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竹沢

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イチョウの木あたりから見た感じです。
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by eric-blog | 2008-08-31 16:03 | □研修プログラム | Comments(0)

岡山人権研修

コミュニティ・マップを忘れたので、岡山城下町マップを活用。

ファシリテーター育成で5時間研修なのに、参加型が初めてという人が半分ぐらい。とまどった。
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by eric-blog | 2008-08-30 13:39 | □研修プログラム | Comments(0)

人権研修プログラム記録

岡山県記録
2008年8月28日

セッション1 流れのあるプログラムの体験
10.00-12.00
1. 参加型学習についてのミニレクチャー
2. 参加者はどんな人?
3. 日本人は◎◎である。
4. 三人一組でふりかえり「学んだことは?」
5. 遅れてきた定着民[9グループ、地図は岡山城下町マップ]
6. ふりかえり「課題解決に必要なことは何?」 [「遅れてきた定着民側」&「受け入れ側」]
7. 解決のための手だてを三つ
8. 後だし負けじゃんけんと「差別のある社会の全体的不利益」[宿題です]

セッション2 参加型学習の特徴と進め方・組み立て方
13.00-14.15
1. じゃんけんでグループをシャッフル
2. 参加型学習の特徴[グループ作業、三人一組]
3. ニーズについてふりかえる[ワークシート]
4. さまざまな感情
5. 学びにつながるもの・阻害するもの
6. 場づくりの心がけ

セッション3 人権尊重社会のための三つのスキル
14.25-16.00
1. ミニレクチャー「人権教育の課題=QOLからBQOLへ」
キャッチアップのためのエンパワメント
社会全体のBQOLのためのスキル・トレーニング
2. 人生の河
3. 傾聴
4. 肯定的な風土は育っているかな?
いいところ10個
ほめたこと
ほめられたこと
5. 人権教育の4側面
6. 対立の扱い方
7. 共感的傾聴
8. 感情と価値観
9. 価値観は育ったかな?
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by eric-blog | 2008-08-30 11:21 | □研修プログラム | Comments(0)

高校校内研修

基本パターン
1. 教室の中の世界
2. 配分の正義
3. 価値観を教育的ツールに
4. 地球の食卓
5. ○○のランキング
6. さまざまな感情でふりかえり
7. 価値観を磨く
8.対立の場面の「要望」と「本当に満たされたいこと」

記録
教室の中のつながり
では、リストアップ→すべてつながっている、から何を書いてもいい→つながり方を具体的に説明する→発表・共有→板書

◎ 電気(共有している)
◎ 材料を輸入している
◎ 漢字(中国から)
◎ 時間(同じ基準で使っている)
◎ 数字・科学
◎ 言語
◎ 歴史
◎ 水の循環
◎ 人権教育

ちょっと違うだけでも、ずいぶん印象が違うなあ。

そこで「社会的有利性」の説明をし、「貢献」を考えてもらい、配分の原則を三つ紹介し、いまの世界で正義がなされていると思うかどうかを考えてもらった。

地球の食卓は、おもしろすぎで、すごーーーく時間を取ってしまった。席に戻すのに、三回ほど、指示がかかった。

◎ バナナがある
◎ トマトがある
◎ 肉がある
◎ 加工品がある
◎ ボックス、缶詰、ビン入り、宅配
などが「フラット化」の兆候で
◎ 三世代が同居している
◎ 新鮮な野菜が多い
◎ シンプルな食生活
などがフラット化されていない世界の特徴。

持続可能性というキーワードで考えてみるとどうだろうか?
という問いに続けて「持続可能な食卓の三原則」を考えてみた。
◎ 地産地消 フードマイレージ
◎ 食べ過ぎない バランス良く
◎ 誰かと一緒にゆっくり食べる(わたしが追加)

で、持続可能な教育に至るユネスコの教育改革から、すべての教育に共通する要素として三つのスキル、その中から「対立の扱い方」を実習。おもしろかった。
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by eric-blog | 2008-08-30 10:21 | □研修プログラム | Comments(0)

ンドキの森 アフリカ最後の原生林

267-5(1163)ンドキの森 アフリカ最後の原生林
三谷雅純、どうぶつ社、1996

ンドキとは悪霊のこと。悪霊の住む、人の踏み入れない森に、伐採地調査人ブソリエが入り、そして学者たちが入る。彼らの荷物を担ぐために、現地のバンツー人が入り、ピグミーが入る。

悪霊によって人から遠ざけられていた森に、銃をもった現地の人たちが入り、食糧のために動物たちを狩りはじめる。

動物と人間の関係が変わる。

そんな変化を、ミタニが見つめたのは1988年から89年、90年にかけてのことだ。この本は学術論文ではなく、ミタニがどうしても書き残しておきたいと思った調査キャンプ地でのさまざまのことだ。社会学調査で入った人の『ブリンジ・ヌガグ 食べ物をくれ』はおもしろかった。川田順三さんのアフリカもおもしろかった。野生のエルザや霧の中のゴリラも良かった。
この本も、おもしろい。

ピグミーはバンツー人によって、差別されていて、同一労働1/3以下賃金だ。それは、日本からの研究者ミタニがどれほど主張しても変わらない。

保護区であるべき森林だとミタニが考える場でも、入ってしまえば「狩猟」の森だと考える現地の人たちとの軋轢。

などなど。苦労話や葛藤など、ぐんぐん読ませる。

最後に霊長類学というのは社会科学であって、類人猿を対象にした生物学とは違うことを著者は指摘する。

類人猿たちの最後の楽園は、伐採によって、そして研究そのものによって、脅かされ続けて行く。国立公園になったいまでも、たぶん。
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by eric-blog | 2008-08-29 11:00 | ■週5プロジェクト08 | Comments(0)

虹の架け橋

267-4(1162)虹の架け橋 自閉症・アスペルガー症候群の心の世界を理解するために
ピーター・サットマリ、星和書店、2005

著者は、ASDの人々の心の世界をロバート・ライマンの「白の世界」という美術に比較しました。一瞥では、単なる白のキャンバスなのですが、それぞれのタッチ、素材、明度、硬度、キャンバス、塗り重ね回数、塗りの広さ、色合いなどのすべてにおいて異なっている何百もの絵画。

自閉症スペクトラムは幅広く、前回「週五」で紹介したサクセス・ストーリーがすべてに当てはまるわけではないことを、あらためて確認する多くの事例が紹介されている。

定型脳とASD脳という表現もあるように、基本的には、認知の様式が違っている、あるいは社会的な認知様式の習得が遅い、できない。

人間の脳の可能性のはば広さに驚かされるが、著者がいうように、「家族の広い心には驚きを禁じ得ない」というのはまさしくその通りである。同時に、当事者たちは決して無力なだけでもない。
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by eric-blog | 2008-08-27 13:08 | ■週5プロジェクト08 | Comments(0)

モグラびと ニューヨーク地下生活者たち

267-3(1161)モグラびと ニューヨーク地下生活者たち
ジェニファー・トス、集英社、1997
原著 1993

ニューヨークの地下には広大なトンネルや構造物が広がっている。そのことは1940年に出された『ニューヨークの地下』という本に詳しいらしい。

これはそこに逃げ込んだハウスレスの人々の物語。物語、ストーリーというようなつながりや一貫性のあるものではなく、エピソード群と言った方がよいのだろうか。著者が出会った人々すら、その後大半がトレースできないというような状態だし、さらには、その人たちにインタビューして聞いたという物語のどこまでが事実で、どこまでが想像なのかすら、読んでいても定かではない。

確実なことは、彼らが地上とは違う感覚、違う共同体、違うマナーで「生き延びている」ということだ。税金もなければ、光熱費、住宅費、諸経費もない。仕事もないし、住民票もない。

そんな地上世界から地下に閉じこもった人々の断片的な観察記録。

動物的な感覚を基盤に関係を作るとき、人間とはやさしい生き物なのだなと思った。チームで狩りをする動物ではない。グループは作る。でも、ふれあったときに、困っている人がいたら、基本的には哀れむ存在、心配する存在なのだということがよくわかる。

自分が何かをしてあげるべきだなんて思わないこと。してあげられることなんて限られているのだから。

できると思わないことというのは大切なことだよね。
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by eric-blog | 2008-08-27 10:16 | ■週5プロジェクト08 | Comments(0)

自閉症スペクトラム 青年期・成人期のサクセスガイド

267-2(1160)自閉症スペクトラム 青年期・成人期のサクセスガイド

服巻智子、ニキ・リンコ、クリエイツかもがわ、2006

ソーシャル・スキルをテレビから学んだというニキさんの講演その他を収録したもの。ASD(自閉症スペクトラム)本人たちの当事者の集まりや当事者の学びにつながるものを提供したいという服巻さんの思いから実現した。

細部にまで意識がいくけれども、つながりやストーリー、地と図、優先順位などの判断、感情の読み取りなどが苦手なASDさんたちの、悪戦苦闘、工夫や苦労話が中心なのですが、「あれ、そんなこと言うなら、わたしもASDじゃん?」なんて、『家庭の医学』(子どものとき、実家にあって、読みふけりました。ああ、わたしはこの病気なんじゃないかしらん、て。)みたいな感想を持ってしまいます。

そんな、軽さで受け止められたら、怒られるかもしれませんが。

ニキさんの話しがすごいのは、対人関係のひとつずつのパターンを自覚的に習得していくところなんですね。

カラーで見ても、白黒テレビで見ても、形と音は同じ。
音声ボリュームを廻せば、音量だけが変化する。
テレビというのは画像と音声の合成でなりたっている。

そんなことも考えたことも、実験したことも、確かめたこともない。すごい人生歩んでいるなあ。

お・は・よ

と言われたら、それですでに、「おはよう」と同じだということがわからなくなく。無駄に解像度が高すぎる記憶力のために、どの情報を取り出して理解につなげるべきかの判断が遅くなる。あるいは頻度と回数の大きい学習が必要になる、とこういうことのようなのです。

人と違う人生、一つひとつを自覚的に生きる人生。うらやましいような、やらされたら煩雑でこわいような。

さて、昨日の事務所モデルチェンジー!!!では、PLTコーディネーター会議に参加されたSさん、V&VのインターンSさんもお手伝いいただいて、ずいぶん印象が変わりました。

午前中からやっていただいていたのですが、わたしと梅村さんはSさんとPLT米国の報告をお聞きする会で協力できず、午後2時から改めまして、大枠を決めることに。

そのときのキーワードは「インヒビション」待て。本当に満たされたいことは何か、考えよう。アレクサンダーテクニークの実践です。

意識してやる、でも、直観的にもやる。その両方の大切さが身にしみた一日でした。
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by eric-blog | 2008-08-27 08:57 | ■週5プロジェクト08 | Comments(0)

お母さんと先生が書くソーシャルストーリー

267-1(1159) お母さんと先生が書くソーシャルストーリー

キャロル・グレイ、服巻智子、クリエイツかもがわ、2006
それいゆ相談センターでソーシャルストーリーを2001年から実践している服巻さんが、発案者であるキャロル・グレイさんが新たにまとめた判定基準とガイドラインを訳したものに日本の自閉症スペクトラムの子どもたちや家族からの手記を加えたもの。
事例ではないので、抽象的な理解でしかないが、なるほど~と思ったことをいくつか。
9つの書き方ガイドラインがあるのだが、「肯定的な表現」、「あなた」を使わず一人称ないし三人称で書く。

事実文
見解文、協力文、指導文、肯定文、調整文。

指示より説明を多く。

「気になる」子どもに、そして、いい社交訓練の方法として、結構使えるんじゃないだろうか。
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by eric-blog | 2008-08-23 10:23 | ■週5プロジェクト08 | Comments(0)

教師学入門 教師のためのコミュニケーション論

236-11(1158) 教師学入門 教師のためのコミュニケーション論
近藤千恵監修、土岐圭子著、みくに出版、2006

トーマス・ゴードン博士の実践をベースにした親業、教師学。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~inst/sub1.htm

わたしメッセージ
能動的な聞き方

など、対立の扱い方の要素が中核になっている。

つながりを取り戻すこと。

対立から共同へというのは、協調的交渉術などでは出てこない目標であり、やはり、教育の現場ならばこそだ。

学びの場の三つの原則 172
・ 教える者も、学ぶ者も、安心できる人間関係と学習環境を創りだすこと。
・ 学習テーマ、内容、方法、評価において生徒にふさわしい学習にすること。
・ 人は行うことによって学ぶので、生徒が主体的に参加できる生きた学習にすること。

これらの原則を貫くとすれば、いまの学校改革は必然だ。ぜひ、教師学が、教育改革の中核となることを期待したい。

体罰について、それは力ずくで従わせる、勝者・敗者をつくる「第一法」なのだと。教師の側が勝つのでもなく、生徒の言い分が通るのでもなく、両者の協力によって成り立つ学習の場づくり。第三法。

教師学がESDなどの教育の内容・方法・目標について言及するようになる日はいつだろうか。
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by eric-blog | 2008-08-23 07:52 | ■週5プロジェクト08 | Comments(0)