですね。できれば、6月23-24日のPLTファシリテーター養成講座に、素案ぐらいは出したいです。
どなたか、一緒に検討してくださる方、募集!です。

3.Strategic Planning 方略的計画
もう一つの柱がPLTのこれからを計画するための全体会。14日の午後からと15日の朝8時からの、合わせて6時間もの時間を使って、グループ討議を中心に行なった。(15日は寝坊したけど)
PLTの3つの目標
1)質の高いカリキュラムと内容
2)専門性(最新の研究と最良の実践が反映されている)
3)ネットワーク
そのために、2012年-2013年基礎調査。2013年-2014年方針の決定、2014年-2015年応用・実践という三カ年計画が大きく示された。
しかし、この方略についての話し合いは、すでに2007年から行なわれていて、まだ方針が決まらない。わたしが参加していたグループの議論のポイントは以下の通りだ。

◯『幼児期から環境教育』は受けがいい。今後も、指導者養成などのワークショップを広げて行きたい。
◯中等教育段階のためのモジュールは、テーマが広がりすぎていて、ワークシッョプのターゲットに合わせにくい。また、情報がすぐに「古く」なってしまう。そのために、多くの情報をウェブサイトに載せている。モジュールを絞り込む必要があるのではないか。

◯PreK-8も、情報のアップディトは適宜必要だ。

◯サービス学習、コミュニティの課題解決などに、GreenSchoolをもっと活用したい。米国でも「サービス学習」というのは、いろいろなイメージで使われている言葉なのだということがわかった。やはり、日曜学校や宗教的なサービスという意味で捉えている人もいるのだ。今回、カソリックだという人、私学のカソリック系の学校で教えている人、成人して改めてカソリックの洗礼を受けた人などと話せたことも、宗教色の強まりとして印象深かった。コミュニティ活動をすすめようとする時、教会などのコミュニティ団体との連携は不可欠なのだろう。三つ目の「強み」ネットワークの推進の課題とも重なってくる。

このミーティングについてのパワポは、ウェブサイトにあげられるはずなので、グループ討議からのフィードバックも含めて、また、報告することができればと思う。

゜゜・☆think on.*:.。.:*・゜・゜教育力向上講座 TEST in 大阪・。・*:.。on & on.:*・゜

今年のTEST in 大阪は、ひと味違います。ファシリテーター・ラーニング・ネットワークとして、「解放教育運動は、何をもたらしたのだろうか?」という共通のテーマについて「もうちょっと考え続ける」試みを続けています。

今年の3月31日で雑誌『解放教育』を発刊していた解放教育研究所が、1985年以来27年の歴史に幕を閉じました。解放教育は、何を達成し、どのような使命を果たしたので、解散ということになったのか、考えてみたいと思った。

偶然にも、講座の開催場所が西成区であり、解放教育の関わりの深い地域であったため、キーパーソン・インタビューだけでなく、通行人インタビューすら実り多いものになった。

ただ、その時にアポが取れた人々だけでは、解放教育の全体を捉えたとはとうてい言いがたく、インタビューを継続したいという声につながった。2日間の講座修了後、4月30日に行なったふりかえりミーティングで出されたキーパーソンのリストと、今後のインタビューの予定は、共有ドキュメントで誰でも見れるようになっているので、ぜひ、ご提案などありましたら、お知らせください。

https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0AnBtpOgiqhyrdGszOUF0X3pnNEl5X1dRU0ZlNW5ONEE#gid=2

また、インタビューそのものに参加したい方も歓迎です。いずれも、かくたまで、連絡ください。(kakukta@eric-net.org)

今後のインタビュー予定

日時対象場所担当者
・5/27(日)14:00~) 稲垣有一さん国際交流センター角田、下村
・6/2(土)10:30~土田光子さん大阪市民交流センターなにわ(芦原橋)北野・下村
・6月9日(土) 10:00~森 実さん大阪教育大学天王寺キャンパス西館第一講義室畑・三原・泉
・6月23日(土)午後2時北川知子さん(解放教育研究所にかかわっていた人)八尾市人権協会(近鉄八尾)李ぽんみ(佐々木)
・6月23日(土)午後2時梅本直己さん(部落解放同盟安中支部)八尾市人権協会(近鉄八尾)李ぽんみ (佐々木)


解放教育研究所だけでなく、同時に、クレオ大阪=大阪市立男女共同参画センターも、平成26年度をもって、閉館されることになりそうです。

これらの財団やセンターは、前者は「部落解放」、後者は「女性解放」というミッションをもって、公的資金・支援を受けて、それぞれ1985年、1989年に開設されたもの。(雑誌『解放教育』そのものは1971年創刊、ブログ参照。http://ericweblog.exblog.jp/15041674/)

大雑把に言ってしまえば、1960年代から1970年代の黒人解放運動、女性解放運動が実を結んで、1980年代のアファーマティブ・アクション、積極的差別是正措置がとられるようになった。

1966年 人種差別撤廃条約    2016年で50周年
1979年 女子差別撤廃条約2014年で35周年

それらの動きに呼応して、教育についての勧告や宣言も1970年代に相次いだ。

1974年 国際理解教育についてのユネスコ勧告
1976年 環境教育についてのトビリシ宣言

人種差別については、日本は、何もしていない。あたかも、国内に人種差別が存在しないかのごとくだ。しかし、北朝鮮との関係があやうくなるたびに繰り返される朝鮮学校生徒に対するいやがらせ、朝鮮学校を「無償化の対象外」としており、そして、そのことによって、さらに一般に差別意識が助長されている現実を見ると、人種差別撤廃のための国内法の整備が課題だと、言わざるを得ない。

民族教育の否定は、世界人権宣言第26条に違反し、人種差別撤廃条約第2条1-eに基づく措置を考慮に入れず、児童の権利条約第29条1-cを無視する行為である。積極的差別是正措置として、朝鮮学校に対して土地を無償提供してきたとしても、未だに差別が存在する以上、積極的差別是正措置が解消されてよい時期になったとは考えにくい。

同じことが部落問題、女性問題についても言えるだろうと思うのに、積極的差別是正措置の一つであった財団法人、そしてセンターなどの豊かな内容/ソフトをもったハードが、撤廃されていく。

部落差別の問題についても言われることだが、是正措置による特権的な扱いが、逆差別を生み、それがまだ差別感情を助長するのだという。「差別はまだ続いている」という声は、政治的に特権を引き出すためにしているのであって、実際には差別はなくなっているのだと。

国際的な比較においても格差の大きい男女の賃金。この図は、フルタイムの労働者だけの比較でしかない。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3350.html

被差別部落について、大学進学率の格差は、続いている。
http://blhrri.org/nyumon/jittai/nyumon_jittai_kyoiku_2.htm

現在、大阪市が行なっている「入れ墨調査」は、福島みずほ社民党党首が指摘するように「過去への制裁」であると同時に、「入れ墨をしたものは公務員になれない」というあきらかなメッセージであり、差別行為である。
http://www.j-cast.com/2012/05/22132924.html

なぜ、入れ墨がそこまで排除されなければならないのか? 橋下氏は「入れ墨が見えて怖かった」という市民の声を引用し、「サービス業である公務員が恐怖感を与えること」を良しとしないとしている。

入れ墨ってなんなのだろう?
http://matome.naver.jp/odai/2128695060827511201

刺青と書けば、日本の文化の香りすら漂うように思うのに・・・。入れ墨というだけで、ある一つのカテゴリーに、人を入れて良いのだろうか。

そんなことを立ち止まって、考えもせず、排除の論理に加担する。それでは、ハンセン病元患者を、見かけが怖いからと排除することと、どれほど変わりがあるというのだろうか。

確かに、日本の公衆浴場や温泉等も「入れ墨お断り」だ。健全な社会でいてそうで、実は見かけだけで人をカテゴリーに入れ、排除すらしてしまう、ちぢみあがったような、おどおどした、人をカテゴリーやランクでしか見られないような社会を、押し進めているだけではないのだろうか?

「その結果、110人が入れ墨を入れていると回答。そのうち、ゴミ収集を担当する環境局が73人(66.4%)と一番多く、交通局が15人(13.6%)と2番目に多かった。回答率は98.5%。」(J-CASTニュースより)

積極的差別是正措置の一つとして、公務員採用という道もあったはずだ。

入れ墨が象徴する、ある階級・階層・クラス・ランクに対する排除の論理である。また、これほど入れ墨がポップカルチャーになっている以上、今後、外国人に対する排除にもつながりかねない。

いま、橋下氏がすすめているのは、差別是正措置の総なぎ倒しであり、歴史や過去や、文化的背景をまったく配慮しない、短慮そのものだ。3万3546人から110名0.3%というマイノリティを、これだけの手間をかけてあぶり出し、いったい何を達成したいのだろうか。

PLTコーディネーター会議、分科会「Using PLT to Address Concerns in Underserved Communities」において、「特権のラインアツプ」Peggy McIntoshさんのリストを使ってアクティビティを行なった。
http://ericweblog.exblog.jp/15398382/

特権を得ている側は、その特権に気づかない。自分の持ってる特権に気づくことなく、差別是正措置の不平等さだけをあげつらうことは、不毛だ。

どんな解決がありえるのだろうか?

そんなことも含めて、「もうちょっと考える」ことを続けたい。そして、教育はどこへ行こうとしているのか? 解放教育とESDの距離感も知りたいなあ。

゜*:.。.:*・゜ESD ファシリテーター養成講座 2012年.・。・*:.。.:*・゜

2012年度、第一回から第三回までの実施要領ができました。ぜひ、ご参加ください!

第一回 テーマ「環境」/PLTファシリテーター養成講座「リスクに焦点」 
    2012年6月23-24日
http://ericweblog.exblog.jp/15398448/
第二回 テーマ「国際理解」/「ワールド・スタディーズの学びかた・教えかたをESDに活かす」 
   2012年7月21-22日
  http://ericweblog.exblog.jp/15405231/
第三回 テーマ「人権」/「人権のための教育-解放教育の果たした役割」
   2012年9月29-30日
  http://ericweblog.exblog.jp/15405209/

4. スキル「対立から学ぼう」 2012年10月27-28日
5. スキル「市民性を育てる」 2013年1月26-27日
6. スキル「TEST13 Teachers' Effective Skill Training 教育力向上講座 

以下、6月の研修の実施要領です。

ファシリテーター養成講座-PLT 木と学ぼう-リスクに焦点
実施要領
特定非営利活動法人 国際理解教育センター(ERIC)は、以下の講座を開催します。


1. 主 催  : 特定非営利活動法人 国際理解教育センター(ERIC)
2. 講座名  : ファシリテーター養成講座- PLT 木と学ぼう-リスクに焦点
3. 日 時  : 2012年(平成24年)6月23日(土)〜24日(日)
受付:  6月23日(土)10時30分〜10時50分
6月23日(土)セッション1 11.00-13.00
セッション2 14.00-15.50
セッション3 16.00-18.00
6月24日(日)セッション4 9.00-11.00
セッション5 12.00-13.50
セッション6 14.00-16.00
4. 会 場  : 国際理解教育センター(東京都北区滝野川1-93-5コスモ西巣鴨105)
5. 主旨・内容: PLT Project Learning Tree 『木と学ぼう』は米国の環境教育プログラムです。2011年度に新たに出版された『リスクに焦点』の内容を加えたファシリテーター養成を行います。[PLTファシリテーター資格取得12時間コースです。]
6. 参加対象 : 学ぶ意欲のある方(一般公募,特に資格などは問いません。)
7. 参加費  : 20,000円
前日までに以下の口座に振り込んでください。
みずほ銀行 大塚支店 普通預金口座2011254 特定非営利活動法人 国際理解教育センター
郵便振替口座: 00185-5-710744 加入者名: ERIC事務局
ゆうちょ銀行口座(郵便局からの振込): 10020-3288381 名義:トクヒ国際理解教育センター
ゆうちょ銀行口座(他の銀行からの振込):ゼロゼロハチ(008)-0328838名義:トクヒ国際理解教育センター
8. 問い合わせ・申し込み
  特定非営利活動法人 国際理解教育センター(ERIC)
  〒 114-0023  東京都北区滝野川1-93-5コスモ西巣鴨105
  tel: 03-5907-6054(研修系)
  fax: 03-5907-6095
  e-mail: eric@eric-net.org
  ホームページからも確認できます。http://eric-net.org/
以上

ファシリテーター養成講座-PLT 木と学ぼう-リスクに焦点
研修プログラム
セッション1 共通基盤づくり
11:00-13:00
1. 二日間の内容について
2. 自己紹介「3.11から一年」[ペアで紹介→他己紹介で全体共有]
3. 二日間の心がけ[一人で→ペアで→全体で]
4. PLTのアクティビティを体験する「#86 わたしたちの変化する世界」
5. ふりかえり
セッション2 流れのあるプログラム
14:00-16:00
1. ものはみかけによらぬもの-専門家と素人 (FoR #2)
2. 万が一ワークシート-確率を理解する (FoR #3)
3. 原発事故のリスクを4つの視点から考える
4. もうちょっと考え続ける FoRガイドラインの検討
セッション3 PLTの学習方法の特徴とすすめ方
16:00-18:00
1. アクティビティ実践評価表でふりかえり「何を、どのように?」技術的省察
2. アクティビティの目標の確認「なぜ?」実践的省察
3. PLTの目標「それで、どうしたいの?」見通し的省察
4. PLTガイドの使い方
セッション4 アダプト・アクティビティ(PLT PreK-8を含む)
9:00-12:00

セッション5  PLTを使って、リスク・コミュニケーションをすすめる
13.00-15.00

セッション6 行動計画づくり
15.00-16.00
1. 二日間のふりかえり
2. 個人的行動計画
3. バリヤーの克服
4. 修了証および認定証


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  (特定非営利活動法人)国際理解教育センター
ERIC:International Education Resource & Innovation Center

〒 114-0023 東京都北区滝野川1-93-5 コスモ西巣鴨105
  tel: 03-5907-6054(研修系) 03-5907-6064(PLT・テキスト系)
  fax: 03-5907-6095
  ホームページ http://www.eric-net.org/
  Eメール   eric@eric-net.org
  blog 「 ESD ファシリテーター学び舎ニュース http://ericweblog.exblog.jp/
  blog  「PLT 幼児期からの環境体験」
http://pltec.exblog.jp/
  blog 「リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす」

http://focusrisk.exblog.jp/


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by eric-blog | 2012-05-27 10:22 | ERICニュース | Comments(0)

ラコタ・ウーマン

ラコタ・ウーマン
マリー・クロウ・ドッグ、第三書館、1995
原著1979, 初刊1989年
1819冊目

著者は、1953年生まれ。わたしの姉と同い年だ。その彼女が「インディアンの女性であるということは、困難ばかりがつきまといます。」という現実は、1970年代のことだ。彼女の部族はラコタ。スー族だ。

10歳で寄宿学校に送られ、インディアンであることを否定され、白人と同じ文化を強制される。なぜ、シスターたちは、子どもを鞭打ち、罰し、罵倒することができるのだろうか? 「インディアン問題の解決」としてインディアンを白人化しようと決めた人々は、相手のことを人間だと思う感覚を身につけていないのだとしか思えない。1970年代! そんなに遠い昔のことではない!

祖母や母の世代は、白人化を受入れた世代だ。そして、マリーたちは、インディアンのアイデンティティを取り戻そうと戦った世代だ。1972年ワシントンへの行進、1973年のウンデッドニーの占拠、彼女は、American Indian Movement(AIM)の活動に参加することでインディアンとしての自分を取り戻して行く。スピリチュアルな儀式や習慣によって、覚醒していく。

1890年のウンデッド・ニーの大虐殺が、大きな武装抵抗の最後であったと言われる。そして、人種差別がもっとも激しいと言われたラピッド・シティ。売り払われたブラックヒルズ。

なんとなじみのある地名がどこどこ出てくる。地図にプロットしてたどりたいぐらいだ。

今回の米国出張では、とても近いところに行っていたのだなあ。

インディアンが、殺され、強姦され、不妊手術を合意なしに処置され、ばかにされ、喧嘩を売られ、裁判を起こし、裁判にかけられ、などなどの合間に、生活があり、子どもを生み育て。

確かに、インディアンの女性であるということは、大変なことだ。そして、それはいまも続いているのだろう。激しい弾圧がなくなった時の方が、生き延びるのは難しい。
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by eric-blog | 2012-05-27 10:20 | ■週5プロジェクト12 | Comments(0)

Rio+20 関連イベント情報一覧

◎もっとも重要なスピーチとして、7月24日にもなつてから、共有されたものです。わたしたちのライフスタイルそのものを見直す必要があるのだと、ウルグアイ大統領が。
   http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/
Yes, Peace のキャンペーンを思い出している。「もしも、他のみんなが、軍縮に賛成するとすれば、あなたは軍縮いたしますか?」
同様に、わたしたちは問わなければならない。「もしもし、他のみんなも、いま競争的な経済から降りると言えば、あなたは、競争から降りますか?」 Yes! SD

リオ・サミットから20年
以下、経緯など、
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/rio_p20/gaiyo.html
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1 経緯

(1)2012年6月20日(水曜日)~22日(金曜日)までの3日間、リオデジャネイロ(ブラジル)において、「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」が開催されます。
(2)1992年、リオデジャネイロで「国連環境開発会議(地球サミット)」が開催され「環境と開発に関するリオ宣言」やリオ宣言を具体化するための行動計画である「アジェンダ21」が採択されたほか、気候変動枠組条約や生物多様性条約が署名されるなど、今日に至る地球環境の保護や持続可能な開発の考え方に大きな影響を与えました。さらに、その10年後の2002年にはヨハネスブルグ(南アフリカ)で「持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグ・サミット)」が開催されています。
(3)リオ+20は、ブラジル政府が、1992年の地球サミットから20周年を迎える機会に、同会議のフォローアップ会合を行うことを提案したことを受け、2009年の第64回国連総会で開催が決定されたものです。リオ+20には、各国から首脳レベルの出席が見込まれています。
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関連イベントです。

Rio+20 関連イベント情報一覧

1.毎週水曜日 19:00-21:00(調整中) @GEOC or エコリーグ事務所
リオ+20ユース向け勉強会主催:エコリーグ、Climate Youth Japan,United Youth
共催:EPC協力:GEOC(予定)
2.5月24日(木) 16:00-18:00 @GEOC
リオ+20非公式会合(4月末)の報告会
3.5月30日(水)19:00~21:00 @飯田橋
政策形成・政策提言能力向上ワークショップ~リオ+20に向け実践的な政策提言を学ぶ主催 JACSES
4.5月31日(木)14:00-17:00 (場所調整中)  第7回リオ+20国内準備委員会
事務局:三菱総合研究所
5.6月2日(土),3日(日) エコライフフェア
テーマ:リオ+20 @都立代々木公園ケヤキ並木・イベント広場他
主催:環境省
6.6月4日(月)13:30~16:30 リオ+20直前シンポジウム未来を創るグリーン経済
@全国市町村会館
主催:環境省 共催:リオ十20国内準備委員会,リオ+20地球サミットNGO連絡会
7.6月5日(火・世界環境Day)12:45~16:00直前非公式会合報告会、NGO+政府意見交換会(リオ前最後)
急きょ5月末に開催されることになった非公式会合の内容報告と、国内ではリオ+20前最後となるNGOと政府の意見交換会。
主催:環境パートナーシップ会議、リオ+20NGO連絡会 協力:GEOOリオ+20に行かれる記者さん向けブリーフも予定。
8.6月5日 Rio+20特別展示!開始 (7月7日まで) @ GEOC
9.6月7日(木) WWFジャパンRio+20開催記念シンポジウム @国連大学ウタントホール地球1個分の企業経営~グリーンエコノミー時代を生きる~
主催:WWF
10.6月7日(木)14:00~ Rio+20セミナー: TOWARDS Rlo+20 AND BEYOND
@国連大学エリザベスホール主催:UNU-IS
11.6月8日(金) 16:00-18:00 リオ+20トークライブ Future We Want~私たちが望む未来~@GEOC
主催:一般社団法人環境パートナーシップ会議(EPC)、GEOC
12.7月7日(土) @GEOCリオ報告会
主催:リオ+20NGO連絡会、環境パートナーシップ会議
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by eric-blog | 2012-05-26 17:17 | ☆よりよい質の教育へBQOE | Comments(0)

Daughter of Earth 大地から生まれしもの

アグネス・スミッドリィ、Dover、オリジナル1929、復刊2011
1818冊目

PLT会議で訪れたBADLANDビジターセンター。20分ほどの説明ビデオは、先住民との関係について、歯切れの悪いものだったが、ショップには先住民についての本が棚いっぱいに並んでいた。その中から、コロラドのショウナが薦めてくれたのがこれと、もう一冊Burry_My_Heart_At_Wounded_Knee。

いまどきは、すぐAMAZONでチェック。わざわざ重い本を土産にすることはない。帰国したらすでに届いていた。読み出したら止まらない。

英語の本は、日本語より時間がかかるから、たいてい途中で放り出すのに、読み切ってしまった。

時は第一次世界大戦の頃。
先住民インディアンの血を引く父と開拓者の娘である母の間に、西部で生まれ、教育を勝ち取り、東部で記者として働きつつ、インド独立運動を支持、社会主義運動に関わった女性の物語。

結婚し、子どもが生まれ、経済的に夫に依存せざるを得なくなれば、男は「だれがその服を買ってやったと思ってんだ!」と毒づき、ひっぱたきはじめ、女はめそめそ泣くようになる。

それが、幼くして彼女の見て来た「結婚」だ。

貧しい中で生き延びるのに、結婚だけはするまいと心に決めて、知ること、教育を受けることに奔走する。

引きつけられるのは、時々に投げかけられる差別的な表現に怒る姿への共感なのか?社会運動に没頭していくスリルなのか?

そして、ひどい裏切り。傷つけられるのはいつも女。男の物語こそが事実で、女の視点が受け入れられることはない。

それこそが、この社会で女を形成する体験だ!

にもかかわらず、「君のそういう対立的で憎悪にかられるところが受け入れがたいんだよ」などとパートナーがほざく。
許し難いね。

1920年、ずいぶん昔のことさ、で済むのなら、この本、棚面陳になっとらんわなあ!

ericかくた なおこF6D4.gif
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by eric-blog | 2012-05-26 05:57 | ■週5プロジェクト12 | Comments(0)

ファシリテーター養成講座-国際理解教育「ワールド・スタディーズの学びかた・教えかたをESDに活かす」

ファシリテーター養成講座-国際理解教育「ワールド・スタディーズの学びかた・教えかたをESDに活かす」
実施要領
特定非営利活動法人 国際理解教育センターは、以下の講座を開催します。


1. 主 催  : 特定非営利活動法人 国際理解教育センター(ERIC)
2. 講座名  :  「ワールド・スタディーズの学びかた・教えかたをESDに活かす」
3. 日 時  : 平成24年7月21日(日)〜22日(月)
受付:  7月21日(日)10時30分〜10時50分
7月21日(土)セッション1 11.00-13.00
セッション2 14.00-15.50
セッション3 16.00-18.00
7月22日(日)セッション4 9.00-11.00
セッション5 12.00-13.50
セッション6 14.00-16.00
4. 会 場  : 国際理解教育センター(東京都北区滝野川1-93-5コスモ西巣鴨105)
5. 主旨・内容: 『成長の限界』『未来への学習』など、1970年代に問題提起された国際理解教育。40年も前からわかっていたこと、言われてきたことは、教育をどのように変えてきただろうか? 1985年に出版された『ワールド・スタディーズ』の学びかた・教えかたを使って、ESDのプログラムをデザインする、国際理解教育のリニューアル講座。
6. 参加対象 : 学ぶ意欲のある方(一般公募,特に資格などは問いません。)
7. 参加費  : 20,000円 [テキスト代別途『ワールド・スタディーズ』2500円]
前日までに以下の口座に振り込んでください。

みずほ銀行 大塚支店 普通預金口座2011254 特定非営利活動法人 国際理解教育センター
郵便振替口座: 00185-5-710744 加入者名: ERIC事務局
ゆうちょ銀行口座: 10020-3288381 名義:トクヒ国際理解教育センター
ゆうちょ銀行口座(他の銀行からの振込の場合):ゼロゼロハチ(008)-0328838

8. 問い合わせ・申し込み
  特定非営利活動法人 国際理解教育センター(ERIC)
  〒 114-0023  東京都北区滝野川1-93-5コスモ西巣鴨105
  tel: 03-5907-6054(研修系)
  fax: 03-5907-6095
  e-mail: eric@eric-net.org
  ホームページからも確認できます。http://eric-net.org/
以上

ファシリテーター養成講座-国際理解教育をESDに活かす
研修プログラム
セッション1 共通基盤づくり
7/21 11:00-13:00
1. 二日間の内容について
2. 自己紹介「重層的自己理解」 わたしを形成しているもの
3. 傾聴
4. 二日間の心がけ[一人で→ペアで→全体で]
5. ふりかえり
セッション2 ワールド・スタディーズの学びかた・教えかたを体験する
14:00-16:00
1.人種差別「知っていること・知りたいこと」
2.少数民族 先住アメリカ人問題
3.学んだことを応用する 日本社会にあてはめてみる
4.わたしたちにできること
セッション3 ワールド・スタディーズの基本概念とESDの「価値観を教える」
16:00-18:00
1.ワールド・スタディーズの学びかた・教えかた
2.ワールド・スタディーズ 10の基本概念によるカリキュラムの構成
3.「ESDは価値観を教える教育である」ってどういうこと?
4.国際理解教育・ワールド・スタディーズの40年をふりかえる
セッション4 アクティビティ・プログラム・カリキュラムを開発する
9:00-12:00

セッション5 教育に「ワールド・スタディーズ」や「ESD」を取り入れる
13.00-15.00
1. できていること・課題
2. バリヤ・手だて

セッション6 まとめと個人的行動計画
15.00-16.00
1. 二日間のふりかえり
2. 個人的行動計画
3. バリヤーの克服
4. 修了証
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by eric-blog | 2012-05-25 12:48 | △研修その他案内 | Comments(0)

ファシリテーター養成講座-人権教育「人権のための教育  解放教育の果たした役割」

ファシリテーター養成講座-人権教育「人権のための教育-解放教育の果たした役割」
  実施要領
特定非営利活動法人 国際理解教育センターは、以下の講座を開催します。


1. 主 催  : 特定非営利活動法人 国際理解教育センター(ERIC)
2. 講座名  : ファシリテーター養成講座-人権教育 「人権のための教育-解放教育の果たした役割」
3. 日 時  : 平成24年9月29日(土)〜30日(日)
受付:  9月29日(土)10時30分〜10時50分
9月29日(土)セッション1 11.00-13.00
セッション2 14.00-15.50
セッション3 16.00-18.00
9月30日(日)セッション4 9.00-11.00
セッション5 12.00-13.50
セッション6 14.00-16.00
4. 会 場  : 国際理解教育センター(東京都北区滝野川1-93-5コスモ西巣鴨105)
5. 主旨・内容: 人権教育の4つの側面、as, about, through, for。人権教育は人権尊重社会の実現のためのものである。 同様に、「環境のための」「持続可能な社会のための」教育にも共通する「行動することを学ぶ」について、学びます。[講座修了証が出ます。]
6. 参加対象 : 学ぶ意欲のある方(一般公募,特に資格などは問いません。)
7. 参加費  : 20,000円 プラス テキスト代 4000円
■テキスト 『いっしょに考えて! 人権』『いっしょにすすめよう! 人権』
前日までに以下の口座に振り込んでください。
みずほ銀行 大塚支店 普通預金口座2011254 特定非営利活動法人 国際理解教育センター
郵便振替口座: 00185-5-710744 加入者名: ERIC事務局
ゆうちょ銀行口座: 10020-3288381 名義:トクヒ国際理解教育センター
ゆうちょ銀行口座(他の銀行からの振込):ゼロゼロハチ(008)-0328838名義:トクヒ国際理解教育センター
8. 問い合わせ・申し込み
  特定非営利活動法人 国際理解教育センター(ERIC)
  〒 114-0023  東京都北区滝野川1-93-5コスモ西巣鴨105
  tel: 03-5907-6054(研修系)    fax: 03-5907-6095
  e-mail: eric@eric-net.org
  ホームページからも確認できます。http://eric-net.org/
以上

研修プログラム

セッション1 共通基盤づくり
9/29 11.00-13.00
1. 自己紹介 「人権教育4つの側面 知っていること・知りたいこと」
2. 研修への期待と二日間のすすめ方
3. 参加型学習について、知っていること、知りたいこと
セッション2 流れのあるプログラムの体験「めざせ、満点アドボカシー社会」*
14.00-15.50
1. アドボカシー・ビンゴ
2.  あなたのアドボカシー度採点
3. 行動化をさまたげるもの
4. バリヤーを超えて
セッション3 ふりかえり=参加型学習の特徴とファシリテーターの役割
16.00-18.00
1. 参加型学習の特徴
2. 価値観は育ったかな?
3. 参加型学習で伝えたい気づきと築きのスキル
4. ファシリテーターの役割
セッション4 プログラムづくりとファシリテーション実践
9/30 9.00-11.00
セッション5 プログラムの評価
12.00-13.50

セッション6 「みんな」の頭で考える・「みんな」の力で推進する
14.00-16.00
1. 「参加の文化」と市民性教育を育てるには? 
2. 現状分析
3. 行動計画づくり 「一人でできること・仲間とできること、社会で取り組むべきこと」

*『いっしょにすすめよう! 人権』p.82-86
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by eric-blog | 2012-05-25 12:46 | △研修その他案内 | Comments(0)