カテゴリ:□週5プロジェクト17( 119 )

人間脳の根っこを育てる 進化の過程をたどる発達の近道

人間脳の根っこを育てる 進化の過程をたどる発達の近道

栗本啓司、花風社、2017

2826冊目


花風社の社長でもある浅見淳子さんが、なぜ自閉症や発達障害が「改善はするけれど治らない」と考えられているのかと言うことに疑問をもち、何冊もの本を出してきた。


第一部は理論編。人間に至る生物の発達段階のおさらい。


第二部が実践編


1. 委ねる 委ねられる体のために支援者の体を楽にしておく。

ローリング運動

2. 首すわり

足脚運動、ボール渡し、息相撲

3. 寝返り

金魚体操(ねニョロみたいだなあ)

4. ズリバイ

腹ばいで進む胴体移動

5. ハイハイ、おすわり

後ろ進みハイハイも。ヨガの「猫のポーズ」のような

6. つかまり立ち

7. 二足歩行から社会生活へ

寝転んだ姿勢でお尻を持ち上げるなど



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by eric-blog | 2017-06-25 12:26 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)

反戦後論

反戦後論

浜崎洋介、文藝春秋、2017

2825冊目


1978年生まれ、とは団塊ジュニアか。


その彼による坂口安吾『堕落論』からの天皇制論。49


今の天皇が譲位を希望することを発表して後に書かれたこの文章。


象徴天皇とは非人間化と大衆化と言う今の天皇制の特徴を論じている。


人間宣言、そして、坂口のいうような「日本人としての選択」としての天皇は、不在のままに。


政教分離原則(憲法第20)により、年間30以上の祭祀を天皇個人の「私的行為」として継続、国事行為と公務は拒否権がない。


春風亭一之輔についての一文が、目を引いた。


戦後が、論じられるものになったんだねえ。



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by eric-blog | 2017-06-25 10:19 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)

人間の経済

人間の経済

宇沢弘文、新潮社、2017

2824冊目


2014年に亡くなった『自動車の社会的コスト』で著名になった経済学者。

2015年に「宇沢国際学館」を設立されたご息女によるコンピレーション。


彼が目指した工学はcivil engineering

土木工学より広い意味を持つもの。


168-170

1950年代60年代まで、日本農業は生産性が高かった。それは灌漑システムと共同体による管理に寄った。

日本の灌漑システムに大きな影響を与えたのは空海。9世紀始め、中国で工学的な知識を学んで帰国、故郷の讃岐で満濃池の大修復を手がけた。技術とルール。

「線香水」

空海が長安で学んだのはスリランカの灌漑用ため池の技術。古代スリランカの都アヌラダプラは古代世界で最も美しい都。家の池までため池の水が回るようになっていた。

しかし、16世紀に始まったポルトガルによる侵略、18世紀のイギリスの植民地政策によって姿を変えていく。


アスワンハイダムがナイル川をドブ川にした。172



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by eric-blog | 2017-06-24 11:10 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)

なぜ 戦争は よくないか

なぜ
戦争は
よくないか
アリス・ウォーカー
長田弘訳
ステファーノ・ヴィタール絵
偕成社、2008
原著2007、2001年9月11日以降の戦争についての思いから
2823冊目


戦争は、しみこんでいく。わたしたちの井戸に。
そして、誰もがそこから水を飲まざるを得なくなる。

戦争は何も見ない。
自分が殺すものも、
破壊するものも、

戦争は賢くならない。
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Why War is not a Good Idea
https://www.youtube.com/watch?v=_4rIP95CVKo

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Though War is old
it has not
become wise
It will not hesitate
to destroy things
that do not belong to it
things much older than itself


https://archive.org/details/WhyWarIsNeverAGoodIdea-English-AliceWalker



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by eric-blog | 2017-06-24 10:24 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)

応仁の乱

応仁の乱呉座勇一、中公新書、2016
2822冊目

大人気の新書。曖昧模糊としている「応仁の乱」を新書で語る。

著者は応仁の乱について語っている日記や史資料と、さらに応仁の乱についての研究書を引用しながら、さらっと彼独自の視点を「語る」。

京都での将軍の跡目争い、天皇の北朝南朝争い、それに関わる寺の勢力。そんなこんなが林立していた時代。奈良の興福寺を守った門主の物語でもある。寺領とそれを守るための判断。


二人の門主が残した日記。これまでの読み取りとは異なる視点から、彼らの生き残りを探る。

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by eric-blog | 2017-06-22 08:52 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)

検証・学歴の効用

検証・学歴の効用

濱中淳子、勁草書房、2013

2821冊目


学生さんが、「メリトクラシー」や学歴社会についても調べたいと、いくつか本をあげていたので、引っかかってきた。


学歴格差は広がっている。

学歴内格差もある。

学歴内格差は、職業についてからの知識量の拡大にある。

学歴プラス学習習慣が収入につながる。

読書は学習習慣として意味がある。(在学中も含む)


しかし、大学院卒となると、「高い無業率」「不確実な経済的効用」「不安定な研究職」となる。172


その一つの背景として「学習が企業内でなされる」現実があると。181


学歴は「効用」がある。しかし、一方で「学歴不信社会」でもある。



その原因が第7章で検討されている。


大学への進学率が高まった団塊の世代において、「大卒でも変わらない」とという実体験が広く語られ、影響を持っていること。206


比較して考えることができる経験が社会にないこと。


高学歴化が早く進行したこと。


これらの要因が『学歴好きの学歴嫌い」「大衆化育ちの大衆嫌い」に出ていると著者はいう。結果、教育を軽視する社会になっている。「北欧好き」なんて全然地に足ついてないじゃん!ってくらいにね。228


今の時代は、教育はエリートのためではなく、平均的な中間層の学びが大切な時代。236


普通の子が、とりあえず、勉強頑張って、大学でも勉強して、それなりの生活が待っている。そういうモデルが必要なのだと。


中間層のパワーのためにも、「学歴の効用」は大切なのだ。



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by eric-blog | 2017-06-20 14:15 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)

<平和の少女像>はなぜ座り続けるのか 加害の記憶に向きあう 

<平和の少女像>はなぜ座り続けるのか 加害の記憶に向きあう 

岡本有佳、金富子、世織書房、20162月初版、8月増補改訂版

2820冊目


知らないと言うことは判断を誤らせる。


こんなにたくさん韓国内に少女像があるとは知らなかった。

だったら、「姉妹都市」提携をしている海外の諸国や諸都市にも広がってほしいよね。なんだか、韓国内だけにこんなにあるなんて、とっても「痛い」。


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少女像をバイクに乗せて、52カ国の日本大使館前で写真をとるというプロジェクトに取り掛かっている人も、なんだか盗難にあったとかで、可哀想だ。

http://www.jrcl.net/frame160627h.html


そんなこんな苦境が、なんだか「日本人」のせい、みたいに思えてくる。

いっしょに取り組んでいたら、こんな気持ちにはならないだろうに。


日本人も頑なだなあ。なんで認められないんだろうか?


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もう一つ、なぜ、「少女像」なのかということについても、そこに植民地差別、民族差別があることを知る。


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「あの人たちは仕事でやっていたんだ」という言説の裏に、日本女性で慰安婦になった人たちの現実がある。21歳上で、水商売の経験あり。


それに対して、このリストはどうだ?


植民地支配の痛さがヒリヒリしてくるじゃないか?


男性中心社会の男性優位文化の無謬性神話。硬直しているよなあ。そして、異なる意見に対してとても攻撃的。いやだなあ。



多くが言い尽くされている「慰安婦」問題だが、この二点だけは、この本から紹介しておきたいと思った。


2011年からかあ。


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by eric-blog | 2017-06-20 13:09 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)

文部省の研究 「理想の日本人像」を求めた150年

文部省の研究 「理想の日本人像」を求めた150

辻田真佐憲、文藝春秋、2017

2819冊目


『大本営発表』など、戦前戦中のプロパガンダについての著書を多数出している作家さん。

http://ericweblog.exblog.jp/23501803/


教育勅語をありがたがる保守派も、批判する側も、「パッケージ」で考えていて、是々非々で議論できていないと指摘する。


明治時代の後半にはすでに見直しが考えられていた教育勅語を、今もありがたがる人々がいることに呆れながら、批判する側も全否定だけでは議論にならない。


議論にならない状態になっていることはわかるのだが、ではどうすればいいのかという提案ではなく、歴史的に積み上げられてきた議論を紹介するにとどまっている。


文部省そのものが、解体も叫ばれてきたのだ。教育の政治利用が進んだ時代にあっては内務省に牛耳られ、いままた首相官邸・内閣人事局に牛耳られる。そんな三流官庁に未来はあるのか? とも言えるのだ。


それはさておき、「理想の日本人像」の探求には二つの方向性が影響し続けているという。

グローバリズム 普遍主義 国際主義

ナショナリズム 共同体主義 国家主義

世界の価値観を基準とするのか、「日本」の価値観を基準とするのか。

「日本」という共同体の歴史と責任を担うのか。



戦後について言及している第四章以降を見てみよう。

区分は1945年から56年  文部省の独立と高すぎた理想

56年から90年  企業戦士育成の光と陰

91年から現在  グローバリズムとナショナリズムの狭間で


文部省の方向転換については「人間宣言」の検討が紹介されている。

全文を紹介しているので、ネットから探しておく。

官報 号外 昭和二十一年一月一日

詔書


茲ニ新年ヲ迎フ。顧ミレバ明治天皇明治ノ初国是トシテ五箇条ノ御誓文ヲ下シ給ヘリ。曰ク、
一、広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スヘシ
一、上下心ヲ一ニシテ盛ニ経綸ヲ行フヘシ
一、官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ人心ヲシテ倦マサラシメンコトヲ要ス
一、旧来ノ陋習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クヘシ
一、智識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スヘシ
叡旨公明正大、又何ヲカ加ヘン。朕ハ茲ニ誓ヲ新ニシテ国運ヲ開カント欲ス。須ラク此ノ御趣旨ニ則リ、旧来ノ陋習ヲ去リ、民意ヲ暢達シ、官民拳ゲテ平和主義ニ徹シ、教養豊カニ文化ヲ築キ、以テ民生ノ向上ヲ図リ、新日本ヲ建設スベシ。
大小都市ノ蒙リタル戦禍、罹災者ノ艱苦、産業ノ停頓、食糧ノ不足、失業者増加ノ趨勢等ハ真ニ心ヲ痛マシムルモノアリ。然リト雖モ、我国民ガ現在ノ試煉ニ直 面シ、且徹頭徹尾文明ヲ平和ニ求ムルノ決意固ク、克ク其ノ結束ヲ全ウセバ、独リ我国ノミナラズ全人類ノ為ニ、輝カシキ前途ノ展開セラルルコトヲ疑ハズ。
夫レ家ヲ愛スル心ト国ヲ愛スル心トハ我国ニ於テ特ニ熱烈ナルヲ見ル。今ヤ実ニ此ノ心ヲ拡充シ、人類愛ノ完成ニ向ヒ、献身的努カヲ効スベキノ秋ナリ。
惟フニ長キニ亘レル戦争ノ敗北ニ終リタル結果、我国民ハ動モスレバ焦躁ニ流レ、失意ノ淵ニ沈淪セントスルノ傾キアリ。詭激ノ風漸ク長ジテ道義ノ念頗ル衰へ、為ニ思想混乱ノ兆アルハ洵ニ深憂ニ堪ヘズ。
然レドモ朕ハ爾等国民ト共ニ在リ、常ニ利害ヲ同ジウシ休戚ヲ分タント欲ス。朕ト爾等国民トノ間ノ紐帯ハ、終始相互ノ信頼ト敬愛トニ依リテ結バレ、単ナル神 話ト伝説トニ依リテ生ゼルモノニ非ズ。天皇ヲ以テ現御神(アキツミカミ)トシ、且日本国民ヲ以テ他ノ民族ニ優越セル民族ニシテ、延テ世界ヲ支配スベキ運命 ヲ有ストノ架空ナル観念ニ基クモノニモ非ズ。
朕ノ政府ハ国民ノ試煉ト苦難トヲ緩和センガ為、アラユル施策ト経営トニ万全ノ方途ヲ講ズベシ。同時ニ朕ハ我国民ガ時艱ニ蹶起シ、当面ノ困苦克服ノ為ニ、又 産業及文運振興ノ為ニ勇往センコトヲ希念ス。我国民ガ其ノ公民生活ニ於テ団結シ、相倚リ相扶ケ、寛容相許スノ気風ヲ作興スルニ於テハ、能ク我至高ノ伝統ニ 恥ヂザル真価ヲ発揮スルニ至ラン。斯ノ如キハ実ニ我国民ガ人類ノ福祉ト向上トノ為、絶大ナル貢献ヲ為ス所以ナルヲ疑ハザルナリ。
一年ノ計ハ年頭ニ在リ、朕ハ朕ノ信頼スル国民ガ朕ト其ノ心ヲ一ニシテ、自ラ奮ヒ自ラ励マシ、以テ此ノ大業ヲ成就センコトヲ庶幾フ。

御名 御璽

昭和二十一年一月一日

http://minamuraria.sakura.ne.jp/uragorurin38gou.html


現代語訳も出ています。


1947年、内務省の廃止と文部省の「独立」しかし、その時「教育基本法」が示した理想の日本人像は、普遍的だった。普遍的すぎて、あまりにも空虚であった。160


そして、GHQの方針転換。


内務省のエースであり、戦後公職追放され、その解除を経て参議院議員に当選、1953年に文部大臣に就任した大逹茂雄は、「山口日記事件」をきっかけに日教組への攻勢を強めた。

1954年、中教審は「教員の政治的中立性維持に関する答申」を出す。教育二法が可決された。55年体制と地方教育行政法案の強行採決。172

教育委員会法の廃止。175

教育委員が自治体の長による任命制に。


日教組に対して

勤務評定の実施 1956年から

道徳の特設1958(昭和33年の学習指導要領改定により)

学力テストの実施1961年、第83代文部大臣荒木万寿夫による。


日教組の運動の「力」に頼った脆弱さも際立った。188


1974年「学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校の教員職員の人材確保に関する特別措置法」(人確法) 30%アップ 201


教頭職の法制化や主任制の導入。

1975年、日教組の組織率55.9%に。


1989年、学習指導要領の改訂、国旗国歌を「指導するもの」とする。215


6


1995年 自由主義史観研究会、1997年新しい歴史教科書をつくる会。221


1999年 国旗国歌法


2000年 教育改革国民会議 小渕首相のもとで。225

2002年 心のノート

2006年 教育基本法、改訂。240


理想の日本人像は、いずれかのイデオロギーの暴発を防ぐためにも、機能するはずだと、著者は言う。


まともな議論ができる国へと。


最近、ご学友が叩かれまくっている安倍総理の「学閥弱者」具合が可哀想になってきているわたしです。ま、自分のやりたいことの動かし方が稚拙なんですけどね、「岩盤」の学歴の壁に阻まれているようにも見える。だって、これまでの文科省行政が良かったはずがないじゃない。




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by eric-blog | 2017-06-20 11:55 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)

新たな時代のESD サスティナブルな学校を創ろう 世界のホールスクールから学ぶ

新たな時代のESD サスティナブルな学校を創ろう 世界のホールスクールから学ぶ

永田佳之・曽我幸代、明石書店、2017

2818冊目


教育である以上、社会変革がまずありきなのではなく、「個々人の変容が社会変容につながる」というプロセスの形成がESDp.20


ESD推進のアプローチの一つとして「ホールスクール」学校全体でアプローチするというのがある。そのような取り組みが実現できているか否かを点検するためのツールが「レビューツール」である。


http://unesdoc.unesco.org/images/0019/001908/190898e.pdf



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ツールには、「国家レベル」「成果レベル」「実践レベル」があり、ESDが多様なステイクホルダーが関わるものであるがゆえに、これらのレビューの視点そのものを議論の素材にすることで、合意形成を図るきっかけともしたいとなっている。


この本には、61-64ページにかけて「サスティナブル・スクールの監査」がUNESCO(2010=2013:78-79)からの抜粋として紹介されているが、上記のpdfではp.81-85となっている。


ESDを断片化しないためにはどうすれば良いのか。


1部 第3章でホールスクールの実際が紹介されている。

自由学園の事例と、公立学校としては横浜市の永田台小学校の「もみじアプローチ」が、国内の事例としては紹介されている。


このアプローチを導入した住田校長は、今も永田台小学校で頑張っている。

「社会も教育も成熟するほど細分化され硬直します。全体でみるシステム思考が必要です。 破壊する学問が必要です」

http://www.edu.city.yokohama.jp/sch/es/nagatadai/koutyousituyori/20160903%20kocyosituyori.pdf


ESDの推進のためのポイントが、示されていると思います。


2部の第1章ではイギリスの自己評価ツールが紹介されている。


Department of Children, Schools and Families(2008)

https://www.newcastle.gov.uk/wwwfileroot/legacy/childrensservice/Sustainable_school_selfevaulation.pdf


改訂版もネットで入手可能。


香港、アイルランド、など、英連邦諸国での取り組みが、ネットでは抑圧ぷされていることが明らか。


さらに第3章では補完的ツールとして学校計画が出ている。


http://webarchive.nationalarchives.gov.uk/20130401151715/http://www.education.gov.uk/publications/eOrderingDownload/planning_a_sustainable_school.pdf


こちらは段階を追ったアクティビティが紹介されている。


全く、わたし自身が作りたいようなマニュアルである。


どこかが実践してくれないかなあ。


こんな出版形態では、もったいない。




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by eric-blog | 2017-06-19 12:02 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)

人間拡張の原理 メディアの理解

人間拡張の原理 メディアの理解

マーシャル・マクルーハン、竹内書店新社、1967

Understanding Media==The Extensions of Man

2817冊目


ホットなメディアとクールなメディア

メディアはメッセージである。


竹村健一氏の紹介によって第一次マクルーハンブームが起きたと、ネット情報はいう。


マスコミに登場した竹村氏の「僕なんかこれだけですよ」なんて情報の切り取り方を語っているコマーシャルを覚えている人も、もういないだろうなあ。

竹村氏こそがメディアのなんたるかを語る「メディアの申し子」のような存在だったと思う。


鉄道網ですら、成し得なかった人間環境の拡張を支えているのは電気である。電気にターミナル駅は必要ない。


貨幣、車輪、文字、その他度のようなメディアも、交換や情報の専門分化を早め、部族的構造を細分化する。電気は技術革新をさらに激しくする。35


与えられる情報が少ないクールメディア、低い精細度。参加によって完成する度合いが高い。


ホットメディアは、受け手が補完する部分が少ししかない。参加の度合いが低い。


専門文化的技術は部族を解消する。


しかし、「ホット」に見えるのは粗い、参与する余地の多い芸術形態であり、「クール」に見えるのは、抽象的で高度に文字文化的な形態。46


何がクールで何がホットか。


竹村氏の言っていたことと、逆に書かれている気がするなあ。

電話がクールなんだから。



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by eric-blog | 2017-06-17 10:30 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)