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学際・国際を考えるワークシッョプ

記録
セッション1 いのちの旅の仲間たち
13.00-14.30
1. 地球史 7大イベント
2. 無文字から文字化社会へ
3. 文字社会の無文字の抑圧
◯知能テスト
4. 無文字社会の「教育」の特徴

セッション2 これから、わたしたちは—教育のあり方を考える
14.30-16.00
1.  「識字の暴力」 連想図
2. わたしたちの識字の暴力とは何か
3. 人間の意識の発達とそれに応じた「教育」のあり方
・ 原始的
・ 種族的
・ 権威主義的
・ 体制順応的
・ 個人主義的
・ 人道的
・ そして、地球意識、宇宙意識の時代へ
4. 未来型教育をデザインする
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by eric-blog | 2010-01-30 17:02 | ■週5プロジェクト09 | Comments(0)

聞き書き にっぽんの漁師

334-6(1449)聞き書き にっぽんの漁師
塩野米松、ちくま文庫、2009

なんと、古い本の文庫化なのかと思いきや、単行本は2001年、聞き書きインタビューそのものは2000年に行なわれたものだという。

にもかかわらず、沿岸の漁師たちが言うのは1990年、10年程前から捕れなくなったと。七尾では沿岸の埋め立てに伴い、そして瀬戸内では高梁川河口の人工島の建設に伴い、沖縄では温暖化、プレジャーボート、漁具漁船の高性能化に伴い。

厳しい漁業規制を守って、そこそこの水揚げを維持しているところもある。

逆にウハウハなのは、カツオ・マグロ漁だろうか。漁具・設備の改善で漁獲もあがり、鮮度の高い品物で単価も上がったからだ。

基本的には「底魚」類は成長も遅いし、生息地も荒らされやすい。人間活動の影響を受けやすい浅いところに生息しているからだ。

「浮き魚」類に入る回遊魚は、一年魚から8年以上魚などさまざまだが、群なので、基本的に、ねらいやすい。大きいものがいいからね。

沖縄から北海道まで、13人の漁師さんたちの聞き書きを通読して直感するのは、「沿岸が荒れている」ということだ。それはとりもなおさず、生物的多様性が脅かされていることでもある。

High Seaと呼ばれる (日本の「遠洋」という概念は、人様の沿岸まで含むので、概念として不適切) 海洋部分の生物的多様性は単調だ。わかりやすいということではなく。

エチゼンクラゲの大発生が問題になっているが、「大量」というパワーの背景には、なんらかの偏りが起こっていることを感じる。赤潮が富栄養化という人間の活動に誘因されたように。単調な海洋が、より単調になっているのかもしれない。

著者は彼ら漁師の知恵を高く評価し、だからこそ、いま聞き書きをという思いで取り組まれたとのことだが、豊かな多様性が保たれている海とのつき合い方を、もっとわたしたちの社会が学ばなければならなかったのだろうなあ。

「頭がよくなければ漁師はやれない」

ウハウハ儲かっている時に、保全の知恵は回るのか?

宮大工の西岡さんへの聞き書きなどもこの方の仕事だったんだね。
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by eric-blog | 2010-01-29 07:38 | ■週5プロジェクト09 | Comments(0)

学校を100倍楽しくする方法

学校を100倍楽しくする方法

ESD fc withリンクプラネットで出たアイデアの一つです。こんなタイトルの本を出したいね、です。海外での実践例などを集めてみるところから始めましょうか。

◯集会は「ほめる」「称賛する」ためにする
◯教科書を貸与式にする
◯考え方を教える
◯大人も一緒に考える。
◯learning by doingを増やす
◯「~~するな」という規則を「~~する」に言い換える。
◯「できない」「わからない」から「やってみよう」「考えよう」「工夫する」へ
◯遊びの部屋を作る
◯制服は標準服にする
◯児童・生徒を信じる。
◯選択科目の芸術や図工の幅を広げる。
◯毎日、運動する。からだを動かす。
◯すてきなランチルームを作る。自習室としても使える。
◯図書室・図書館を充実する。
◯自習・自学の時間を作る。
◯学校林や学校園を充実させる。
◯ホームルーム方式から教員・教科ルーム方式にする。
◯教科ルームそれぞれがその科学的学問的背景についてのミニ博物館・展示コーナーになっている。
◯地域でもっとも先進的な学びがある場所にする。
◯ゆったりすすめる。
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by eric-blog | 2010-01-27 17:43 | ☆よりよい質の教育へBQOE | Comments(0)

襲われて 産廃の闇、自治の光

334-5(1448)襲われて 産廃の闇、自治の光
柳川喜郎、岩波書店、2009

1995年岐阜県御嵩町の町長に就任した著者は、前町長時代からの産業廃棄物処分場建設計画をどうするかという問題を突きつけられる。町長の行政方針は「自分で考える」。上ばかりみて自分で判断しようとしない風土に風穴をあけ続ける。自身でも過去の記録を洗い出しながら、岐阜県に対し「疑問と懸念」とする質問状を5回にわたって提出する。

国定公園の地域もその中に含む計画予定地は、木曽川の上流に当たる。自然公園法によって開発には規制が強い。94年4月1日には環境庁が「国立公園、国定公園内での産廃処理施設の建設を禁止する通知」を出しており、御嵩町の計画に県が許可を出せるものではないはずだったのに、なんと、岐阜県はこの通知を1年間、市町村に伝えなかったというのだ。それ以外にも岐阜県がこの処分場建設に肩入れしていると思われる節が多々ある。

業者が200ヘクタールもの土地を買い付け、地元の祭りに酒肴を提供し、町にも処分場の見返りに35億円を支払うことを協定書で交わしている。そのような中で、処分場について語ることは、具体的な脅しもからんでくる「タブー」であった。

住民投票のための条例を定め、投票に向けて動いているその時に、町長が二人組の男性に襲われる。

住民投票の結果は「処分場反対」

三期12年を勤め、2007年に退職するまで、「産廃を誘致しなかったから、福祉も環境も進まなかった」という誹りを受けないようにと、奮進。福祉についても環境についても、先進的な町になった御嵩町。

2003年に出版された『岐阜県史』に御嵩町産廃問題は載っていないという。(その経緯については『検証・岐阜県史』伊藤達也、2005)
御嵩町を通して、梶原前知事時代の岐阜県政が見えてくる。

大量生産・大量消費の時代の闇でうるおった産廃産業の体質改善の時期でもあったのだなあ。

是々非々の姿勢が未来を拓く。イェイ!

検証 岐阜県史 なぜ御嵩産廃問題は掲載されなかったのか
伊藤達也、ユニテ、2005

御嵩町史も2005年に出されたようだ。
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by eric-blog | 2010-01-27 15:39 | ■週5プロジェクト09 | Comments(0)

ねじれた家 帰りたくない家

334-4(1447)ねじれた家 帰りたくない家
原田純、講談社、2003

いまどきの「家庭内暴力」やひきこもりと違うのは、著者が家出をし、男のところに転がり込み、また家に戻り、父親と壮絶な殴り合いを繰り返していた時代が、学生運動の時代であり、彼女の行動が「全国中学共闘会議」や高校生の学生運動と連動していたことだろうか。彼女の解放が、解放を求める時代とシンクロして、行動の激しさを増している。

いまであれば雨宮 処凛が時代の空気を生きて、そしてそれを書いているのと共通したものを感じた。もちろん、メディアは時代とともにあり、時代を映し、時代を作り出すものだが、「運動」と直結しているというところが、似ている。

4歳ぐらいの時のことから、これほども克明に記憶している、あるいは記憶を呼び起こしているのは、凄まじいエネルギーと言う他ない。

解放を求める時代とのシンクロが激しくなるのは、進歩的インテリであろうとした父親の存在も影響しているのだろう。稀代の編集者と言われた父親は、1927年生まれ。子どもの頃は軍国少年で、戦後は共産党に入党、ベトナム戦争の時はべ平連に連なり、家庭で徴兵拒否者をかくまうなど、そして1970年代には女性解放運動や消費者運動に共鳴、支援。
「長崎市長への7300通の手紙」は1989年の出版なのだなあ。

大島渚さんをわたしは社会派の映画監督として知っていたのだが、ある時、「時代の空気とともに生きる」と宣言し、社会派の看板を下ろしてしまった。

メディアに生きる人というのは、そういうものなのだろうなあと、その時、思った。ある意味、人気商売。

この「父親」にも同じものを感じる。この本は、そういう父親と父親似の娘の承認を求めての生存競争を描いたものだと感じた。

父親は中学生で運動家でという娘を「平穏な家庭」という枠では叱りながら、そうではない娘はどこかバカにするような人なのではなかったか。母親をバカにし続けているように。

彼は人を編集する人なのだ。子どもの頃の著者ら姉妹の、人受け、時代受けするエピソードを切り取り、物語にする。その物語に巻き込まれることなく、自分を生きることが、大変な闘争を生んでいく。しかし、一方で、本人は父親の描く物語にあこがれ、承認を焦がれるのだ。

親は子どもの物語を勝手に夢見るものなのだ。たぶん。その物語の強力さと固執が、子どものつらさになるのだろう。なさすぎるということがあるかどうか知らないが、それはそれで大変なのだろうね。

著者はニューヨークから日本に帰国する飛行機の中で、日本という場にいる時の「自分自身の目」が、自分を苦しくしていたのだということに気づく。
そこから「なぜ、日本にいる時に、その目がきついのか」とか、なぜ、そのような目を獲得したのかと話が展開して欲しいのに、この本の後の対談『親の毒 親の呪縛』では、「親」に焦点があたるばかりで・・・。

著者自身が、強力な編集力で、自分自身を編集しようとし続けていた、その目とは何か、そしてなぜかを知りたい。

父親である原田奈翁雄さんの『死ぬことしか知らなかったボクたち』も読んでみようかなあ。強力な偏りの元を探して。
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by eric-blog | 2010-01-27 15:03 | ■週5プロジェクト09 | Comments(0)

CosMos コスモス A Co-creator’s Guide to the Whole-World

334-3(1446) CosMos コスモス A Co-creator’s Guide to the Whole-World
アーヴィン・ラズロ、講談社、2008

前回参加したワールドカフェのゲスト、ワールドシフトを提唱しているのがラズロー博士。この本の方が、わかりやすい。

物質は宇宙に存在し、生命を作り出している。宇宙は物質であり、宇宙は生命である。

物理学と生物学は、原子物理学において出会った。

それは、この前に紹介した本でも言われている。

わたしたちのからだは物理。しかし、生命は物理以上のもの。
「もはや、私たちの思考や感情と肉体的な幸福とを切り離すことはできません。」199

スパイラル・ダイナミクスは、意識の発展モデルとして、8つの気づきのレベルを示した。「波が立ち上がり、ピークに達し、引いていくけれどもなおらせんを描いて上昇しつづける。」226

・ 原始的
・ 種族的
・ 権威主義的
・ 体制順応的
・ 個人主義的
・ 人道的
その上の二つの意識レベルが、ラズロー博士がこれからの変革のために、わたしたちに求められる意識のレベルであり、歴史的に立ち上がりつつあるものなのだと。
それは宇宙とわたしたちの合一のレベル。

35億年前から、一度として途切れることのなかった命の連鎖の「いま」にあって、「いのちがわたしを生きている」ことを知る「いま」。知識のレベルで、宇宙と地球と命とわたしを切り離すことはできないと知る「いま」というのは、すごいことだよね。

またそのような集合的意識が、脳波や周波の高まりとして観測できるというのだから、すごい。共に祈る時間を持つこと、そのような習慣を、日本で、えせ仏教徒で、アンチ神道的で、地元の屋台大好きなわたしは始められるだろうか?

種族的意識と宇宙的意識の引き合いの潮の満ち干きのただ中に生きているんだもんねぇ。

いま、さまざまな分野で確認されつつある幸せの知恵は、共通している。242
・ 社会的スキルを伸ばし、意味ある関係を育む。
・ 意味のある目標を追求し、そのプロセスを楽しむ。
・ 生活のなかの小さなこと、シンプルなことを楽しむ。
・ 常に積極的に体を動かす。
・ 仕事と余暇のバランスをとる。
・ ボランティア活動を行い、他人を助ける。
・ ユーモア感覚を忘れない。

Have a Nice Day!
あなたはこの宇宙の協働創造者なのですから。よりよい宇宙のための日をお過ごしください。
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by eric-blog | 2010-01-26 09:42 | ■週5プロジェクト09 | Comments(0)

「物質」から「生命」へ 20世紀科学史の転換と日本

334-2(1445)「物質」から「生命」へ 20世紀科学史の転換と日本
鈴木理、学研、2009

アインシュタインは、初めて日本に来た時に、押し寄せた聴衆の数と熱気、そして多様性に驚いたという。弁当持ちで、遠方から。
アインシュタインは、物理学と生命科学を結びつけた人でもあった。

この本は、近代科学に触れた日本人がどのように科学をむさぼり、取り込み、我がモノにしようと奮闘したか。多くの著書によって跡づけている。

同時に、さまざまな科学者の物語が演劇や映画にもなっていることに驚かされる。科学の発展が、社会的ドラマでもあったのだ。特に、前半は科学と戦争、物理学と原爆、情報理論と暗号解読など、きな臭い。

いわば、爆問学問やプロフェッショナル、ガイアの夜明けというような番組で綴った科学史のような本である。

著者は生命科学研究者。この本に紹介されている科学者のエッセイなどにも読みたいものがたくさんあるが、著者自身によるものに『分子生物学の誕生 奇跡の年1953年』

・ 遺伝子は遊戯する キュッパーズ
・ 原子理論と自然記述ニールス・ボーア
・ フェルミの生涯ラウラ・フェルミ
・ InformationVon Boyer
・ 人民は弱し 官吏は強し星新一
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by eric-blog | 2010-01-26 09:12 | ■週5プロジェクト09 | Comments(0)

ダイアログ・バー

今日、同じテーブルになった人

システム・エンジニア
金属リサイクル
ベネッセ
NRI
選択心理療法
コーチイング
プロセス・ワーク  ミンデルのワークのことだそうだ

テーマは「What Social Innovation are needed to make big enough difference?」

社会変革のためには、教育は変わらなければ。というのは共通の発見かなあ。

自営的な人は15年前に始めたというのも面白い。

Dialogue Barと今回のゲストのつながりは、Art of Communicationという集まり。カフェやバーという形は「よりよいコミュニケーション」のための工夫、技術、芸術、アートとして開発されたものだということ。

ポイントは
・ 少人数グループで
・ 感じたことや思ったことを中心に話し
・ 話す時は「石」を持った人、一人だけが話し
・ 相手が何を考えてその発言をしているかを考えながら聞き
・ テーマから外れず
・ 何回かグループを変えて
・ 最後は一人ひとりのメッセージをハガキで共有

まだ二回目だが、前回と違い、今回は人数を100人集めるという規模にこだわったせいで、カフェにこだわる人より、異業種交流会の一バージョンであった感がある。

ゲストの話しも、World Shiftほど明確な「変革」のメッセージではなく、ブラジル、メキシコ、ジンバブエ、などの地域コミュニティが自分たちのコミュニティの課題解決に取り組み出した事例の紹介が中心。出されたテーマに対する集中が生まれなかった。

ゲストのトークの中で紹介された変革のリーダーシップの6つのポイント。
・Find True Callingコーリングというのは天職とか、使命と訳されるものか。
・Don’t be alone
・ Find Quiet time
・ Demand Diversity
・ Reflect and learn
・ Embrace Uncertainty and Umbiguiety

「Great Success」を追い続け、気がついてみたら世界はbetter, worse and fasterになっていただけだった。そこでいまの関心はBig Enough Change

十分に大きな変化につながるための社会変革は?

わたしがやっているワークショップも、カフェのようなものだね。
・ 話しやすい雰囲気づくり
・ テーマを深める分析の枠組みの設定
・ 共通のテーマ

カフェという場を毎月作り出しつづけるのも、大変なことだよねぇ。

ericかくた なおこ(*^o^*)
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by eric-blog | 2010-01-25 22:41 | □研修プログラム | Comments(0)

人道に対する罪 グローバル市民社会が裁く

334-1(1444)人道に対する罪
グローバル市民社会が裁く 前田朗、青木書店、2009

2008年国連人権理事会勧告は戦時性奴隷、人種差別などの人権課題の解決を求め た。
http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20090518.html

http://jwchr.s59.xrea.com/x/shiryou/5sokatsushoken2008.pdf


「具体的にはひとつ目に、国内では最高裁をはじめとする下級審での適用例がほとんどないことから、裁判官ら法曹関係者への人権規約の研修と規約の情報の普及を、ふたつ目に、日本政府が躊躇する個人通報制度、即ち国内で救済されない、規約違反のケースを個人として自由権規約委員会へ通報することを可能にする自由権規約第一選択議定書の早期批准を、三つ目に、政府機関から独立した、公権力による人権侵害に対する訴えを検討し行動する能力を含む幅広い権限をもつ国内人権機関の設定を、四つ目に、その概念が曖昧で無限定な憲法の「公共の福祉」は規約が可能とする範囲を超えて、権利を制約しがちであるから、「公共の福祉」を定義し、規約の制約を超えないことを明記した法律の制定を、それぞれ勧告しました。
・・・
各論的には女性の地位向上、女子子どもの権利保護、死刑制度の廃止と執行への人道配慮、代用監獄の廃止、取調べにおける被疑者の権利と捜査の可視化、刑事施設留置施設における不服申し立て、いわゆる「慰安婦」問題、人身売買、外国人研修問題、難民、言論表現の自由にかかわるビラ配り取締り、様々な差別取り扱いの解消など多岐にわたる今日的な人権課題に言及し、状況の改善を求めています。」

自由権規約を日本社会に定着させるための手だてが求められていると言える。
そして、この本は、著者、前田朗さんによる「戦争犯罪論研究」の7冊目の著書と位置づけられている。

戦時性暴力の問題、南京虐殺の問題などが取り上げられるたびに、ヒステリックに反応し、「日本だけじゃない」とか、「日本がアジアの独立のきっかけになった」とか、正当化のための議論ばかりに巻き込まれてしまう。

著者は、戦争犯罪とは何かについて、1945年時点での国際条約ハーグ法に照らして、以下のような整理を戦争法の基本原則として行っている。67

1 軍事目標主義
2 不必要な苦痛を与える兵器の禁止

著者はこのような原則から考えて、原爆投下は戦争犯罪にあたると証言した。

「人道に対する罪」というのは    88
・ 殺人
・ せん滅
・ 非人道的行為
➢奴隷、追放または強制移転、投獄または自由の著しい剥奪、拷問、強姦、性奴隷制、強制売春、強制妊娠、強制不妊手術、性暴力、迫害、強制失踪、アパルトヘイト 

植民地支配が人道に対する罪にあたるか否かは未決だとしながら、著者はその非人道性を指摘する。

覚えておくべきことは
「安倍晋三や中川昭一などの政治家が女性国際戦犯法廷を取材したNHKに政治的圧力をかけて番組内容を改ざんさせた。」21、41
「人種主義、人種差別、外国人排斥および関連のある不寛容と闘う世界会議」ダーバン会議(2001年8月31日-9月8日)までの道とそれからの道 34-38
「いまたかつて、これほど抵抗するのがむつかしく、これほど無意識のうちに全面降伏するのがこれほど容易で論理的であるようなコンセンサスというものは存在しなかった。」(サイード『文化と帝国主義2』) 39
「人種差別という病」48
「イラク西部のハディサにおける米軍による民間人殺害」2005年11月19日 97

と、めちゃくちゃシンプルに紹介しました。何か具体的な法令を引用しようとする時は、この本と国際法集を横においてでないと、覚えてなどいられない。

過去の戦争にかかわった人々の名誉に配慮して戦争を美化したり、犯罪性に眼を閉ざしたりするのではなく、「人道に対する罪」について、貢献できる学びあいができるかだよね。人道に対する罪の裁きを推進するのはグローバルな市民社会なのである。

200年後に人類は戦争をしなくなっていることを信じて。


2008年 国連自由権規約委員会からの勧告より

自由権規約委員会からの日本審査が今年7月に行われる。従軍慰安婦問題について2008年の最終所見。自由権規約(市民的政治的権利に関する国際規約)委員会 最終所見 2008年 (CCPR/C/JPN/CO/5)
22. 委員会は、当該締約国が第二次世界大戦中の「慰安婦」制度の責任をいまだ受け入れていないこと、加害者が訴追されていないこと、被害者に提供された補償は公的資金ではなく私的な寄付によってまかなわれており不十分であること、「慰安婦」問題に関する記述を含む歴史教科書がほとんどないこと、そして幾人かの政治家およびマスメディアが被害者の名誉を傷つけあるいはこの事件を否定し続けていることに、懸念をもって注目する。(第7、8条)
 当該締約国は「慰安婦」制度について法的責任を受け入れ、大半の被害者に受け入れられかつ尊厳を回復するような方法で無条件に謝罪し、存命の加害者を訴追し、すべての生存者(survivors)に権利の問題として十分な補償をするための迅速かつ効果的な立法・行政上の措置をとり、この問題について生徒および一般公衆を教育し、被害者の名誉を傷つけあるいはこの事件を否定するいかなる企てをも反駁し制裁すべきである。
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by eric-blog | 2010-01-25 17:11 | ■週5プロジェクト09 | Comments(0)

大分県 第三回 ファシリテーターの課題

2010年1月22日 10.00-16.00 (5.0時間)
第三回記録
参加者 28-29名

セッション1 ファシリテーターの課題
10.00-11.50
1. これまでで学んだことのふりかえりとファシリテーター・指導者として伸ばしたいこと [傾聴2’を3組→4組目のペアでまとめ→全体共有]
2. アドボカシー・ビンゴ
3. 人権教育の目標 4 A’s Awareness, Attitudes, Action, Advocacy
4. 社会的に提言したいこと

セッション2 プログラムづくり
12.50-14.25
1. 研修プログラム立案表で「起承転結」の文章づくり[個人作業] 2. マゴリス・ウィールで「相談の輪」
3. 研修プログラムの検討
1) 受け身で言われなければ行動しない若者たち
  行動しようとする、バリアは何?
彼らがそのように育った背景・社会の特徴は?
  わたしたちにできること・一人で、仲間と、社会に働きかけて
2) 父親の子育て参加を推進する。
  何がバリア?
  子育て参加がすすむことで、得られるものは何?
  あなたはどうしたい? 促進のためにできること。
4. 「男女役割分業社会」のメリット・デメリットの検討
5. 人権課題は常に「Personal is Political」個人的に思えることも社会的政治的なものであること。

セッション3 ふりかえりとまとめ
14.35-16.00
1. 「差別のある社会の全体的不利益」の検討[一人作業でチェック、7’でインタビュー→全体共有]
2. よりよい社会にむけたステップ1.2.3 [一人作業]
3. ふりかえりと「しめの言葉」
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by eric-blog | 2010-01-25 11:41 | □研修プログラム | Comments(0)