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環境問題と世界史

環境問題と世界史
大場英樹、公害対策技術同友会、1979

文明の始まりとともに、環境問題は発生していた。そして、環境問題が都市を圧迫し、文明の終焉を招いた。

いま、わたしたちは最初の文明に比較して何十倍ものエネルギーを使っている。

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課題は、どこからそのエネルギーを得るか。
どの程度の生活レベルを求めるのか。
1970年代を最高に、エネルギー消費のレベルと幸福感は連動しなくなった。にもかかわらず、環境問題ばかりが大きくなる。

Enough is enough.

さて、この本に紹介されているのは、大まかな流れなので、個別の文明については、もっと詳しい本もありそうだ。しかし、俯瞰するのにちょうどいい。
どこかでも言ったけど、1970年代の本は好きだなあ。

古代メソポタミアの都市には衛生施設が普及していた。しかし、良く発達した灌漑施設の存在は、農地の塩分濃度をあげる結果になった。

古代エジプトの町は、廃棄物だらけ。病気も多かっただろう。ミイラからも寄生虫が見つかる。

ギリシア時代は、医療が発達。治療より予防、そのために、衛生観念も発達した。

中世ヨーロッパは、流行病に悩まされた。森林もどんどん開発され、環境は劣化。城塞都市の人口密度の高さも、衛生状態を悪くした。

そして、石炭の時代のロンドンのばい煙問題。

おもしろいと思ったのは、次のあたり。

ヨーロッパの都市問題が、パリに代表されるように大きな下水施設の建設によって解決が計られていったのに対し、日本の都市は、し尿が肥料としても使われていたせいもあってか、下水が発達しなかった。
そして、ヨーロッパにおいては都市の公衆衛生についての考え方が定着し、都市改造が完了した後に、細菌学の発展があった。それに対し、日本は、下水道事業を始める前に、いちはやく細菌学を導入。金のかかる下水道は、より安上がりで病人を直せるワクチンを前にして、どんどん後回しにされていった。127

いまの「放射線レベル」を下げなくても、ガンになれば治療すればいい、とでも言うような、医療関係者による議論に通じるものがありそうだ。

予防とは、ヨウ素剤を飲むことではなく、被曝をしないことだ。

いま、日本にとって必要な科学は何だろうか。大学教育のこれからを考える上で、おもしろい視点になるね。
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by eric-blog | 2011-05-30 16:42 | 草の根の種々 | Comments(0)

「厳しい状況にある子ども」人権研修プログラム

「厳しい状況にある子ども」を、すべての大人の責任において、支援する。
社会的養護という考え方は、子どもの発達保障は保護者や学校や施設だけにその責任があると考えるのではなく、関わる大人全員の責任として、社会的な視点から考えることだと思います。

地震や津波の被災地の子どもたち、福島県や関東近県で原発からの放射線被曝を受けている子どもたち。大きな被害、見えない広がりではありますが、数十万人の人々のことです。1億2000万人が生きている日本が、協力できることがあるはずです。100人が一人を支える気持ちがあれば、できるはず。

ERICニュースでも提案し、ブログにも紹介しましたが、「研修ブログラム」のご提案として、再録しておきます。
http://ericweblog.exblog.jp/12690715/

大切なことは、子どもが移動するということは、そこに「多文化教育」「国際理解教育」的な配慮が求められる、「異文化理解」「異文化交流」が起こっているという認識を持つ事です。

「受け入れられた子ども」だけが適応しなければならないという考え方は、教育的ではありません。いま、この状況から、わたしたちみんなが学ぶ、成長する。その機会だととらえて、共に学び合う姿勢が、受け入れ側の子どもにも求められなければならないのです。

さもなければ、「異質なものを排除する」という、もっともプリミティブな人間集団の反応が引き起こされるだけです。すでに、そのような兆候を放置していた学校や地域もあったようですが。

バンクスは『多文化教育』において、必要な三つの留意事項をあげています。

肯定的な交流体験、歴史的な背景の多文化的理解、学力保障

肯定的な交流体験につながる配慮が、必要なのです。

「子どもの権利と大人の責任」人権研修プログラム 6時間研修

セッション1 共通基盤づくり
○自己紹介とアイスブレーキング
○コミュニケーションのスキル
○話し合いのルールづくり
○共通のテーマを共有する

セッション2 流れのあるプログラム  『いっしょに考えて!人権』参照
1.厳しい状況にある子どもとは?
2.子どもの権利と大人の責任
3.バリヤーを考える
4.わたしたちにできること プロジェクト・コンペ

セッション3 これからの行動を考える
○知っていること・知りたいこと 地域マップを描こう!
○「心の凍り 溶かす」交流の心がけ
○やれる・できる・がんばる
○傾聴

子どもは社会全体で育てる時代。
でも、大人の方が多すぎる時代。  「自分が」関わりすぎる、のではなく、子ども同士の交流促進役としての大人の存在であること。
子ども同士の力を育てよう。
子ども同士の交流のあるプログラムを企画しよう。

子どもに未来をデザインさせよう。
子どもが未来を選べる自信を持てるような学びを計画しよう。

2時間程度の研修であれば、「セッション2」だけを行うことも可能です。
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by eric-blog | 2011-05-30 11:20 | ☆アクティビティ・アイデア | Comments(0)

どこまで被曝が広がっているか 関東近県のモニタリング結果

当たり前のことですが、被曝の範囲と被曝が確認されるものの多様性が広がっています。
以下のような測定だけでは、不十分かもしれません。

一方で、日本政府は20mSv/年以下の場所について、避難等の勧告、支援などの措置はとらないと思われます。ということは、いまの被曝状況を知りながら、避難しないということは、現存状況に留まることを選んだということになってしまいます。一人ひとりが自分の身を守るしかないのです。

○防護意識は薄れる

ICRPが、放射線現存状況で生きる住民について、警告していることです。
基本的な生活習慣が、被曝レベルに大きな影響を与えます。

天気予報と同じように、被曝予報をチェックしましょう。
食品添加物をチェックしたり、産地をチェックしたりするのと同じように、Bqベクレル情報をチェックしましょう。

食品についての抽出調査はばらつきが大きいはずなので、やはり、現存被曝状況にある都道府県の産品は、
現存被曝状況に留まることを選んだ方は、避けた方がよいと思います。

現存被曝状況が、無視できる程度に低い、つまり、0.1mSv/年以下の状況で住んでいる方は、たまに、
被曝地域のものを食べても、大丈夫。多いに「被災地支援」で盛り上がってください。しかし、日常的な
取り組みにはなりえないことは明らかで、そのようなカンフル剤的支援が「気持ち」以上の効果につながるのか
どうか。産地での被曝状況、食品モニターをすることをしっかり支援する方が、いいと思います。

細かいこと、大きな数字にいらいらさせられる昨今です。
概算でつかまえることは、日常的な行動につなげやすいので、ご紹介しておきます。

○一食あたり、50Bq以下を目指す。
○セシウム137換算で、体内に均等に分布すると仮定しています。
○50Bq ×3食×365日=54,750Bq  6万ベクレル程度ですね。
○これはおよそ内部被曝 1mSv以下と考えられます。

ただし、この計算をした方は、水の分は考えていません。さらに、アルコール飲料は、メーカーに厳しく
「出荷時 0 Bqを基準とする」ことを求める、と息巻いています。特に、ビールですね。量が多くなるので。

全国の飲んべえの皆様、これから長く永く続く事態です。  
 安心して飲める! ことを合い言葉に、がんばりましょう!

あれ? このコーナーは・・・・・間違えた、「子ども支援・教育の課題」じゃないね。

*********以下、K氏のメーリングリストより******************

つくばみらい市 「放射線量率測定施設一覧及び測定結果」
http://www.city.tsukubamirai.lg.jp/hosyasen/kekka.htm

取手市 「市内学校施設・児童施設等における放射線量測定結果」
http://www.city.toride.ibaraki.jp/index.cfm/8,6362,13,98,html

松戸市「大気中の放射線量に関する情報について」
http://www.city.matsudo.chiba.jp/index/kurashi/bousai_bouhan/bousai_jyouhou/03
11shinsai/suidou_taiki/housyasen.html

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高木仁三郎氏が書いた「食卓にあがった放射能」(1990年 新装版は20
11年
七つ森書館)の47ページにあります。この本はぜひ読んでみてください。
<写真2> 食べ物に気をつけた人、気をつけなかった人
<写真3> 新装版「食卓にあがった放射能」 高木仁三郎 七つ森書館

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高木仁三郎さんに、感謝。彼が設立した「原子力資料情報室」や「高木基金」をぜひ支援いたしましょう。
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by eric-blog | 2011-05-30 09:14 | 草の根の種々 | Comments(0)

ERIC news 子どもの権利と大人の権利

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ERIC NEWS ともによりよい質の教育をめざして
これからの未来へ 人権研修に、いまのリアルを取り入れる
 ---3.11をどう学ぶか・どう共に考えるか---Share Free News
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(文責: かくた なおこ 角田尚子 kakuta09 twitter)

4月19日以来、ツッィターやfacebookなどのメディアにたくさん書かせていただきました。ブログにもアップしました。勉強会にも参加しました。資料も読みました。なんと、文科省にfaxも送りました。ネットでのコメントや質問もしました。 たくさんのみなさまも、同様の努力を続けてこられたと思います。

やっと、昨日の文科省記者会見で、胸のつかえがとれました。「1mSvを目標として努力する」。運動の成果だと思います。
20mSvという被曝がまん値を、福島県内の子どもたちが学校教育によって強制されることはなくなりました。

それだけのことです。問題は解決されていません。しかし、わたしは国家によって進められてきた原発推進策によって、いま現在被曝し、被害を被っている福島県が、学校教育という強制力で、とんでもない被曝量を「がまん」させられることに、恐怖したのです。少なくとも、その恐怖は拭うことができた、と思っています。公的な教育に携わっている人は、その強制力について、自覚的でなければならないと思います。

さて、これからやっと、「1mSv以下」という平常値レベルを目指して、わたしたちが子どもの人権のために何ができるか、共に考えることができるようになりました。誰が、どこで「100mSv以下は安全なんだよ」と講義していても、プレスにレクチャーしていても、怒る必要はなくなりました。それを信じて行動する人はすればいい。わたしは、1mSvを当然として、それを目標値に、何ができるかを語り合う。いつ被害が実証されるかわからない「がまん値」を、がまんすることを強制されない。わあ、なんてすっきりするんだ!

この気持ちは、いくら書いても書いても、書いても書いても、書き尽くせないので、もうやめます。みなさま、ともに、喜びましょう。

ということで、「人権研修プログラム」の提案です。

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◆ 共通基盤 1 子どもの権利 ◆ 
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ファシリテーターとして、共通基盤として共有しておきたいことがあります。もちろん、参加者ともです。
1.子どもの被曝が年間1mSv以下に抑えられるように環境および食べ物など、活動を大人が整えていくのが、「保護の権利」
2.子どもが、教育を受け、思いっきり活動できる、今回のことからきちんと経験学習として学びを紡げるようにすることが、「発達の権利」
3.子どもが被爆線量を低減するための選択肢について、十分な説明を受け、恐怖や脅威、強制、選択の結果に対する過剰な責任を感じることのない環境で、意思決定することが、「参加の権利」 
4.これから先の人生に希望や夢を持つ事ができることが、「生存の権利」

子どもの権利条約は、これらの子どもの権利を保障するのは、親やそのアイデンティティの根拠となる文化などに配慮しつつ、国にその義務があるとしています。いま、被災した子どもたちについて、わたしたちみんなができることを考えたいと思うのは、そのためです。

子どもの4つの権利は、発達段階によって、重みの組み合わせが変わって当然です。発達への期待をかけて、親や教師が保護的になる、そのちょっと先、子どもが安心して取り組め、結果に対して自信を獲得していけるような課題を設定する(発達の最近接領域)のがよいですが、失敗が悪いことでもない。

何よりも、被災した地域の子ども、福島県内の子どもとともに、わたしたちが「あらゆる手だて」を考えたいと思っていることを伝えたいと思います。

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◆ 共通基盤 2 放射線被曝     ◆ 
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今回の被災は、地震・津波に加えて、原発事故が、大きな陰を落としています。地震・津波だけであれば、「生活基盤の回復」へと向かえたものが、原発事故は、いまだに「くすぶりつづけて」、火種の火の粉をまき散らしているからです。大気中に、土壌に、地下水に、海洋に。

いくつかの原則を共有しておきましょう。

1. 放射線被曝は、低く抑えることができればできるほど良い。

放射線被曝に「閾値」はない。浴びた量に比例して、生体は影響を受ける。
レントゲン撮影、ラドン温泉などは、「便益」と「被曝」のバランスで、選び取るものです。
特に、現存被曝状況にある地域に生きている人々は、「最大防御」の行動パターンを学び、継続することが大切です。現存被曝状況は、東京や神奈川まで含まれます。

2. ウォッチすべきは放射性物質の動き。

外部被曝は、放射線と放射性物質の付着によって起こります。内部被曝は放射性物質の経口的な摂取によって、起こります。放射線は、いろいろな種類がありますが、放射性物質から出るものです。原子力発電所から離れた地域では、飛び散ってきた放射性物質が、放射線を出し続けています。

アスファルトの上の方が放射線量が低い、植木や植物の方が高い。いま、どこの現存被曝状況でも見られる共通の特徴です。

水に流されていっている証拠です。低くなったと安心するのではなく、流れて、どこへ行っているのかをウォッチすることが大切です。そのために、雨樋のたれる土壌、下水処理場の汚泥が、線量が高くなっています。これから、放射性物質が、どのような「動き」をするのかを予測し、対応を考えることも、広範な領域で必要になるでしょう。

放射性物質を含んだ汚泥を、コンクリートに再利用することを国土交通省は認めました。その他のたくさんな「安全宣言」と同じく、現状追認的なレベルでの宣言でしかありません。そのレベルを動かすアドボカシーをしてくださっている方がいれば、応援しましょう。しかし、あまりにもたくさんのことがあるので、優先順位をつける自分も、許しましょう。

とはいえ、それらのコンクリートが解放空間でのみ使われるように、ウォッチしていくことが大切です。まわり全部がこのようなコンクリートで囲われる、生き物が恒常的にそのコンクリートに接する可能性のある使われ方は、危険です。下水処理場やそのコンクリート工場で働いている人々の健康問題もあります。彼らが声をあげていけることを信頼しましょう。

3. 環境中に出された放射性物質は、そう易々とはなくなりません。

いまだに、3月12日、15日、21日の爆発的事象がどのようなものであったか、はきりしていません。どんな核種が環境中に放出されたのか、どれほどの量なのか。そして、いまも。

どこでどんな悪さをするのか。半減期はあっても、より無害になるということは、絶対にない存在です。だからこそ、すべての人が知り、防護し、ウォッチし、報告し、問題提起できる社会づくりが重要になってくるのです。

核の扉を開いてからわずか100年。1945年が開いた原爆の時代、外部被曝の脅威をわたしたちは見つめてきました。その問題は終わったわけではない。しかし、原爆の800グラムの核物質からの影響と、いま、わたしたちが見つめている福島第一原子力発電所の一号機、二号機、三号機、四号機の核燃料4トンと核燃料廃棄物からの影響は、まったく異質であることも、わたしたちは理解する必要があります。放射性物質は、いまそこにある。そして、これからも。

4.防護措置の基本=継続的に、日常的に被曝しないこと。

放射性物質が現存している状況では、被曝を継続的に、日常的に受けたり、放射性物質を取り込んだりしないことが重要です。

逆に言えば、線量の低い場所から、高いところに行く、観光やボランティアなど、あるいはそこで食べ物を食べる。水を飲む。いやだという人もいるだろうけれど。大丈夫。

そして、より大切なことは、線量の低いところに福島からの人が来ても、大丈夫。そばに来ても、触れても大丈夫。

福島からの人たちを排除することは、偏見=少ない偏った見方に基づいた、差別です。特に、東京電力区域内においては、福島の痛みの元をたどれば、ありえないことです。

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◆ 震災と子どもの権利を考える人権研修プログラム案 ◆ 
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セッション1 共通基盤づくり
○自己紹介とアイスブレーキング
○コミュニケーションのスキル
○話し合いのルールづくり
○共通のテーマを共有する

セッション2 流れのあるプログラム  『いっしょに考えて!人権』参照
1.厳しい状況にある子どもとは?
2.子どもの権利と大人の責任
3.バリヤーを考える
4.わたしたちにできること プロジェクト・コンペ

セッション3 これからの行動を考える
○知っていること・知りたいこと 地域マップを描こう!
○「心の凍り 溶かす」交流の心がけ
○やれる・できる・がんばる
○傾聴

子どもは社会全体で育てる時代。
でも、大人の方が多すぎる時代。
子ども同士の力を育てよう。
子ども同士の交流のあるプログラムを企画しよう。

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◆ ファシリテーターの課題 ◆ 
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いまやLegend伝説となってしまった「ファシリテーター 分類別課題」。第一回のTEST in 大阪 2003でのことだ。
問題解決ファシリテーターとか、気づきのためのアクティビティ・プログラムファシリテーターとか、ファシリテーションの手法による分類もあるけれど、ファシリテーター一人ひとりが、個人的に抱える問題がある。ファシリテーターは、それぞれ、とても個性的。10人いれば10人の色。なかなかバランスのとれたファシリテーターは、めざしはするけれど、なかなか至らない。「人間修行だね」「一生伸び続けるんだね」というのが、結論であったような。

改めて、どんな分類があったのかをふりかえってみる。一般化できるものであることに気づく。新たなものも加えて、考察のネタにしておこう。

■正義感の強い人が陥りやすいタイプ 運動から入った人
○怒りを抑えられないファシリテーター
○肩の力が抜けないファシリテーター

■教員意識が抜けないタイプ  コントローラー
○安全地帯に立とうするファシリテーター
○答えは一つ、自分の答えを共有したいファシリテーター
○意見の多様性の尊重を隠れ蓑に、羅列主義で終わるファシリテーター
○混乱や不安を恐れるファシリテーター
○感情を恐れるファシリテーター
○感情の嵐だけを求めるファシリテーター

■ケア系出身タイプ 企業研修系にもときどき見られる
○いやしに走るファシリテーター
○論理化、言語化を求めないファシリテーター
○ボディワーク主義のファシリテーター

■専門家・高学歴タイプ
○分析中心ファシリテーター
○理屈を求めすぎるファシリテーター
○理解の幅が狭いファシリテーター
○参加者の体験を収奪するファシリテーター

■組織分析系出身
○個別のふりかえりと変容を求めるファシリテーター
○グループ作業・グループ育てだけのファシリテーター
○育てないファシリテーター
○枠組み・構造依存ファシリテーター
○あんちょこ丸読みファシリテーター

「それのどこがいけないのか?」とこのリストを読んだあなた、あなたの成長の課題はなんですか? 

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◆ ERICからのお知らせです ◆ 
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『リスクに関する連続学習会』
■ 背景・目的: 東北大地震・津波・東京電力の原子力発電所事故という災害、その後の被災・避 難生活、情報や物資不足の脅威など、いま直面しているリスクをどう学ぶことが できるのでしょうか。 ERIC 国際理解教育センターは、リスクに関する教育・学習ツールの必要性を感じ て、リスクに関する学習会を企画します。 ERIC 国際理解教育センターが約20 年間、収集、開発した環境教育教材のなかで リスクを扱っているものは米国森林財団の環境教育プログラムPLT(木と学ぼう) のモジュール『リスクに焦点(Focus on Risk)』のみです。 今回の学習会ではそれをテキストに、教材開発の可能性を探ります。成果物は「 教材」(対象:小学校5年生以上)の形にして発行します。是非ご参加ください 。
■ 会場:特定非営利活動法人 ERIC 国際理解教育センター 東京都北区滝野川1-93-5 都営三田線「西巣鴨駅」A2 出口から王子、 飛鳥山方面に明治通りを徒歩3分程度)   http://eric-net.org/access.html

【第2回 地震・津波= 天災のリスクをどうする? どう学ぶ? どう対処す る?】 
2011年6月11日(土)14:00-16:00     
・『リスクに焦点』からアクティビティ体験「生態系のリスク」     
・TESの津波学習案の改善     
・・各自の調査計画づくり       (※7~9月は各自でフィールドワークなど調査を実施;任意)

『2011年度ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジ・PLT 木と学ぼうファシリテーター養成講座』 今後の開催予定
2. PLT ファシリテーター養成講座I 「幼児からの環境体験」 2011年6月25-26 日  
3. テーマ「人権」 2011 年7月30-31日  
4. PLT ファシリテーター養成講座II 「わたしたちの住んでいる場所」 2011 年8月27-28日  
5. スキル「わたし」価値観を育てる 2011 年9 月24-25 日  
6. PLT ファシリテーター養成講座III 「エネルギーと社会」 2011年10月29-30 日  
7. スキル「あなた」関係性を育てる 2011 年11月26-27日  
8. スキル「みんな」社会を変えながら生きるには?  2012 年1月28-29日  9. TEST12! Teachers. Effective Skills Training 教育力向上講座 2012年3 月予定

これからも、日本をあきらめない! 変化の力は教育から!

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  (特定非営利活動法人)国際理解教育センター
ERIC:International Education Resource & Innovation Center

〒 114-0023 東京都北区滝野川1-93-5 コスモ西巣鴨105
  tel: 03-5907-6054(研修系) 03-5907-6064(PLT・テキスト系)
  fax: 03-5907-6095
  ホームページ http://www.eric-net.org/
  Eメール   eric@eric-net.org
  blog 「 ESD ファシリテーター学び舎ニュース http://ericweblog.exblog.jp/
  blog  「PLT 幼児期からの環境体験」
http://pltec.exblog.jp/

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by eric-blog | 2011-05-29 13:41 | ▲ファシリテーターの課題 | Comments(0)

耳のないウサギが生まれたよ

耳のないウサギが生まれたよ。
浪江の村に生まれたよ。

まっ白で
かわいいウサギだよ。

見においで。

原始から続く
いのちの鎖を
断ち切った
原子の力を

泣いているでしょうか?
悔いているでしょうか?

いいえ、
ただ、いのち。
生きる、いのち。

見に来てください。
ただ、いのち。
ただ、生きる。

同じいのちが、
いま、あなたを生きている。

Have you seen a hare without ears, heir of radiation?
No, I haven't. But I have seen human without brain.

Have you seen a hare without ears?
No, I haven't. But I have seen human without heart.

Have you seen a hare without ears?
No, I haven't. But I have seen so many human without voice.

Even before radiation, human have lost a lot of things.


http://sankei.jp.msn.com/life/news/110529/trd11052912010002-n1.htm

ericかくた なおこ沅
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by eric-blog | 2011-05-29 06:13 | ●3.11地震・津波・原発 | Comments(0)

文科省 年度内1mSv以下を目標にする

◆ 「20mSv撤回」運動団体が声明を出しました。課題はあります。しかし、協力の基盤はできました。
    http://dl.dropbox.com/u/23151586/110527_statement.pdf

「それでも、わたしは東北を離れない」という声もあります。しかし、山本太郎さんの行動とメッセージは胸をうつ。 共に、考えよう。共に、考えたい。そのメッセージは、受け止めてほしい。「オペレーションコドモタチ」
      http://www.youtube.com/watch?v=F_39VGIPhcU&feature=related

TBSnewsには、「1mSvを基準にしたら、福島県で義務教育はなりたたない」という発言を紹介。何が大事なのか。
               http://news.tbs.co.jp/20110527/newseye/tbs_newseye4735930.html

毎日新聞 5月27日 午前11時56分 配信

土壌除染を1μSv以上の校庭については、国の予算で実施していく。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110527-00000050-mai-soci

学校の屋外活動を制限する放射線量の目安については、年間1~20ミリシーベルトとする基準は夏休みまで維持するが、関係者からの要望が相次いでいるため、年度内の線量1ミリシーベルト以下という目標を設定した。具体的な取り組みは今後検討する。

◆5月23日の交渉についてまとめられた録画
             http://www.youtube.com/watch?v=M4zNGg5-efc&NR=1


http://iwakamiyasumi.com/archives/9831

5月17日の「原子力被災者への対応に関する 当面の取組方針」
www.wic-net.com/pdf_downloader/1542/2/1

とはいえ、武田邦彦氏の推計によれば、東京でも3月中の行動パターンによって、2.6mSVになる可能性がある。福島市、いわき市についても1mSvを超えているという推計もあります。

http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-367.html

***********怒りを胸に、楽天性を保って、最大防御を****************
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by eric-blog | 2011-05-27 15:36 | ○子ども支援・教育の課題 | Comments(0)

戦争と日本人 テロリズムの子どもたちへ

戦争と日本人 テロリズムの子どもたちへ
加藤陽子、佐高信、角川学芸出版、2011

『それでも日本人は「戦争」を選んだ』の著者が、佐高氏と対談。読み応えのある、つまり、易々と世論に流されない、独自の視点で掘り下げられた内容だった。

まず、副題について、子どもが短絡的直情的に、国際派、中庸派というような判断を持つ政治家を、殺してきたのが日本のテロの歴史だ、と。副題はそのような意味なのだと。

いま、「福島の痛みをみんながわかちあうべき」というような論調について「不幸の均霑」という言葉が紹介されている。加藤さんの造語である「不幸の均霑」。もともとは、恩恵を分けるというような意味から、逆に「みんなで不幸を均等に分け合う」感覚をあらわす言葉として作ったと。

戦争にいたる「均霑」きんてん化。
○割烹着をきれば、地域内の階層格差が隠され、社会の一員として居場所が与えられる。29
○徴兵令が頻繁に改正され、30分の一でしかなかったものが、免除規定がなくなり、身分に関係なく徴兵されるようになる。68
○高等教育を受けることのなかった農民塀にも青年訓練所などに入ることで、在営年限の短縮が均霑される。70
○貧しい農民出身にとっては、軍隊は銀シャリが食えるところ71
○兵士の母親と妻では、軍は妻に味方した。134
○相対的に小作を持ち上げるような政策。134
○満州にはお姑さんも村の秩序もない。既存の秩序から解放される。138
○農村の貧しさに比べれば、都会的な生活のある女工生活は哀史なのか?

日本が戦争責任を我が事として考えにくいのは、戦争の悲惨さ、最後の1年半に7割の戦死者、と徴兵制の悲惨さがあるのではないか。  63

しかし、記憶はウソをつく。過去の戦争を語る時、不都合なことはすべて消される。

読んでみたくなる本が満載なのですが、備忘録として。
「ある牧師の妻の昭和史」  斉藤たまい について、佐高。
『故郷はなぜ兵士を殺したか』一ノ瀬俊也、角川学芸出版、2010
『海のオルゴール』竹内てるよ、家の光協会、1977

<生れて 何も知らぬ 吾子の頬に 母よ 絶望の涙を落とすな> 210
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by eric-blog | 2011-05-27 11:20 | 草の根の種々 | Comments(0)

め組の頭領  世界の山ちゃん

■田中龍作さんという方が、「山下氏の録音、録画」が拒否されている」と書かれているので、わたしがこれまで見てきていた録画情報をアップデイトしようと、再度チェックしました。
   http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/kouhou_kouen110321.wvx

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今回の原発事故を巡る防護措置基準の混乱には2つの問題がある。

一つは防護措置を話し合っている段階で火消し屋を登場させたこと。
一つは学校のリスク管理の問題を、原子力開発出身の次長に任せたことである。
前者については後述する。

後者について、学校における子どもの安全問題以外に、100ミリシーベルトを緊急時の参考レベルとしてに認めさせておくという政治的判断を持って動いていないという確信は持てない。なぜなら、原子力安全委員会は「計画的避難地域」を、「緊急事態が継続中と考える地域」基準の下限値20ミリシーベルトを取った。
にもかかわらず、4月9日以降の非公式な文科省との打診の結果、文科省からの4月19日の正式なお伺いは「20ミリシーベルト」、つまり「緊急事態収束後」基準の最高値なのである。

誰が考えても変だ。
渡辺格次長が、もんじゅ開発推進を担当していた経歴から考えて、単独で決定し、拘泥し、原子力安全委員会の判断をすら凌ごうとしていると見る。
その傍証は、もう一つある。5月23日の交渉で、彼は、そして不思議なことに追及している側も、すでに、5月12日に鈴木寛文科省副大臣が、「課題であった幼稚園についても、再調査の結果、年間10ミリシーベルト以下の積算量以下で抑えられる見通しがついた」と発言しているのだ。
http://ericweblog.exblog.jp/12581892/

では、なぜ渡辺格次長は、すでに易々と「10ミリシーベルト以下を安全基準に」と、ニコニコと署名しそうな副大臣に稟議書を上げないのか?

次長一人の思惑で、福島県の学校は振り回されているのだ。
そして文科省は子どもの安全を顧みない人非人と罵られ、鈴木寛文科省副大臣がすすめようとしている「教育の熟議」は冷や水をかけられている。
当たり前だ。100ミリシーベルトなど受け入れられるはずがない。

100ミリシーベルト以下は安全だという渡辺格次長の判断を見逃してはならない。それは「放射線管理区域」についての責任をないがしろにし、原子力発電所の操業の安全基準を危うくしていく布石だからだ。
そして彼は、これからの原子力発電所の中国における共同開発により安全基準の緩やかな道を開いておきたいと思っているのだ。

いま、この時に、アジアの安全と未来が問われている。

確かに、わたしたちは「人工的放射線が環境中に蓄積する時代」の扉を開けてしまった。しかし、これから話すような未来に、合意したわけではない。

わたしたちは「人工的放射線」がどこまでも増え続けることを、認めない。そのことを、日本が国際社会と共に宣言することが求められている。世界が見つめているのだ。汚染の行方を、そして日本の方針を。

100ミリシーベルト以下は安全だという論客の一人に山下俊一氏の名前が引かれる。JASTJの緊急学習会において、山下氏はご自分自身が「混乱を招いた」ことを認め、であるがゆえに「リスク・コミュニケーターとしては不適格」であり、「今後は立ち去るのみ」と明言した。
立ち去っていただこう。彼をバッシングすることは事態解決の役に立たない。互いの品位を下げるばかりだ。

混乱の原因は、以下の二点である。
1.山下氏はICRPの提言を承知しており、原子力安全委員会が「緊急時」の参考レベルの100ミリシーベルトを採るだろうと予測していた。
2.山下氏自身、100ミリシーベルト以下の放射線被爆についての発ガン性リスクは「実証できない」ことを確信していた。

何よりも「火消し屋」が議論に登場するのは4ヶ月は早すぎたのだ。みな、気持ちが逸っていたのだ。

「実証できない」ことと「安全である」ということの間には大きな違いがあるのだが、どのように問題がすり代わっていくか、火消し屋山ちゃんと福島県知事の3月18日の再現ドラマで見てみよう。
以下は、5月19日のJASTJ学習会で語られた経緯から構成したフィクションである。

%%%%%%%こんな会話があった確率 50%%%%%%%%%%%%%%%

「よ、ふくしまの。今回はたいへんだったなあ。ちょいと見舞いに寄ったぜぃ」

「ああ〜。火消し屋め組の棟梁かい。そっちこそ、大変だろう。けが人やら、人捜しやら」

「わっちはいっちゃいないが、たいへんだといっちゃたいへんだ。なんせ権現さま以来の災害だてぇんでね、諸国から組が手助けに駆けつけちゃあいるんだが、夜を日についでやってるもんだ、2日ともたねえ。」

「いやいや、諸国からとはありがたい。うちもね、まあだ被害は出ちゃいねぇが、火種がくすぶってる。いつ何時、山ちゃんら火消し屋に出張ってもらうことになるか、わからないようなことで。とんでもないていたらくで」

「いや、そこだよ、ふくしまの。これだけの大店の主人ともあろうお方が、そう意気消沈しているようじゃ、復興できるものもならねえじゃないか。何より気をしっかりと持ちなせえよ」

「ありがたいお言葉だ。何ね、いまくすぶってるゲンパツってのがね、先代は反対していたんだが、それがお上に楯突いたというので、あらぬ罪を着せられて、失脚した。その後釜に据えられただけの、主人とは名ばかりの、お上の操り人形だっただけのことですのさ。笑っておくれ」

「まあ、なんだ。確かにくすぶっちゃいる。だがな、いまは小康を保ってるじゃないか。不幸中の幸いだと思わなきゃ。ものはなんでも、見方しだいだよ。」

「山ちゃんはそうは言うけど、ゲンパツの周り3キロは人払い。20キロまでだってアブねぇてんですよ。もうどうしたものやら。夜も眠れやしないんですよ。」

「そいつぁいけねえなあ。船は誰より船頭が大切。お店は主人がやる気さえありぁ、かならず再興できる。いや、いまを乗り切るためにもあんたにゃ、元気を取り戻してもらいてぇ」

「そんなこと言ったって、お上や札差しの尻馬に乗って、安全だ安全だ事故なんか起こりっこねぇんだって、何万回言い続けてきたか知れないよ。いまさらこんなことになったって、誰にも恨みを持ってけないよ」

「確かに、大変だ。しかしね、ふくしまの。わっちゃあロスケの大火事の後にも火消しに入ったことがあるんだがね、言うほどひどかあないんだぜ」

「ホントかい?ワタシを安心させよう、元気づけようてんで、慰めてくれてんなら、ありがとう。お気持ちだけで十分だ。少しは元気になりましょうよ」

「なんの、わっちが口から出任せいうものか。まあよく聞きなせえ。ゲンパツからの原子の火の粉が、これから起こる火事の原因てわけじゃあねぇのさ.」

「そうなのかい。原子の火の粉を浴びると、後から火事になるってじゃないかい。」

「そうさ、そこだよ。じゃあ、火事ってのは、原子の火の粉だけでなるもんかい? そうじゃないだろ。たばこの火だって、何回に一度は火事になっちまうだろ。原子の火の粉なんてなあ、100発以上浴びなきゃ、それが原因で火事になったとあ、言えネェンだよ。」

「でも、やっぱり火事は増えるんだろ?」

「わっちらみたいな火消し屋にいわせりゃあ、これから火事は千軒に300軒になりまさあね。そのうちの20軒ほどが原子の火の粉で起ころうが、どうってこたあねぇ。全体、火事が増えるってのがいまのご時勢なのさ。それは、原子の火の粉に限らねえ。」

「そんなものかねぇ。だんだん気持ちが軽くなってきましたよ。」

「そうこなくっちゃ。昔から言うだろ。笑う門には福来る。笑いのたえない、明るい家は、火事になりにくいんだよ。こりゃあホント。
それに、燃えやすい家と、そうでない家があるってのも、分かってきてんだぜ。火の粉をたくさん浴びても、燃えださない家もあるってことよ。それはそれぞれの質なんだよ。だからね、しっかりとした屋台骨の家を作っておくことも大切だけど、どれがどうとは、まだなーーんにもわかっちゃいないんだ。」

「なーーーんにもわかっちゃあいないのか。じゅあ、責任はとれないねぇ。自分からすすんで、「この火事の原因はわたしが建設したゲンパツに違いありません。責任とらしてくんなさい」なんて、40年後に申し出るやつあ、いないよねぇ。」

「ま、そういうことだ。ただし、100発以下だよ。100発以上は、さすがに、わかっちまうからね。それに、「火事が不安だ不安だ」っていうけど、岡山のつだってやつが、面白いこと考えやがってね。10万軒で、何軒が火事で燃えちゃったら、不安になるかいって、聞いてみたんだとさ。10万軒だぜ。1000軒ほどじゃあ、人は自分の家が危ないとは思わないらしい。5000軒となると、ちょっと、不安になるらしい。ということは、20発ぐらいまでであれば、不安にすらならないってことですよ。」

「へぇ、こんな騒がれているのにねぇ。そんなもんなのかねぇ。ねぇ、世界の山ちゃん、いまのような話を、お店のみんなにもしてやってくれないかい。みんなも安心すると思うんだよね。」

「もちろんさ、ロスケのとこに駆けつけた時にゃあ、おっかあもがきもほっぽり出して、かけつけたんだ。ふくしまの、おめえさんのためなら、一はだも二はだも脱いでやるさ。どっから始める? 一番大きな福島から始めて、火の粉がよく飛んだ飯舘村あたりが最初だね。」

「かたじけない。恩にきるよ。これで何やら先が見えてきた」

「なに言ってんだよ。いまじゃ、世界のふくしまと、一つ名で呼ばれるようになったおまえさんの役にたてるなんなら、男、山下本望だ。」

「じゃあ、よろしく頼みましたよ」

**************************

燃えださぬ先から火消しの相談。

「怒りを胸に、楽天性を保って、最大防御を」

まだ、間に合うのなら。

**********以下ICRPより**************
100ミリシーベルト(mSv)を100人浴びると、1 人のが ん死者が出る、というのがICRPの見解です。それを低く見積もっても、0.5人 のガン 死がでると言っています。日本人の30%がガンで死んでいます。その30%が 30. 5%になるのが、年間100ミリシーベルト(mSv)浴びることの意味です。つま り2 00人いたら、その30%、60人が通常のガンで死ぬ。それが100ミリシー ベルト (mSv)年間浴びると、61人になる、ということをICRPですら認めています。つ まり 、200人で1人のガン死が増えるレベルが100ミリシーベルト(mSv)の意味 です。



ericかくた なおこ沅
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by eric-blog | 2011-05-24 18:44 | 草の根の種々 | Comments(0)

欧州放射線リスク委員会2010年勧告 サマリー

ECRR 欧州放射線リスク委員会 は、ICRPの勧告について「リスク」の過小評価を批判する勧告を出しています。

膨大な文章ですが、要約の最後に以下のようなまとめをしています。JPEGで共有しておきます。
発がん性だけに集中して放射線被曝の害を語ることは、とても危ういと、この勧告を読んで
思いました。

実証できないこと、わからないことをいいことに、100mSvまでは大丈夫という意識を持って
子どもに対する防護策を検討していることに対して、抗議すべきです。少なくとも、ICRPレベルの
意識は、国際社会の一員として遵守し、「放射線管理区域」での労働者レベルは、法治国家の
国家公務員として尊重することを求めます。

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by eric-blog | 2011-05-23 17:26 | ●3.11地震・津波・原発 | Comments(0)

フツーの仕事がしたい

なんと!土屋トカチ監督と皆谷さんも来ている豪華版上映会が無料!税制優遇を受けている宗教法人主催の青年講座なればこそ。と言っても参加者の8割は女性、平均年齢65才くらい。

監督と皆谷さん40才が一番若そうな。
「こんな暴力的な場面を」「信じられないようなものを見せられて」とか、監督は上映後の話しをそんな言い訳めいた表現で始めた。

住友大阪セメントの運送を下請けしているフコックスの下請け会社。
歩合制償却制など、どんどん労働条件が悪くなっていくトラック運転手の物語。
監督自身、会社から「解雇」を言われた時、門を叩いた労働組合。そこでレイバーネットと出会い、自身の解雇譚を3分間ビデオで出品。労働争議の現場を記録する中で皆谷さんのケースに出会う。
組合からの依頼の枠を超えて、長編映画へと「育てて」いく。
記録映画としての「労働者は奴隷か?」は住友大阪セメント本社の前で路上上映され、問題解決の糸口を作り出した。

日本で「フツーに暮らす」ことができるのではないかという希望のかけらをいただいた。

とはいえ、皆谷さんらが立ち上げた労働組合のメンバー依然として4人だけ。スケジュールなどに配慮が求められるにもかかわらず、組合に入る人は少ない。

そんな形の「訴え」があってもいいのではないか。そんな形の「訴え」に答えてくれる会社があっていいのではないか。  そんな気がする。  ただし、トラック運転手というのは「手に職のある」労働者のケースであるのだれど。女性がつきやすいパート労働、非熟練労働の場合は、よりハードルは高そうだ。


参考『文化のないたたかいなんてありえない!』
ericかくた なおこ沅
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by eric-blog | 2011-05-22 18:06 | 草の根の種々 | Comments(0)