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PLT「エネルギーと社会」ファシリテーター育成研修 記録

PLT E&S2011 kiroku
参加者 5名      共同ファシリテーター 5名
2011年10月29日
セッション1 共通基盤づくり
11.00-13.00ファシリテーター 佐藤宏幸
1. 音楽CD「エネルギーと社会」はどんな歌詞?
2. 「わたしのエネルギー度」 握りこぶしでスピードメーター
3. 「漢字一文字で「エネルギー」とは何か」[個人作業]
4. ペアで自己紹介→二人の漢字を合わせてみると?
5. 研修への期待→傾聴
6. 話し合いの心がけ
7. 場のオーナーシップ[ペアで事務所内5ポイントをアダプト探検→全体共有]
8. 事務連絡
9. 自己紹介 [12.45-13.00 15分]

セッション2 流れのあるプログラム
14.05-16.13ファシリテーター 梅村松秀、木村幸一郎
1. 流れの説明=4つのアクティビティ「エネルギーはどこから」「なぜエネルギーが重要か」「エネルギーの元をたどる」「生命のつながり」の起承転結
2. 「わたしの一日のエネルギー」 朝起きてここに来るまでにどんなエネルギーを使ったかをふりかえる [個人作業]
3. 5つの場面で共有 [起床、洗面・身支度、食事、移動、今日の行動で板書]
4. エネルギーの分類 再生可能エネルギー=生命活動に必要なものを満たすもの。他にどんなエネルギーが?
5. 「エネルギーを定義する」
6. 「なぜエネルギー問題なのか?」
7. 「大江戸省エネ事情 ゼロカロリーから10万カロリーまで」 [「照らす」「伝える」「食べる」「観る」「旅する」の6項目の変化を辿る]
8. 『地球のなおし方』よりデータの共有
9. 「エネルギー・チェイン」 朝ご飯の元はどこから?何から?

セッション3 ふりかえりとまとめ
16.20-18.00ファシリテーター つのだきみえ
1. ミニレクチャー「PLT12時間コースの流れ」
2. 「ファシリテーションの比較・共通点と異質点」
3. 「ガイドをハイク「エネルギーと社会」バージョン」[分担して答え探し]
4. PLTの特徴の理解を三つの省察で。「技術的省察」「実践的省察」「見通し的省察」
5. 見通し的省察のための点検の視点「わたしたちは未来のための教育を行なっていただろうか?」[『いっしょに考えて』p.50]

2011年10月30日

セッション4 プログラムづくり
9.00-11.00ファシリテーター かくたなおこ
1. 昨日のふりかえり [個人作業2’→ペアで共有2’→全体共有・板書]
2. 「エネルギーと社会」で伝えたいこと[個人作業で表札づくり→オープンマーケット方式で仲間探し]
3. グループで「起承転結」の流れのあるプログラムづくり

セッション5 ファシリテーション実践
12.00-13.50ファシリテーター かくたなおこ
1. 「給食から考えるわたしたちのエネルギー問題」[tsu, taka, tana]
2. 「つながる・つながる」[o, j, kim]
3. 「わたしたちのまちのエネルギー・ビジョン」[mizu, sato, saito, suzu]
各グループ20分実践、10分ふりかえり。

セッション6 行動計画づくり、ふりかえりとまとめ
14.00-16.20ファシリテーター つのだきみえ
1. ふりかえりのノートテイキング
2. 行動計画づくり
3. 二日間のふりかえり → 見通し的省察を深める
4. サークルタイム
◯二日間のふりかえり
◯見通し的省察「エネルギーと社会」にとって、今回の学びは
◯行動計画の実行宣言
5. 修了証・認定証・PLT6時間研修のプログラム・アンケート記入、事務連絡
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by eric-blog | 2011-10-31 14:22 | □研修プログラム | Comments(0)

A Woman Among Warlords

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A Woman Among Warlords The Extraordinary Story of an Afgan Who Dared to Raise Her Voice
Malalai Joya, scribner, 2009

1978年。4月25日。

わたしが大学生だった頃、マラライさんは生まれ、その3日後にソ連のアフガニスタン侵攻があり、以来、彼女と彼女より年下のアフガニスタン人は、戦時下以外の祖国を知らないのだという。

彼女の語る物語は、彼女がいかに「代弁者」として「前」に出てくるようになったかという物語ではあるが、同時に、多くのアフガニスタン人の経験の物語でもある。

何百万人もの人が戦闘によって殺され、
何百万人もの人が難民キャンプに逃れ、
何百万人もの人が家族や土地や家や財産をなくし、
何百万人もの人がからだに障害をおって、今なお生きている。

その同じ現実を、アラライさんも生きて来たのだ。

Joyaは本名ではない。本名を名乗ると、家族親類縁者にも脅しがかかるからだ。
この本に出てくるサポーター、協力者の名前も仮名である。

歴史に個人の名を残すことではなく、歴史を変えるための集合的意思の表現者として、与えられた名声や機会を使いたいのだと彼女は言う。そして、その名声にすがって西洋に逃れるのではなく、アフガニスタンに留まり続けると。

女の現実はさらに厳しい。

男性の半数が非識字、女性は80%が非識字。
暴力から逃れるため、あるいは強姦という暴力の結果、毎年、何百人もの女性が自死する。
女性二人で一人前。兄弟などに付き添われていないと外を歩くことはできない。家にいるのでなければ、墓にいるしかない。

女性の行動や服装を規制する新しい命令が決定されたのは1992年のことだ。
その命令に強制力を持たせたのが、兵士による強姦や暴力、恐怖による支配だ。

10人兄弟姉妹の末っ子。アフガニスタンの民主化のための運動を行っていた父。ソ連軍に対抗するためにムジャヒディーンと協力して戦うことになった。そして、家族のもとにはほとんど帰れなくなっていた。医者になろうと通っていた大学もやめてしまった。

4歳の時にはイランやパキスタンの難民キャンプに。

女の子に教育を与えるための地下活動や孤児院活動など。2003年、25歳で第二回の国民評議会への代表に立候補したとき、彼女には20年近くの社会活動の経験があったのだ。

2003年の国民評議会での演説の後、ファラに帰った彼女を大衆は大歓迎した。
http://d.hatena.ne.jp/font-da/20110909/1315554659
一方で、脅しも深刻なものになってきた。

スリリングな本なのだ。つまり、スリリングな人生なのだ。

こんなにも戦争付けになってしまった国を立て直すというのは、いったいどのような努力によって可能なのだろうか?
それを思うと、どきどきしてしまう。

せめて、いま、日本にいる時に、彼女がぐっすりと眠れますように。
あまり大きな助けとは思えないけれど・・・。

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by eric-blog | 2011-10-29 07:52 | ■週5プロジェクト11 | Comments(0)

マラライ・ジョヤさん

マラライ・ジョヤさん

講演会日程はこちらから。
http://rawajp.org/?p=244
10月27日 名古屋の感想は、許可があり次第、公開します。

アフガニスタンの国民評議会での発言の様子を見ることができます。
http://d.hatena.ne.jp/font-da/20110909/1315554659

英語での講演内容です。2011年3月27日、ヴァモント大学にて。
軍閥による政府とそれを支持するNATOのもとで、アフガニスタンの女性たちの人権は守られないと、訴えています。

http://vimeo.com/21664622

『軍閥の中の女達』という本はまだ日本語になっていないようです。Amazon, e-bookがいちばん簡単な入手方法のようです。

原題は”A Woman Among Warlord” ですが、マラライ・ジョヤさんも講演で言っているように、彼女が語っているのは、軍閥政治の元での女達のことなのです。
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by eric-blog | 2011-10-28 08:04 | ◇ブログ&プロフィール | Comments(0)

親のエンパワメント

4時間、参加者50名
セッション1 すべてはアサーションから始まる
1.ミニレクチャー○一言感想でグループで自己紹介
2.あなたは、アサーティブ?3つの視点
○わたしのいいところ
○人のことをほめたこと
○人からほめられたこと
3.傾聴
4.IALAC 
5.セルフ・エスティームを育てるもの・しぼますもの[個人作業→グループ作業]
6.ギャラリー方式で共有
7.ノートテイキング

セッション2 わたしメッセージを練習しよう
1.まりの物語でわたしメッセージを練習する。[個人作業→グループ作業→全体共有]
2.対立は悪くない
3.対立の場面の自己分析
4.共感的傾聴
5.わたしメッセージで言ってみる[個人作業]
6.わたしメッセージのいい点、アイデア、課題
7.アサーティブな仲間を育てるための20カ条[グループ作業→全体共有]
8.ノートテイキング→グループ共有

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by eric-blog | 2011-10-26 16:51 | □研修プログラム | Comments(0)

スリランカ ライオンと虎の確執

スリランカ       ライオンと虎の確執

ジハン・ペレラ氏 レクチャー、2011年10月24日 午後3時から5時

ストーリーテラーとして、高い能力を持つペレラ氏に、スリランカのこれまでと現在の課題を語ってもらった。

【シンハラのライオン、タミールの虎】
スリランカの国旗に「ライオン」が描かれている。ライオンはシンハラ人にとって聖獣であり、国祖である。スリランカの創世神話は、実際には1500年ほど前、5世紀に仏教者によってパーリ語で書かれた物語である。物語は2500年前、インドでお釈迦様が亡くなった頃にさかのぼる。ライオンを父に持つインドの王は、息子を疎んじて700人の供をつけて船に乗せて流してしまう。この時、お釈迦様のたましいが彼らに「ランカに行き、仏教の守護者となれ」と啓示を与えた。

一方、ドラビダ系のタミール人の聖獣は虎である。国旗にまつわる確執。

【少数派のメンタリティをもった多数派と、多数派のメンタリティをもった少数派】

シンハラ語を話すシンハラ人は、世界にスリランカ、1500万人しかいない。一方、タミール人は、隣りのインド南部地域に7000万人、そしていまや世界に広がる離散民も含めて、大きな勢力である。そのため、スリランカ国内においては75%と多数派であるシンハラ人は、常に自らの存在が脅かされるという恐れを感じている。そのために、第二次世界大戦後に独立を果たした時、「75%の多数派が決める」民主主義に、少数派に対する配慮を盛り込まなかった。しかも、歴史的に政府の中枢にはタミール人、シンハラ人が半々という状況が、イギリスの「分断して統治する」政策の元、作り出されていたために、「歴史的な間違いを正す」ために、多数派に多数派としてのシェアを取り戻すという気持ちすら強かった。

【土着の有利さと不利な条件を克服するための努力と】
シンハラ人は南部の豊かな多雨地帯に住み、そして、中部の乾燥地帯で茶園を経営するためにイギリス人がつれて来たタミール人は、彼らの不利さを高い教育で克服せざるを得なかった。その結果、高等教育段階や就職の段階では、人口比が半々になる程度までになっていた。
しかも、タミール人は土着の農民ではなく、労働者であったため、戦後、マルクス主義の組合を結成して活動した人々もいた。
共産主義を阻むという名目で、新政府は「イギリス人がつれて来たタミール人」の選挙権を剥奪。また、公用語もシンハラ語だけとすると決めた。スリランカという小さな存在は団結しなければ生き残れない、そして平等にすればタミール人に支配されるという二つの論理が背景にあった。

【隣国インドにとってスリランカは】
スリランカさえなければ、インド洋の制海権は完璧、なのに。のどに刺さった小骨、がスリランカだ。中国と日本のようなものか。
しかし、タミールの独立を支持することもしない。それがインド国内のタミール独立に飛び火することも恐れるからだ。
1980年代、インド政府はタミール人に武器を供与し、支援はしたが、その態度は上記のようにあいまいなものだった。
一方でスリランカ政府は中国からの支援を受けている。

【タミールの虎を完全制圧したいま】
1983年、タミール解放戦線がシンハラ人兵士三人を殺害。ゲリラ活動も始めた。その後、何回かの休戦協定が交わされ、その度に、タミール側が協定を破ってきた。そのために、2002年から2006年の休戦を経て、再び戦争が始まったとき、政府軍は国際社会からの休戦の調停に耳を貸すことなく、タミール軍のリーダーを、人間の盾ごと、つまり、市民も含め、制圧し、殺してしまう。
国際社会の非難は厳しく、その戦争責任を調査し、被害を保証するように要請している。しかし、現在、政府はその要請に対し、自前の調査を行なっているとしか応えていない。国際社会の二枚舌を批判しさえしている。

【これから、そしてNPCスリランカ国民平和評議会の活動】
内戦によって犠牲となった人々に保証すること、犠牲者やタミール人に対して人間的な扱いをすること。少数派との力の分有をはかることのできるシステムを構築すること、これらの三点がペレラ氏が代表を務めるNPCが求めていることだ。

タミール人のメンタリティを変えること、そのための平和構築ワークショップをさまざまな地域で開催している。スリランカ25県の内、12県に「人種宗教統合委員会」を持ち、その委員会が二日間のリーダー研修を行なっている。「意識変革」「能力育成」「コミュニティ活動の実践」の三段階である。
人気が高いのは、地域相互の交流プログラムである。これらのトレーニングはすべてシンハラ語とタミール語のバイリンガルで行なわれている。

【誰がNPCをサポートしているのか】
25人のスタッフを擁するNPCの最大の資金源はノルウェーである。それとEU。国内からの資金はほとんどなく、NPCの主張に対して一般の人は、「何をばかなことを」とすら思っている。
いまは、政府軍に制圧されてしまっているタミールの虎だが、同じ差別の種が続けば、同じ結果につながっていってしまう。多数決の民主主義だけが正義ではないことに気づき、二つの民族の間の正義の形を確立する必要がある。

さらには、宗教的にはキリスト教イスラム教もそれぞれ7%、10%を占めている。多民族、多宗教の小さな国の取り組みは続いている。
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by eric-blog | 2011-10-25 10:16 | ☆よりよい質の教育へBQOE | Comments(0)

ソ連と呼ばれた国に生きて

ソ連と呼ばれた国に生きて
岩上安身他、JICC出版局、1992

いま、もっともホットなメディア。IWJ。岩上Web Journalではなく、Internationalだが。献身的に政府や統合本部の記者会見、反原発運動を報道し、そしてインタビューもする。その岩上さんが、この本を作ったのと同じ手法で、「フクシマ100人インタビュー」に挑戦するという。

1990年からすでにこのプロジェクトは始動しており、その間の19991年、ソ連はCISとなり、地図から消えた。

4人のライターがインタビューした100人の「ソ連人」

スターリンの粛正についての情報がグラスノスチで明らかになる中、胸のすく思いをする人、信じていたものに裏切られたと感じ、受入れられないと思う人。

抑留から、そのまま留まって党活動を推進してきた元日本兵もいる。社会主義政権の崩壊は、青春、人生の剥奪だと感じている。

岩上さんがどのようなフクシマの人々を選び出すのか、わからないが、まだまだことばにできない人がおおいのではないだろうか。

インタビューの段階で、チェルノブィリから6年。キエフに住むタクシー運転手。健康被害は続いているし、新たなものも出てき続けるのが現実だ。

わたしたちは、フクシマの現実について、まだ何も見ていないのではないだろうか?
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by eric-blog | 2011-10-25 07:19 | ■週5プロジェクト11 | Comments(0)

リスク・コミュニケーション勉強会

吉川先生へのインタビューの後、

1. ポストイットで「現状と課題」
2. 二つのキーワード「コミュニケーションの課題」と「専門家の失敗」でグループワーク
3. 「バカ」入門をペアワークで。

その後、紛争について

紛争の歴史 のサイトがすごい!

http://www.conflicthistory.com/#/period/1887-1892/conflict/+en+dahomey_war

1. リスク・コミュニケーションの現状と課題についてのブレーンストーミング


課題
・ 専門家の役割認識
・ 科学者の無自覚(メタ認知的)
・ 専門用語にごまかされない
・ 使われる単位の複雑さ
・ 見えない権威の影響 サンケイ、ヨミウリなど
・ 「非専門家」の「専門家」の認識(医者や専門家に答えを求める体質)
・ 参加の価値の認識
・ 女性の地域参画
・ ビジョンの共有
・ お金に縛られない活動
・ 自然のしくみと社会の仕組みをつなげる
・ 「医者」的に社会の価値観全体が染められることへの違和感
・ フラットな対等な関係のコミュニケーションの欠如
・ 専門分化
・ それぞれが接しているメディアや情報の多様性
・ 共有するメディアのズレ
・ 自分の問題じゃないという無関心
・ コミュニケーションは勉強するもんじゃない。しなくてもOK
・ 楽したい、難しいことは考えたくない
・ 官僚化する社会
・ いまや、世界は日本から学んでいる。「追いつけ・追い越せ」の時代は終わったのだから、別の歩み方が必要なのに。





「専門家の失敗」

日本丸の舵取りを専門家に任せる。専門家は「科挙」で選考される。「科挙」の体質は変わっていないので、教育の内容も変わらない。古典を覚えること、行政の書式に精通すること。
彼らは集団なので、個人の責任は問われない。
失敗しても「であり続ける」ことが求められる。
任せた方は安心だし、楽。委任なのか依存なのか。

集落や集団のサイズが大きいと、そこに働くメカニズムがある。
「コミュニケーションの課題」

理系の専門家についてコミュニケーションのトレーニングが欠如している。不足と勘違い。
科学技術ジャーナリストが「学者」を向いて仕事をしている。「学者にほめられたい」と思っているのだと思う。
コミュニケーションの南北問題。男性vs女性、中央vs地方、教師vs学生

被災者などが声を出せない風土。

疑問を出せる場を誰が創るのか。

「バカになる」
・自尊心や自身が必要
・ 自由
・ なぜ、どうしてと問い続ける
・ あいまいさに耐えられる、受け入れる
・ とりあえず、まあいいか 
・ Well being これでいい
・ 他者の目に抑圧されない。
・ 雇われることの利害から自由である
・ いろんな人の意見や考え 学校だけではだめ
・ 自前の知恵がある。

・ 知っているけど、素直になれない
・ 「木村さん(原発地図より)」失業、なかまはずれ、→しかし、同じ考え、行動の人たちとのネットワークが広がった、一人ではない。
・ 平場のコミュニケーションを経験する。お年寄りにも経験の場を
・ 知ったふりしたい、知らないっていいにくい。知らないって言える場づくり
・ ふつうの講義+Q&Aではだめ
・ 専門家と同じテーマで話す
・ 「知」が必要、多様な知
・ あいまいに耐える

・ 「資格制度」が作り出すヒエラルキー、資格はヒエラルキーの世界への通行手形。
・ 「持たない」存在。HaveからBeingへ。
・ 「評価されたい」という気持ちを持たない。左右されない。
・ まず「バカになる」と宣言する。開き直りではなく。
・ 知識主義に頼らない。「正しさ」ではない。
・ 「使われる」ことを恐れない。
・ 力は必要か?
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by eric-blog | 2011-10-24 14:44 | ☆アクティビティ・アイデア | Comments(0)

薄い手紙

その薄い手紙は机の上に置いてあった。届いたのは一昨日だから、昨日事務所に持って行けば良かっただけのことだった。しかし、その手紙の薄さが気味悪く、薄さの中にこもる陰気が気になって、机の上でもどこかもっちゃくしているのに気ぶせっていたところだったのだ。その手紙が着いたかどうかの確認の電話があったのは。

出勤準備をしていたのと、すでに蓄電機能に課題を抱えた携帯をチャージしていたため、わたしがその電話に出たのは、四回目の着信で、だった。
後で携帯を確認した時、通話記録に、8時55分、56分、57分とかけてきていた。この件にかかりきりであり、早く終わらせたいのだ、やりましたという報告をあげたいのだという意識が立ちのぼっていた。
その意識は通話記録に気づく前から、対応の中でも明らかで、電話はかっきりと1分55秒で唐突に切れた。

手紙が着いたとは言ったが、中身は確認していない。それでいいのか?

ことの起こりは、先々週の土曜日の夜のことだった。雨が降るや降らずみで、土地堪のないわたしは、電車事故による遅れもあって、焦っていたのだ。

…………………
今朝の新聞広告に『何も書くことがないと思っているあなたへ』なる本があり、見出しに「記憶を書く」のがコツ、とあったので実験してみました。

ああ、そう言えば、こんな文章、読まされたことあるなあ、と思い当たる。
なんてことはない日常だ。柔らかく包み込んで、共感の振りをした同感を求められるような。筆力だけで読ませられるのはかなわんねぇ。

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by eric-blog | 2011-10-20 10:14 | ◇ブログ&プロフィール | Comments(0)

CCJ ニュース より

J-CAPTAからのご案内です。

◆フィンケルホー記念フォーラムin長野

日 時:10月30日(日)【第1部 講演会】 10:00~12:00
          【第2部 報告会】 13:30~16:00
会 場:長野県農協ビル
長野県長野市大字南長野北石堂町1177-3
    TEL 026-236-3600

【第1部】記念講演会
演 題:「子どもの性の安全~加害と被害」
講 師:山本恒雄さん
(日本子ども家庭総合研究所子ども家庭福祉研究部
 家庭福祉担当部長)
参加費:1500円

【第2部】シンポジウム
テーマ:「子どもの性暴力に対する予防教育の可能性」
シンポジスト:
児童養護施設職員 服部正秋さん(飯山学園)
庄村千波弥さん(三帰寮)
児童相談所職員 渕上瑞江さん(佐久児童相談所)
CAPスペシャリスト 矢島宏美さん(CAPながの)
助言者:山本恒雄さん
コーディネーター:西野緑(J-CAPTAトレーナー)

※申込み・問い合せ j-capta@j-capta.org 

◆CCJではキリン福祉団体の助成を得て、以下の公開講座を実施します。
チラシはホームページにアップされています。

トップページ⇒研修セミナー(一般の方向け)⇒チラシ・申し込み用紙はこちら
http://www.cap-j.net/seminar/seminer_new.html

ぜひ、多くの方にご参加いただきますよう、広報をよろしくお願いいた
します。皆さんのご参加もお待ちしています!

日 時:12月18日(日)【第1部 講演会】 10:00~12:30
          【第2部 報告会】 13:30~16:30
会 場:板橋区グリーンホール 601会議室(東京都板橋区栄町36-1)
資料代:1,000円

【第1部】
講 師:玉井邦夫さん(大正大学人間学部教授)
テーマ:「社会的養護を支える学校と地域」
内 容:社会的養護にいる子ども達の背景、現在の環境を踏まえて、
    発達や心理等を学び、必要な支援を考えます。

【第2部】
内 容:社会的養護の現場でのCAPプログラム実施報告会
ゲスト:鈴木 力さん(関東学院大学 人間環境学部准教授)
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by eric-blog | 2011-10-19 10:03 | ◇ブログ&プロフィール | Comments(0)

身体をめぐるレッスン1 夢みる身体  Fantasy

身体をめぐるレッスン1 夢みる身体  Fantasy
鷲田清一他編集、岩波書店、2006

チベット・メディテーションの説明によると身体識・頭脳識を統合するのが心。
この本が課題にしているのは、身体がどれほど頭脳に支配されているかということ。なるほど、だからこそ、チベット・メディテーションでは、その両方に集中することを大切にするのだなと、了解。

そして、痛みのような身体感覚に対して、「気持ちよさ」という身体感覚であるかのようなもうひとつの表現が、実はとらえどころのないモノだという指摘。

この二点が、この本を読んでいて、とてもおもしろかった。

劇団態変の舞台監督である金満里さん「舞う身体、這う身体」

10月16日のあいホールでの公演を見た。

からだからの動きがひとつひとつ吟味され、提示されていくことに驚いた。どれほど、自分のからだと、この人たちは向き合ってきたのだろうか? 「不自由だろうな」とか、「障害者だ」というようなまなざしの頸城の中で。

しかし、その道が、特に大変なのだとは、わたしは思わない。

竹内俊晴の、野口整体の、野口体操の、そして、鳥山俊子の、からだのワークなどを見ていると、そして、最近の精神科病院をなくしたイタリアの本を読んでいると、障害や病を押し付けているものの中にこそ、病が起因している。

病であるにもかかわらず、それをなんの痛みもなく生きることができる、生きることができるだろうという期待を軽々とかけられる人の方が、気づかないのだ。自分の身体のことを。

そして、病んで行く。障害にまで発展させてしまう。

混血をミックスと言い、ダブルと言ったように、障害を「プラスα」と言うこと。

すでにchallengedという表現すら、規範を前提としていることを思う。

「プラスα」。通常見えないもの、見えていないものを見せる、気づかせる力のことだ。

それは、わたしの中にもあるのだよ。わたしが生きている「プラスα」の豊かさを、突きつけたいのか。

金満里さんは、「突きつけたい」のだ。表現者として。

「プラスα」を持つ人のすべてが、表現者であることを選んだり、好んだりするわけでもないことも、自明なのだ。ということは、「プラスα」というカテゴリーを、すべての障害に当てはめることもまた、理解にはつながらないということ。

わたしたち一人ひとりに、なにかの「プラスα」、人間と人間性、いのちと生き物、地球と宇宙に対するプラスαが、あるのだから。

「突きつけたい」というエネルギーを引き出しているのが、まなざしであり、体制であり、いまのわたしたちの社会の有り様なのである。 

解放的な社会などあるのか? と思っていたものを、ぐいぐいゆさぶっているのが、「人生、ここにあり」であり、「喰う」であり、イタリアなのだ。

しばらくは激震が続く気がする。震災のゆれから生まれいずるものに、つなげたいとも、夢想する。

ありゃりゃ、全然「本の紹介」になっていないね。
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by eric-blog | 2011-10-18 09:33 | ■週5プロジェクト11 | Comments(0)