<   2009年 12月 ( 26 )   > この月の画像一覧

今年の三冊

今年の三冊

この「週5プロジェクト」は4月が年度替わりなので、今年を締めくくることはないのですが、朝日新聞、読売新聞がそれぞれ「今年の三冊」を紹介しています。

http://book.asahi.com/review/
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20091228bk02.htm

その中で、読んでみたいなと思ったのが、以下の本。

戦争の記憶 記憶の戦争—韓国人のベトナム戦争
上海租界興亡史
雑食動物のジレンマ

アウシュヴィッツ以後の神
格差社会の衝撃
襲われて 産廃の闇、自治の光
「植民地責任」論—脱植民地化の比較史
「格差」の戦後史 階級社会 日本の履歴書

このブログの柱、「週5プロジェクト」は、4月が年度替わり。「週5プロジェクト09」はこれまで179冊を紹介している。
各紙の書評のように「新刊」だけを対象にしているわけではないのだが、やはり、社会的な動向に影響された傾向がある。

キーワードの一つは「貧困」。ホームレス問題を教材化するというスレッドが継続している。貧困そのものに切り込んだ本で、これはというものはなかったが、『貧困と学力』の問題提起はESDと共通すると頷けた。いまの学力の捉え方そのものが格差と貧困につながっている。

「子どもへの暴力」はCAPのスレッドだ。森田ゆりさんの翻訳・著作や来年の総会で理事の任期が切れる。CAPという暴力予防教育の学校への浸透力に期待したい。同時に、学校全体で取り組むことにつなげるには、やはり教員養成が鍵だと、ERICの問題提起と実践に、より強い必要性を感じた。
http://ericweblog.exblog.jp/8941094/

教員免許更新制度の検討に伴い現職教員研修が強化された時、その研修のほとんどが大学によって担われた。大学教育の何をも変えず、再び教員養成を大学に任せるとは、不見識も甚だしい。いま、何を変えれば、BQOE better quality of educationが実現できるのか、目先にぶらさげられた機会に飛びつくだけの活動では、虚しいばかりだ。

「ジャーナリズム」Days Japanが、いま独立系メディアとしての存亡をかけて購読者を募っている。まだ週5で紹介していないが、『八ツ場ダム』(鈴木郁子、2004)を読んでいて、国交省職員がダム建設に苦労した先人たちの形だけをまねて「地域との交流」のために祭りに参加したり、補償交渉協定までの口約束を連発したりする姿に驚愕する。ジャーナリズムにも同じものを感じた。夜討ち朝駆けの形だけがまねられていき、そこに「考える」ことの不在。ハンナ・アーレントが「ペルソナ=仮面+響かせる」の二面性を気づかせてくれたのだが、いまの公共性にまつわる行政にもメディアにも「響かせる」個性が希薄になっている気がする。それはなぜなのだろうか?広瀬隆一後にDaysはありえるのか?

それは、歴史教育者協議会について、某氏がつぶやいた「あの世代の熱」とも言うべきものだ。一方で「熱」を封じ込めようとした管理と制度が、人から熱を奪っている。

もう一つ、見えてくるキーワードは「ジェンダー」。特に、日本語教育における「性別役割」の刷り込みの葛藤が、わたし自身の日常的な葛藤と重なる。千田洋幸さんが『テクストと教育』において国語教科書が伝えるものを検討している。ジェンダーと国語教科書の観点についてはどうなのだろう? 女性作家がどの程度取り上げられているかというような分析以上のものを期待したい。

これらのキーワードはこれからも続きそうだ。社会をよいものにするのも、住みにくい場所にするのも、「人」なのだ。だからこそ、そのベースを作る教育そのものが、いい社会のモデルになっていることが必要だ。そんな問題提起につながる本に、来年もどんどん出会いたい。

よいお年をお迎えください。
[PR]
by eric-blog | 2009-12-31 10:44 | ◇ブログ&プロフィール | Comments(0)

PLT参考文献

PLT2006年版にはそれぞれのアクティビティに「読み物リスト」が乗っています。
全部で361点が紹介されていますが、以下が引用頻度の多いものです。

もし、ご存知のものがありましたら、お知らせください!

6回引用
Markle,Sandra.Outside and Inside Trees.Simonand Schuster.1993.
Podendorf,Illa.Trees. Children’s Press.1982.

4回引用されているもの
Leopold,Aldo.ASand County Almanac. Oxford University Press,1989

3回引用されているもの
Buchanan,Ken.This House Is Made of Mud/Esta Casa Esta´ Hecha De Lodo.Rising MoonBooks.2004.
Camp,William G.and Thomas B.Daugherty.Managing Our Natural Resources. DelmarLearning.1995
Ehlert,Lois.Red Leaf,Yellow Leaf. Harcourt.1991.
Giono,Jean.The Man Who Planted Trees.Chelsea Green Publishing Co.1985.木を植えた男
Holling,Clancy.Paddle-To-The-Sea. Houghton Mifflin.1941.
Locker,Thomas. Sky Tree:Seeing Science Through Art. Harper Collins.1995.
Mayo,Gretchen Will.Earthmaker’s Tales:North American Indian Stories About Earth Happenings.Walker and Co.1989
Oppenheim,Joanne.Have You Seen Trees?Scholastic Inc.1995.
Patent,Dorothy Hinshaw.Yellowstone Fires: Flames,and Rebirth. Holiday.1990
Schrecengost,Maity.Researching Issues. Highsmith.2002
Silver,Donald.One Small Square:Woods.Freeman.1995.
Stenstrup,Allen.Hazardous Waste. Children’sPress Inc.1991.
Wheeler,Jill C.Earth Moves:GetThere WithEnergy To Spare. ABDO.1991.

2回引用されているもの
Arnosky,Jim. Crinkleroot’s Guide to KnowingAnimal Habitats. Simon & Schuster.1997.
Arnosky,Jim.Crinkleroot’s Guide to Knowing the Trees. Simon & Schuster.1992.
Arthus-Bertrand,Yann.The Future of the Earth: An Intro to Sustainable Developmentfor
Young Readers.Abrams,Harry N,Inc.2004.
Baker,Jeannie.Wherethe ForestMeets the Sea. Greenwillow Books.1988
Baker,Lucy.Life in the Rainforests.Two-CanPublishing,Ltd.1990.
Bash,Barbara.Tree of Life:The World of the African Baobab.Sierra Club.2002.
Boulton,Carolyn.Trees.Franklin Watts.1984.
Bryan,Nichol. Los Alamos Wildfires. GarethStevens.2003.
Carmichael,Nicole (ed.) Nature’s Wild! WorldBook.1996.
Cherry,Lynne and Mark J.Plotkin.The Shaman’s Apprentice:A Tale of the Amazon Rain Forest. Harcourt.2001.
Cherry,Lynne.The Great Kapok Tree:A Tale ofthe Amazon Rain Forest. Harcourt.1990
Dorros,Arthur.ATree is Growing. Scholastic.1997
Fleischman,Paul.Seedfolks.Harper Collins.1997
Froman,Robert.Seeing Things:A Book of Poems. Crowell.1974
Geisel,Theodor Seuss (Dr.Seuss).The Lorax.  Random House.1971.
Gibbons,Gail.The Seasons of Arnold’sApple Tree.HarcourtBrace & Company.1991
Guiberson,Brenda.Cactus Hotel. Holt.1993. サボテンホテル、2000
Hall,Zoe.The Apple Pie Tree. Scholastic.1996.
Herberman,Ethan.The City Kid’sField Guide.Simon and Schuster.1989.
Hiscock,Bruce.The Big Tree.Atheneum Books – MacMillan.1991.
Iverson,Diane.My Favorite Tree:Terrific Trees of North America. Dawn.1999.
Johnson,Sylvia A.How Leaves Change. LernerPublications.1986
Johnston,Tony.Yonder.Holt.1988.
Klass,David.California Blue. Scholastic.1994. カリフォルニア・ブルー、1996
Kudlinski,Kathleen V.How Plants Survive.Newbridge.2003.
Kurusa. The Streets areFree. Annick Press.1985
Lavies,Bianca.CompostCritters. DuttonsChildren’s Books.1993.
Levenson,George.The Pumpkin Circle:The Story of A Garden.Tricycle Press.2002.
Lewis,Barbara A.Kids Guide toSocial Action:HowtoSolve the Social Problems You Choose -and Turn Creative Thinking into Positive Action. Free SpiritPublishing.1998.
Lunis,Natalie.Life in Your Backyard.Newbridge.1996.
Marshall,Pam. From Tree to Paper.Sundance.2002
Miller,Christina.Wastes. Franklin Watts.1986.
Milne,Lorus.AShovelful of Earth. Holt.1987.
Pfeffer,Wendy. ALog’s Life. Simon and Schuster.1997
Pluckrose,Henry.Air.Gareth Stevens Audio.  2001
Pratt-Serafini,Kristin Joy. Saguaro Moon:ADesertJournal. Dawn Publications.2002.
Pringle,Laurence.Fire in the Forest. Simon and Schuster.1995.
Shetterly,Susan Hand.Shelterwood.TilburyHouse Publishers.1999.
Silverstein,Shel.The Giving Tree. HarperCollins.1964. 与える木
Smith,Trevor. Renewable Energy Resources.SmartApple Media.2004.
Sussman,Art. Dr.Art’s Guide to PlanetEarth: For Earthlings Ages 12 and Up.Chelsea Green Publishing. 2000.
Swinburne,Stephen R.and Jim Brandenburg. Once a Wolf: How Wildlife Biologists Fought to Bring Back the Gray Wolf.Houghton Mifflin Company.2001.
Udry,Janice May.ATree is Nice. Harper & Row.1956 どちらかが間違い
Undry,Janice May. ATree is Nice.Harper Trophy1987どちらかが間違い
Van Allsburg,Chris.Justa Dream. HoughtonMifflin.1990.
Vieira,Linda.The Ever-Living Tree:The Life and Times of a CoastRedwood.Walker Publishing Company.1994.
Williams,Terry Tempest.Between Cattails.Scribner and Sons.1985
Woods,Samuel. Chocolate:From StarttoFinish, Blackbirch Press. 1999
Yolen,Jane.Water Music:Poems for Children. Boyds Mill Press.1995.
[PR]
by eric-blog | 2009-12-30 16:06 | ☆PLTプロジェクト | Comments(0)

森林の百科

330-6(1432)      鈴木和夫他、朝倉書店、2003

林業と自然保護が林野庁長官によって諮問されたのが1988年、林業白書が森林・林業白書となったのが2001年から。21世紀を迎えて、森林に対する関心は物質主義から多様な価値観を含んだものになって来たと、編者は序に言う。

PLTは1976年に最初のガイドを出しているから、ずいぶん先見の明があるというべきか。

5人の編者、108名の執筆者、739ページの大著である。

索引が充実している。ジェンダーという項目が目についたので早速チェック。

西アフリカに見られる下層植生=穀物と疎林=有用樹というサヴァナ植生を模した散在型アグロフォレストリー。
これは鍬耕とシアナットという有用樹の利用という条件で成立している伝統的技術体系。
しかし、そこに農機具の機械化=男性の役割の拡大が入ることで点在する有用樹が邪魔になる、シアナットの利用は女性がもっぱらである。
ジェンダー間の力学によって散在型アグロフォレストリーの行方は楽観できないと。554

アクティビティ「マナミヤ」をやる時の背景情報としても使えるね!

ericかくた なおこ(‘o‘)ノ
[PR]
by eric-blog | 2009-12-26 11:42 | ■週5プロジェクト09 | Comments(0)

アミ 小さな宇宙人

330-5(1431)アミ 小さな宇宙人
エンリケ・バリオス、徳間書店、2000
原著 AMI, EL NINO DE LAS ESTRELLAS, 1991

さくらももこさんが絵を提供している新装版。初訳は1995年刊。
ワールドシフトの柴田さんが講演の中で紹介された本。

生き延びている宇宙文明のキーワードは「愛」。
それ以外の、競争、勝ち負け、自己中心などの価値観によって文明が生き延びることはない、と、アミーゴ=友人という名前の宇宙人は言う。

宇宙人と出会ったペドロは9歳。宇宙人の言葉を「おとぎ話」として書き、みんなに広げることを約束する。

地球から離れていって、別の惑星で生き延びている人びとを訪ねたり、地球上のさまざまな場所を訪ねたり、多くの経験をして、ペドロは生き延びるための真理を見いだしていく。

宇宙法の基本を知ること。
その法に従う唯一の政府をつくること。
その法に従う組織を作ること。

人間のもっている優れたものの第三位が思考。第二位は意識、そして第一位が愛。

かんぺきな存在には、人間はなりえない。しかし、より高いものを目指して努力はできる。

柴田さんはプレゼンテーションの中で「愛を規準にした制度を作る」ことを提案された。そのことの意味をこのお話にたくして、紹介されたのだと思う。
[PR]
by eric-blog | 2009-12-26 10:04 | ■週5プロジェクト09 | Comments(0)

人と森の環境学

330-4(1430)人と森の環境学
井上真、酒井秀夫、下村彰男、白石則彦、鈴木雅一、東京大学出版会、2004

この井上さんという人、『森林の百科』という本もまとめていて、23000円という超高価本なのだけれど、すごくよくまとまっているのです。禁帯本なので、図書館に通って読んでいるのですが、よいです。

こちらは、その安価版というとなんですが、東京大学大学院農学生命科学研究科の教授助教授たちが執筆したもの。

森の現在と過去
生活者にとっても森林環境
生産者からみた森林
消費者と森林をつなぐ   FSCのことが議論されています。
地域住民と森林
という5章もおもしろい構成ですが、「6つの問い」がおもしろい。

問い1 森林の多面的機能を十分に発揮させるには?
問い2 誰が森林を管理するのか
問い3 森林は経済的に成り立つのか?
問い4 森林の教育的利用はどうすれば成功するか?
問い5 人工林の造成はよいことだったのか?
問い6 外材輸入は良いことか?

答えは、当たり障りのないところなのですが。

農地改革があったように、山の所有権を「管理する人」「活用する人」にも開かれたものにしなければ、無理だろうなあ。

2500万ヘクタール中
人工林 1000万ヘクタール
国有林 784万ヘクタール
58%が民有林なのだ。

民有林といっても零細なのが特徴だと言うけれど、財産区や公社、森林組合などの構造は、本を読んでも理解できないなあ。

だからこそ、集約化提案型施業が言われているのだけれど。

神奈川県は全国で一番森林整備に資金を出している地方自治体だと聞いているけれど、保全に1ヘクタール当たり80万円かけているのだそうだ。その根拠は「水源税」。水源林としての保全が、税金を使う説得材料。他の府県が神奈川県ほど、恵まれているとは思えない。

www.pref.kanagawa.jp/osirase/kankyonoseisomu/watakura/.../w200023.pdf
1.0ha以上の林家を森林の所有規模別に見
ると、1~3ha未満の林家が全体の67.5%を占め
ており、所有規模は極めて零細です。
[PR]
by eric-blog | 2009-12-25 10:11 | ■週5プロジェクト09 | Comments(0)

花のふしぎ 100

330-3(1429)花のふしぎ 100
田中 修、サイエンスアイ新書、2009

このシリーズ、なかなか良い。価格も962円と千円以下。

九里香がキンモクセイ
七里香がジンチョウゲ

もう一つがクチナシなんだそうです。

現在、PLT木と学ぼうのアクティビティ・ガイドの読書案内を作成中。
原本のPLT PreK-8 Activity Guideの96あるアクティビティには、それぞれに3-5冊程度の参考文献があげられている。全部で合わせれば480冊にものぼる。

しかも、それらは「子ども向け」のものであり、幼児期(PreK)から小学校3年生ぐらいを対象にした、読み聞かせのものがたくさん含まれているのです。読み聞かせの中には「詩」も多いのです。改めて幼児向けの文献調べでもしなければなかなか「等価のものは見つからない。

レズリー・コームズさんが来日したとき、彼女の仕事は科学を子どもにわかりやすく伝えることと、聞きました。レズリーさんはPLT以外のテキストも多数手がけられており、『食育菜園』http://ericweblog.exblog.jp/8974968         にもそのお名前が出ていることは紹介しました。

この参考文献リストが充実していけば、PLTが果たすべき役割に少しでも近づける気がします。

ぜひ、いろいろな情報をお寄せください!


アクティビティ文献対象学年
Activity 1Fisher,Aileen.Animal Houses.Bowmar.1973. PreK-1.
Hoban,Tana.Shapes,Shapes,Shapes. GreenwillowBooks.1986PreK-K.
Hoban,Tana.So ManyCircles,So Many Squares. Greenwillow Books.1998.PreK-K.
MacKinnon,Debbie.EyeSpyShapes. Charlesbridge.2000.PreK-2
Rotner,Shelley and Kreisler,Ken. Nature Spy. Macmillan.1992.PreK-1
Seuss,Dr.The Shape of Me and Other Stuff. Random House.1997.PreK-1
Activity 2Bouchard,David.Voices from the Wild— An Animal Sensagoria.Chronicle Books.1996. 3-5
Burns,Diane L.Trees,Leaves,and Bark.Northwoods Press.1998.3-6
Hoban,Tana.Is itRough? Is itSmooth? Is ItShiny?Greenwillow Books.1984.PreK-K
Oppenheim,Joanne.HaveYou Seen Trees?William R.ScottPublishers.1967.PreK-3
Ryder,Joanne.Hello Tree! Lodestar Publishers,1991 PreK-3
Activity 3Ackerman,Diane. Animal Sense. A.A.Knopf.2003.PreK-3
Branzei,Sylvia.Virtual Grossology:See It! TouchIt! Hear It! SmellIt! Taste It(PlanetDexter’sGrossologySeries). Penguin.1998.4-7
Bouchard,David.Voices from the Wild:AnAnimal Sensagoria. Chronicle Books.1996. 3-5
Lawson,Julie.Bear on a Train.Kids Can Press.1999PreK-2.
Activity 4Baylor,Byrd and Peter Parnall.The Other WaytoListen. Aladdin.1978PreK-2
Becker,Bonny.The QuietWay Home. Henry Holt&Company.1995PreK-K
Cornell,Joseph. Listening to Nature:How toDeepen Your Awareness of Nature. DawnPublications.1987.All Grades
Owen,Roy. My NightForest.Simon & Schuster.1994PreK-K
Ryder,Joanne.When the Woods Hum. MorrowJr.Books.1991.PreK-2
Yolen,Jane.Owl Moon.Philomel Books.1987.PreK-2
Activity 5Behn,Harry.Trees.Holt.1992.PreK-2
Florian,Douglas.Insectlopedia.Harcourt,Brace,and Company,1998.K-6
Froman,Robert.Seeing Things:A Book of Poems.Crowell.1974.6+
O’Connell George,Kristine.Old Elm Speaks.Clarion Books.1998.PreK+
Yolen,Jane.Water Music:Poems for Children. Boyds Mill Press.1995.3-7
Activity 6Luenn,Nancy.Squish! A Wetland Walk. Simon and Schuster.1994.PreK-2.
Mader,Jan.Rocky Mountains.ScholasticPublishers,2004.1-2
Schnetzler,Pattie.Earth Day Birth Day. DawnPublishing,2004.PreK-4
Silver,Donald.One Small Square:Woods.Freeman.1995.K-4
Taylor,Barbara.ForestLife. DK Publications.19932+
Activity 7Arnosky,Jim. Crinkleroot’s Guide to KnowingAnimal Habitats. Simon & Schuster.1997.PreK-5
Bishop,Nic. ForestExplorer:A Life-sized FieldGuide. Scholastic Press.2004.4-8
George,Lindsay Barrett.In the Snow:Who’sBeen Here?Greenwillow.1995. PreK-3
Kohl,Judith and Herbert.The View from theOak:The Private World of Other Creatures.SierraClub.1977.K-7
Lewis,Paul Owen.Frog Girl.Tricycle Press.2001.2-5
Wallace,Marianne.America’s Prairies andGrasslands:Guide to Plants and Animals.Fulcrum Publishing.2001.7+
Activity 8Berger,Melvin.InsectLives.Newbridge.1996. 1-4
Hankin,Rosie.Up the Tall Tree.Steck-Vaughn. 1995PreK-2
Ryder,Joanne.The Snail’s Spell. PenguinPutnam.1988.PreK-2
Ryder,Joanne.Lizardin the Sun.Morrow Junior Books.1990.PreK-3
Activity 9Bash,Barbara.Tree of Life:The World of theAfrican Baobab.Sierra Club.2002.PreK-5
Johnson,Rebecca.AWalk In The Prairie.Carolrhoda Books.20002-6
Pfeffer,Wendy. ALog’sLife. Simon and Schuster.1997K-3
Pratt-Serafini,Kristin Joy. Saguaro Moon:ADesertJournal. Dawn Publications.2002.4-8
Silver,Donald.One SmallSquare:WoodsFreeman.1995.PreK-4
Activity 10Santa FeWriters Group.Bizarreand BeautifulNoses.Avalon Travel Publishing.1993.4-7
Schwartz,David and DwightKuhn.The HiddenLife of the Forest.Crown Publishers.1988. PreK-4
Carle,Eric.The Mixed-Up Chameleon. HarperCollins.1988PreK-1
Johnson,Rebecca.AWalk in the Desert. Carolrhoda Books.20002-6
Activity 11Carmichael,Nicole (ed.) Nature’s Wild!WorldBook.19962-7
Heller,Ruth.Plants ThatNever Ever Bloom. Penguin Putnam.19993-7.
Wechsler,Doug.Bizarre Bugs.Cobblehill Books19953-7
Wright,Joan Richards. Bugs.Wright,Greenwillow Books.1987K-3
Activity 12Brenda Z.Guiberson.Exotic Species:Invaders inParadise. Lerner Publishing Group 1999 4-8
Dorothy M Souza.PlantInvaders.Watts Franklin.2004.3-6
Jeanne M.Lesinski.Exotic Invaders:Killer Bees, Fire Ants,and Other Alien Species are Infesting America!Walker & Company 1996. 4-7
Activity 13Dorros,Arthur.ATree is Growing. Scholastic.1997K-3
Holling,Clancy.The Tree in the Trail. HoughtonMifflin Co.1942K-3
Marshall,Pam.From Tree to Paper. Sundance.2002PreK-2
Neuschwander,Cindy Wayne Geehan.SirCumferenceand the FirstRound Table.Charlesbridge Publishing,1998.K-6
Pluckrose,Henry.Trees.Children’sPress.1994K-2
Silverstein,Shel.The Giving Tree.Harper Collins.1964PreK-2
Activity 14Gonick,Larry.The Cartoon Guide to the Environment.Harper Collins. 1996.4+
Menzel,Peter.Material World:A Global Family Portrait. Sierra Club Books.19954-8
Smith,David J. If the World Were a Village:A Book Aboutthe World’s People.Kids CanPress.20024-8
Sussman,Art. Dr.Art’s Guide to PlanetEarth:
For Earthlings Ages 12 and Up.Chelsea Green
Publishing. 2000.7+
Activity 15Lasky,Kathryn.Sugaring Time. MacMillan.19832-7
Woods,Samuel. Chocolate:From StarttoFinish, Blackbirch Press. 19993-6
Activity 16Caduto,Michael J.and Joseph Bruchac.NativeAmerican Gardening:Stories,Projects and Recipes for Families.Fulcrum Publishing. 1996 4-8
Cole,Henry.Greenwillow.Jack’s Garden.1995. PreK-2
Creasy,Rosalind.Blue Potatoes,Orange Tomatoes.Sierra Club.19941-6
Ehlert,Lois.Eating the Alphabet. Harcourt Publishers.1996PreK
Ehlert,Lois.Growing Vegetable Soup. Scholastic.1987PreK-4
Shelby,Anne.Homeplace. Orchard Books.1995. PreK-2
Stevens,Janet.Tops and Bottoms. Harcourt Brace.1995K-3
Activity 17Baker,Lucy.Life in the Rainforests.Two-CanPublishing,Ltd.1990.3-7
Batten,Mary.Anthropologist:Scientistof thePeople. Houghton Mifflin.20016+
Hinshaw,Dorothy. Garden of the SpiritBear: Life in the GreatNorthern Rainforest. Houghton Mifflin Company.2004.2-5
Johnston,Tony.Yonder.Holt.1988.K-3
Mayo,Gretchen Will.Earthmaker’s Tales:NorthAmerican Indian Stories AboutEarth Happenings.Walker and Co.1989.A 4-5
McDermott,Gerald.Anansi the Spider:A Talefrom the Ashanti.Henry Holtand Company.1987 PreK-3
Activity 18Adler,Naomi. Dial Book of Animal Tales FromAround the World. Dial Books for Young Readers.1996.4-7
Bash,Barbara. In the Heartof the Village:The World of the Indian Banyan Tree. Sierra Club1996k-5
Buchanan,Ken.This House Is Made of Mud/EstaCasa Esta´ Hecha De Lodo. Rising Moon Books.2004.PreK-3
Hamanaka,Sheila.All the Colors of the Earth.HarperTrophy.1999. PreK-K
London,Jonathan.Fire Race:A Karuk Coyote Tale AboutHow Fire Came to the People.
Chronicle Books.1993 1-4
Mayo,Gretchen Will.Earthmaker’sTales:NorthAmerican Indian Stories AboutEarthHappenings.Walker and Co.1989.4-5
Nelson,S.D.The Star People:A Lakota Story.Harry N.Abrams,Inc.,2003.1-4
O’Dell,Scott.Island of the Blue Dolphins.LauralLeaf Books.1960.4-8
Robinson,Sandra Chisholm.The Rainstick,AFable. Falcon.1994.1-5
Activity 19Baylor,Byrd.The Table Where Rich People Sit. Atheneum.1994.K-4
George,Jean Craighead.Cry of the Crow. Harper Collins.1982.3-7.
Klass,David.California Blue. Scholastic.1994.6+
Leopold,Aldo.ASand County Almanac.Oxford University Press.1989.6+
Sussman,Art.Dr.Art’s Guideto PlanetEarth: For Earthlings Ages 12 and Up.Chelsea GreenPublishing.2000.6-8
Activity 20Allen,John Logan L.StudentAtlas of Environmental Issues.McGraw-Hill.1997.4+
Dorros,Arthur. Radio Man. HarperCollinsPublishers.1993.3-6
Holling,Clancy.Paddle-To-The-Sea. Houghton Mifflin.1941. K-7
Kohl,MaryAnn,and Potter,Jean.Global Art:Activities,Projects,and Inventions fromAround the World. Gryphon House.1998. 1-6
Rocha,Ruth and Otavio Roth.Blue andBeautiful PlanetEarth Our Home.UnitedNations Publications.1990.k-8
Rylant,Cynthia & Lisa Desimini.Tulip SeeAmerica. Scholastic Publishing.2002.PreK-3
[PR]
by eric-blog | 2009-12-25 08:57 | ■週5プロジェクト09 | Comments(0)

未来を創る ワールドシフト

a0036168_20303341.jpg

於ZIPZAP原宿
ゲスト 柴田
嘉悦大学

授業内容:自分の人生を経営しよう

ブダペストクラブ:アーヴィン・ラズロ提唱
3つの融合

ワールドシフトの考え方:
・責任の世紀
・未来は自分で創る
・新しい思考「その問題をもたらした意識や思考のままではその問題を解決することはできない」アインシュタイン

愛を価値基準にした変化を!!

後半はワールドカフェによる対話

http://www.humanvalue.co.jp/service/wcafe/

お楽しみに〜!

ericかくた なおこ(*^o^*)
[PR]
by eric-blog | 2009-12-22 20:30 | □研修プログラム | Comments(2)

躍動するフィールドワーク 研究と実践をつなぐ

330-2(1428)躍動するフィールドワーク 研究と実践をつなぐ
井上真、世界思想社、2006

自らを「ドンキホーテ」と言う教授が、門下生およびOBらに声をかけて「研究論文でも報告書でもない、フィールドワーカーの肉声を綴るもの」としてまとめたもの。合計23名の著者。

フィールドワークについての12章中9つは海外だ。10本のコラムは9本が海外フィールド由来。

フィールドを「対象」として描いたものではない。そのために調査者そのものが浮かび上がる。読んでいると、ともすると「ディアスポラ」という言葉が思い浮かぶ。

国際交流基金で「国際交流 マレビト論」とでも言うべき論考を主張していた伊藤憲宏さんも思い出した。「風の人 土の人」というような表現にも出会う。

それは国内現場でも同じだ。誰が「土」の人で、誰が「風」の人なのか。

ファシリテーターは基本的に「風」の人だ。

子どもや若い人びとの参加のファシリテーターとしての体験と方法論を紹介したParticipation Spice It Upでも、フォローアップやネクストステップ、プロセスなどの文言といましめが、理論編には見受けられる。(現在、私訳中。ご希望の方は連絡ください。)

しかし、子どもや若い人びとは、基本的に「通過する人」である。逆に彼らを「縛り付ける」ことや「搾取すること」へのいましめも語られているのだ。

わたしが初めて「ディアスポラ」という言葉を強く意識したのは、カルチャースタディーズにおいてであった。国境離散民。ユダヤ人共同体の歴史。とは異なり、集団をなすかなさないかにかかわらず、移民としての語りだ。

ダブルカルチャーゆえの葛藤、社会的差別や不利益、アイデンティティを求めて帰郷した先での違和感と異人視。

彼らが到達したのは「多文化主義とは、国際的に多様な文化があることではなく、個人の中に多様な文化のルーツがあることを受け入れるハイブリディティの受容のことである」と。わたしはこれが国際理解教育の要諦であると思った。

わたし自身が抱える葛藤、男性優位文化の男性中心社会に生きているから、非営利組織という不安定な立場だから、参加と民主主義という日本国家レベルの教育政策とは相容れない価値観に信頼した活動を続けているから、夫婦別姓を主導しつつ、女性の性別役割期待は逃れつつ、両方の親からは多大な支援を得て高学歴を獲得したカップルであるから、などなど、課題をどこかに絞り込むことができないまま、ままよ、高校生の時の初志でもあるし、学歴もそれに准じているからと教育畑にうろうろしている。ESDを推進する世界規模の散在体の一つとして。

そういう意味では、わたしたちは一人ひとりが自らをフィールドワークし続けているのだ。自分自身のハイブリデティとアイデンティティを見つめ、掘り崩しては、再度、確認、確立しつつ。

では、国境離散民・ディアスポラと、フィールドワーカーはどこが違うのか。

一言で言えば、彼らは強者である。あるいはあろうとしている。そこが最大の葛藤の原因なのである。

フィールドをディープに、すなわち「物理的な距離や発展度の低さ」を求めれば求めるほど、フィールドワーカーはかつてのミッショナリーのようになってしまう。後者は強く望み、フィールドワーカーは望んでいない態度もとれるという違いはあれども「持ち込んでしまう」のだ。

そこが、単なる物々交換商売人、観光客以上の存在にフィールドワーカーがなってしまう所以だ。彼らが強いからだ。

アクションリサーチから参加型開発、ハイブリッド・アプローチから複雑適応系研究へ、ツールが強くなればなるほど、格差は広がる。

葛藤である。

中学、高校、大学と進むことそのものが、存在をユニバーサリティへと、根なし草にしていくメカニズムだ。しかし、それは悪いことではない。トィンビーが言うように、「散在体 その存在が人類統合の希望なのだ」と信じたい。

そのためには、フィールドワークを受け止める学会の体質改善が必要なのではないだろうか。「個人の最高の政治的忠節は、全体としての人類・・・次なる忠節は一つ以上の世界的規模の散在体に与えられるに違いない。・・・地方的な共同体への忠節は以上に従属したものになる」145
(http://ericweblog.exblog.jp/9371063)

学会が真に地域開発のための知恵の切磋琢磨の場として、世界規模の散在体の集う場として機能するようになれば、これらの散在体にも意味が生まれることだろう。
[PR]
by eric-blog | 2009-12-22 09:56 | ■週5プロジェクト09 | Comments(0)

認知科学者が学習スタイル理論の正体をあばく

認知科学者が学習スタイル理論の正体をあばく
Debra Viadero
http://blogs.edweek.org/edweek/inside-school-research/2009/12/report_debunks_learning-style.html
一度や二度は、わたしたちは「専門家」たちが子どもたちには多様な学習スタイルがあると主張することを聞いたことがあるだろう。ある子どもたちは視覚的学習者であり、他の子どもたちは聴覚的である、などのように。他にも「
assimilator」「divergers」などの区分もある。教員の仕事は、この考えで行くと、生徒の個人的な学習スタイルを見つけ出し、教授法をそれに併せて誂えることだ。

今週出版された一つの研究が、これらの理論の大きな問題を指摘している。
それらには根拠がないということだ。

Psychological Science in the Public Interestという雑誌に紹介されているHal Pashler, Mark McDaniel, Doug Rohrer, Robert Bjorkらは、ここ数十年、嵐のように出版され続けてきた学習スタイルについての本で、適切な検査を受けているものはほとんどないという。

理論が適正であるかを決定するためには、調査は次のように行なわれなければならないと、論者らは言う。まず、理論に従って生徒を分類し、その後彼らにランダムに別々の学習スタイルに割り当てる。生徒には事前事後テストを実施する。もしも、理論が正しければ、生徒の学習スタイルと割り当てられた教授法が一致したものがもっとも達成が高くなる。

しかし、そのような調査を行なった研究はほとんどない。そして、調査したものについて見てみると、理論には合致しない結果が出ている。

著者らは次のように書いている。
「わたしたちは、現時点においては、学習スタイルを一般的な教育実践の場に導入することを正当化する適切な証拠は見当たらないと結論した。」

学習スタイル理論が金輪際無意味だというのではない。と著者らは言う。何十もの学習スタイル理論がなんの根拠もなしに言い立てられていることを指摘しているのだと。

これらの理論が名付けているものは、実際には学習傾向learning preferenceであるかもしれない。そして、教授法についての好き嫌いとそれぞれの教授法で学習が促進されるのかいなかを明確にするにはいまだいたっていない。

彼らのレビューに多重知能論が含まれているかいなかに興味が湧いた。Pashlerは、この調査で検討すべきものとは考えなかったと話してくれた。彼は「調査は、生徒の学習スタイルを検査し、教授法をそれに合わせるということを支持する証拠はあるかいなかを明らかにしようとしたものだ。」

それを証明する証拠がないということは、「教育現場で広がっている学習スタイル測定法の活用は、賢明ではないし、限られた資源の無駄である。」
[PR]
by eric-blog | 2009-12-21 09:04 | ☆よりよい質の教育へBQOE | Comments(0)

足利事件

330-1(1427) 足利事件
小林篤、講談社文庫、2009
単行本は2001年
「月刊現代」への記事の連載は94年、96年、97年。
副題に「冤罪を証明した一冊のこの本」

幼稚園バスの運転手であった菅家さんが4歳の女児真実ちゃんを1990年5月12日に暴行殺害した犯人として1991年12月に逮捕され、無期懲役に、2009年6月4日に刑の執行停止という形で釈放された事件。

最初から犯人ではないと言い続けているのに、警察官に対して、そして弁護士に対してどう言えばいいのか、おどおどと対応してしまう姿が痛々しい。

被害者家族のその後。そして捜査に関わった警察官、科警研。裁判官。検察。

誰しもに重いものを投げかけた事件であることがよくわかる。

警察は、菅家さんを一年間尾行を続け、ゴミを捨てるというような些末な違反もないため別件逮捕もできず、しかし、ゴミからDNA鑑定のための試料をさらうのは一番簡単だったのが彼だという。

犯人検挙に向けて、証拠・証言が取捨選択され、並べられていく。

その間に勤めていた幼稚園を解雇され、職探し。任意同行を求められた日は元同僚の結婚式に行く予定だったという。

生真面目に生きているのに、人間関係ベタが追い詰めていく。

著者は、冤罪を糾弾したいのでも、誰かの責任を問いたいのでもなく、真犯人をあげることが一番大事だとこの本を書いたという。

被害者家族の怒りは行き先を失い、市民の恐怖と互いの猜疑心は続いているのだ、と。
衝撃的なのは、幾多の取材を重ねた著者は、真犯人を確信するに至ったという点だ。

菅家さんの名誉回復や謝罪は大切なことだ。
しかし、警察や検察のパフォーマンスに惑わされてはならない。大切なのは、真犯人を逮捕すること。そのために彼らが、これまで犯した筋立ての誤謬を反省し、そこから学び、いま何をしているのか、だ。

弱い立場の者を犯人にしたてあげ、弁護士が量刑をめぐって弁護し、
適当に刑を勤め上げれば、それでよしとする。そんな事例はこれだけなのだろうか?

ericかくた なおこ(¬з¬)
[PR]
by eric-blog | 2009-12-20 08:19 | ■週5プロジェクト09 | Comments(0)