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いっしょに ESD! 完成しました。目次です。

いっしょに ESD!
はじめに

環境教育指導者育成マニュアル、人権教育三部作を出してから、すでに5年が立ちました。2002年にはESD Education for Sustainable Development 持続可能な開発のための教育の提案があり、2005年から2014年まで国連持続可能な開発のための教育の10年の取り組みも始まりました。

教育が変わらなければならない、その声は1974年以来、30年来変わらないものです。参加型学習という教え方・学び方の工夫も、そのような国際理解教育の課題に応えて、発展してきました。

わたしたちの社会は、変わらなければなりません。そのために、すばやく学ぶこと。もっとも最先端の知見に照らして、自らを引き上げていくこと。どうすれば、できるのでしょうか。

参加型学習や参加型手法についての出版物も増えました。方法論だけのように取り出して紹介しているものも中にはあります。

参加とは、対話の存在ではないのでしょうか。
参加とは、一人ひとりの尊重ではないのでしょうか。
参加とは、コミュニティに対する信頼の表れなのではないのでしょうか。

カンフル剤のように、エンプティ・カロリーばかりのジャンクフードのようになってしまった参加型では、食べさせられる学習者がかわいそうです。

しっかりと、わたしたち自身とわたしたちの社会を育てていくための方法としての参加型を目指して、これからも努力を続けたいと思います。どうぞ、御一緒に、すばやく、学びましょう。

2007年3月31日
特定非営利活動法人 ERIC国際理解教育センター 代表
角田尚子
この本について

この本は、これまでの研修やワークショップで使ってきた「研修プロップ」を、その理論的背景となる出典に依拠しながら、物語っているものです。プロップというのは、小道具であり、構造化を助けるものです。研修ではこれらのプロップを点検の視点や考え方の補助線として、活用しています。すでにファシリテーターとして実践されている皆様であれば、プロップから参加型への展開は、いかようにでも工夫することができると思います。
2時間程度のセッションであれば、4枚程度、4アクティビティ、起承転結の4展開程度が収まりがよいのです。時間、対象、目的、ニーズに合わせた構造化を行ってください。

千年向学と書きましたが、もっと変化はすばやく起こると思っています。

1 目次

1 ESDって何?55557070327
1.1 ESDは価値観の教育である
1.2 国際的な合意をすべての人と
1.3 ESDの三原則を推進する
1.4 より質の高い教育を
1.5 教育の国際的な共通理念
1.6 アジアからの視点
1.7 4つの教育をESDにつなぐ
1.8 ビジョンをアクションに
2 地球時代を生きる812612070327
2.1 地球・いのちの流れ
2.2 ヒトから人へ
2.3 無文字社会と文字社会の出会い
2.4 近代のあやまち
2.5 異文化混交のいま
2.6 個の確立か伝統の継承か
2.7 ことばと言葉を理解する
2.8 近代=三次的言語習熟の時代
2.9 近代を超える人間の教育を
2.10 すばやい学習能力
2.11 人間と人間の社会についての理解に根ざした教育を目指して
2.12 人間=ローカルでグローバルな存在
3 環境基本計画と市民参加716712
3.1 環境基本計画への市民参加の背景
3.2 求められるグローバル・シチズンシップ
3.3 グローバル・リジョナル・ナショナル・ローカルなレベルでの市民参加のあり方
3.4 市民参加の段階
3.5 市民参加のデザイン原則
3.6 参加の手法とプロセス・デザイン
3.7 市民参加についての課題の整理
3.8 ビジョン型行政への市民参加
3.9 プロセス・ファシリテーターとしての行政・市民
3.10 プロセスの推進に求められるもの
4 人権・ジェンダー・教育584211
4.1 人権概念の発展
4.2 よりよく生きる
4.3 学んだ上で行動する
4.4 「差別しない」から「人権尊重する」へ
4.5 パワーについて理解する
4.6 ジェンダーとパワー
4.7 対話のない、いま
4.8 コミュニケーションの場づくり
4.9 学び合いの風土を育てる
4.10 社会的有利性の再配分
5 生涯学習社会をつなぐ744211070322
5.1 すべての人に、あらゆる機会でESD
5.2 生涯学習社会の課題
5.3 学びと行動の両輪をつなぐ
5.4 求められる教育とトレーニング
5.5 参加の機会の提供
5.6 生涯学習社会の原則
5.7 市民性教育を生涯学習の柱に
5.8 人間の全的な知能を発揮する
5.9 学び続ける内発的動機づけ
5.10 生涯続く学習と成長を支えるもの
6 持続可能な社会のための創考未来5179[追加中]12目標070329
6.1 わたし・あなた・みんなのための参加型
6.2 参加のスキルを育てる参加型
6.3 価値観・感情・行動に働きかける
6.4 集中・分析・発見のある学習
6.5 対立が悪なのではなく
6.6 新たな学び
6.7 参加型がもたらすもの
6.8 教育の千年向学
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by eric-blog | 2007-03-30 08:03 | ☆よりよい質の教育へBQOE | Comments(0)

「障害者差別の社会学」ジェンダー・家族・国家

「障害者差別の社会学」ジェンダー・家族・国家
要田洋江 岩波書店 1999年
●アメラジアンの保護者-アメラジアンを生んでしまった保護者に対する世間の目についての示唆がある
[2002年11月7日]

障害児と親の問題の位相
1. 障害者と健常者
2. 親と子ども→家族内での大人と子どもの関係・家庭内でのジェンダー
3. 現代社会における制度としての家族の問題=権力構造における公私問題=社会全体のジェンダー問題

障害児とその母親の問題--障害者差別と女性差別の狭間に現れる問題が集約

「複合差別」
複数の差別が、蓄積的に重なった状態ではない。それを成り立たせた複数の複数の文脈の中でねじれたり、葛藤したり、ひとつのの差別が他の差別を強化したり、保障したり、という複雑な関係にある。安易に全ての被差別者の連帯を強調することは、かえって差別を隠蔽してしまうことになる。様々な差別どうしの絡まりあいを解きほぐし、その間の不幸な関係を解消しなければならない。
上野千鶴子「複合差別論」1996

「共生社会」を考えていくときに考慮するポイント
●「解放の戦略」
1. 支配集団に対して報復や逆転の発想をとらない。権力ゲームを解体していくこと
2. キャッチアップ(成り上がり)戦略をとらない。支配集団のようになることが、平等や解放のゴールで  はない。キャッチアップ戦略は、基本的に支配集団の価値を受け入れることが前提であり、差別を構造  的に生み出すメカニズムそれ自体を解体することにはならない
3. 被差別者の運動が、差異の解消ではなく、差異の承認に向かっている。そこでは、非対称的権力構造を  離れた多様性の承認がいかに可能かが問われている
上野千鶴子「複合差別論」1996
●「共生」(共棲、共存とは区別された、より高次の形態)
1. 現在の競争社会における生き方そのものへの自己変革の決意表明である
2. できあいの共同体的勝ちの強要や「調和」と「協調」への一面的強調による社会関係の同質化への方向  付けではなく、さまざまな異質なものの「共存」の承認のうえに新しい結合関係の樹立を目指す哲学で  なければならない
3. 相互のもたれあいではなく、「自立」との緊張関係を内容としなければならない
4. 「平等」と「公正」の原理によって内在的にチェックされたものでなければならない
5. 「透明で開かれた制度の保障」に支えられたものでなければならない
山口定 政治学者 朝日新聞 1994.10.30
「共生社会」というビジョン
差別に抗する社会のありかた。排除する人々と同じ場で、権力構造を離れた多様性を承認する社会。そのような社会の中でこそ、個人は多様な個性を発揮することができる。
「他人の不幸の上に自分の幸福を築かない」というテーゼ、「複合差別」の現実
どのような条件/社会システムで可能か
どのような価値観をもつ人々/どのような行動をする人々によって支えられるのか
そこへ向かう戦略を考えること
→同様な研究・活動をしている人々の知識・経験を集結するもの
第1章
障害者差別:
「常識」の中にある<健全者の論理>を人々が用いることによって生まれる
親自身もその「常識」から自由でなく。障害児を差別する両義的存在である

第2章
差別おメカニズム:
人は自らが差別される可能性が高いと認識されたとき、差別される側にいたくないと行為が、差別を生み出す

第3章
否定される「親の愛」:
親が「国家のエージェント」として子を育てる愛情
そのような親の愛は障害児を差別する社会に対して子どもを従順にするだけで、子どもに真の自立を促さない

第5章
現実にある公的援助:
家族が十分な扶養責任を果たせないときにさどうするもの。親戚の援助を前提
親戚の助け--事前予防(身元調査etc.)、負担の押し付けあい
第6章
戦前の「家」制度=「社会保障制度」、「家」は生活保障集団
→「日本型福祉社会」という政策ビジョン

第7章
戦前・戦後においても社会福祉システムの一環としての家族
現代家族=日本型近代家族
家族のあり方が、障害児と母親との相克、母親の葛藤を導く←日本型近代家族の異議申し立ての力の弱さによる

第8章
日本の障害者福祉制度--健常者vs障害者、障害者間でも様々な差別を生み出している
←否定的障害者観を持つ医学モデル、残余的福祉モデルの社会福祉制度から導かれている

第9章
「共生型社会」構築のためには、日本型集団主義を越えるために、日本の社会システムを、人々の属性の多様性を前提とした、個人の尊厳に基づく、様々な社会制度が公平性の原理で整備される必要がある

肯定的障害者観(p106)
「障害個性論」
社会の中で障害者はいかに生きるのか、そのうえで学校教育はどうあるべきなのかに力点
・社会の障害をなくしていくことに重きを置く
・障害児と健常児との関係にできる壁を、互いに助け合うという行為を通して取り除くために、障害児を地域の普通学校へ通わせるというノーマライゼーションの方針
「発達保障論」
学校教育システムの中で障害児をいかに教育教育するかという観点から障害児を捉える
・自分の持つ障害を軽減することに重きを置く
・障害児に対してもっとも効果的な教育を効率的に行うことができる、健常児と障害児の別学体制で教育を進める障害児学級や擁護学校制度を推進する
○どんなに障害児の障害を軽減しても、社会が障害者を受け入れなければ、就職できず、障害をかかえて生きる人には希望がない
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by eric-blog | 2007-03-25 16:51 | ■週5プロジェクト06 | Comments(0)

「TEST07」記録

2006年度チャレンジ・コース
「TEST」記録

実施日:2007年3月17日(土)18日(日)各日10:00~17:10
参加者:一般参加者11名+ERICスタッフ7名+スタッフ希望者2名
ファシリテーター:
全体ファシリテーター:角田尚子、
 S2〜6は参加者によるファシリテーション

実施プログラム-------------------------------------------------------------
[アクティビティ名] (時間:活動形態)
【1日目:3/17】
セッション1 10:00~12:00 共通基盤づくり(ft:かくた)
・自己紹介
 1)名刺づくり(2分:全体)
  ・研修への期待
  ・ファシリテーター歴
  ・参加型学習の経験/実践
  ・なぜ参加型で学びあうのか
2)参加者アンケート(5分:全体)
  その後、同じ質問をした人と集まり、傾向を分析、共有  
・[ルールづくり](二人一組→全体)
 自分たちの学びをMAXにするために配慮すること(姿勢、学び方)
 「学びのMaximizationの法則」としてまとめる(3人一組→全体共有)
 「笑い」の法則を追加
・[状況マッピング] (20分:全体)
・プログラムづくり(15分:3人一組)
  セッション2〜6を参加者が配布された資料を元に、
 プログラム作成、ファシリテーション実践を行う。

セッション2 13:00~15:00 教育の創考未来 誰が利害関係者?(ft:参加者)・ステイ
クホルダーの洗い出し[力関係図](3人or4人×5グループ)
5つの視点からステイクホルダーを洗い出し、色紙を使って力関係図を作成する。
   ・Authority 権限と権威
   ・Experts 専門性・専門家
   ・Needs ニーズ
   ・Resourceful ヒト、モノ、カネ
   ・Information 情報ネットワーク
 2)全体共有
 3)気づいたこと・感じたこと・学んだことを全体で共有
・ステイクホルダー分析[二次元軸]で捉える 
 1)「力の大きさ」と各5つの視点を軸に、各グループで分析。
 2)各グループで作成した項目をポストイットに転記、一枚の模造紙に集約
 3)「子ども」について5つの領域で分析したグループの発表

セッション3 15:00~17:10 特性と手だて(ft:参加者)
・ステイクホルダーの重要度ランキング5つ
  ・子ども、企業、行政、教員、NPO
・[力の分析]「学びを促進するもの」「学びを阻害するもの」→気づいたことを共有
・手だてを考える→その後全体共有(ポストイットで賛成できるものに印をつける)
  ・質疑応答

【2日目:3/18】 
セッション4 10:00~11:00 教育の創考未来のプロセスデザイン(ft:参加者)
・[現状分析]ステイクホルダー同士の関係図づくり(3人or4人一組→全体共有)
 合意形成をする上での課題は何か。
・[○○年後の未来の関係図](グループ→全体共有)
・プロセスデザインを考える(グループ→全体共有)
・評価をポストイットに書き出す。

セッション5 12:45~15:10 より開かれたプロセスへ(ft:参加者)
・状況カードの情報の収集方法、カードの書き方を確認。
・セッション1で共有した状況マッピングに具体的な状況を書き足すために
 外に出て情報を集めてくる。(50分)
・集めてきた情報をカードに書き出す。
・項目ごとに分析→全体共有
  ・教育、地域、公共性、子ども についての4グループ


セッション6 15:24~17:08  教育の千年向考(ft:参加者)
・これまでの1000年[年表作成]
 行政、教育、NPO、企業、子ども グループ別
・これからの1000年[年表作成]
 同じグループでこれからの1000年後のビジョンを分析する。
・1000年を計画する。→全体共有
・教育の千年向学のための私の行動宣言(全体)
・修了証の授与

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by eric-blog | 2007-03-22 19:27 | □研修プログラム | Comments(0)

女の遺言 わたしの人生を書く

174-1(834)女の遺言 わたしの人生を書く
麻鳥澄江、鈴木ふみ、お茶の水書房

今年度はもう新しい本の紹介はやめておこうと、思っていました。主催研修も終わったし、大学の準備は4月からにして、自分のための時間を持とうと。そのためには強迫的日常および日課としての「週5プロジェクト」から離れていたいと思っていました。

でも、この本ともう一冊。ぜひ、Gapの研修の質を高めるために、取り入れたいと思いました。両方とも麻鳥澄江さんが関わっているものです。「女の暦」とか「女の便利帳」などの企画が、とても新しく、衝撃的であったことを思い出します。もう1980年代のことになるのですね。

もう一冊は鈴木隆文さんとの共訳本で
もし大切な人が子どもの頃に性虐待にあっていたら
ローラ・ディヴィス著、青木書店、2004年

両方に共通するのが
「ひとり分」のわたしを生きる
ということです。

「ひとり分のわたしを生きる」。なぜ、これが課題になるかというと、「教育」というのは、「ひとり分」を超えるための営為であるという側面を逃れられないなと直観するからです。そして、「ひとり分」以上というのは、社会やパワーと関係してきます。

・権威
・権限
・財産
・知識
・家柄
・伝統工芸
・伝統芸能
・知的探究
・世襲的職業
・社会的役割

などは、「ひとり分」を超えた表現型+継承型=担い手としての個人の生の結晶です。そこに、教育、あるいは公教育はどのような役割を果たすのでしょうか。

遠野物語などの「伝承」の担い手は、女であることが多いです。「伝承」というのは、地域の風土と不可分であり、民俗学者らが日本全国を渉猟していた頃、地域の年代記憶指標に活用したのは女性の記憶であったと言います。地域から離れることが、男性より少なかったために、女性の身体的記憶が地域の時空と一致していたためです。

どこまで行っても「おんな」は社会的役割・パワーの対極にある概念なのであるなと思います。

ということで、「おんな」のテーマは「パワーの濫用」を許さない、というところに落ち着くのでしょう。

例えば、家父長制社会には、その社会が発揮できる「社会的有利性」というメリットがあるのでしょうが、その担い手のパワーの側に「有利性の配分」が過大であるとき、正義がなくなり、そして不服従が生まれます。

パワーによって支配される社会は、いずれ「配分の適切性」が挑戦され、不服従を内包します。

わたしたちの目指す「参加型」社会というのは、力の分有を実現する社会です。持続可能性という課題は共通の目標であるはずだからです。(ん、本当にそうか?先進国の政治的意思決定者らにだまされているんじゃないか?)

・女の財産を家族はあてにするな 024
・家の世話をやめる 026
・墓が残るのは権力の象徴 112
・天皇をピラミッドの頂点とする権力関係を支える「家」制度 113
・明治民法は家督相続の特権として祭祀承継を位置付けた 113
・家父長制の中では、財産継承は男女平等になったことがない 171
・嫁だった頃、「私のお金」はなかった 173
・嫁だった頃、私は心がひもじかった 174
・標準語という暴力 249

ことばすらが「おんな」にたいする暴力である社会で、
わたしたちは、すべてサバイバーである。

サバイバー相互がどのようにパートナーシップを組むことができるのか、
そのヒントがもう一冊の本にある。

・快復が可能である 33
・「今を生きる」人生への権利を、過去の虐待は奪えない。 33
・新しい情報、いろいろな感情を、自分が人生の主役になってまとめて統合する 34

わたしたちに必要なことは、「快復するという決心」です。
1000年続いた家父長制の影響から、快復するプロセスの、途上であることを知ることです。
共に喜びのある人生を生きたいのであれば、パートナーも、同じ問題に取り組む必要があるのです。同じ暴力が、パートナー自身の経験にも、影響を与えていること、そしてそこから快復すること。

暴力は、許されない。
暴力をふるった人に、サバイバーを近付けない。
例え、家族であっても。

断つ ことを恐れない。

そして、わたしたちが「親身族」を創りだせる力があることを、信じる。
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by eric-blog | 2007-03-21 10:41 | ■週5プロジェクト06 | Comments(0)

TEST07 教育の千年向学

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by eric-blog | 2007-03-19 16:32 | □研修プログラム | Comments(0)

個・弧・子

個室化、個食化、弧食化
少子化、
弧死

日本社会の間人主義は、ある程度「群れ」ていることによって、脳内ネットワークの形成が進んでいたことによってサポートされていたのではないか。

「群れ」なくなった時、個を律するものは内側に育てなければ、「孤立」した時の個人に裏切られる。
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by eric-blog | 2007-03-16 08:10 | ☆よりよい質の教育へBQOE | Comments(0)

戦争中毒

173-7(833)戦争中毒
合同出版、2002年、ERIC1715
[2006年4月23日まとめ]

1776年の独立以来、アメリカ先住民*に対してなされた戦争による死者の数は推定されていない。
1848年までに、メキシコの領土の半分を戦争で奪い取った。カリフォルニア、ネバダ、アリゾナ、ユタ、ニューメキシコ、などの諸州。
1898年、スペインと戦争し、フィリピン、プエルトリコ、グアムを植民地に。フィリピンで殺された人は60万人。
1898年、ハワイを占領。
1898年から1934年までに、キューバを4回、ニカラグアを5回、ホンジュラスを7回、ドミニカ共和国を4回、ハイチを2回、グアテマラを1回、パナマを2回、メキシコを3回、コロンビアを4回侵略。
1915年のハイチ侵攻では、5万人が殺された。
第一次世界大戦、第二次世界大戦
1950-53年、朝鮮戦争で、450万人以上の朝鮮人が死んだ。
1965年、ドミニカ共和国に、アメリカの支援による軍事クーデターによる大統領を支持するために侵攻、3000人の人々が殺された。
1964-73年、ベトナム戦争。200万人が死亡。
1979年、ソ連のアフガニスタン侵攻に対抗して、ムジャヒディンを支援。結果、イスラム運動の軍事化に。
1982-83年、レバノンに侵攻、2000人を虐殺。
1983年、グレナダ侵攻
1986年、リビア攻撃。トリポリ爆撃で、100人が死亡。


現在の先住民人口200万人。1/3が居留地。
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by eric-blog | 2007-03-15 18:54 | ■週5プロジェクト06 | Comments(0)

日本人の宗教を考える英語で読める10冊の本

日本人の宗教を考える英語で読める10冊の本
[2006年4月27日まとめ]
どこが出典か、わすれてしまいました。すみません。

書   名著  者備  考 
1”Nippon, Archiv zur Beschreibung von Japan"シーボルト『日本の宗教』の章まで建ててある。テーマに一番近い。古い(1832-1851)のとドイツ語なのが問題。和訳は出ているので探せば英訳もあるのでは。
2"Bushido, the Soul of Japan" (1899) 新渡戸稲造次に近い。ただし少し古い。原著は英語
上記2冊と同時代。宗教以外の話も多いが3〜6は日本人の心理と発想法にも触れている。
3"""The Capital of the Tycoon:
a Narrative of a Three Years' Residence in Japan""(1863)"Rutherford AlcockAlcockとSatowはともに幕末の英国駐日公使。特にSatowは対外的な日本の代表権は天皇にあって将軍には無いことを見抜き、英国人ながら明治維新の理論的根拠を作った人物で日本人の本質をよく捉えている。また彼が武田という娘を孕ませ日本残した落とし胤が、植物学、特に高山植物で有名な武田久松。
4 "A Diplomat in Japan"(1921)Ernest Mason Satow
5"Japan, day by day"Moose大森貝塚の発見者。
6"Unbeaten Tracks in Japan"(1885) Isabella Bird日光など田舎を旅行しているので、往時の庶民の生の声と発想を知ることができる。
7"”The Chrysanthemum and the Sword:
Patterns of Japanese Culture” (1946)"Ruth Benedict米軍の対日戦略の指針として、女流文化人類学者のBenedictが日本軍の宣伝映画や日本人捕虜の日記などから日本人の心理を分析したもの。
8 “Japan Diary” (1948) Mark Gayn後にソ連のスパイとしてCIAに捕まった中国生まれでアメリカ国籍のロシア人が、アメリカの新聞の特派員として終戦直後の日本を取材したもので、日本国憲法の草案はアメリカが作ったこと、マッカーサーとの会見で天皇が何を言われても『あ、そ〜』、『あ、そ〜』としか言えずバカ丸出しだったこと(だから今日でも欧米の知識人では、Is that so (そうですか)を日本語では『あ、そ〜』と言うと思っている人物は多い)などを世界に知らしめたことで有名。合理的に考えると意味の無いこと(例えば太平洋戦争)を何故か一生懸命やるのが日本人、というような心理分析がある。
9“The Seed and the Sower” (1963)"Laurens van der

Post"著者が日本軍の捕虜としてインドネシアで収容されていたときの体験から日本人の深層心理を分析したもの。映画『戦場のメリークリスマス』の原作。超一流の文化人類学者で著述家のvan der Postが、その筆力と、拷問を受けたのは決まって満月の夜だったという実体験から語る『日本人の深層心理にはまだアニミズムが生きている』という主張。国土の60パーセントという異様に高い森林率を誇る国は日本とパプアニューギニアだけという事実を知るとそれも本当に思えてくる。
10 ”Japan: the Story of a Nation”ライシャワーアメリカの知性と言われたライシャワー。これさえ読めば他は読むに値せずと思わせる。
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by eric-blog | 2007-03-15 18:16 | ■週5プロジェクト06 | Comments(0)

人は脳なり

173-6(832)人は脳なり大島清致知出版社2001年文京区図書館
[2002年まとめ]
第3章 脳はこうして育てる
102
国連「育児幸せ協会」平成12年に、子どもの脳のもっとも感受性が高いのは生後33カ月であると発表。可塑性はゼロ歳から3歳前後にかけてどんどんと高まって最高に達し、それから下り坂に入るのです。
103
二十歳をすぎても可塑性がゼロになるわけではありませんから、刺激を与えれば神経細胞の回路はつくられます。だが、可塑性の高い乳幼児期から9歳ごろまでに比べると、シナプスの形成は本当に難しくなる。時間がかかるようになる。


107
人間の赤ちゃんの脳の重さは生後1年間で二倍になります。そして、その後も発達して7-8歳で大人の脳の重さの90パーセントに達し、ほぼ20歳前後で完成する。脳の神経細胞から神経繊維が伸びてドッキングするシナプスを形成するために重要な可塑性は生後33カ月でピークに達し、その後は下り坂に入って10歳前後で下り坂を下り、あとは腹ばいになります。
このように見てくると、大ざっぱに言って、生まれたときから9歳までぐらいを人間の脳が発達する一つの山ととらえることができます。この期間に脳を十分に発達させることが、人間形成にとって重要になります。
脳を十分に発達させるためのポイントは、バランスの取れた刺激です。刺激がシナプスをどんどん形成して脳の神経細胞の神経回路をつくっていくのです。
109
身体的刺激全体を100
とすると、手から25%、足から25%、顎から50%の割合で脳にインプットされると考えればいいでしょう。
触覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚という5つの感覚を通して脊髄に入る刺激もある。五感の中では視覚がもっとも比重が大きい。80%は視覚からのものだと言えます。
栄養と刺激

112
文化とは共感覚である
113
この五感が単独で働くのではなく、視覚と同時に嗅覚が働き、それに味覚も伴ってくるといった働き方をする。これを共感覚と言います。複数の感覚がさまざまな組み合わせで多様な働きをする。そういう感覚のセットをいくつもつくっておくことが重要なのです。
そのためにも刺激です。多様な刺激を与えることによって多様な脳の神経回路ができ、多様な感覚のセットができる。それが働く。豊かな感性と言うでしょう。
114

多彩な共感覚を備え、それを働かせることができるのは人間だけに可能なことです。

この共感覚が感情を生み、意思の土台になります。それが文化になります。

116
人間は言葉によってのみ人間である
刺激によって脳の神経回路を形成する。これは言ってみれば、脳のハードウェアです。
しかし、ハードウェアがどんなに優秀でもソフトウェアがインストールされなければ、ハードウェアは動きません。前頭葉がソフトウェアだと考えてください。ソフトウェアの大きさは人間の場合、脳全体の33%です。
ソフトウェアは言葉を学習することによってのみ、前頭葉に獲得されるのです。
「人間は言葉によってのみ人間である」
そう言ったのはドイツの言語学者カール・フンボルトです。
120
脳の神経細胞の可塑性が高く、神経回路をどんどんつくっていく子どもは、パターン認識に非常にすぐれているのです。ものの形をパッとつかむ力、ものの形を一瞬に見分ける力です。このパターン認識能力は人間の一生で幼児期が最高なのです。

122
幼児期には大いに遊ぶこと。子どもにとって遊ぶこと以上に豊富な体験の場はありません。

126
ソフトウェアの5つの働き

考える
計画する=順序立てる
判断する=それを実行するかどうかを判断する
創造する=新しいものを創る

134
働きの5つ目が「恋」
恋する=恋ができるのは人間だけ。異性にひかれるのは確かに本能。だが、脳のソフトウェアが、その本能をコントロールする。自分が愛着できる好ましい相手を選びだしたら、人間は即性交とはなりません。精神的に結びつき、愛を共感しようとします。高揚した精神が文化につながる。ソフトウェアで恋する人間は、恋愛に文化につながる要素が必ずあるということです。

139
ローシーが立ち上がって遠いまなざしになったとき、人間の精神が植え付けられたのです。
140
二つの足で土を踏みしめて遠いまなざしになる。そのときの感覚こそ、精神の芽生えになります。
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by eric-blog | 2007-03-15 17:46 | ■週5プロジェクト06 | Comments(0)

ちば国際ボランティア

セッション1
10.00-12.00
1 ミニレクチャー「自分を知る」「グローバル・シチズン」を目指す
2 自己紹介「四つの質問」
3 話し合いのルール
4 自分のコミュニケーションをふりかえる「異文化との出会いで違和感を感じたこと」
5 四面展開分析
・学んだこと、いやだったこと
・「日本」型について外国人から見ていいこと、いやなこと
[一言発表]
・ポライトネスの方略「ポジティブ、ネガティブ」
・超越的ボランティアにできること
6 「ら」抜きの殺意[昼休み]

セッション2
13.00-15.00
1 いいコミュニケーションのロールプレイ[15´]
2 発表
3 良かった点、共通点、課題の共有
4 今日学んだことを広げる継続するために「経験学習」と「効果的なハンズオン」から考える
5 「あなたがもし奴隷だったら」
6 環境対話法で脳を活性化する/ファシリテーターの資質
7 気づいたこと、学んだこと[個人作業2´]
8 傾聴
9 回りの人と握手!(^o^)/
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by eric-blog | 2007-03-15 17:21 | □研修プログラム | Comments(0)