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ERIC NEWS 463号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年11月15日

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ERIC NEWS 463号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年11月15日
アクティブ・ラーニング、チーム学校、学び続ける社会を生きる
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

ボクササイズにはまっています。これまで気功、太極拳、ヨーガなど、からだのメインテナンスにつながるものは定期的にやってきていましたが、大汗かくような「運動」はやったことがありませんでした。いつも自転車なので、それが有酸素運動につながっているだろうと安心していたせいもあります。

それがトルコで「口笛が吹けない!」という事態に直面し、顔面筋も使わなければ衰えるという事実を発見。もっと動かさなければと、思い知りました。結局、帰国後、口笛は回復しており、気候が乾燥していたせいもあるかということにはなったのですが、ショックをきっかけに体質改善。

ボイストレーニングの講座が区立体育館であったはずと、チェックをしたら、人気の講座で満員。いつでも空いているボクササイズで通っておけば、タイミング良く申し込むことができるのではないかと、定期的に通うことにしたのです。ちなみにボクササイズは受講者7名ほど。

三つ、気づいたことがあります。
1. 肩甲骨を寄せるって難しい。
2. 顔と左ひざを前に向けたまま、腰と肩を回転させることがわからない
3. いつも動かさない筋肉がたくさんある

肩甲骨と骨盤は、頭蓋骨と並んでからだの中の大きな骨。それをぐらつかずに回転させる? わかりません。つい去年、背中にまわした手のひらを合掌することができるようになったばかり。その肩甲骨をさらに動かす!

毎週、腰肩まわりは筋肉痛。とはいえ、動かし方がおもしろいので、続けます。その内に「極意」に至れるかもしれません。人体模型も購入して、目下インナーマッスルと骨格の動かし方をイメージトレーニング中。

新しいことに出会うのは愉しい! 自分に合っているものに出会えると、愉しさ倍増ですね。

さて、今週のERICニュースatERICfromERICは、主催研修につながる最近のニュースから。

◆◇◆目次◆◇◆
◆◇◆1.  What’s New? いじめ対策と教員の資質向上
◆◇◆2.  2015年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジの予定
◆◇◆3.  ERICのテキスト在庫処分中! ぜひご協力ださい。
◆◇◆4. by ERIC これまでの活動


◆◇◆1. What’s New?  いじめ対策と教員の資質向上◆◇◆

今回の「What’s New?」では、いじめ問題と教員資質の向上の二つを取り上げたいと思います。

■「いじめ対策」という対症療法ではなく、関係性と社会性のスキルを育てる

教育という場において、いじめ対策とか、予防教育って言い方は変だと思うということは、すでに書いて来たことです。教育はすべて「予防」ですから。

特に学齢期の教育は、人生の試行的実験段階だとも言えるでしょう。もちろん、生きるということの質が低いとか言っているわけではありません。わたしたちはみな、一度きりの人生、いつだった試行錯誤、いつだって学び、です。

それに、いじめは人間関係不全症候群の一つで、その対症療法だけをとることは集団の健全な関係性づくりの基礎にはなりません。悪くすると「これをしちゃいけない」というような萎縮した感覚や触らぬ神にたたりなしの態度を増長してしまうかもしれません。

民主的な社会の基盤を作るための教育は、民主的な人間関係とコミュニケーションのスキルを教えるものでなければなりません。その基本は、「わたし、あなた、みんな」の三つの参加のスキルだとERICではまとめています。

わたし  自己理解、自尊感情、自己主張
あなた  関係性、相互尊重、建設的なコミュニケーション
みんな 社会性、市民性、協力、

ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジも後半に入り、スキル編が始まっています。10月は関係性のスキル「対立を力に」をテーマに行いました。11月は社会性のスキル「協働参画の未来を拓く」を開催します。

「対立を力に」の研修記録は以下のブログで見ることができます。
http://ericweblog.exblog.jp/21780337/

その中で、参加者とともに確認したことは、対立は人生で避けられないことだから、「対立の扱い方」を教えた方がよいし、対立はないよりあった方がよいということでした。ついつい避けたくなる対立ですが、人生のスパイスでもあり、失敗もまた、学びの素なのです。

TEDで「思うはまねく」というプレゼンを行った植松 努さんは、「いじめる人はいる。傍観者にならないこと」と言っています。
https://www.youtube.com/watch?v=gBumdOWWMhY
http://tsutomu-uematsu.hatenablog.com/entry/2014/10/10/115552

いじめは大人の社会の方がすごいのだと、植松さんは言います。そして、明らかに力関係がそこには働いています。学校のように教員が止めてくれるとか、介入するなんてことは期待できません。だからこそ、仲間の力が大事だと言います。

いじめられている人がいたら、ちょっとその人に寄り添う。見方だよというシグナルを送る。理不尽な力の使い方は許さないことを態度で示す。それも一つの勇気であり、スキルです。

とても現実的な対処法を、植松さんは教えてくれます。学校時代というのは、そんな勇気やスキルも含めて、もっといろいろと関係性について学びがある方がよいのではないでしょうか。

例えば、「日本社会」についての学びです。高校の政経や倫社で「日本人論」などをやるかもしれません。しかし、日本社会における関係性について、明示的に学んだことは、少なくとも中学校まではないのではないでしょうか? 

『対立から学ぼう』のカリキュラムを翻訳した後、日本社会の対立のあり方について、研究会を開催しました。その時発見したのが「日本社会の○△□」でした。

○は「均質さを好む」傾向であり、悪く言うと「排他的」です。
△は「力の格差の感覚が大」、つまり、上下関係が強く、力による支配にまかれる。
□は「変化を好まない」、問題解決的でないということです。

このような傾向は、あきらかに国際的な人権尊重社会がめざす方向性とは異なります。国際的な人権についての動向をまとめると次の三つです。

○inclusive 包摂的、多様性を受け入れる
= equity 対等さ、平等に扱う
? プロセス思考、いまの社会に問題がないとは言わないが、問題提起を受けとめて課題解決のために協力することが大事だと考える。変化することを前提としている。

わたしたちは、このような「日本社会の○△□」の関係性やコミュニケーションについて、「学んだこと」はないのです。「まねたこと」がほとんどではないでしょうか。植松さんも、自分自身の体験から、学んで来たのです。

民主的な社会を作る力が「学級会」や「委員会活動」といった組織運営の形だけでなく、しっかりとしたコミュニケーション論に根ざしていること。そのような学びの中で、問題が起これば、またそこから学び、改善するような問題解決行動をとること。

ビジョンなき対症療法は、問題解決学習につながりません。

では、どのようなビジョンや価値観を体現したスキル学習が求められるのでしょうか。

ESDは「人間の尊厳」「社会的責任」「自然の一部としての人間」「文化的多様性」というような価値をベースにしています。

「いじめ」が人間関係不全症のあらわれだとして、いじめの起こらない人間関係というのを考えてみましょう。そのような関係性に向けて努力すること、問題を克服しつつ、「いいパターン」の習熟を続けることが、学び続けることになる。

あなたがつくっている関係性が実現している価値観をESDの価値観でチェックしてみましょう。


■「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について」(答申案)に対するパブリックコメントの公募がありました。

文科省のホームページに掲載されています。ぜひ、お読みください。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/002/houkoku/1360150.htm

アクティブ・ラーニングという言葉が、毎ページと言えるほど出てきます。参加型学習は、アクティブ・ラーニングの走りと言えると思いますが、「古い革袋に新しい名前」だけでは改革にはつながらないことはあきらかです。

具体的にはアクティブ・ラーニングとは以下のような学習方法があげられます。
小集団での話し合い
オープンエンドな協同での調べ学習
ロールプレイ、シミュレーション、ディベート
情報源についての検討
コミュニティの人々との交流、協働
海外、コミュニティ外とのライブな交流
インタビュー、物語、伝記などを通して、人の生活、人生に触れる。
変革の民主的なプロセスに参加する。

など、まさしく「アンガージュマン」なんて懐かしい言葉ですが、関わっていく態度を養うことがアクティブ・ラーニングであるわけです。

答申は、教員養成、現職教育およびミドル・リーダーの育成、更新研修などの資質向上の機会をとりあげていますが、同時に教員自身の「学び続ける」姿勢の大切さも強調しています。

子どもとともに生き生きと学ぶ。その姿は、教員を志す者であれば、誰しも心奪われる光景ではないでしょうか?

わたしも、カンボジアでボランティア教員をした時に、教室いっぱいのきらきらした眼に触れた時、「わあああ、癒される!」と思ったものです。ひょっとすると、日本の学校で疲れた教員のリハビリにもなるのではないかすら考えました。

さて、わたしが提出したパブリックコメントです。論点を四つにまとめました

論点1 アクティブ・ラーニングの実践について
論点2 ESD としての方向性について
論点3 チーム学校で取り組むために
論点4 教員の多忙化に対する対策
◇論点1 アクティブ・ラーニングについて、指導法として習熟すべきことが
多様な教科において求められています。
わたしが勤務するNPO法人国際理解教育センターでは、「参加型学習」の方法を使って「国際理解教育」「環境教育」「人権教育」などの内容教科を参加型で教える学ぶ方法を、指導者育成研修において実践しています。
教員養成の免許において、「教科に関する科目」ではアクティブ・ラーニングの視点が取り入れられていますが、教育の基礎理解に関する科目においてはその言及がありません。教育目標、教育内容、教育方法などについての参加型でも学びの体験が「チーム学校」において、目標、内容、方法についての合意形成にも活かされるのではないでしょうか。

ぜひ、すべての科目において、できる限り「参加型」アクティブ・ラーニングの視点からの学び合いをとりいれてはいかがでしょうか。また、米国の着要員養成課程においては「協同学習」「プロジェクト学習」を取り入れることで、自主的な学びの中で、内容の修得の深化を図っています。

そのような工夫もすべての科目について行うことが可能であると思います。

◇論点2 ESD としての方向性について

ESD持続可能な未来のための教育は「価値観」の教育であると言われています。いまのままでは続かない、危機的な状況にある産業科学技術社会をどう持続可能な社会へと舵取りするか、そのためにはわたしたちの価値観が変わらなければならない。そのことが昨年岡山県や愛知県で開かれたESDフォーラムで採択されたGAPでも繰り返し確認されています。すべての教育をESDへと「再方向付ける」ことがアクション・プログラムの中でも求められています。
しかし、今回の答申を読んでもESDとしての再方向付けという文言は出ていません。「はじめに」においてなぜいま見直しが求められるのかという問題意識としては持続可能性も含まれているように思われますが、それだけでは十分ではないと思います。
持続可能な社会の基盤となる価値観と、そのような社会を主体的参加によって築きあげるためのコンピテンシー、生きて働く力の両方が大切なのです。

そのような価値観とコンピテンシーを育てる教員にも、そのような価値観とコンピテンシーが身に付いていることが求められるのは当然なのではないでしょうか? その上で、答申が何度も強調しているように「学び続ける姿勢」、時代の変化や要求に応えていくことができる力があるのではないでしょうか。

◇論点3 チーム学校で取り組むために

もう一点、答申の特徴は、学校全体で取り組む姿勢の提案である。
Whole school approachというのは環境教育やESDでずいぶん前から指摘されてきたことであり、ESDが価値観の教育であるということを鑑みれば、学校全体に首尾一貫性があることが、効果的な教育につながることは容易に諒解できることである。従って、教育的効果の点からも、「チーム学校」によるアプローチは必須である。
一方で、すでに総合学習の時間における教員の協力についての前例が存在する。総合的な学習というのは教科横断的な内容であり、かつ、問題解決の行動化へのつながることが期待された学習でした。しかしながら、総合的な学習推進のための加配も、研究支援も、体制もなく、それぞれの教員と学校にお任せでした。
今回、ミドル・リーダーというOJTを支援する体制メンバーが強調されているようですが、これまでの教員養成の中に「協同学習」やアクティブ・ラーニングの学びはありませんでした。
なんの支援策もないまま、制度先行になるのではないかと危惧します。
いま、学校現場に「中堅どころ」が少ないのは現実です。しかし、それはこれまでの教員採用の無計画さによる結果であって、急に改善できるものでもありません。また、無計画な教員採用縮小によって、教員養成系学部が疲弊もしたのです。
今回の答申に、これまでの教員採用について反省があるように思えません。
チーム学校を推進するためには、そして、学び続ける学校づくりのためには、例えば『学習組織 五つの原則』など、チーム学習についての理論、そしてコミュニティ・オブ・プラックティスなどの実践が役立つのではないでしょうか。
チームを成功に導くカギは「システム思考」であるとピーター・センゲは言うわけですが、わたし自身は「ビジョンの共有」こそが鍵だと思っています。
果たして、今回の答申に従った改革で、学校に「チーム学習」のための時間とノウハウは生まれるのでしょうか?これまで、一匹狼であった教科教育の牙城、中等教育においてこそ、チーム学校をすすめるための方策がしっかりと考えられるべきではないでしょうか。

◇論点4 教員の多忙化に対する対策
答申は教員の資質能力の向上についてですので、教員養成や更新研修などについて述べられています。しかし、大切なことは育成された資質や能力をいかんなく発揮することができる環境整備ではないでしょうか。
チーム学校に対する支援策も環境整備の一つだと言えますが、なんといっても必要なのは、特に「学び続ける」教員という答申の大切な柱について言うならば、教員の多忙化に対する対策ではないでしょうか?
集金などの雑務、クラブや特別活動、そして進学指導などが、教科教育以外にも教員の時間とエネルギーに食い込んでいます。もちろん、学級定員が削減されれば、それだけかかる時間も少なくなるでしょうが、それだけで十分だとは思えません。
いま、非正規の学習指導員や支援員が増えています。実際には教員に、それらの人々を効果的に活用するためのコーディネーションという役割も求められているのです。今回の答申を読みますと、正規雇用の教員には、ミドル・リーダーという新たな役割も期待されるようになり、さらなる多忙化につながるのではないかという恐れすらいだきます。

答申には教員の多忙化に対する根本的な解決策が求められることも、かきそえていただきたく思います。


◆◇◆2. at ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ◆◇◆

10月からはスキル、行動力アップにつながる参加型学習の方法を学んでいます。

ESDはコンピテンシー、知識偏重ではなく、学んだことが「生きて働く力」となって、行動につながる教育を目指します。もちろん、その行動がESD的価値観に根ざしていることが大切です。

次回の研修「未来を学ぼう」は、未来志向の行動のあり方を提起するものです。

カリキュラムは未来志向の価値観に根ざして作られており、現状肯定的、伝統礼賛的な価値観ではなく、現状を理念に照らして課題を明らかにし、問題解決的に取り組もうとする姿勢を育てています。

「なってしまう未来」を「仕方ない」とあきらめるのか、それとも「なりたい未来」を想起し、そこに向かう行動を選択して行くのか。一人ひとりの主体的選択を育てることが民主主義教育の基本です。そしてESDとは、その行動選択の規準に「環境」や「人権」という価値観が反映していることを求めるのです。

一人ひとりの日々の選択の結果が、未来なのです。

どんな未来を望むのか。学習性無力感を強化する教育に、あなたの教育はなっていませんか?
■ESDファシリテーター養成講座 スキル「未来を学ぼう」
平成27年2015年11月28日(土)29日(日)

■研修プログラムの概要

研修プログラム

セッション1 共通基盤づくり
11:00-13:00
1. 二日間の内容について
2. 「未来を学ぼう」って何だろう? [出発点「知っていること・知りたいこと」]
3.  傾聴
4. 二日間の心がけ[一人で→ペアで→全体で]
5. ふりかえり

セッション2 流れのあるプログラム体験
14:00-16:00
1.世界のイメージ図を書こう、好きな点・嫌いな点
2.差別のある状況
3.理想の未来は
4.行動計画づくり

セッション3 『未来を学ぼう』教え方・学び方の特徴
16:00-18:00
1.3つの省察・ふりかえりシート
2.点検、ESDとしての再方向づけの視点を持つ
3.『未来を学ぼう』の特徴テキスト・リーディング
4.ふりかえりとまとめ

セッション4 アクティビティ実践
9:00-12:00

セッション5 プログラムの評価
13.00-15.00

セッション6 まとめと個人的行動計画
15.00-16.00

■これまでの主催研修の記録はブログに載せています。

■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 
http://ericweblog.exblog.jp/21486407/

■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」  http://ericweblog.exblog.jp/21488427/

■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
http://ericweblog.exblog.jp/21688691

■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
http://ericweblog.exblog.jp/21780337/
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by eric-blog | 2015-11-16 09:04 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 460号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年10月25日

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ERIC NEWS 460号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年10月25日
ERICの研修ハンドブックを活用しませんか?
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

遊ぶって、大事だなあと実感した先週末でした!

なんと、東京で見逃した歌舞伎『阿弖流為』を大阪で、夜行バスで往復して観てきました!

縄文とかアイヌとかは、どこか土着の心をわしづかみにするのですが、そこに「ミカド」の共同幻想的呪術と土着神アラハバキ神の戦いがからみ、やんちゃな坂上田村麻呂と阿弖流為の心のかよいあいがあり。もう、歌舞伎のワンピースも見に行こうかなあ、なんて思うほど。

歌舞いているなあああ! 歌舞伎者とは、あほらしいこと。

コンサートなどに病み付きになる方の気持ちが少し、わかりました!

そして、今週末は研修中! 昨日の土曜日の様子もお伝えしたいのですが、それはまた報告の方でやります! ブログで観てくださいね。

先週末の自分の体験を踏まえて、「元気の出る」研修をめざします!


◆◇◆What’s New?◆◇◆

◆勉学の秋? 楽しい学びの場がたくさんありますよ! もちろん、11月27-28日に予定されているERICの研修にも来てくださいね!

■あどぼの学校  2015年9月〜2016年2月(全10回/合宿2回を含む)
http://adobono.strikingly.com

■多文化共生をテーマとしたファシリテーション入門講座 
日時:11月14日(土)、21日(土)、28日(土)(全3回、13:00~17:00)
http://www.nic-nagoya.or.jp/japanese/nicnews/archives/18106
参加費3000円という安さで学べるなんて、公的な資金がつぎ込まれている証拠。人権研修の予算など、どんどん削減されている中、大事にしていきたいですね。

子どもの貧困解決すら、民間資金に頼ろうとするいまの政権。何を公的な資金で支え、何を優先させるべきか、ウォッチする必要がありますね。

◆以下、ぜひ、ご覧になってください。いま、教育が問われている。共に考える場づくりにとりかかりましょう。変化の時、あなたはどう動きますか? ていねいに考える。ていねいに互いの声に耳を傾ける。

■2015/10/17 学校に自由と人権を!10・17集会 子どもたちを戦場に送るな!(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/270820
「踏み絵」社会にするか多文化共生社会にするか。

■いま、教育がホットだ!
http://ericweblog.exblog.jp/21748035/
◆生きる力を育む学校・幼稚園がありますよーー。
http://ikihug.com
◆理想の学校を創ろうよ  
http://kokucheese.com/event/index/177298/
◆長編映画『子どもは風をえがく』
http://www.kazeoegaku.com/message/
三部作と言えばいいでしょうか。中瀬幼稚園の取り組みのドキュメンタリーです。以前、食育の時にも、この前編の映画に出会っていたことを思い出しました。いま、上映中のユジク阿佐ヶ谷、とても居心地のよい場所でした。小劇場なのに、椅子がとっても贅沢なんです! つい、寝てしまった・・・ほど?

■18歳選挙権が始まる。政治教育はどうなる?どうする?総務省&文科省制作の「私たちが拓く日本の未来」を読んでみよう! 主権者不在の担い手育成ってどうよ?
http://ericweblog.exblog.jp/21757416/


さて、本編です。


        ◆◇◆目次◆◇◆

◆◇◆1. 2015年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジの予定
◆◇◆2.  ERICのテキスト在庫処分中! ぜひご協力ださい。
◆◇◆3. by ERIC これまでの活動

◆◇◆1. at ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ◆◇◆

10月からはスキル、行動力アップにつながる参加型学習の方法を学びます。

ESDはコンピテンシー、知識偏重ではなく、学んだことが「生きて働く力」となって、行動につながる教育を目指します。もちろん、その行動がESD的価値観に根ざしていることが大切です。

「対立の扱い方」や「未来を築く」行動は、そのスキルそのものがESD的価値観を体現しています。

「世界には多様な価値や表現、考え方がある」だから対立は当然のこととして存在するし、生起する。まずは、「対立することは悪くない」という価値観に立って、それをどう扱うかを考えるというスタンスで作られています。

「未来を学ぼう」は、未来志向の行動のあり方を提起するものです。

「なってしまう未来」を「仕方ない」とあきらめるのか、それとも「なりたい未来」を想起し、そこに向かう行動を選択して行くのか。一人ひとりの主体的選択を育てることが民主主義教育の基本です。そしてESDとは、その行動選択の規準に「環境」や「人権」という価値観が反映していることを求めるのです。

一人ひとりの日々の選択の結果が、未来なのです。

どんな未来を望むのか。学習性無力感を強化する教育に、あなたの教育はなっていませんか?
■ESDファシリテーター養成講座 スキル「未来を学ぼう」
平成27年2015年11月28日(土)29日(日)

■研修プログラムの概要

研修プログラム

セッション1 共通基盤づくり
11:00-13:00
1. 二日間の内容について
2. 「未来を学ぼう」って何だろう? [出発点「知っていること・知りたいこと」]
3.  傾聴
4. 二日間の心がけ[一人で→ペアで→全体で]
5. ふりかえり

セッション2 流れのあるプログラム体験
14:00-16:00
1.世界のイメージ図を書こう、好きな点・嫌いな点
2.差別のある状況
3.理想の未来は
4.行動計画づくり

セッション3 『未来を学ぼう』教え方・学び方の特徴
16:00-18:00
1.3つの省察・ふりかえりシート
2.点検、ESDとしての再方向づけの視点を持つ
3.『未来を学ぼう』の特徴テキスト・リーディング
4.ふりかえりとまとめ

セッション4 アクティビティ実践
9:00-12:00

セッション5 プログラムの評価
13.00-15.00

セッション6 まとめと個人的行動計画
15.00-16.00


■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 終了
http://ericweblog.exblog.jp/21486407/

■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」 終了 http://ericweblog.exblog.jp/21488427/

■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
http://ericweblog.exblog.jp/21688691
■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
■2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
■2016年(平成28年)3月下旬予定TEST教育力向上講座

御案内はこちらからダウンロードできます。
http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015pamph.pdf

半身ESDの実践家、半身ESDウォッチャーとしてのスキルアップを目指しましょう。


◆◇◆2.  ERICのテキスト在庫処分中! ぜひご協力ださい。◆◇◆

熊本の倉庫から在庫を、処分することにいたしました。これまで、ご高齢になられた加藤さんのご実家に甘えていましたが、いろいろ終活をすすめていくお気持ちになられたのだと思いますし、当然だなあ。

で、箱単位で処分を引き受けてくださる方を募集しています。それぞれのテキストごとに、一箱に入っている冊数が異なります。ご確認ください。

=====在庫廃棄処分引き取り希望調査表=====
一箱入冊数
ワールドスタディーズ20
PLT木と学ぼう20
フードファースト20
テーマワーク20
わたし、あなた、そして20
地球のみかた20
対立から学ぼう17
未来を学ぼう15
環境教育指導者マニュアル10
人権教育ファシリテーター20
   〃  発展編20
   〃  実践編20
レッツ・コミュニケート40

処分予定日は、2015年度末までです。

以下のような内容を書き込んでいただき、メールでお申し込みください。
==========================
申込者:
氏名                
住所                                  
    
送り先住所: 同上 その他の場合は記入してください。

連絡先: 電話番号            、e-mail            

ERICステイタス: いずれかにチェック
□スタッフ □理事 □遠距離運営委員 □アルムニ(卒業生) □その他

一箱あたりの処分費用は3000円です。

入金予定日:             

*わたしは、ERICの活動の趣旨に賛同し、在庫処分のために協力いたします。


入金確認後、熊本から発送いたします。倉庫作業の都合上、通常のテキスト発送より時間がかかります。ご了承ください。
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by eric-blog | 2015-10-25 19:23 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 458号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年10月13日

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ERIC NEWS 458号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年10月13日
with ERIC
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(文責: 佐藤宏幸)

皆さま、三連休、いかがお過ごしになりましたか?

わたしの地元ではお祭りや運動会、授業参観など小学校校区レベルで行事が重なりました。
選択肢のあることを喜びつつ、参加を優先順位付けた基準は何だっただろうかと、考えています。

催しものの範囲を広げれば、週末には日本中で数えきれない魅力的なイベントが開かれているのだろうと思います。
その中には、大人の学び合いの機会も含まれ、ERICの主催研修はその一つであると思います。

先月の「人権」研修は、1日目は地元でのワークショップがあり参加できず、2日目のみの参加でしたが、印象深い研修でした。具体的には、研修で配布された『いつでもESD! ファシリテーター・ハンドブック2015』の姿が気に入っています。A4版52ページの質感は、手に取って参照することを誘います。

もちろん内容にも満足。例えば、p.50の「個人的行動計画」を使用してセッション6で計画した内容を、早々、帰り道で実践することができ、「個人的行動計画」が強力な動機付けツールであることを体感できました。

また、先月3日連続で体験学習した「ホワイトボード・ミーティング?」手法http://wbmf.info/whatwbm/を、研修の中のペアワークで実践し、オープン・クエッションやあいづちのフレーズ、3色のペンを目的に合わせて使い分けること等、スムーズに出来ている自分を感じました。スキルは使うことで身についてゆくことを実感しました。

さらに、ファシリテーション実践では、前日に行なったワークショップの優先順位をつけるアクティビティ「ダイヤモンド・ランキング」の進め方への、具体的で実践可能なアドバイスを得ることができました。これは、少人数で、安心しながら、じっくりと学びを深め、広めることのできるERICの主催研修ならではと感じています。

今回のERICニュースは、

◆◇◆目次◆◇◆

 1.  ERIC主催研修用ハンドブック
 2.  ERIC主催研修の予定
 3.  ERICこれまでの活動
 4. 関東・東北豪雨

◆◇◆ 1. ERIC 主催研修用ハンドブック  ◆◇◆

冒頭の『いつでもESD! ファシリテーター・ハンドブック2015』は、今年の主催研修で活用していたハンドブックを大幅に改訂し、52ページにまとめたもので、以前のハンドブック同様、前半は理論編、後半はERICの12時間研修の組み立てにそったワークシートなどを中心にした以下のような内容です。

 目次

ESDファシリテーターズ・カレッジの構造・・・・・・・・・・・・・・・・3
いつでもESD ファシリテーター養成研修の目的と目標 ・・・・4
ESD持続可能な未来のための教育の目標・・・・・・・・・・・・・・5

PART1 ERICの参加型学習
ERICの参加型学習 3つの学び ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
参加のスキル わたし・あなた・みんな・・ ・・・・・・・・・・・・・・・7
学びの本質を理解する  参加型学習を支える諸理論・・・・・8
構成的に学ぶ=経験から学ぶ=経験学習・・・・・・・・・・・・・・・・9
経験学習=経験を味わう「ふりかえり」の鍵・・・・・・・・・・・・・・10
全体言語的アプローチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
協同的に学ぶ「わたし」を支える建設的相互作用 ・・・・・・・・・16
学びあい・協同学習をすすめる4つの活動形態 ・・・・・・・・・・17
参加の力を育てる手だて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
環境対話法が子どもを育てる 学校全体で取り組む ・・・・・・19

PART2 ESDファシリテーター養成研修プログラム
ファシリテーターのための「経験学習アプローチ」・・・・・・・・・・20
ESDファシリテーター養成研修 12時間研修構成例 ・・・・・・・21
セッション1 共通基盤づくり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
セッション2 流れのあるプログラム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
流れのあるプログラムの作り方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
セッション3 参加型学習についてのふりかえりとまとめ・・・・・・29
参加型学習を阻むもの ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35
セッション4a アクティビティ開発 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39
セッション4b プログラムづくり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
セッション5 アクティビティ実践・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
セッション6 推進の課題と個人的行動計画・・・・・・・・・・・・・・・・48
ESDへの再方向づけ Redirection!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51

提供価格は1000円ですが、研修での利用を想定しているので、主催研修に参加したり、ご自身でESD推進指導者育成研修を企画されたり、大いにハンドブックを活用しましょう。

◆◇◆ 2. ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ ◆◇◆

10月からはスキル、行動力アップにつながる参加型学習の方法を学びます。
前述の『いつでもESD! ファシリテーター・ハンドブック2015』を手にしながら、学び合いましょう!

 ■ ESDファシリテーター養成講座 スキル「対立から学ぼう」 平成 27 年(2015 年)10 月 24 日(土)~25 日(日)
 ■ ESDファシリテーター養成講座 スキル「未来を学ぼう」  平成27年2015年11月28日(土)~29日(日)

ESDはコンピテンシー、知識偏重ではなく、学んだことが「生きて働く力」となって、行動につながる教育を目指します。もちろん、その行動がESD的価値観に根ざしていることが大切です。

「対立の扱い方」や「未来を築く」行動は、そのスキルそのものがESD的価値観を体現しています。

「世界には多様な価値や表現、考え方がある」だから対立は当然のこととして存在するし、生起する。まずは、「対立することは悪くない」という価値観に立って、それをどう扱うかを考えるというスタンスで作られています。

「未来を学ぼう」は、未来志向の行動のあり方を提起するものです。

「なってしまう未来」を「仕方ない」とあきらめるのか、それとも「なりたい未来」を想起し、そこに向かう行動を選択して行くのか。一人ひとりの主体的選択を育てることが民主主義教育の基本です。そしてESDとは、その行動選択の規準に「環境」や「人権」という価値観が反映していることを求めるのです。

一人ひとりの日々の選択の結果が、未来なのです。

どんな未来を望むのか。学習性無力感を強化する教育に、あなたの教育はなっていませんか?

 ■ 研修プログラムの概要

 セッション1 共通基盤づくり
 セッション2 流れのあるプログラム体験
 セッション3 ふりかえりとまとめ・参加型人権教育の教え方・学び方の特徴

 セッション4 アクティビティを開発する・プログラムを構成する
 セッション5 ファシリテーション実践
 セッション6 まとめと個人的行動計画

これまでの主催研修の記録

 ■ 2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 終了 http://ericweblog.exblog.jp/21486407/
 ■ 2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」 終了 http://ericweblog.exblog.jp/21488427/
 ■ 2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 終了 http://ericweblog.exblog.jp/21688691/

今後の主催研修

 ■ 2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」
 ■ 2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
 ■ 2016年(平成28年)3月下旬予定TEST教育力向上講座

御案内はこちらからダウンロードできます。http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015pamph.pdf

◆◇◆ 3. ERICこれまでの活動 ◆◇◆

(略)

◆◇◆ 4. 関東・東北豪雨 ◆◇◆

私は茨城県古河市に住んでいます。
先月、気象庁が「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名した災害では、たくさんの方からお見舞いのメールをいただき、この場を借りてお礼申し上げます。

幸いにも私の家族と家屋は、被害がなく、通常の生活を送っています。
被害の深刻な常総市は隣の市です。
古河市では、床上・床下浸水の家屋や小規模な2つの川の決壊がありましたが、大規模な被害とはなりませんでした。

関東では、台風18号の影響を受け9日(水)夜は、電車が一時運休するも、深夜には帰宅できました。
自宅への帰り道は雨脚が熱帯のスコールのように激しく、予想以上に道々が水没し足元の安全確保がしづらいものでした。
夜の豪雨の中を歩く危険さを感じました。

帰宅後、テレビで気象庁の警戒警報「命を守る行動をしてください」というニュース速報に緊張しました。
確かに雨脚は、いつもより強いものでした。

10日(木)、古河市は午前6:00に「避難勧告」を出しました。
この時点で仕事に行くのをやめ、自宅待機としました。娘の通う小学校からは7:30過ぎに休校のメールが届きました。

雨脚は弱まってきましたが、11:41に「避難指示」が発令され、避難について家族会議を開きました。
この時点で指定された避難所は、収容数が少なく、施設前の道が狭いため、付近の渋滞が予想されたので、まずは自宅で状況を静観することにしました。

その後12:48、徒歩3分で行ける中学校が避難所に追加されので、避難の可能性を家族会議しました。
乳児を含むも3人の子どもと膝に難のある母の状態を総合的に観て、中学校の体育館への避難は行なわず自宅待機としました。
その後、常総市の鬼怒川決壊現場の救出報道に釘づけとなりました。

豪雨のあった週末、栃木県小山市で懇意にしている梨農家に様子を見に行きました。
収穫時期の品種の梨は台風の前に収穫し、被害を免れたと言っていましたが、その実には甘みがのってなく、品質に影響がないわけではないことが分かりました。他の農産物には深刻な影響があるものがあるでしょう。農業県である茨城や栃木には大きな打撃です。農業関連の被害額は茨城県で114億円と報道されています。

今回、多くの皆さんから安否の連絡を頂き、「気にかけてもらえている」ことを知り、心が温まりました。家族と共に感謝しています。

そして「気にかけてもらえること」を通して、「気にかけること」に意識が向いてゆくことを発見しました。例えば、9月10日以降、ヨーロッパでの難民問題や安保関連法案等、これまで以上に「気にかかる」という変化が起きました。

重ねて、お礼申し上げます。

ありがとうございました。

(以下、フッター略)
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by eric-blog | 2015-10-13 18:34 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 442号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年6月21日

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ERIC NEWS 442号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年6月21日
PLT 次世代に向けて! 
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

今年のPLTコーディネーター会議への参加は、忘れがたいものになりました。ニューヨーク州サラトガで開かれたのですが、ニューヨーク州というのは東部諸州の中では格段に大きい州で、サラトガへはオールバニー空港から車で30分ほど。緑も豊かな、競馬でも有名な観光地。

日本からは三便ぐらいを乗り継いで、やっと行けるようなところです。米国内からも、らしいですが。

今年のコーディネーター会議。ネットで予約できないわ、ホテルも取れないわ、三日間しか居られないわ、さんざんな苦労をして参加にこぎ着けました。でも、三つのサプライズ、そして、お祝いの場に、いることができました。

No.1 ニューヨーク州が今年でPLT開始30周年! やったね!
そして、Rick ZennさんがRudy Awardの二人目の受賞者に。
最後に、すごいサプライズで、Kathy McGlauflinさん、PLTの代表、がなんと、30周年のお祝い!

とても感動しました。

そして、新たなNext Generationに踏み出す内容が目白押し。次世代PLTの全貌を今回のニュースでは一挙公開!

いやーーん、もうぜったい、ついていけない!



◆◇◆1. PLT次世代への道はこれだ!
◆◇◆2. 2015年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジの予定
◆◇◆3. by ERIC これまでの活動

◆◇◆1. PLT次世代への道はこれだ! ◆◇◆

次世代PLTの大きな特徴は、インターネットの活用です。一つは教材の提供。一つは人材育成です。

1.教材の提供: 単元ごとの教材をホームページで公開

これまで、PLTの教材は、PreK-8アクティビティガイドを中核に、モジュールと呼ばれる中等教育用の補助教材、『幼児期からの環境体験』のように特定の年齢層に特化した教材で構成されてきました。
ERICは2006年からこれらの教材の翻訳に取り組み、『エネルギーと社会』『わたしたちの住む場所』『野外活動20』などのモジュールブックをガイド以外にも提供してきました。
今回、コーディネーター会議で新たに共有されたのはテーマを絞ったユニット=単元単位で、ネット上でアクセスできる教材です。まずは、体験用として「気候と温暖化」が開発されており、テキスト・ライターのレスリー・コームズがアクティビティを紹介してくれました!

(レスリー・コームズとERICの関係については、以下のブログ記事を参照してください。とてもおだやかな、説明のていねいな方です。)
http://ericweblog.exblog.jp/3770028/

まだ、ユニットは一般には公開されていないので、イメージとしてはUNESCOの「コミュニティの課題解決」ページを参照してください。ブログでも概要を紹介していますが、ここでネット上での展開をご参照ください。
http://www.unesco.org/education/tlsf/mods/theme_d/mod27.html

PLTの中核的なガイドも現在再編集の段階に入っていて、いずれもっと多くの資料がネットで入手可能になっていくことでしょう。

2.オンラインPLTファシリテーター養成

オンラインでのPLTファシリテーター講座を導入している州は現在4つ。
それ以外の州の人は一般的なオンライン講座を受講できます。
https://www.ezlcms.com/v5/login/1525/PLT_National.aspx

この講座は、短いビデオクリップを活用して、実際のアクティビティの様子やすすめ方を見ることができるようになっています。ともすれば、ネットでの講座は知識中心であったり、相互インタラクティブではあるけれど、Yes,Noの選択肢であったりするイメージがあります。さすが、PLT! とても実践的です。

参加費は40ドル! 安い! ですね。

このプロジェクトのために昨年3月からPLT事務局に加わったのがJenniferとHaleyの二人です! 二人とも、PLTの次世代の担い手としての資質十分なスタッフです!
https://www.plt.org/blog-new-online-professional-development-for-plt

3.各州のPLT事務局を支援する MPI助成金

MPI、モデル・プログラム・イニシャティブというのは、PLT各州事務局がよりよい実践のために取り組むべき課題なのですが、これに対して助成金が数年前から出ています。

2014年のMPI助成金の効果についてのレポートはすでに紹介されています。
https://docs.google.com/document/d/1TIhDMMWoDYKeRE-_xVb_2l1sIf5jk_scXAsBwYS5TLs/edit
14州が受け取っているということは、三年から五年ですべての州が助成金を受けられることになりますね!

この助成金プログラムの担当者は、Nathanですが、「助成金というのは、内容をしっかり伝えないともらえない。助成金のためのファンドレイジングの担当者にこそ、何をしているのかを明確に共有して欲しい」と語っていました。

彼に「PLTの国際的な展開のための助成金はないか」と尋ねたところ、「そんなのは聞いたこともない。もちろん、これまで探しもしていなかったからだけど、国際とつくものは、競争が激しいことを知っている。望みは薄そうだ。」と言われました。ま、それはこれまでの経験からもわかっていたことですけれどね。日本企業も、CSRに熱心に取り組むところは、米国社会に対してアピールしたいから取り組んでいるのが現実です。そうなると、必然的に人目につきやすいところにお金は流れる。

いずれにせよ、動きの速いPLT米国事務局についていくためには、各州のPLTにもかなりの支援が必要だということのようです。

4.GreenSchools! も次世代へ!

今回の訪米で、GreenSchools!の担当者であるJamesとかなり時間をとって話すことができました。

PLTは、すでに90年代の早い段階でPLTスクールと呼ばれる試みを行ってきていました。2007年にJamesが担当者となって、全米および各州レベルで、どのような学校支援プログラムがあるかを調査し、2008年からGreenSchools!として装いも新たに取り組みだしたというのが流れだそです。
すでにお伝えしているように、登録学校は4000校ほどありますが、認証を受けた学校は50校ほど。というのも、これまでは認証されるのに「五つの調査」をすべて行い、五つの分野すべてに行動計画をたてて行うこと、というのが条件だったためです。ハードル高いですよね。
それで、今年度からは「行動計画は、五つの分野のうち、一つだけでかまわない」ことにして、一気に増えた(倍増!)そうです。

ただ、登録校数などの情報がわかりにくかった事情は、今回のインタビューで少しわかりました。発足当時は、JamesとAl(懐かしい!)が学校を訪問して、学校の教員たちに対してPLTのトレーニングを行っていたのだそうです。なんてゴージャスな!

しかし、その予算は継続されなかったので、三年でそれは打ち切り。しかし、登録校に対する支援は継続しています。

登録はPLTファシリテーター資格取得をした教員が行う必要がありますが、登録したら調査および行動計画をサポートするので、学校としての登録になります。そのため、学校が熱心に取り組むときとそうでないときなど、波があるのです。が、それにかかわらず、登録校扱いとなるためです。

登録校数イコールアクティブな学校数というわけではないということです。確かに、登録するのは教員でも、取り組みは学校あるいは地域。支援も学校単位で続けるのが合理的ですね。

PLTのGreenSchools!も含め、学校全体で取り組むことを支援する枠組みは、全米レベル、各州レベルとたくさんあるようですが、学校数全体としてみれば、まだまだ、広がりは少ないと、話を聞いた何人かのコーディネーターは言っていました。4000校。

日本のユネスコスクールなどの校数に近いかもね。


次回からは、それぞれの枠組みについて、もっと詳しくご紹介していきたいと思います。

◆◇◆2. at ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ◆◇◆


今年度(平成27年度)の主催研修「ESDファシリテーターズ・カレッジ」の日程が決まりました。ぜひ、ご予定に入れて下さい。

■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 
■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」 
■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
■2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
■2016年(平成28年)3月下旬予定TEST教育力向上講座

2014年度からA5判のファシリテーター・ハンドブックを、研修ジャーナルとして活用しています。

研修プロップや資料、ワークシートなどの情報を、ホームページと連動させて使いやすくしていく予定です。お楽しみに。

御案内はこちらからダウンロードできます。
http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015pamph.pdf

半身ESDの実践家、半身ESDウォッチャーとしてのスキルアップを目指しましょう。

◆◇◆3. by ERIC これまでの活動◆◇◆

ERICの「よりよい教育」のための活動、まとめてみました。
ERICのこれらの活動は、非営利です。ぜひ、サポートしてくださいね。

■これまでの連載をまとめました。
http://ericweblog.exblog.jp/21067171

■民主主義の学校のまとめはこちら。
http://ericweblog.exblog.jp/20978542/

■アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
インタビュー10 本、ブログ http://ead2011.exblog.jp/
■リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす
日立環境財団からの助成金プロジェクトおよびテキストの翻訳
 http://focusrisk.exblog.jp/
■PLT Focus on Forest 一部翻訳 「森の健康診断」
ForestHealthCheck.pdf ERICホームページにアップ予定
■PLT大学生ショートプログラム
http://www.eric-net.org/news/PLTForestNova2014.pdf
■Learning to Care
http://ericweblog.exblog.jp/18988618/
■平和の文化への道を拓く平和教育 翻訳プロジェクト
http://pepathway.exblog.jp
■インフォグラフィックス研究会(ERIC主催)
■ゆるキャラ「リカリン」
■PLT 『世界の森林』 Forest of the World

**************************************************
  (特定非営利活動法人)国際理解教育センター
ERIC:International Education Resource & Innovation Center

〒 114-0023 東京都北区滝野川1-93-5 コスモ西巣鴨105
  tel: 03-5907-6054(研修系) 03-5907-6064(PLT・テキスト系)
  fax: 03-5907-6095
  ホームページ http://www.eric-net.org/
  Eメール   eric@eric-net.org
  blog 「 ESD ファシリテーター学び舎ニュース http://ericweblog.exblog.jp/
  blog  「PLT 幼児期からの環境体験」
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  blog 「リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす」
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  blog 平和の文化への道を拓く平和教育 翻訳プロジェクト
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by eric-blog | 2015-06-18 17:25 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 438号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年5月17日

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ERIC NEWS 438号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年5月17日
ESDウォッチャー  Toolbox 教育の再方向付けのために
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

5月15日、沖縄が本土復帰してから43年。今年、戦後70年ということは、27年間、沖縄では「アメリカーユー」(アメリカの世)が続いていたということ。一世代の長さですね。
本土復帰の運動のすえ、返還されてから43年。「ヤマトーユー」は沖縄の主体性や民主主義、平和への願いを尊重してきたのでしょうか? 
琉球政府時代、沖縄は日本の薩摩と中国の間で非武装を貫いていました。琉球弧という地政学的に難しい位置にあって、最善の生き延び方は武装ではなく、平和外交であったに違いありません。その心が、そして、第二次世界大戦での痛みが、いまも沖縄の人々を突き動かしているように思います。

いま、米国がグアム移転の可能性を検討しだしているのに対して、日本政府の姿勢は、沖縄の歴史的背景に従ったねがいを踏みにじるものだと思います。もちろん、グアムへの移転が、グアムの人々にとってどういう意味があるかも考える必要がありますが。
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/ec53db420d4d0f7467a64920f02b7a12

世界的な軍縮の流れは、どんどん開発される新たな武器の規制や禁止条約だけにとどまっているように思います。絶対的軍縮の流れを作り出さない限り、武器開発と規制強化のいたちごっこは続きます。

沖縄の運動は、大きな平和、大きな軍縮を目指した戦いであるのです。

すべての武器を楽器に

喜納 昌吉さんのメッセージは、沖縄の叫びでもあるのでしょう。

日本も武器輸出国の仲間入りをしてしまったいまだからこそ、日本の平和運動は、大きな視野で、軍縮、人間の安全保障、人権などの問題に取り組む必要があります。

日本人だというだけで、日本国憲法のもとで生きているだけで、世界の平和に貢献できていた時代は、終わったのです。

そんな時代に、

あなたは、どのように積極的に平和に貢献していきますか?

日本の軍需産業が開発・生産した武器が、海外で人を殺すのです。日本の防衛装備移転によって、敵が殺されるのです。日本のODAで整えられた顔認証システムや情報網が、テロリストを追いつめるのに活用され、その情報によって無人戦闘機が人を殺すのです。日本の集団的自衛権による支援によって、他国内での戦闘が激化するのです。

誰が敵なのでしょうか? 誰がテロリストなのでしょうか? わたしたちが正義なのでしょうか?

いま、リバイバル上映されている『ハーツアンドマインズ ベトナム戦争の真実』は、いかに米国内において「ベトナム人はにっくき敵だ、やっつけろ」という熱気が作り出されたか、「やつらを殺せ、殺せ」と兵隊たちが熱狂していく姿。武器を操作し、攻撃していくことそのものに興奮していくこと。しかし、自分がやられる側になったとたん、恐怖とふるえが止まらなくなること。その身体感覚は、除隊後も突然よみがえり、心臓をひっつかまえて、ばくばくさせることなどが描かれています。

いつも勝ち続ける側にいることだけが「平和」であり「安全」であり、「安心」なのです。積極的平和とは、日本国内だけでのことです。その「平和」を守っている兵隊たちは「殺せ・殺せ」と命じられていくのです。

そして、わたしたちがそのような絶対的安全・安心を追求しつづけることが、世界をより不安定に、暴力的に、しているのではないでしょうか?

傷つく側の痛みを知らず、想像もせず、自分は傷つかない道を選び続ける。自分自身は戦争にも巻き込まれないし、兵隊に「殺せ」とせまりもしないなどというのは、絵に描いた餅です。だだっ子のような論理です。そんなことができると考える幼児症的論理がまかり通るはずもない。

テロは日本列島にも牙をむくことでしょう。なぐった力と同じ力でなぐりかえされるからです。

絶対的軍縮。かつての日本から、そんな運動を起こすべきであったのですね。

Yes! Peaceという北欧から始まった運動が1980年代にありました。

バスに乗って、欧州各国を回り、政府の要人にあって、質問するのです。
「もし、他のすべての国が軍縮に賛同するならば、あなたも賛同しますか?」と。

わたしもフィリピンと中国への「Yes! Peace使節団」として参加しました。どの国の政府も、答えは「Yes!」でした。

あそこからどう展開すればよかったのでしょうか?

日本という大国を、平和運動の前線から失ったことの意味は、これから何年か後に、わたしたちに、国際社会の現実として、返ってくることでしょう。

目次

◆◇◆1. ESDウォッチャーになろう!
◆◇◆2. 2015年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジの予定
◆◇◆3. by ERIC これまでの活動


◆◇◆1. ESDウォッチャーになろう!  ◆◇◆

TEST in 大阪は、いつもERIC事務所で行われるTESTよりも参加者が多く、一年のこの時にしか顔を会わさない人もいるにもかかわらず、なんとなくリピーターが1/3はいるという会です。2003年から始めてもう13回。つまり、平均年齢もそれだけあがったということです。

わたし自身、今年60歳、還暦を迎える年齢になり、後、どれほど活動できるだろうかと、考えてしまいます。ま、まだまだ上の世代の理事たちがお元気なので、70代半ばまでは、活動できるとは思いますが。

ERICは1989年生まれですから、2019年、後4年で30歳。

2025年までの、これからの10年で達成したいことは何かを考えたとき、ESDウォッチャーという言葉が心にうかびました。わたしは、ESDがこれからどのように発展していくかをみたいと思いました。もちろん、ESD実践者として、指導者育成は継続していきますが、ESDファシリテーターズ・カレッジを2000年から開催しているものとして、この間の動きも、そしてこれからの動きも、ウォッチする責任があるなと思いました。

TEST参加者にも、定年を迎える人たちがいます。その人たちとともに、毎年レポートをまとめたり、記録を残したりすることが、果たすべき責任として継続・蓄積することができるのではないかと、思いついたのです!

実践家はどうしても自分の実践だけに目がいきがちです。ウォッチャーというのは、もっと俯瞰的に、全体を見渡している存在です。

チェッカーでもありません。チェッカーは、ある一つの実践について点検するだけのものです。しかも、視点が固定的定量的です。

レビューもそうです。ある特定のものについての評価やレビューを書くのです。

それに対して、わたしが「ウォッチャー」に込めたイメージは、全体を見渡して、推進の課題を見いだし、自らの実践にも生かしつつ、ゆるやかなネットワーク全体の「再方向付け」につなげていく。そんな感じ。

そう、キーワードは「再方向付け」なのです。そして、それは一人ひとりの中から出てこなければならないし、また、ゆるやかに共有されてもいかなければならない。

例えば、男女混合名簿は、とても気持ちのいいものです。しかし、日常の活動の中では、男女のグループ分けが使われていることが多いし、また、その時に、紅白の帽子を使うと「白女」「白男」「紅男」「紅女」という四つのグループを作ることができる。

分ければ、ジェンダー意識は再強化・再教化されるだけです。「女の子、早くできたね」「静かに並べたね」「男の子、うるさい」などの再強化につながるストロークが教員から出されてしまうのです。

この事態を「再方向付ける」ためには、帽子を一色5人ぐらいずつになるように、4色や6色に分けるというのも考えられます。しかし、そうすると、裏表で使い分けられる利点をもった紅白帽子にはかないません。どうすれば再方向付けることができるでしょうか?

シドニーオリンピックの時の日本代表団のカラフルな服装を思い出します。

カラフルな帽子で、その日の色をはっきりさせる方法はないでしょうか?

ジェンダー秩序へのとらわれを強化するのではないESDの再方向付けは、こんなところからも試みられるのです。

もちろん、運動会を見に来る地域の人々の抵抗もすごいでしょうね。

なぜ、日本の学校教育が画一的なのか? 教材教具、体操服、道具箱などがマスプロされているからです。

画一的なマスプロダクションが、どんどんどんどん学校教育に入ってきています。すごいなあ。教育の再方向付けとは、マスプロの再方向付けとおなじことなのかもしれません。

さて、ESDウォッチャーのための道具箱に、入れたいものリストをご紹介。

ESDウォッチャー Toolkits

地域のESDマップ
➢拠点施設
ユネスコスクール
ASPUnivNet(ASPユニブネット)
環境省 環境パートナーシップオフィス
➢可能性ポテンシャル施設
学校
環境学習センター
公民館
博物館・美術館・資料館
GAPの読み込み グローバル・アクション・プラン
グループ作業で
分担読みで
➢優先的行動分野の5つ をチャートにまとめる
➢ESDとは?
力関係図
➢指導者育成の力関係図
➢どんな力関係図を描きたいか
➢GAP政策的支援
再方向づけ
➢再方向づけのバリアは何?
➢深まり
➢グループ再編成の意味
➢ワールドカフェのルールとグループ替えの効果との対比(一人が残る)
➢redirectionの
ESDのビジョンの共有
➢フューチャーサーチ会議
ESDのロードマップ
ESDのグッドプラックティス
➢知っている・知りたい
ESDの教授方法
➢人間性と価値観を育てる
➢コンピテンシー(知識・態度・行動)を全体言語的に育てる
➢集団で一人ひとりを育てる
➢経験学習的アプローチで省察的実践家として育てる
➢問題解決・課題解決・コミュニティの課題解決に取り組む

これって、長年言い続けてきている『いつでもESD』そのものだね?

◆◇◆2. at ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ◆◇◆


今年度(平成27年度)の主催研修「ESDファシリテーターズ・カレッジ」の日程が決まりました。ぜひ、ご予定に入れて下さい。

御案内はこちらからダウンロードできます。
http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015pamph.pdf

半身ESDの実践家、半身ESDウォッチャーとしてのスキルアップを目指しましょう。

■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 
■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」 
■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
■2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
■2016年(平成28年)3月下旬予定TEST教育力向上講座

2014年度からA5判のファシリテーター・ハンドブックを、研修ジャーナルとして活用しています。

研修プロップや資料、ワークシートなどの情報を、ホームページと連動させて使いやすくしていく予定です。お楽しみに。

◆◇◆3. by ERIC これまでの活動◆◇◆

ERICの「よりよい教育」のための活動、まとめてみました。
ERICのこれらの活動は、非営利です。ぜひ、サポートしてくださいね。

■これまでの連載をまとめました。
http://ericweblog.exblog.jp/21067171

■民主主義の学校のまとめはこちら。
http://ericweblog.exblog.jp/20978542/

■アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
インタビュー10 本、ブログ http://ead2011.exblog.jp/
■リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす
日立環境財団からの助成金プロジェクトおよびテキストの翻訳
 http://focusrisk.exblog.jp/
■PLT Focus on Forest 一部翻訳 「森の健康診断」
ForestHealthCheck.pdf ERICホームページにアップ予定
■PLT大学生ショートプログラム
http://www.eric-net.org/news/PLTForestNova2014.pdf
■Learning to Care
http://ericweblog.exblog.jp/18988618/
■平和の文化への道を拓く平和教育 翻訳プロジェクト
http://pepathway.exblog.jp
■インフォグラフィックス研究会(ERIC主催)
■ゆるキャラ「リカリン」
■PLT 『世界の森林』 Forest of the World

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by eric-blog | 2015-05-17 08:48 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 436号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年5月5日

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ERIC NEWS 436号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年5月5日
at ERIC/from ERIC  ESDウォッチャーになろう!
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

TEST2015 in大阪、今年は5月2日3日に難波市民学習センターで開催しました。というか、このニュースの配信は、正しくど真ん中。のはず。でしたが、遅れました!

昨日は、せっかくの機会なので、高野山開創1200年の法会で、高野山声明を体験してきました。いい一日でしたが、ふと気づくと、「1200年まんじゅう」などの商業主義がない、いつもと同じ日常に、御開帳がいくつか付け加わっただけのおだやかな場所でした。さすが、1200年続いているだけのことはある。

ということで、TEST教育力向上講座のこれまでをふりかえるのと、今回のTEST2015 in 大阪のハイライトをお届けします。ESDも、第一期10年期間が終わり、セカンドステージへ。そして、ERICのESDファシリテーターズ・カレッジは1999年度から始まり、16年目。

1972年のストックホルム人間と環境会議から50年にあたる2022年まで後7年。長い時間、持続可能性についての問題提起と課題の共有、持続可能性に向けた意思決定と問題解決の取り組みのほとんどを見て来たことになります。

実践者でもあるけれど、「見届けてきた」ウォッチャーでもある。

名づけて「ESDウォッチャー」。2000年から、そして2003年から、取り組み続けてきたわたしたちには、その資格が十分あると思います。


目次

◆◇◆1. TESTのこれまでとファシリテーター・ラーニング・ネットワーク
◆◇◆2.  TEST2015 at ERIC & in大阪
◆◇◆3. 2015年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジの予定
◆◇◆4. by ERIC これまでの活動


◆◇◆1.  TEST教育力向上講座のこれまで

2000年3月に第一回のTEST教育力向上講座を開催してから、すでに16回。TEST in 大阪は2003年から13回を数えます。14名の参加者中約1/3が当初からの参加者、1/3が半分ぐらい参加している人、そして1/3が初めてかここ2回三回ほどの参加。

これまで、TESTおよびファシリテーターズ・カレッジで取り組んできたことが、環境教育、人権教育そしてもちろんESDファシリテーターのツールを増やしてきました。

最近だけに限っても、以下のものがあります。

□2013年のTESTからの学びは「ガイドラインを指導者育成に活かす」でした。
http://ericweblog.exblog.jp/17545567

12の「わたしのガイドライン」

1.ガイドラインをつくる時
2.話し合いのルールづくりガイドライン
3.応答性ガイドライン
4.ガイドラインを内在化するためのガイドライン
5.傾聴=聞く姿勢=ガイドライン
6.わたしは参加型学習を実践しているだろうか? ガイドライン
7.全体共有のためのガイドライン
8.社会改革につながるガイドライン
9.わたしらしさガイドライン
10.アクティビティ力増強ガイドライン
11.点検の視点ガイドライン
12.わたしの成長ガイドライン

□2014年はatERICでは「改善」をプログラム立案に取り入れました。

プログラム改善立案表というのは、これまでの「起承転結」のプログラムの流れの組み立てによる立案表に、ESD的な改善の視点、「共有したい概念」と「伸ばしたいスキルやコンピテンシー」という点検の視点によって、「改善点」を明確にするものです。
http://ericweblog.exblog.jp/19595143/

□2014年のin大阪では、活動形態を評価に取り入れました。

既存のプログラムのESDとしての「再方向づけ」につながる考え方を共有しました。さらに、活動形態を「一人作業」「ペア作業」「グループ作業」「全体作業」の四種類に分類し、その活用とそれぞれの効果を整理しました。
http://ericweblog.exblog.jp/19727855/

毎年毎年のESDファシリテーターズ・カレッジが、よりよい質のESD実践のための知恵とツールの開発および共有の場になってきているのです。


◆◇◆2. TEST教育力向上講座2015 at ERIC & in 大阪の成果◆◇◆

では、今年度のTEST教育力向上講座では、どのような成果があったでしょうか?

□TEST2015 at ERIC 教育力向上講座 in 東京の成果

3月に行ったTEST2015 at ERICでは、基本的には「ESDファシリテーター・チェックリスト」によって、自身のESD実践力を高めることをめざしました。

最初の共通基盤づくりセッションで参加者から出された課題としては以下のようなものがありました。(記録のブログおよびPDFはこちらから)
http://ericweblog.exblog.jp/21042073

➢学校の「問題解決」に対話型ファシリテーションを活かす
➢DET障害者平等トレーニングの考え方に、KSとKGをかけ算する。
➢DETは企業を対象にした「合理的配慮」の導入研修を行っている。それはわたしたちの人生時間に占める「企業」との関わりが大きいから。
➢わたしたちの弱さを分析する。情報に対して、煽動に対して、操作されやすい。そのようなマインド・コントロールと教育はどこが違うのか、違わなければならないか。ハラスメントという「力」の使い方を許してしまう風土。
➢ESDチェックシートと、1970年代に合意された「トビリシ宣言」はどう違う? トビリシ宣言は広がったのか、活用されたのか? 環境教育はすすんだのか?
ここからの発展で、参加者の一人が実際にDETファシリテーターのトレーニングを受けることになりました。障害がある当事者とのコ・ファシリテーションの道が開けて行くといいですね。

DETについてはこちらから
http://ericweblog.exblog.jp/21097146/

□TEST2015 in 大阪 教育力向上講座 in 大阪の成果
そして、in 大阪では、「ESDウォッチャー」になろうということで、ウォッチャーとして活用できるツールは何かを考え、またそのツールで自分たちの実践を分析してみるということを行いました。

講座の記録は、まとめて、『ESDウォッチャー・ハンドブック』としてまとめたいと思っていますが、ウォッチャーの道具箱に欠かせないものを共有しておきます。

1.GAPを読み込む 実践への応用を考える 
(ア)優先的行動分野の5つ を活かす
(イ)ESDとは? についての共通理解を深める

2.地域のESDマップ
(ア)拠点施設
①ユネスコスクール
②ASPUnivNet(ASPユニブネット)
③環境省 環境パートナーシップオフィス
(イ)可能性ポテンシャル施設
①学校
②環境学習センター
③公民館
④博物館・美術館・資料館

3.ESD推進にかかわる力関係図を描く
(ア)ESD推進政策GAPに関わる力関係図
(イ)指導者育成の力関係図
(ウ)どんな力関係図を描きたいかをビジョニングする。

4.ESDとは、既存の教育の再方向づけを求めるもの。
(ア)再方向づけの「方向性」の確認
(イ)再方向づけようとする時のバリアは何?
①わたしたち自身の態度姿勢行動にひそむ心理的阻害要因
②政治的経済的社会的文化的組織的関係性的阻害要因

5.2022年、1972年のストックホルム会議から50年に向けたESDのロードマップ

GAPグローバル・アクション・プランの共通理解、ESD実践の現状把握、推進のための力関係の理解、ESDとは「再方向づけ」であることの理解、そして、2022年やこれから、未来に向けた視線の5つは、ESDウォッチャーとしての「must」です。

何よりも共有できてよかったことは、ESDの推進は、「コーディネーター」によってなされるのではなく、主体的自律的にそれぞれのESD実践がすすめられつつ、それぞれの実践者が、同時に「ESD推進」のウォッチャーとしての視線を持つことで、全体としてESD推進が実現されていくことです。

半身実践者、半身ウォッチャー。

実践者自身が、ウォッチャーとして「lean in」肩入することで、個々ばらばらの実践が「織り上げられて行く」「よりよい質のものへと高められていく」のです。

2022年が、とても楽しみになりました。

これまでの蓄積があるからこそ、これからの変化は早いはず。

Let’s watch the future of ESD together!


◆◇◆3. at ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ◆◇◆

今年度(2015年平成27年度)の主催研修「ESDファシリテーターズ・カレッジ」の日程が決まりました。ぜひ、ご予定に入れて下さい。

御案内はこちらからダウンロードできます。
http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015pamph.pdf

■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 
■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」 
■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
■2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
■2016年(平成28年)3月下旬予定TEST教育力向上講座

2014年度からA5判のファシリテーター・ハンドブックを、研修ジャーナルとして活用しています。

研修プロップや資料、ワークシートなどの情報を、ホームページと連動させて使いやすくしていく予定です。お楽しみに。

◆◇◆4. by ERIC これまでの活動◆◇◆

ERICの「よりよい教育」のための活動、まとめてみました。
ERICのこれらの活動は、非営利です。ぜひ、サポートしてくださいね。

■これまでの連載をまとめました。
http://ericweblog.exblog.jp/21067171

■民主主義の学校のまとめはこちら。
http://ericweblog.exblog.jp/20978542/

■アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
インタビュー10 本、ブログ http://ead2011.exblog.jp/
■リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす
日立環境財団からの助成金プロジェクトおよびテキストの翻訳
 http://focusrisk.exblog.jp/
■PLT Focus on Forest 一部翻訳 「森の健康診断」
ForestHealthCheck.pdf ERICホームページにアップ予定
■PLT大学生ショートプログラム
http://www.eric-net.org/news/PLTForestNova2014.pdf
■Learning to Care
http://ericweblog.exblog.jp/18988618/
■平和の文化への道を拓く平和教育 翻訳プロジェクト
http://pepathway.exblog.jp
■インフォグラフィックス研究会(ERIC主催)
■ゆるキャラ「リカリン」
■PLT 『世界の森林』 Forest of the World

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  (特定非営利活動法人)国際理解教育センター
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  fax: 03-5907-6095
  ホームページ http://www.eric-net.org/
  Eメール   eric@eric-net.org
  blog 「 ESD ファシリテーター学び舎ニュース http://ericweblog.exblog.jp/
  blog  「PLT 幼児期からの環境体験」
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  blog 「リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす」
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by eric-blog | 2015-05-05 15:12 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 431号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年3月30日

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ERIC NEWS 431号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年3月30日
at ERIC/from ERIC 主催研修/受託研修のプログラム
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

今週号も「遅れまして」で失礼します。東京のサクラは、例年より五日も早い満開を迎えて、今日明日が咲きそろうピーク。満開一番乗りでした。

わたしも、昨日の日曜日に染井桜まつりから巣鴨並木通りなどを自転車で回って、堪能しました。

2014年度最後のニュースは、いくつかのまとめをお送りします。

◆◇◆目次◆◇◆
1. 第3回国連防災会議 学び続ける社会としてよりよく生きる
2. 北京女性会議から20年、戦後70年をふりかえる
3. 2014年度をふりかえる
a ERICニュース
b 主催研修 ESDカレッジ
c TEST教育力向上講座
d ESDファシリテーターズ学び舎 まとめ
4. 2015年度 主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ予定
5. ご寄付のお願い

◆◇◆1.  第3回国連防災会議 学び続ける社会としてよりよく生きる◆◇◆

国連防災世界会議が仙台市で開催されました。2015年3月14-18日。

第3回となるこのthe World Conference on Natural Disaster Reductionの第1回は横浜で、国連自然災害削減10年(IDNDR)の中間年として1994年5月23-27日に開催され、その翌年に阪神淡路大震災がありました。
http://www.unisdr.org/we/inform/publications/8241

減災、防災のための横浜戦略が行動計画に盛り込まれたものの、その必要性と実践的な内容を求める動きは、翌年の震災をきっかけに広がったと言えるでしょう。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

第2回は、その神戸市で、震災後10年を期して2005年1月18日から22日まで開かれました。
http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/disaster_reduction/second/

今回の開催地、仙台市も東日本大震災で被災した地域です。日本と自然災害は切っても切れないものなのです。

リスク・コミュニケーション研究会の時にご紹介した「クロスロード」も、1000人の規模で実践されました。
http://www.bosai-sendai.jp/article/?c=100409

ERICの研修でも、取り入れたことがあります。
http://ericweblog.exblog.jp/14610649/
http://ericweblog.exblog.jp/14146258/

市民参加の促進についての意識化ができていない。行政は、市民参加のファシリテーター。だからこそ、人権感覚を身につけて欲しいし、人権尊重のために「参加」が大切だという視点を育てたい。

それが、このシュミレーション・ゲームを実践してみての実感でした。

■「ふくしまから世界へ」10の教訓

そのことは、「ふくしまから世界へ」プロジェクトが発行したブックレット『福島 10の教訓~原発災害から人びとを守るために~』でも指摘されています。

防災計画、避難計画、復興計画など、計画の段階から、あらゆる段階で、住民が参加し、情報を得、自分で判断できることが、実効性の上でも、住民自身のエンパワメントの面からも、大切だということです。

1 「原発は安全」という宣伝にだまされてはいけません 16
2 緊急時にはまず逃げることが基本です 20
3 情報アクセスと記録を残すことが重要です 23
4 包括的な健康調査と情報開示は被災者の権利です 29
5 食の安全と農林漁業を守るには市民参加の検査・測定と情報公開が重要です 33
6 完全な除染はできません 39
7 作業員の待遇改善と健康管理がなければ、事故収束のめどはたちません 42
8 被災者の生活とコミュニティの再建が不可欠です 46
9 被災者を守るための法律の制定・運用に被災者参加を求めましょう 50
10 賠償の負担は国民が背負わされています 54

教訓10 賠償の負担は国民が背負わされています

この項目には、具体的な
「原子力損害の賠償に関する法律(原賠法)」によって、原子力発電所の事故被害は賠償されるのですが、「今回の原発事故について政府が決定した損害賠償の枠組みは、事故に責任をもつはずの東電の存続を前提として、全国の電力会社と政府がそれを支援するというものです。最終的には電力料金の値上げと税金の投入により国民にその賠償費用が転嫁されています。」p.56

高濃度汚染水の処理や廃炉にするための費用、そして原発外にばらまかれた放射性物質の除染や廃棄物処理費用(移染、中間貯蔵施設での保管など)も同様です。
さらに、まだ最終処分にかかるお金、被ばく労働者の健康管理にかかわる費用は、考慮に入れられていません。

ふるさとを奪われたり、家族が共に住む場を奪われたり、生業を奪われたり、そのコストはどう計算するのか? 誰が負担しているのか? 将来の健康被害への不安と精神的苦痛は、拭いがたい。」

とあります。

教訓10 事故被害を「原発のコスト」に算入しなければなりません p.60

経験から学び、よりよく生きようとすることは、個人でも社会でも変わらない向上心なのではないでしょうか?

■学び続ける組織として、成長する

LO; Learning Organization、ピーター・センゲさんがまとめた「長生きしている組織の特徴」を、再度、共有しておきます。

1. メンバー一人ひとりが「自己習熟」を果たそうとしている。
2. チーム全体で学ぼうとしている。「チーム学習」
3. 自分たちが何ものであるかについて、囚われない。「自己イメージの変革」
4. これからどうなりたいかについて「ビジョンの共有」がある。
5. 経験から学び、改善していく「システム思考」

学び続ける組織が、よりよく生き残ることができるのです。

社会も同じだと思います。戦後70年を迎える今年、戦前の日本が経験した過ちを繰り返すことがあってはならないと思います。

■共生のための原則「万民の法」

ジョン・ロールズの「万民の法」を、過ちを糾すための視点として、共有しておきます。http://ericweblog.exblog.jp/778955/
1. 拡張主義をとらないこと。
2. 法治主義であること。
3. 基本的人権が尊重されていること。

加えて、国際理解教育の観点からは「アジアの他国に対する侮蔑的な態度、傲慢な優越感」を持たないことというのも、大事なことだと思います。そんな態度は取っていないと言う方がほとんどだと思いますが、攻撃的な言説を「しない・させない・見逃さない」こと。

植民地主義という膨張主義より、見えにくい膨張主義がグローバリゼーションなのではないでしょうか?

点検の視点を持って、「こうなりたい未来」に向けて、毎日毎日をよりよく生きることができるといいですね。

◆◇◆2. 北京女性会議から20年、戦後70年をふりかえる◆◇◆

アジア女性資料センター発行の『女たちの21世紀』no.81, 2015.3号は「特集 世界女性会議から20年 女性たちはいま」を載せています。

1995年のことである。

1985年の第3回世界女性会議(ナイロビ)から10年後の北京会議は、1992年のリオデジャネイロ・地球サミット以来の勢いに乗って、世界から5万人も集まったアジアで初めての女性会議となった。

1992年の地球サミットは、平行して開かれたNGOサミットへの日本からの参加も多く、NGO元年と呼ばれました。1995年は、阪神淡路大震災への支援の盛り上がりで「ボランティア元年」とも呼ばれました。

そのような盛り上がりの中開かれた北京会議。
第4回世界女性会議行動綱領は、「20世紀最高の人権意識に基づく国際文書」と評価されていると船橋邦子さんは紹介しています。
http://www.unwomen.org/~/media/headquarters/attachments/sections/csw/pfa_e_final_web.pdf
翻訳はこちら。
http://www.gender.go.jp/international/int_norm/int_4th_kodo/index.html

今年、国連では「北京+20」国際会議が開催され、この北京宣言の再確認が行われました。9 to 20 March 2015
16. Resolve to use all opportunities in 2015 and beyond in the areas of sustainable development, peace and security, human rights, humanitarian action, and climate change to take historic action for irreversible progress on gender equality, the empowerment of women and the human rights of women and girls.
http://www.unwomen.org/~/media/headquarters/attachments/sections/csw/59/declaration_draft_20_jan%202015.pdf

その後、世界女性会議は開催されていますが、北京会議の盛り上がりと成果を超えるものはないようです。

http://www.gender.go.jp/international/int_kaigi/int_women_kaigi/index.html

女性の地位のいまをインフォグラフィックスでまとめたものが、北京+20で紹介されています。

http://beijing20.unwomen.org/en/infographic/beijing-at-20
簡易翻訳はこちら
http://ericweblog.exblog.jp/21064228/

長くなるので、「戦後70年」については次回にでもします。
◆◇◆3. 2014年度をふりかえる◆◇◆
a ERICニュース
今年も51本のニュースを、毎週送ることができました。編集者のみなさま、ありがとうございました。そして、1300人の読者のみなさま、読み続けて下さっていることが、応援です。ありがとうございます。

これまでの「連載」をまとめてみました。

3a-1. 202020 

*:.。.:*202020 子どもに対する公的支援を高めよう! プロジェクト*:.。.:*
======2012年 202020 シリーズ===========
1. 世界に誇れる「子どもは宝物」だと示せる指標はどこにある? 2012年1月30日
2. 参加型学習を継続的に、かつ日常的に行なうのに適切な規模は何人? 2012年3月11日
3. 「学習からの逃避」と高等教育修了率の低さ 2012年5月6日
4. 子どもを自然の中に連れ出す、地域との連携を深める。必要な指導者数は? 2012年6月17日
5. 民主主義と教育。明治時代に始まった「兵舎型」校舎の「集団の規律」中心形式の限界 2012年7月22日
6. 近代のパラダイムを超える「教育の人間化」が近代の人間化につながる。2012年8月19日
7. 超えていくために教える
2012年10月1日
8. 学習性無力感とポジティブ・シンキング 2012年11月4日
9. 何を考えるかの「暗記型」教育から、どのように考えるかの「スキル習熟型」教育へ 2012年12月9日
10. 個別化教授法の工夫いろいろと、学級マネジメント 2013年1月13日

3a-2.  市民性教育を考える

1 気づきから行動へ-市民性教育とワールとスタディーズの本質 130217
2 価値観とビジョン-わたしたちはどこへ行くのか?         130324
3 市民としての行動力を育てる-政治的リテラシー、アドボカシーへ 130428   
4 4つの教育は一つ-共通する課題   130602
5 社会科教育は、市民性教育か?130811
6 倫理、道徳は、市民性教育か? 130915
7 市民性教育と消費者教育や反貧困教育、労働者としての権利の教育-セーフティネットとしての教育  131023
8市民性教育とESD-未来のための教育へ「ケアする心を育てる」 131124

3a-3 民主主義の学校
■民主主義の学校、第一行「法律の制定と民主主義」
http://ericweblog.exblog.jp/19244804
■民主主義の学校 第二行 パブコメを書こう
http://ericweblog.exblog.jp/19249118
■ 民主主義の学校 第三行 政治運動をしよう
http://ericweblog.exblog.jp/19331921/"
■民主主義の学校 第四行 一次資料を読む
■民主主義の学校 第五行 司法への参加
■民主主義の学校 第六行 改めて人権第一を再確認する
■民主主義の学校 第七行 アクション・リサーチに取り組もう!
■民主主義の学校 第八行 4A's 気づきから行動へ
■民主主義の学校 第九行 参加型民主主義のデザイン
■民主主義の学校 第十行 避難計画をたてよう
■民主主義の学校 第十一行 緑の学校を持続可能な地域の拠点に
■民主主義の学校 第十二行 これまでのふりかえりと展望
■民主主義の学校 第十三行 学校全体で取り組む
■民主主義の学校 第十四行 ESDの推進=機関包括型支援アプローチ
http://ericweblog.exblog.jp/20978542/

未完の連載もあります。PLTのアクティビティ紹介や連載「Check 9」ESDの実践を8つの視点でチェックする」などです。仕切りなおして、連載再開したいところです。

2015年度からは、「グリーン・スクールズ」を切り口として、再び、インタビューや実態調査などに取り組みたいと思います。理論と実践・現場の往復運動として「W型」の学びにつながれば嬉しいです。

b 主催研修

ホームページにアップしているものは以下。

3b-1 テーマ「国際理解」
http://ericweblog.exblog.jp/19968319/
3b-2 テーマ「環境」
http://ericweblog.exblog.jp/20045012/
3b-3 テーマ「人権」
http://ericweblog.exblog.jp/20240973/
3b-4スキル「対立」
http://ericweblog.exblog.jp/20363333/
3b-5 TEST2015教育力向上講座
http://eric-net.org/news/TEST2015kiroku.pdf

3c 今回のTESTで絶対まとめておきたかった視点の一つ。

あかん。力つきた。

互いから学び合う3つの意味を、もっとも深く、わたしは学びました。
1. 自ら発言する。受け止めてもらう。自信になる。他者を知る。広がる。
2. 互いの鏡になる。まねる。鏡を観て、自分に気づく。他者の視線からの自己確認。「ジョハリの窓」としての気づきの深まり。
3.  その場で起こっている事柄、ことばや行動などから学び合う。ゲシュタルト心理学やアレクサンダーテクニークのように、「Inhibition」「Means Whereby」立ち止まる、ふりかえる、なぜそうしたのかを省察する。自分が意図したことは、その方法で最善に表現されていたかどうかを吟味する。他の方法でやってみる。

この3つを行う力を伸ばすことで、「互いから学び合う」力は格段に伸びると思います。お試しあれ!


3d ESDファシリテーターズ学び舎 まとめ

自分でも信じられないから、確かめていないけれど、今日はすでに力つきているので、ネットの情報を信じてまとめておきます!

全部で604本の投稿。このニュースもアップする予定なので、605本。一年365日。どんなにひまやねん!
その内「週5プロジェクト」291本。これは絶対信じられない。
で、どの本がお勧めか、「2014年度選」をお届けしたかったのだけれど、 これも、次回にします。

夜桜見に行きたいので。

みなさまも、よい花見日々をお過ごしください。


◆◇◆4. 2015年度 主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ予定◆◇◆

御案内はこちらからダウンロードできます。
http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015pamph.pdf

■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 
■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」 
■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
■2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
■2016年(平成28年)3月下旬予定TEST教育力向上講座


◆◇◆5. ご寄付のお願い ◆◇◆
1989年誕生の参加型学習老舗のERIC国際理解教育センター。
これまで続けて来られたのも、企画委員、運営委員、理事、テキスト購入者、ファシリテーター育成事業参加者など、みなさまのおかげです。感謝です。
これからもよりよい「指導者育成のための実践」推進のための情報提供、研修プログラムの提供などに努力していきたいと思います。
どこにもない価値を創造し、提供していくNPOとしての活動をぜひ支えて下さい。
◆◇◆ 以下のような活動に「25周年記念」として取り組みました。◆◇◆

■アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
インタビュー10 本、ブログ http://ead2011.exblog.jp/
■リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす
日立環境財団からの助成金プロジェクトおよびテキストの翻訳
 http://focusrisk.exblog.jp/
■PLT Focus on Forest 一部翻訳 「森の健康診断」
ForestHealthCheck.pdf ERICホームページにアップ予定
■PLT大学生ショートプログラム
http://www.eric-net.org/news/PLTForestNova2014.pdf
■Learning to Care
http://ericweblog.exblog.jp/18988618/
PDFはERICホームページ「新着テキスト」より

■平和の文化への道を拓く平和教育 翻訳プロジェクト
http://pepathway.exblog.jp
最終的なネットでの提供は2014.3.18http://www.eric-net.org

■インフォグラフィックス研究会(ERIC主催)

■ゆるキャラ「リカリン」! 

■PLT 『世界の森林』 Forest of the World
これは現在も継続中プロジェクトです。近々、ホームページで提供開始。
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ご寄付先 金融機関
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  (特定非営利活動法人)国際理解教育センター
ERIC:International Education Resource & Innovation Center

〒 114-0023 東京都北区滝野川1-93-5 コスモ西巣鴨105
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  fax: 03-5907-6095
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  blog アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
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by eric-blog | 2015-03-31 10:45 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 428◯民主主義の学校143月9日

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ERIC NEWS 428号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年3月9日
民主主義の学校 14 「機関包括型支援アプローチ」
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

日曜日に出す予定が、遅くなってしまいました。
週末ごとに、ESD2014の報告会に参加しています。

先週は、JICA横浜で行われた全体報告。文科省、環境省などの省庁関係者からの報告が聞けたのが収穫でした。
http://ericweblog.exblog.jp/20959095/

今後の推進の原則が、関係者によってまとめられたのも、よかったと思います。

(1)その場限りじゃないESD
(2)市民のエンパワメント
(3)寛容・共存・IS
(4)学校とESD
(5)変革のための教育としてのESD
(6)企業との連携
(7)権利ベースアプローチ

これに加えて、「場に根ざしたESD」というのも大切にしたいと思いました。
(8) Place Based ESD

昨日は、ESD2014の一連の報告会の一つ、公民館活動の可能性について。参加者73名とのことでしたが、その中の1/3、約20名の方は、岡山で開かれたCLC公民館国際会議本番の方にも参加されたとか。いかに公民館会議の熱気が高かったかを思わせる会場でした。
こちらの方は主催は日本社会教育学会と日本公民館学会の共催。最後の両学会の会長挨拶が、如実に、それぞれの学会の違いが現れていると思いました。

http://ericweblog.exblog.jp/20978392/

今週末は仙台で「国連防災世界会議」が開かれます。
http://www.bosai-sendai.jp

防災も、「予防的」教育が求められる分野ですね。

もう一つ、この間、心にかかるのは「上村さん」事件ではないでしょうか。
シングルマザーの家庭、国際結婚の家庭など、少年たちの背景がマスコミから漏れ聞こえてきます。

戦後の高度経済成長を支えて来た核家族モデル、あるいは家父長制的大家族の崩壊や欠如を嘆いても、問題解決にはならないことは、あまりにも明らかです。

一方で、わたしたちの社会に、成長のモデルのオルタナティブが浸透していないのではないでしょうか。

いまの議論のほとんどが「大人がどうすべきだった」かに集中している気がします。大人が子どもに対してできる最善のことは、「自立する力」をつけること。
子ども同士のコミュニケーションは、「同年齢集団」のパワーバランスでコントロールされているだけの姿ではないでしょうか。

『子どもが自立できる教育』で岡田さんは、言語情報にかたよりがちな教育の問題点を指摘しています。
http://ericweblog.exblog.jp/20923915/

カミンズというカナダの継承言語の問題、移民の子どもの言語習得についての研究者は、異質な言語や文化的な背景を持つ子どもの「BICs」(Basic Interpersonal Communicative Skills)基本的人間関係コミュニケーション技能から、学校での学習に必要な「CALP」(Cognitive Academic Language Proficiency)認知的学問的言語流暢性へのギャップを指摘しています。

異なる文化的背景をもっている子どもの育ちには、関係性のつくり方についての微妙な学びが課題となったり、あるいはあまりにも日本的なものを押し付けることが生み出す、自文化に対する否定的な態度や評価を内生してしまうという課題が生まれます。

異文化で育つということは、適応的になりすぎても、適応できなくても、課題が生まれるのです。

それは、「島文化」から「都会文化」に移住してきた上村さんにとっても、同じだったのではないでしょうか。

もっと学校教育が、社会性、EQ, SQと呼ばれる知性、コミュニケーション・スキルを伸ばすための手だてを「予防的」に、取り入れるべきなのではないでしょうか。

自尊感情を伸ばす、
アサーティブに自己主張できる
相互的に認め合う
協力して問題解決に取り組んだり、互いを伸ばし合う

そのような力を伸ばすことが、学校が、今回の事件に対する応答として、心に刻むべきことなのではないでしょうか。

異質な文化的な背景を持つ子どもの成長についての研究も、対策も、あまりにも遅れているのは、「単一民族」の幻想、高度成長を支えた日本の家族モデルへの妄信や執着、回帰主義的な議論のくり返し、多数派による少数派に対する抑圧的文化の容認がネックになっているとしか思えません。


子どもの育ちが多様になりつつあるいま、それに応えられるような体制を学校環境に実現していくことが、急務です。


■今号の目次
◆◇◆1. 民主主義の学校 第14行 「機関包括型」アプローチで取り組む
◆◇◆2. ESDファシリテーターズ・カレッジ「TEST2015」3月21日22日

◆◇◆3. at ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ

気温は低いですが、寒さが感じられない季節になりました。春は、そこ、ではなく、ここですね。

◆◇◆1. 民主主義の学校 第14行 「機関包括型」アプローチで取り組む

すでに、2月22日のニュースでも紹介しましたが、ESDのグローバル・アクション・プログラムの5つの優先行動分野は以下の通りです。

ESDのGAP(グローバル・アクション・プラン)では5つの優先行動分野が上げられています。
http://www.unesco.org/new/jp/unesco-world-conference-on-esd-2014/esd-after-2014/global-action-programme/

◎政策的支援
◎教育・トレーニングの場に持続可能性の概念を取り入れる(機関包括型アプローチ) 
◎教員やトレーナーの能力向上
◎ユースの役割支援と動員
◎地域コミュニティや地方政府にコミュニティ・レベルのESDプログラム策定を推奨

民主主義の学校という視点から、「機関包括型アプローチ」を考えてみましょう。

PLTのグリーン・スクールの事例では、カフェテリア職員が「廃棄物」の調査と削減のための行動計画に大きな役割を果たしているものがあります。また、「廃棄物調査」にはカフェテリアについての調査項目も含まれています。

日本で考えてみると、学校給食はセンター方式になる傾向があります。しかし、まだ校内で調理・配膳は行われています。「生徒主導」のチームで、給食職員とのコミュニケーションが始まれば、廃棄物の削減だけではなく、協力の風土を作る上でも、大きな一歩になることでしょう。

ただ、その時間を、いまの非正規雇用の中では、支払うのかそれともボランティアでお願いするのかが課題になります。

さまざまな世論調査は8割の人々が、環境問題に取り組むことやボランティア活動に興味があると言います。しかし、ボランティアに頼り続けるのでは、限界もあるでしょう。

PLTのグリーン・スクールの実践では、教員だけでなく、職員にも環境教育の講習を受けられるとしています。

人権研修で校内研修を行うと、必ず全教職員が参加されています。

機関包括型アプローチ。

とても重要ですね。


◆◇◆これまでの「民主主義の学校」◆◇◆

■民主主義の学校 第一行「法律の制定と民主主義」"ERIC NEWS 372号 2014年2月2日
http://ericweblog.exblog.jp/19244804

■民主主義の学校 第二行 パブコメを書こう
http://ericweblog.exblog.jp/19249118

■ 民主主義の学校 第三行 政治運動をしよう
http://ericweblog.exblog.jp/19331921/"
■民主主義の学校 第四行 一次資料を読む ERIC NEWS 377号
■民主主義の学校 第五行 司法への参加 384号 2014年4月27日 
■民主主義の学校 第六行 改めて人権第一を再確認する 389号
■民主主義の学校 第七行 アクション・リサーチに取り組もう! 394 2014年7月7日
■民主主義の学校 第8行   4A's 気づきから行動へ398号 8月10日
■403 ◯民主主義の学校9 9月14日参加型民主主義のデザイン
■408 ◯民主主義の学校10 10月19日避難計画をたてよう
■413 ◯民主主義の学校11 11月23日緑の学校を持続可能な地域の拠点に
■418◯民主主義の学校12 12月31日    これまでのふりかえりと展望
■423 民主主義の学校 13 2015年2月1日 「学校全体で取り組む」
http://ericweblog.exblog.jp/20831395/

リストがだんだん長くなって来ていますね。一本しておきましょう。
http://ericweblog.exblog.jp/20978542/



◆◇◆2. ESDファシリテーターズ・カレッジ「TEST2015」3月21日22日◆◇◆

TEST Teacher’s Effective Skills and Training

教育力向上講座。

今回の日程は、さまざまなものと重なっています。

ERICのネットワーク団体NIEDが、PLTに取り組みます!

木と学ぼう!PLTファシリテーター育成講座in愛知

ここから、PLTグリーン・スクールへの取り組みが始まるといいですね。

さて、TESTです。

今回は、「上村さん」事件を一つのコアにしたいと思います。
いま、あまり聞こえてこない教育現場からの声。

責任ばかりが問われるのですが、やっていることもたくさんあるのではないでしょうか。

教育ができること、やっていることの発信力を高めることも、教育に対する社会的なサポートや協力を引き出すためには、大切なのではないでしょうか。

実施要綱はERICのホームページからダウンロードできます。

:
■特定非営利活動法人 国際理解教育センター(ERIC) ESDファシリテーター養成講座 スキル「市民性/未来を学ぼう」
平成27年2015年2月21日(土)22日(日) 受付: 2月21日(土)10時30分〜10時50分
:
国際理解教育センター(東京都北区滝野川 1-93-5 コスモ西巣鴨 105) 共に生きる地球のための価値観とビジョンは、市民性教育の必須の要 素です。価値観やビジョンをどう考え、どう教えるか、教え方・学び 方を共有します。また、その教え方学び方そのものが市民性のスキル を身につけることにつながっています。
学ぶ意欲のある方(一般公募,特に資格などは問いません。)
参加費 20,000 円+テキスト『未来を学ぼう』4000 円 前日までに以下の口座に振り込んでください。

◆◇◆3. at ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ◆◇◆


今年度(平成27年度)の主催研修「ESDファシリテーターズ・カレッジ」の日程が決まりました。ぜひ、ご予定に入れて下さい。

御案内はこちらからダウンロードできます。
http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015pamph.pdf

■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 
■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」 
■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
■2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
■2016年(平成28年)3月下旬予定TEST教育力向上講座


◆◇◆4. ご寄付のお願い ◆◇◆
レッスンバンクも一度、ご紹介したいですね。ファシリテーターとして、とても役立っています。

■アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
インタビュー10 本、ブログ http://ead2011.exblog.jp/
■リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす
日立環境財団からの助成金プロジェクトおよびテキストの翻訳
 http://focusrisk.exblog.jp/
■PLT Focus on Forest 一部翻訳 「森の健康診断」
ForestHealthCheck.pdf ERICホームページにアップ予定
■PLT大学生ショートプログラム
http://www.eric-net.org/news/PLTForestNova2014.pdf
■Learning to Care
http://ericweblog.exblog.jp/18988618/
■平和の文化への道を拓く平和教育 翻訳プロジェクト
http://pepathway.exblog.jp
■インフォグラフィックス研究会(ERIC主催)
■ゆるキャラ「リカリン」
■PLT 『世界の森林』 Forest of the World

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  (特定非営利活動法人)国際理解教育センター
ERIC:International Education Resource & Innovation Center

〒 114-0023 東京都北区滝野川1-93-5 コスモ西巣鴨105
  tel: 03-5907-6054(研修系) 03-5907-6064(PLT・テキスト系)
  fax: 03-5907-6095
  ホームページ http://www.eric-net.org/
  Eメール   eric@eric-net.org
  blog 「 ESD ファシリテーター学び舎ニュース http://ericweblog.exblog.jp/
  blog  「PLT 幼児期からの環境体験」
http://pltec.exblog.jp/
  blog 「リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす」
http://focusrisk.exblog.jp/
  blog アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
http://ead2011.exblog.jp/
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by eric-blog | 2015-03-09 11:49 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 426号◯atERICfrom ERIC2月22日

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ERIC NEWS 426号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年2月22日
at ERIC/from ERIC 主催研修/受託研修のプログラム
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

ぞろ目って、何かいいたくなりますね。2時22分の発信を目指したのですが、間に合いませんでした。

体調をくずしている方が多く、また、いくつかの訃報にもエネルギーを奪われました。

これから暖かくなります。ぜひ、お出かけください。

まずは、日程の御案内から。動きましょ、動きましょ! 虫がもぞもぞ動き出す。

□小出裕章さんの定年退職を前にした第111回検視力安全問題ゼミ
  2015年2月27日開催。
  すでに、100名の予定参加者は満杯だそうですが、別会場で同時中継予定。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=914714291893028&set=a.195425667155231.47340.100000633979103&type=1&theater
終了後には懇親会もあるそうです。大阪、熊取は遠いですね。

□ESDステイクホルダー・ミーティング 2月28日 inJICA横浜
http://www.dear.or.jp/getinvolved/e2014nw_1.pdf

□アクティブ・ホープの合宿
攻撃ではなく、創造を。そのように生きることが、戦いをなくしていく生き方だと思います。Active Hope! 本当に好きな言葉です。
  よく生きる研究所/2014.4月24/25/26(女神山ライフセンター)日程:2015年4月24日(金)13:00~26日(日)17:00

□PLT国際コーディネーター会議 2015年6月8-11日 ニューヨーク州サラトガにて開催。事前・事後のプログラムもあり。

□ポートランド 世界森林センター「国際ファシリテーター研修」
2015年7月12-18日 
http://wfi.worldforestry.org/index/international-fellowship/international-educators-institute.html

さて、今号の目次です。
□■1. TEST教育力向上講座の御案内
□■2. 2015年度のESDファシリテーターズ・カレッジの日程が決まりました。
□■3. PLTグリーン・スクールの取り組みをすすめましょう!
□■4. ESDファシリテーターズ・カレッジ2014をふりかえる。
□■5. アクティビティ・アイデア「受け入れる樹」

2月もすでに最終週になります。今週末はもう三月。そろそろ、何かと年度末ですねぇ。ふりかえりつつ、次へのActive Hopeを紡いで参りましょう。


■□■1. 2015年3月21-22日 at ERIC ESDファシリテーターズ・カレッジ TEST教育力向上講座

TESTという略称を思いついた時から、この呼び方がやめられなくなりました。いつも人を評価したり、テストしたりばかりしている教員に、テストされる気持ちをわかってもらいたい! というわけではないですが、参加型ですすめているERICの研修、参加された教員の方が「生徒の気持ちがよくわかった」とおっしゃることが多いのです。

気持ちがわかる、相手の立場に立つというのは、教育にたずさわる人にとって、とても大切なことではないでしょうか。

学習者中心主義というと、「甘やかす」とか、「自己中」という見方をする方がいるようです。いま、上映中の関西テレビ制作『みんなの学校』で、校長が言います。「1の力の子どもが1.2やったら、それはすごいこと。100の力の子どもが100のままであれば、それはさぼっているということ」。

学習者中心というのは、一人ひとりの子どもが、そして大人が、どれだけ成長したか、どれだけ充実した時間を過ごすことができたかを指標に教育をはかる、評価することだと思います。

昨年、日本で開催されたESD国連10年最終年イベントは、ESDの始まりを告げました。これまでモデル・プログラム、先進的な取り組みとして実践されたことが、どこまで全国の小中高、就学前、そして高等教育、生涯学習へと広がって行くかが、これからのわたしたちの社会の持続可能性の鍵なのです。

ESDは価値観の教育である。そして、ESDはコンピテンシーを伸ばすものである。これまで、わたし自身も「概念を教える」ということについて、「人権教育で取り上げたいこと」など整理・発信してきました。

ESDについて、2002年にていげんされて以来、いろいろな整理が行われています。しかし、最大公約数的なところで、とりあえず、環境省・国立教育政策研究所・文科省の合意したところを、点検の視点として、共有し、拡げて行きましょう。

https://www.p-esd.go.jp/topics.html

チェックシートのダウンロードはこちらから
https://www.p-esd.go.jp/design/pdf/check_sheet.pdf


今年度取り組んだ研修や学習プログラムをふりかえり、分析・評価・点検しましょう。来年度からの新しい取り組みへの力が湧いてきます。

社会や参加者、子どもたちは、毎年同じようでいて、いつも違っています。
わたしたちの社会が伸びていきたい方向、ガイディング・スターが示す未来は揺るがずとも、通る道筋はさまざまです。

「遠くを見ている人は、より遠くまですすむことができる」

ジョアンナ・メーシーさんのActive Hopeの考え方は、すでに、ずっと化化しから、ERICとともにあり続けています。「なってしまう未来」ではなく、「なりたい未来」に向けて、行動すること。

Active Hopeの要素も取り入れて、すすめたいと思います。「感謝」「痛み」「見方を変える」「前へすすむ」

【参考情報】
Active Hope
http://ericweblog.exblog.jp/20427497/
差別と日本人
http://ericweblog.exblog.jp/20246034/

Active Hopeの本は現在翻訳中。英語版はKindle版で1000円、ペーパーバックで2000円程度。日本語版の予約販売はこちらから
http://goo.gl/j4JUUV


■□■2. 2015年度(平成27年度) ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジ 日程とテーマ・スキル ■□■

今年度(平成27年度)の主催研修「ESDファシリテーターズ・カレッジ」の日程が決まりました。ぜひ、ご予定に入れて下さい。

御案内はこちらからダウンロードできます。
http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015pamph.pdf

■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 
■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」 
■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
■2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
■2016年(平成28年)3月下旬予定TEST教育力向上講座

今年こそは、間違いの少ない御案内ができたかな? 

■□■3. PLTグリーン・スクール推進のためのファシリテーター研修■□■

PLTが2008年度から取り組んで来たGreenSchools!。
日本語ではどう訳そうかと悩んでいましたが、「緑の学校」という取り組みもすでに存在しているようですし、「エコ・スクール」というのもあります。

しばらくはPLTグリーン・スクールと呼んでおきたいと思います。何か、よいアイデアがありましたら、お知らせください。

PLTのグリーン・スクールの取り組みについてご紹介・推進の呼びかけを始めてからまだ一ヶ月ほどですが、すでに動いて下さった方がいらっしゃいます。

◎文科省の推薦など、公的な応援をとった方がよい。
◎学校教員は多忙でできないので、支援体制が必要。
◎教育委員会に話すと全市の学校対象にとなり、一NPOでは対応できない。

まだまだ取り組めていないことばかりですが、一つずつクリア、していきましょう。

ESDのGAP(グローバル・アクション・プラン)では5つの優先行動分野が上げられています。
http://www.unesco.org/new/jp/unesco-world-conference-on-esd-2014/esd-after-2014/global-action-programme/

◎政策的支援
◎教育・トレーニングの場に持続可能性の概念を取り入れる(機関包括型アプローチ) 
◎教員やトレーナーの能力向上
◎ユースの役割支援と動員
◎地域コミュニティや地方政府にコミュニティ・レベルのESDプログラム策定を推奨

PLTのグリーン・スクールを推進することは、これらの優先順位の中の「機関包括型アプローチ」「教員やトレーナーの能力向上」「ユースの役割支援と動員」「地域コミュニティ」の4つの優先行動を包括することにつながります。

GAPの先駆けとなって、ぜひ、取り組みをすすめましょう!

まずは、PLTのファシリテーター養成研修を受講した人を増やして、そのネットワークで「全市全校」からの要請にも応えられる体制を作って行きましょう。

昨年度のWILD/WET+PLT合同大会で発表してくれたえんぱわめんと堺の実践が参考になるのではないでしょうか?  
http://www.npo-es.org
http://ericweblog.exblog.jp/19123181/

残念ながら高原財団の助成金が切れたためにPLTプログラムを継続することは難しかったようですが、堺市で、着実に実践をすすめています。

全市全校という要請に応えることも、ファシリテーターのグループで研修を受けることで、不可能ではなくなるのです。

えんぱわめんと堺の基盤になっているのはCAP子どもへの虐待防止プログラムのファシリテーター養成と学校へのワークショップの提供体制です。

ここでも「女性」の非正規労働・低賃金労働の課題にも打ち当たるのですが、学校に三人のチームで派遣するワークショップの実践は、決してボランティアではありません。

地域でPLTファシリテーター養成講座をひらくことで、地域の人材を発掘することができる。そこから、次のステップも見えてくると思います。

ぜひ、ご相談ください。

□PLTファシリテーター養成研修の御案内チラシはこちらから
http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015greenschools.pdf

□「緑の学校」認証校制度についてはこちらから
http://ericweblog.exblog.jp/20403205/
□「緑の学校」学校立地調査についての概要はこちらから
http://ericweblog.exblog.jp/20391681/
□PLTGreenWorks!について
http://ericweblog.exblog.jp/20910816/


■□■4. ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ 2014年度の日程と記録■□■
■2014年(平成26年)6月28日29日国際理解 終了。
http://ericweblog.exblog.jp/19968319/
■2014年(平成26年)7月26日27日PLT木と学ぼう・環境 終了。
http://ericweblog.exblog.jp/20045012/
■2014年(平成26年)9月27日28日人権 終了
http://ericweblog.exblog.jp/20240973/
■2014年(平成26年)10月25日26日スキル対立から学ぼう 終了
 http://ericweblog.exblog.jp/20363333/

今年も4回の研修が終わりました。5回目は、スタッフの不調、ご家族のことなどもあり、中止となりました。

しかし、今年は、全回参加の方が三名おられました。
その方たちが、11月から1月にかけての三回のスピンオフ企画「犯罪弱者」を考える連続学習会のファシリテーターを務められました。
記録はこちらから。
http://ericweblog.exblog.jp/i3

ファシリテーターは誰にでもできる。熱意があり、ねらいがはっきりしていれば。

そこで2015年度は主催研修「ESDファシリテーターズ・カレッジ」の開催を11月までとし、TESTの3月までの間を、なんらかの実践期間としたいと思いました。地域調査であったり、withERICであったり、スピンオフ企画を参加者とともに作ることができればと思っています。

ESDファシリテーターのための「3つのテーマと3つのスキル」。頭でわかっていることがからだでできるようになるまで、参加型研修で、ともに磨き合いましょう。


■□■5. アクティビティ・アイデア「受け入れる樹」■□■
いま、某小学校で放課後学習支援をしています。週1回程度なのですが、子どもの成長がすばらしいので、とても楽しんでいます。少人数に対する対応なので、よけいに楽しいのですけれどね。

教員の力量を伸ばすにはどうすればいいのかを、授業や終わりの会を観察しながら、考えるのですが、今回は、こんなアクティビティが、実は貴要員研修にはぜひ取り入れられるべきだと発見しました。

「受け入れる樹」
http://ericweblog.exblog.jp/20918241/

『レッツ・コミュニケート!』LCOMに収録しているこのアクティビティ、最初に経験したのはジョン・フィエンさんのワークショップで、だったでしょうか。あるいはPLT? LCOMに入れる時もすでに原典がわからなくなっているほど、いろいろなところで、類似のワークを体験し、また自分自身も行って来たアクティビティです。

傾聴のトレーニングを、四段階でERICでは整理しています。
・からだ全体で、心を傾けて聞く「聞く姿勢」が伝わる傾聴
・話し手が話している内容を正確に理解するための「正確に聞く」傾聴
・話し手が感じた感情になるべく近い感情を共感する「共感的」傾聴。
・話し手が成長していけるような質問をする「未来をひらく」傾聴

「受け入れる樹」というのは「聞く姿勢」のトレーニングの段階のバリエーションと考えられますが、聞く側、話す側の双方にとって、通常の「聞く姿勢」とは異なる影響を与えるものなのです。

話す側にとっては、安心感が高まります。相手は「樹」です。人間社会を超えた存在です。あなたに対して何の判断もなく、ただただそこにある存在です。何を話しても、安全な相手です。しかし、話し手であるあなたも、「樹」に対して畏敬の念を抱いています。あなたよりずっとずっと長く生き、そして遠くを見、豊かな生き物たちとの交流・関係のある「樹」の経験を思うからです。

聞く側は「樹」になることによって、人間社会のちっぽけさや一生懸命さを、ちょっと離れて見ている気持ちになれます。ちっぽけだからと馬鹿にするのでもなく、そんなことで悩んでいるのかと思うのでもなく、受け入れます。そして、「樹」になることによって、実は、自分自身も、「樹」が経験してきたようなさまざまな環境からの影響、雨風台風のような環境を生き延び、大きくなってきたこと、大地に根をはって支えてもらって来たことを思い出すのです。そのことが、育とうする幼樹に対する暖かい気持ちとなって、樹陽の木・受容の気を送るのです。

このように想像力を刺激するアクティビティをイメージワークと呼びます。そして、イメージワークの多くは、地球意識、宇宙意識につながるものなのです。それは、わたしたちの根っこは、宇宙の、地球の、生き物につながっていることを自覚させるものなのです。

昨日『みんなの学校』という映画を見ました。日々、子どもに向き合っている大人たちはすごいと思いました。どう関わるかが子どもを変えることを実感しました。

語りかけることも大事。でも、時には辛抱強く、子どもの言葉を待つことも、大事なことだと思います。子どもの中からでてきた言葉こそが、子どもの成長なのですから。

「受け入れる樹」。

教員は、ときに子どもの投げかけや行動にいらいらして、怒ってしまいます。穏やかにしかっているように見えても、実はいらいらしているのであれば、子どもへの現れは同じだと思います。

『みんなの学校』で、校長先生は、担任一年目の教員に、「さっきのは、怒ったふりやったの、それとも本当に怒ってたん?」と聞きます。「本当に怒ってましたね」と聞くと、「それはあかんわ。あんなこわい言い方して、しかも、怒った後、子どもをそこにほったらかして。その後、子どもが窓から飛び降りたりでもしたら、どうなると思うの?」

しかるという行為こそが、教員の自制心がもっともよく発揮されているときに行われるべきことであることを、この校長先生は端的に指摘しているのです。

教員の自制心のもとを育てるのが、この「受け入れる樹」だと思います。

大地に根をはり、支えられ、年輪を重ねて大きく枝をはっている「わたし」。
相手を圧倒する力をもっているわたし。体格の上でも大きな、威圧感のあるわたし。でも、威圧感は、安心感の裏返しでもあるのではないでしょうか。

大きな、大きな、ふところの深い樹であることをイメージすること。そういう自分へと育っていくことを決意すること。決意は破られるかもしれないけれど、その決意をした一瞬一瞬は本物なのだということを忘れないこと。

しかるということは、教員の自制心がもっとも働き、自分の行為の影響をしっかりと見極め、どう届いたかを確かめながら、「実践的省察家」として瞬時に次の手を判断しながら、対応すべきこと。

その根っことなる、大きな樹であるわたしを育てること。

ぜひ、「傾聴磨き」の一つのレパートリーとして、実践してみてください。

http://ericweblog.exblog.jp/20918241/



■□■6. ご寄付のお願い ◇◆
 1989年誕生の参加型学習老舗のERIC国際理解教育センター。
 これまで続けて来られたのも、企画委員、運営委員、理事、テキスト購入者、ファシリテーター育成事業参加者など、みなさまのおかげです。感謝です。
これからもよりよい「指導者育成のための実践」推進のための情報提供、研修プログラムの提供などに努力していきたいと思います。
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◆◇◆ 以下のような活動に「25周年記念」として取り組みました。◆◇◆

■アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
インタビュー10 本、ブログ http://ead2011.exblog.jp/
■リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす
日立環境財団からの助成金プロジェクトおよびテキストの翻訳
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■PLT Focus on Forest 一部翻訳 「森の健康診断」
ForestHealthCheck.pdf ERICホームページにアップ予定
■PLT大学生ショートプログラム
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■Learning to Care
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PDFはERICホームページ「新着テキスト」より

■平和の文化への道を拓く平和教育 翻訳プロジェクト
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最終的なネットでの提供は2014.3.18http://www.eric-net.org

■インフォグラフィックス研究会(ERIC主催)

■ゆるキャラ「リカリン」! 

■PLT 『世界の森林』 Forest of the World
これは現在も継続中プロジェクトです。近々、ホームページで提供開始。
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by eric-blog | 2015-02-23 08:28 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 423号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年2月1日


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ERIC NEWS 423号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年2月1日
民主主義の学校 13 「学校全体で取り組む」
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

2015年2月1日。
第二次世界大戦の敗戦から70年の今年、
昨日、このニュースのライターの一人、佐藤宏幸さんのご一家に新しいメンバーが加わったと、嬉しいニュースがありました。お誕生、おめでとう!
あなたの誕生が、わたしたちにゆうきを与えてくれることを、ご家族とともに寿ぎたいと思います。

今朝、テレビで日本人人質の方のいのちが奪われたと知りました。

「テロには屈しない。テロと戦う。人道支援を続ける。テロリストたちにはこの罪をつぐなわせる」と安倍首相は記者に対して述べました。

中東情勢に詳しい中田考さんは、「人道支援を行う対象国や地域を拡大し、一方的な加担をしている人道支援ではないことを明確にすべきだ」と提案されました。

ブッシュ大統領が9.11の自爆攻撃を受けた後の米国を、アフガニスタンへ、そしてイラクへと、テロと戦い、ありもしない大量破壊兵器の影を追って戦線を拡大したようなことが、この安倍首相の発言で日本国内に引き起こされないことを望みます。

米国およびそれに加担した英独などの連合軍によって運河などの社会インフラが大々的に破壊されたアフガニスタンで支援活動を続けている中村哲さんは、これまでの日本の平和主義が、どれほど中東で活動する日本人にとっての大きな安全保障となってきたかについて積極的な発言を繰り返して来られています。

また、国連維持軍の活動で武装解除等のオペレーションを統括した伊勢崎賢治さんも、平和憲法、憲法9条の効用を、同様に述べていました。

もう、こうもりだった日本であり続けることはできなくなりましたね。

アジアにありながら、西洋物質文明の先進国。
先進国でありながら、武器貿易には加担しない。
多宗教でありながら、排他的で非寛容。
天皇制でありながら、国民主権の民主国家。

多元的で重層的で複雑であることは、単純でわかりやすくて力強く発せられる言葉よりも、難しいものです。

幼い脳がのっとられやすいものが、生き延びやすい。

『ヒトはいかにして人になったか』で、言語と脳の共進化を指摘したディーコンは言いました。

教育とは、人を人間にする努力です。多様な、異質な、対立する存在とも共生していく人間としての知恵を、わたしたちはもっと見つけ出していく必要があるのです。言語と脳と教育の共進化によって、よりよい共生の未来をつくり出して行きたいと願います。

子ども支援、学習支援、地域づくりなど、さまざまな活動に従事されているであろうみなさまに感謝です。わたしたちの生きるということの質を、よりよいものにしていく努力を、それぞれの現場で続けましょう。毎日、毎日、一時、一時と、続けていただいていることに感謝です。

すべてはつながっている。

失われたいのちに瞑目し、新たないのちに目を向けたいと思います。合掌。黙祷。

よりよい質の教育を、すべての人に。

Active Hope! なりたい未来へ向けての努力を、みなさまと共に。

■今号の目次
◆◇◆1. 民主主義の学校 第13行 学校全体で取り組む
◆◇◆2. 犯罪・暴力弱者化社会をひらくために 第3回報告
◆◇◆3. at ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ
☆★☆★☆4. イベントのお誘いと御案内☆★☆★☆

◆◇◆1. 民主主義の学校 第13行 学校全体で取り組む  ◆◇◆

Education for Democracy,
Education about Democracy,
Education through Democracy.

民主主義の学校とは、「民主主義のために」「民主主義について」「民主主義を通して」行われる教育実践のことなのです。

昨年末に書きました。

民主主義について教えること、そして民主主義的風土の中で教えること、民主主義の実践を通して教えること、民主主義をすすめるために教えること。aboutは、単なる知識ではなく、実践力を伴ったコンピテンシーとして教えられる必要があります。つまり、教育目標、教育内容、教育方法に齟齬がないことが、もっとも効果的な教育につながるということです。

そこで、今回は「学校全体で取り組もう!」Whole School Approachについて、ご紹介したいと思います。

民主主義の学校では、学校を通してthrough、学校でin、民主主義を学ぶことが求められます。学校のあり方や運営の仕方から、民主主義を体得するのです。

PLTの「緑の学校」で紹介しましたが、認証の条件に「生徒主導のチームを作る」というのがあります。生徒が主導することで、生徒にリーダーシップ、自信、参加のスキルなどを身につけることをねらっているのです。

デンマーク発のLEAFという環境教育人材育成プログラムを行っているFEE国際環境教育財団がすすめている「エコスクール」でも、7つのステップのいちばん最初に「1. エコスクール委員会を立ち上げる」となっています。

「エコスクール委員会は、児童・生徒が中心となり、全校児童・生徒の意思が反映されるように構成し、教員や保護者、あるいは地域との地用製薬にもなることが望ましいです。」http://www.feejapan.org/eco-schools/es_step/

PLTの緑の学校は「生徒主導のグリーン・チーム」は、大人も参加しています。

「1. Green Teamを結成する。メンバーには以下の人々が入っていること。
  ・生徒
  ・PLT指導者育成ワークショップを受講した教員が一人か二人以上
  ・学校職員(営繕、保健、カフェテリア関係者など)
  ・学校管理職
  ・保護者と地域のボランティア」
http://ericweblog.exblog.jp/20403205/

となっていました。そして、年に少なくとも6回ほど委員会を開催することと、されていました。

また、PLTの「緑の学校」では、学校全体のカリキュラムに環境教育が組み込まれていることも認証の条件でした。

環境教育は、学校全体で取り組むことで、生涯学習の基盤としての知識・技能・態度の総体としてのコンピテンシーを伸ばすことに有効なのです。

そして、民主主義も同じです。

1990年代にGREENという国際的な河川環境モニタリング・ネッワークがありました。そのデータやシステムを受け継いで活動しているEarth Forceという取組もまた生徒主体で取り組むことを推奨しています。

http://ericweblog.exblog.jp/20823280/

そのEarth Forceの「実践目標を実際のパフォーマンにつなげる」ためのアクティビティがとてもおもしろいので、ご紹介しておきます。

「パフォーマンス指標をマイムで表す」というアクティビティです。

Earth Forceには8つの実践目標があるそうなのですが、このアクティビティではその中の五つが選ばれて使われています。

若者の声、コミュニティとの相互作用、民主的意思決定、協力、持続可能性

の五つです。学級を五つのグループに分けて、一つのグループに一つずつ、この実践目標をマイムで表現してもらいます。どのグループがどの用語を担当したかはわからないようにします。

そして、他のグループのマイム(台詞を言わない寸劇)を見て、どの実践目標をからだで表現しているかを当てるのです。

抽象的な目標を具体的な身体表現としてパフォームする。
それを見て、ふたたび抽象的な概念のことばとして確認する。

すばらしい「W型」だと思いました。

そして、Earth Forceの実践目標の一つに「民主的意思決定」や「若者の声」が入っているのです。

民主主義をからだでできるようになる。

今年は、このアクティビティを、いろいろな抽象的な「原則」や「目標」、ESDが掲げる「概念」などに応用してみたいと思います。

Check it out!

2015年も、よろしくお願い申し上げます。

◆◇◆これまでの「民主主義の学校」◆◇◆

■民主主義の学校 第一行「法律の制定と民主主義」"ERIC NEWS 372号 2014年2月2日
http://ericweblog.exblog.jp/19244804

■民主主義の学校 第二行 パブコメを書こう
http://ericweblog.exblog.jp/19249118

■ 民主主義の学校 第三行 政治運動をしよう
http://ericweblog.exblog.jp/19331921/"
■民主主義の学校 第四行 一次資料を読む ERIC NEWS 377号
■民主主義の学校 第五行 司法への参加 384号 2014年4月27日 
■民主主義の学校 第六行 改めて人権第一を再確認する 389号
■民主主義の学校 第七行 アクション・リサーチに取り組もう! 394 2014年7月7日
■民主主義の学校 第8行   4A's 気づきから行動へ398号 8月10日
■403 ◯民主主義の学校9 9月14日参加型民主主義のデザイン
■408 ◯民主主義の学校10 10月19日避難計画をたてよう
■413 ◯民主主義の学校11 11月23日緑の学校を持続可能な地域の拠点に
■418◯民主主義の学校12 12月31日    これまでのふりかえりと展望


◆◇◆2. 犯罪・暴力弱者化社会をひらくために 第3回報告

第三回 「犯罪弱者を救え!」大瀧 英樹 [とよだ中小企業ものづくり活性化診断士]
2015年1月31日(土曜日) 14:00-17:00

予定プログラムはこちらから
http://ericweblog.exblog.jp/20720541/

報告
『いっしょに考えて! 人権』の中から「差別のある社会の全体的不利益」というプログラムに従って、「犯罪弱者の人権とわたしたちにできること」を考えました。

プログラムの流れは以下のようになりました。

1. 導入 「食べ物をいっぱい持っているマイク・タイソン、二日間何も食べていないわたし」「今、自分が食べるだけの食べ物を持っている障害者」の三人がいます。あなたはどうする?
2. 「生きるために有利な条件って何?」個人作業→ペア作業→全体共有
3. 個人の努力で得られる条件、得られない条件はどれ?[対比表に分類する]
4. ワークシート「日本社会で有利に生きるための条件を得るために苦労する?苦労しない?」
5. 傾聴
6. 犯罪についてのイメージの共有、全体で「知っていること」の共有
7. わたしたちにできること。[個人作業→全体共有]

犯罪弱者に限らず、社会的な弱者というのは、不利な条件にある人のことです。不利な条件のまま平等に扱っても、結果は不平等になる。

彼らに必要な「社会的資源」とそこへのアクセスをどうサポートできるかを考えるよい機会になりました。

高齢者、支援の必要な女性や子どもなどの課題にも共通するものがあると感じました。

□第一回 「暴力って何?」 報告はこちらから
http://ericweblog.exblog.jp/20444749/


☆★☆★☆4. イベントのお誘いと御案内☆★☆★☆

□◆□ 人間の歴史を追体験的に学ぶ場所 □◆□

ご存知でしたか? 

教具・教材博物館。

http://zyugyo-to-kodomo.net/museum1.html

山梨県上野原にあると聞いて、俄然、「山仕事ボランティアをしている相模湖から近いじゃないか?」と興味が湧きました。

山小屋のような風情に、宿泊も可能だというロッジをイメージしてしまいますが、内にも外にも「教材」のアイデアが詰まっているようです。

毎月第4土曜日が定例活動の日。4月末と5月の連休は特別イベントの日だそうです。

そう言えば、朝鮮学校訪問をしよう、したいというのもありましたねぇ。

博物館見学、一泊二日の旅に、ご興味のある方、ERICかくたまでご連絡ください。


☆★☆★2014 年度 「経営者「環境力」大賞」 顕彰式および発表会のご案内
~環境力あふれるユニークな経営者のお話を聞いてみませんか?~

------------------------------------
日時  : 2月20日 (金) 13:30~17:00 (開場:13:00)
主催 : 認定NPO法人 環境文明21、日刊工業新聞社

■□■5. ご寄付のお願い ■□■
レッスンバンクも一度、ご紹介したいですね。ファシリテーターとして、とても役立っています。

■アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
インタビュー10 本、ブログ http://ead2011.exblog.jp/
■リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす
日立環境財団からの助成金プロジェクトおよびテキストの翻訳
 http://focusrisk.exblog.jp/
■PLT Focus on Forest 一部翻訳 「森の健康診断」
ForestHealthCheck.pdf ERICホームページにアップ予定
■PLT大学生ショートプログラム
http://www.eric-net.org/news/PLTForestNova2014.pdf
■Learning to Care
http://ericweblog.exblog.jp/18988618/
■平和の文化への道を拓く平和教育 翻訳プロジェクト
http://pepathway.exblog.jp
■インフォグラフィックス研究会(ERIC主催)
■ゆるキャラ「リカリン」
■PLT 『世界の森林』 Forest of the World

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by eric-blog | 2015-02-01 09:16 | ERICニュース | Comments(0)