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ERIC NEWS 473号 ともによりよい質の教育をめざして  2016年1月24日

2016年1月25日 東京新聞

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ERIC NEWS 473号 ともによりよい質の教育をめざして  2016年1月24日

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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

一月も下旬になり、残すところ一週間になりました。晦日が日曜日だと、一月が長く感じますね。

大晦日には東京国際フランス学園に折り鶴を届けました。ちょうど49日にあたる祈念のためでしたが、当然ながら、学校は閉まっていました。

その後、トルコで、インドネシアでと爆撃が頻発してきました。もちろん、わたしたちの側が攻撃される以前に、シリアなどで、空爆されて死んでいる人びとはたくさんいることも忘れてはいけないし、頻発する爆撃に慣れてはいけないと思いつつ、「またか」と自分の身近でことが起こるまでは、日常を続けるのだろうなと思ってしまいます。

「折り鶴」は祈りの形として宗教宗派を越えるものとして、とてもよいと思っています。人権研修でも、取り入れました。
http://ericweblog.exblog.jp/22256609/

例えば、教会派のキリスト教徒の方は祈りの時間を持つでしょうし、イスラム教徒の方は一日に五回、祈ります。キリスト教の教会では、その時々の「痛み」に対する共感を説教に取り入れているように思います。

イスラム教徒の祈りが何を祈っているのか、体験したことがないので、わからないのですが、一人ひとりがそれぞれに祈っており、教会のような「共感」としての祈りとは少し違うように感じます。

そのような祈りを共有する時間が、とても大切な気がしています。

今度のTESTで「慈悲心」を扱うのですが、いま、日本社会がとても冷たくなっている気がしています。

格差が拡大しているのに、労働者の権利保障も弱ければ、チャリティも少ない。
「ハーバード大学のマルガリータ・エステベス・アベ教授は、福祉機能で米国に劣り、雇用環境で欧州以下の日本こそが、先進国で一番冷たい格差社会であると警鐘を鳴らす。」
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/a2411aad82ead5aaf0dbba0624267778

こんな数字もあります。

世界寄付指数は下記の行動をここ数ヶ月以内に行ったかどうかのアンケート調査を世界各国で行い、その回答結果を処理し指数化したものだ。
人助け指数: 異邦人、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか?
寄付指数: 宗教団体や政治団体、慈善団体等に寄付を行ったか?
ボランティア指数: 組織的なボランティアに時間を捧げたか?
http://blogos.com/article/142286/

その指標が、日本は世界でも最低なのです。

さらに、日本は「民主主義指標」においても、「欠陥のある民主主義」にランクを下げてしまいました。政治参加のスコアが悪化したからです。
http://www.eiu.com/public/thankyou_download.aspx?activity=download&campaignid=DemocracyIndex2015

誰の心にもある暖かい同胞心。道徳教育がもしも「国家主義」のものになるならば、とてもいびつな国になってしまいますね。多様な文化、社会の中での共生のために、これらの点検の視点を活かしていきたいですね。

人権教育ファシリテーター・ハンドブック 実践編の最終章は「人権尊重社会のために」スキルを伸ばすためのプログラムを紹介しています。

その一つのプログラムが「めざせ!満点アドボカシー社会」です。社会的な提言を行う、そのような団体を支援することで、社会参加しようという内容です。

政治参加と政治文化が未熟な日本。18歳選挙権を機会に、しっかり取り組んでいければと思います。


◆◇◆目次◆◇◆
◆◇◆1.  What’s New? ファシリテーター養成講座スピンオフ企画
◆◇◆2.  2015年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジ
◆◇◆3. by ERIC これまでの活動


◆◇◆1. What’s New? ファシリテーター養成講座スピンオフ企画◆◇◆


スピンオフ企画第二回は、文明病の体質改善にまで踏み込んで、問題提起を広げていくための研修プログラムを考えていきたいと思います。1月だけでなく、2月にももう一度行う予定です。

2016年1月28日 「文明病の体質改善を考える」勉強会
http://kokucheese.com/event/index/361237/
ぜひ、お申し込みください。

キーワードは「インクルーシブ」包摂的な社会デザインとしての教育のあり方ということです。光あるところに必ず陰あり。文明の力が強ければ強いほど、それは均質化と波及力が強いということを意味するのだが、その排除の力、否定の力も強くなる。ゆるやかに、多様な存在を包摂することができる文明へと、近代の人間化へと舵をきる時が来ていると思います。

そして、その鍵は教育に、広い意味での学びに、そして学び続ける個人と社会にあるのではないでしょうか。

「文明病」というのは近代文明の恩恵の背景にある陰の部分です。

・産業科学技術社会の陰 原子力、医療、石油文明、軍需産業
・近代国家成立の陰 アジア蔑視、教育、周辺化された地域
・平和の陰

わたしたちが受けている文明の恩恵。ロールズの「正義」の定義に従えば、その配分の適切さは担保されているのでしょうか? その配分の決定の手続きは適切でしょうか?

一方で「公正さとしての正義」がなされていない上に、陰の部分は弱者に集中していく。

・物理的身体的弱者
・経済的弱者
・南北格差
・政治的弱者

みんなの頭で、いっしょに考えましょう! 未来に向かう言葉を獲得するために。



◆◇◆2.  2015年度、ERIC主催研修 教育力向上講座 ◆◇◆

16回目のTEST教育力向上講座。日程が決まり、案内ができました。
2016年3月26-27日です。年度末の最終週末です。ぜひご参加ください。
http://www.eric-net.org/news/atERICTEST16youkou.pdf

ケアする心、地球のいのちとのつながりをとりもどすマインド&ハート、未来を拓く価値観とビジョンをESDの中核に据える指導者育成のあり方を考えます。

参考にするのはCBTL, Coming Back TO Life, Work that Reconnect
そして、環境教育者ジョン・フィエン氏の「ケアする心」です。

【参考URL】
http://www.joannamacy.net/books-dvds/284-coming-back-to-life-the-updated-guide-to-the-work-that-reconnects.html
http://workthatreconnects.org

http://ericweblog.exblog.jp/18988625/

人の痛みに共感する心を「慈悲心」と仏教では言うのだと、ジョアンナ・メイシーの著書『アクティブ・ホープ』から学びました。鈴木大拙ではないですが、東洋の伝統を、西洋から学び直すというところでしょうか。

■これまでの主催研修の記録はホームページおよびブログに載せています。ERICホームページはこちらから。
http://www.eric-net.org/by-eric.html#AT

以下は、ブログ記事です。
■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 
http://ericweblog.exblog.jp/21486407/

■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」  http://ericweblog.exblog.jp/21488427/

■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
http://ericweblog.exblog.jp/21688691

■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
http://ericweblog.exblog.jp/21780337/

■2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
http://ericweblog.exblog.jp/21882789
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by eric-blog | 2016-01-24 18:04 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 470号 ともによりよい質の教育をめざして  2016年1月3日

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ERIC NEWS 470号 ともによりよい質の教育をめざして  2016年1月3日
生きたい未来を生きる価値観とビジョンを学ぶ
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

2016年、明けましておめでとうございます。

みなさま、よいお年をお迎えのことと、お慶びを申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。

2015年は、わたし自身60才、還暦を迎え、エポックメイキングな年でした。

ERICの在庫処分の方向性を決め、ERICネットワークの皆様にもご協力を呼びかけました。

個人的には、髪を「ヘア・ドネーション」(毛髪寄付)に提供しました。小児がんの子どもたちのためのカツラに役立たせるそうです。ERICアルムニのOさんは、つい最近25センチ切ったばかりなのにと、悔しそうでした。30センチ以上の長さが必要なのです。わたしの場合は6束ほど、とれました。「記念撮影されませんか?」「いいんですか?」と感動の物語を期待されましたが、何もありません。いたって健康です。

個人的なことではないですね。そもそも伸ばし始めたきっかけが、2012年の選挙なのですから。2006年の第一次安倍政権の教育基本法改定以来、民主教育から国粋主義的教育への転向なのではないかという疑問が頭から離れませんでした。教育で「愛国心」が強調されるのではないかということでした。

わたしは21世紀に必要な教育は、愛国心教育ではなく、地球市民教育であると思います。COP21が示すように、わたしたちには協力して解決しなければならない課題があるのです。より高次のアイデンティティの獲得によってしか、協力はできない。そのアイデンティティが地球市民というアイデンティティなのです。あるいは地球に生きるいのちの仲間と言った方がよいでしょうか。

■近代国民国家のための教育を越える

近代国民国家への改革が明治時代の日本でした。そのための教育装置が学校教育制度でした。そのことは忘れることができません。学校の校舎の形、学校というあり方そのものに「近代国民国家」が色濃く反映されています。

愛国心教育は、郷土への愛などではなく、国家への忠誠です。国家主義は決して地域主義ではありえないのに、地域主義と愛国心がセットでカリキュラムに取り入れられます。伝統の技を体験するとか、地域の歴史を学ぶとかです。

そのすり替えが行われたのが明治時代です。家族を愛し、地域を愛し、国家を愛し、地球を愛するという同心円的アイデンティティの誤謬が、意識的に取り込まれたのが「教育勅語」です。(石田雄さんの『明治政治思想史』参照)

地域の中で、家族は多様です。国家の中で地域は多様です。その多様性に対する意識が、「同心円的」アイデンティティの拡大の中で、「みんなで一緒に」という均質性の中に取り込まれてしまうのです。おかしいと思いませんか?

確かに「地球市民」というアイデンティティも、同心円的な拡大の延長にあるかのように思います。しかし、地球市民教育は文化的社会的経済的政治的多様性についての理解を根本においています。愛国心教育はどうでしょうか?

知らず知らずに受け入れさせられる「均質性」の罠。それが「同心円的アイデンティティ」の拡大の延長としての「国家」なのです。大和言葉の「クニ」すら、国家は収奪してしまったのです。悔しくないですか?

お国言葉で憲法を、という多様性を含んでいるのが「クニ」なのです。決して国益主義ではないのです。

長い前置きでしたが、そんなこんなの危機感から、伸ばし始めた髪でした。某自民党女性議員が野党に転落した時に伸ばし始めた髪を、政権復帰に合わせて切ったというのを聞いてのことでした。彼女は三年伸ばしました。わたしも、三年伸ばしました。

地球市民教育をあきらめない。それは多様性と地球益にねざした価値観とビジョンの教育です。仮想敵に対する戦争を前提に、積極的に平和を構築するために軍事予算と協力を拡大し、自己防衛に終止している愛国心教育の対極にある開かれた教育です。

■教育は息の長い社会運動

2012年以来、選挙活動に参加しつつ、気づいたことは、投票行動は「地縁血縁学縁鞄縁」に基づいているということでした。

選挙巧者だと言われる小沢さん率いる「未来の党」を支援した時、その事務所に選挙ボランティアに来ていたのは東北出身の方でした。

選挙巧者だと言われる山本太郎さんの参謀が率いる選挙を支援した時、地縁血縁学縁鞄縁を越えることはできませんでした。

地球市民とは「環境」とか「人権」というテーマ型コミュニティなのです。価値観を共有し、ビジョンを共有する人々のつながりです。

これまで「テーマ型コミュニティ」が「ローカル型コミュニティ」に勝利するところを、選挙で見たのは山本太郎さんだけです。

その山本太郎さん型選挙は、地方では、成就しませんでした。

地球の持続可能性という共通のテーマが、選挙で地縁血縁学縁鞄縁を越えることができるでしょうか? リアルで、強い「絆」に、ほのかで、弱くて、信じがたい「テーマ型」のつながりは、勝てるのでしょうか?

そんなことを考えながら、髪を切りました。伝わる言葉がない自分を感じながら。強い、しっかりしたものに憧れる自分をいましめながら。教育に信頼と希望を寄せながら。

今年も、参与観察を続けつつ、選挙について、政治について、国際社会について、考え、行動しつづけたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。


◆◇◆目次◆◇◆
◆◇◆1.  What’s New? ERICテキストの人気度は?
◆◇◆2. ファシリテーター養成講座スピンオフ企画のご案内
◆◇◆3.  ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジの記録
◆◇◆4. by ERIC これまでの活動


◆◇◆1. What’s New? ERICテキストの人気度は?

箱単位で「爆買い」をお願いしてきた「在庫処分ご協力お願い」。お申し出くださった皆様、本当にありがとうございます。

お願いしてきた在庫処分予定の13種のテキスト。

ワールドスタディーズ、PLT木と学ぼう、フードファースト、テーマワーク、わたし、あなた、そして、みんな、地球のみかた、対立から学ぼう、未来を学ぼう、環境教育指導者マニュアル、人権教育ファシリテーター基本編、発展編、実践編、
レッツ・コミュニケート

爆買い人気の高いのはなんと『環境教育指導者育成マニュアル』! でした!

うれぴーーーー!

熊本で倉庫を提供しつづけてくださっている加藤千尋さんと、二人三脚でまとめた力作。分厚いうえに値段も高いので、なかなか売れませんでした。

その反省から人権テキストは三部作と、分割することにしたのですが、『環境教育指導者育成マニュアル』は、本当に優れたカリキュラムだと、我ながら思っているので、この人気はとても嬉しいです。

環境と人権、持続可能性の二本の柱だと思っています。

環境系の人は人権教育の講座には参加せず、人権系の人は環境教育の講座には参加しません。『環境教育指導者育成マニュアル』は、環境教育のテキストでありながら、南北経済格差の問題も扱っているものです。毎年の主催研修では、人権と環境の関わりが、どちらから切り込んでいくものであっても、鹿田ぃとしています。

お申し込みいただいた方は、「研修に使いたい」とおっしゃってくださっています。まだ、お申し込みになっていないファシリテーターの皆様、ぜひ、ご検討ください。

その他、申し込みが多かったもの、つまり、なんらかの活用が見込まれてのお引き取り希望があったということですが、は、以下の四種でした。

ワールドスタディーズ、
わたし、あなた、そして、みんな、
対立から学ぼう
人権教育ファシリテーター基本編

『未来を学ぼう』も、お高い系なので、この機会にもっと希望者が出て来ると嬉しい限りです。このテキストを活用した研修の記録はこちらから。

http://ericweblog.exblog.jp/21882789/

http://eric-net.org/news/atERICesdfc1402223kiroku.pdf

原著であるイギリスの開発教育グルーブが作成したテキストのタイトルは「価値観とビジョン」Values and Visionsです。

これからの未来を生きるためには、価値観とビジョンを育てることが大切であり、一人ひとりの価値観とビジョンが集合的に、わたしたちの社会の全体を導いていくのです。一人ひとりを育てることが社会を育て、社会を育てることが、一人ひとりを育てます。どちらかだけでは、教育は成り立ちません。

今回の11月の研修は、ちょうどパリの自爆攻撃事件の後で、特に、第2部ふりかえりの鍵「祝いと嘆きを共有する」が心に沁みしました。大きな衝撃があった時に、そのことを語ることができる場があることは、とても大切なことです。

阪神淡路大震災の直後の研修でも、3.11直後の研修でも、参加型の良さはタイムリーであることにもあると実感しました。

今回は、ERICの研修以外の場でも、「折り鶴」を通して、「祈り」の心を共有できたことも、良かったことでした。

1月1日午前4時は、奇しくもパリ事件から49日にあたりました。

9.11、3.11、忘れることのできないメモリアルデーです。

そして、1.17には阪神淡路大震災から21年を迎えます。「祈り」を日常化させた「教会」に毎週通うこと、「一日に五回お祈りすること」などの宗教的行為の意味深さを、改めて認識させられました。

イスラム映画祭で観た『法の書』は、生まれたときからイスラム教徒、まわりみんながイスラム教徒という人々が「コーラン読みのコーラン知らず」になっていないかということを皮肉っていて、面白かったです。

日本の民主主義も形式民主主義、「学級会」民主主義などと、形骸化していることが指摘もされ、批判もされていますが、改めて、考える必要がありますね。


◆◇◆2.ファシリテーター養成講座スピンオフ企画◆◇◆

ここ2-3年、主催研修参加者に化学物質過敏症の方がいらっしゃいます。研修の場に「化学物質」を持ち込まないために、参加申し込みの方には「研修参加にあたってのお願い」などの文書を事前に送って、参加にあたっての配慮をお願いしています。

香料の強いシャンプー、洗剤などの使用を控えていただくというのがお願いの中心ですが、意外なことに柔軟剤などが、何度洗濯しても落ちないなどの課題も見えてきています。

わたし自身は電解水洗濯機を使っているので、もう十数年? 洗剤を使わない生活をしてきています。そのために世間でどれほど柔軟剤や香料のきつい洗剤が使われているか意識していなかったのですが、わたしの子どもの頃の3倍以上の生産量になっていることを、改めて知って驚きました。人口は3倍にはなっていないわけですから、一人あたりの消費が激増しているのですね。

http://www.live-science.com/bekkan/data/senzai1.html

一人当たり一日6Lの石油を使っていて、このうちの5分の1が原料などとして使われています。
https://oil-info.ieej.or.jp/whats_sekiyu/2-3.html

そして、なんとエネルギー消費はわたしの子どもの頃の4倍にもなっているのです。
http://www.hkd.meti.go.jp/hokno/graph_oil2013/graph2013.pdf

グラフを見てわかるように、「再生可能エネルギー」なんて、まだまだ微々たるものでしかありません。

わたしたちの社会は「化石燃料依存症」なのです。

パリで開かれていたCOP21は、二酸化炭素排出量の削減にすべての国が取り組むことに合意しました。議論されたのは燃料としての石油・石炭ですが、その他、原料としての石油の有用さを鑑みる時、わたしたちは、石油依存から抜けることができるのでしょうか?

地球温暖化というのも「化石燃料依存」の病理ですが、石油文明はそれ以外にも「化学物質過敏症」のような病理も生み出しています。そもそも化学物質がなければ、過敏症にもならないのですから。

障害のある人々が社会に出て行きにくいのは、社会に障害があるからだというのが、「社会的障害」という概念で、障害の責任は社会の側にあると主張しています。

そして、障害者差別解消法は「合理的配慮」を求めています。

同様に、わたしたちがその有利性を享受している石油文明の結果、生み出されている病理については、個人がその負担を負うのではなく、社会がもっと「社会的障害」を削減するように努力する必要があるでしょう。化学物質過敏症の人たちが、もっと社会に出て行きやすくするために。

「文明病の痛みと負担は誰が?」
http://ericweblog.exblog.jp/19526903/
http://ericweblog.exblog.jp/19501478/

スピンオフ企画第一回は、COP21に合わせてナオミ・クラインの「これがすべてを変える」上映会を開催いたしました。

上映会の報告については以下より

http://ericweblog.exblog.jp/22028764/

第二回のご案内はこちらから。
2016年1月28日 「文明病の体質改善を考える」勉強会
http://kokucheese.com/event/index/361237/
ぜひ、お申し込みください。
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by eric-blog | 2016-01-02 20:13 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 468号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年12月20日

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ERIC NEWS 468号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年12月20日
アクティブ・ラーニング、チーム学校、学び続ける社会を生きる
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

12月も三分の二が過ぎて、つまりは今年も後残すところ10日ばかり。
いかがお過ごしですか?

ERICも倉庫の移転先も決まり、在庫処分のご協力も受付はこの年末までとさせていただき、年度内に、事務所への在庫の移転、静岡への移転などを完了させたいと思っています。

去年からファシリテーター養成講座のスピンオフ発展企画を12月から2月3月の主催研修空白期間に実践しています。去年は「犯罪弱者」というキーワードで講座を三回行いました。

今年は「文明病」をキーワードに上映会と連続講座を企画しました。

こくちーずはこちらから
12月23日 ナオミ・クラインの「これですべてが変わる」上映会
http://kokucheese.com/event/index/360961/

2016年1月28日 「文明病の体質改善を考える」勉強会
http://kokucheese.com/event/index/361237/
ぜひ、お申し込みください。



◆◇◆目次◆◇◆
◆◇◆1.  What’s New? ファシリテーター養成講座スピンオフ企画
◆◇◆2.  2015年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジ
◆◇◆3.  ERICのテキスト在庫処分中! 受付は12月末まで。
◆◇◆4. by ERIC これまでの活動


◆◇◆1. What’s New? ファシリテーター養成講座スピンオフ企画◆◇◆

ここ2-3年、主催研修参加者に化学物質過敏症の方がいらっしゃいます。
参加申し込みの方には「研修参加にあたってのお願い」などの文書を事前に送って、参加にあたっての配慮をお願いしています。

香料の強いシャンプー、洗剤などの使用を控えていただくというのがお願いの中心ですが、意外なことに柔軟剤などが、何度洗濯しても落ちないなどの課題も見えてきています。

わたし自身は電解水洗濯機を使っているので、もう十数年?洗剤を使わない生活をしてきているので、世間でどれほど柔軟剤や香料のきつい洗剤が使われているか知らなかったのですが、わたしの子どもの頃の3倍以上の生産量になっていることを知りました。

http://www.live-science.com/bekkan/data/senzai1.html

一人当たり一日6Lの石油を使っていて、このうちの5分の1が原料などとして使われています。
https://oil-info.ieej.or.jp/whats_sekiyu/2-3.html

そして、なんとエネルギーはわたしの子どもの頃の4倍にもなっているのです。
http://www.hkd.meti.go.jp/hokno/graph_oil2013/graph2013.pdf

グラフを見てわかるように、「再生可能エネルギー」なんて、まだまだ微々たるものでしかありません。

わたしたちの社会は「化石燃料依存症」なのです。

パリで開かれていたCOP21は、二酸化炭素の削減にすべての国が取り組むことに合意しました。議論では主に燃料としての石油・石炭ですが、その他、原料としての石油の有用さを鑑みる時、わたしたちは、石油依存から抜けることができるのでしょうか?

地球温暖化というのも「化石燃料依存」の病理ですが、それ以外にも「化学物質過敏症」のような病気も生み出しています。そもそも化学物質がなければ、過敏症にもならないのですから。

障害のある人々が社会に出て行きにくいのは、社会に障害があるからだと、社会的障害という概念で、責任は社会の側にあると主張しています。

障害者差別解消法は「合理的配慮」を求めています。

同様に、わたしたちがその有利性を享受している石油文明の結果、生み出されている病理については、個人がその負担を負うのではなく、社会がもっと「社会的障害」を削減するように努力する必要があるでしょう。化学物質過敏症の人たちが、もっと社会に出て行きやすくするために。

「文明病の痛みと負担は誰が?」
http://ericweblog.exblog.jp/19526903/
http://ericweblog.exblog.jp/19501478/

スピンオフ企画第一回は、COP21に合わせてナオミ・クラインの「これがすべてを変える」上映会を開催いたします。

■ This Changes Everything「これがすべてを変える」紹介ビデオ9分もおすすめ!
http://www.theguardian.com/business/video/2015/mar/06/this-changes-everything-naomi-klein-oil-video

ナオミ・クラインは、気候変動の問題に取り組もうとは考えていませんでした。しかし、環境破壊と不平等の関係に気づいたとき、すべが変わりました。ナオミの故国、カナダでは、政府がアルバータの油砂(タールサンド)に石油を求めてむらがる企業にほとんど野放しのような許可を与えました。その結果、フォート・マクマレイのような町が生まれました。世界の環境保護活動家たちと同じく、アルバータの先住民の人々も環境破壊に反対して立ち上がりました。世界に点々とちらがっているこれらの気候変動と不平等についての運動をどうつなぐことができるのでしょうか。
これは、まだ作業中のものを編集したものです。劇場映画のような長さの「これがすべてを変える」は、Avi Lewisが監督し、今年、公開されるでしょう。
ナオミ・クライン、チャーリー・フィリップ、ジュリエット・リデル、アビ・ルイス、シャイ・ロドゴウスキー


■ナオミ・クラインの仕事

○ナオミ・クラインは『ノー・ロゴ!』で国際デビューしたジャーナリストだ。

有名商品がどのように売り込まれていくか。ブランドなんか要らない。
http://ericweblog.exblog.jp/3291838/
それは商品だけのことではない。政治家だって「ブランド戦略」だ。わたしたちは「売り込まれる」時代にいる。消費の時代。消費するためのお金のために働く時代。

○ナオミ・クラインの告発第二弾は衝撃的だった。

ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く
ナオミ・クライン、岩波書店、2011
http://ericweblog.exblog.jp/18813065/
そして、3.11によって、わたしたちも惨事便乗型資本主義の正体を見た。
いや、いまも続く、わたしたちが目撃しているものは「惨事便乗型政治改革」である。緊急事態の名の下に個人情報が把握され、官僚の裁量が拡大し、安全保障関連法が整備され、民主的意思決定の手続きが無視される。
いま、わたしたちは惨事便乗型復興推進と経済政策と政治改革のトリプルで目撃している。緊急事態宣言をやすやすと認める心へと、誘導されていく。

わたしの好きなジャーナリストです。

彼女の紹介および上映会の紹介についてはブログを参照してください。
http://ericweblog.exblog.jp/21919196

こくちーずはこちらから
12月23日 ナオミ・クラインの「これですべてが変わる」上映会
http://kokucheese.com/event/index/360961/

スピンオフ企画第二回は、この映画の内容を受けて、これまで化学物質過敏症の人に対して「合理的な配慮」をどのように行うことができるかを考えてきたことを一歩すすめて、文明病の体質改善にまで踏み込んで、問題提起を広げていくための研修プログラムを考えていきたいと思います。1月だけでなく、2月にももう一度行う予定です。

2016年1月28日 「文明病の体質改善を考える」勉強会
http://kokucheese.com/event/index/361237/
ぜひ、お申し込みください。

キーワードは「インクルーシブ」包摂的な社会デザインとしての教育のあり方ということです。特に、文明の闇の部分にかかわるものをどのように「抱きしめる」ことができるか。だんだんゲド戦記のような気分になってきましたが。

光あるところに必ず陰あり。文明の力が強ければ強いほど、それは均質化と波及力が強いということを意味するのだが、その排除の力、否定の力も強くなる。ゆるやかに、多様な存在を包摂することができる文明へと、近代の人間化へと舵をきる時が来ていると思います。

そして、その鍵は教育に、広い意味での学びに、そして学び続ける個人と社会にあるのではないでしょうか。


◆◇◆2.  2015年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジ5本終了しました。◆◇◆

前期のテーマ・コース三本とスキル・コース2本が、いずれもゼミ程度ではありますが、新たな参加者を得て、無事終了しました。
去年採択されたesdGAPおよび持続可能な開発目標(SDGs)は、これからのわたしたちの社会のあり方を導く道しるべであるのですが、特にesdGAPは教育にとっての重要な指針です。
毎回、esdとしてどうよ?というふりかえりを入れるだけで十分かどうか、2016年の課題としたいと思います。

そんな2015年をふりかえり、そして2016年度に橋渡ししていくのが年度末3月に開催する「TEST教育力向上講座」です。3月下旬を予定しています。ぜひ、開催日時についての御要望をお寄せください。

■これまでの主催研修の記録はホームページおよびブログに載せています。ERICホームページはこちらから。
http://www.eric-net.org/by-eric.html#AT

以下は、ブログ記事です。
■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 
http://ericweblog.exblog.jp/21486407/

■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」  http://ericweblog.exblog.jp/21488427/

■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
http://ericweblog.exblog.jp/21688691

■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
http://ericweblog.exblog.jp/21780337/

■2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
http://ericweblog.exblog.jp/21882789
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by eric-blog | 2015-12-22 11:40 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 465号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年11月30日

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ERIC NEWS 465号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年11月30日
遊びが学び、没頭するフロー体験が人を育てる!
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

前回もアクティブ・ラーニングについて書いたが、国立教育政策研究所の研究プロジェクト報告書『資質・能力を育成する教育課程の在り方に関する研究』を読むと、愕然とする。アクティブ・ラーニングって実質「参加型学習」とわたしたちが言ってきたものと同じなのに、「参加型学習」として「気づき」の経験学習的アプローチや参加のスキルなどを整理してきた蓄積があるのに、また、多様な方法論だけに引き戻された感がある。

 報告書でアクティブ・ラーニングの先行事例として類型化されて紹介されているのが
問題解決型学習/ 問題基盤型学習
探究学習
発見学習
プロジェクト型学習

まるで1970年代のデジャブである。元木先生、水越先生などが、昭和30年代から提唱してきていた学習ではないか。議論のふりこがまた戻ったということなのか。

 そこに、「コンピテンシー目標」が達成できるとか、「三層構造のリテラシー」に合致するとか。いま風の専門用語がちりばめられているが、本質的には変わらない。

 わたしたちの「助成金」もそうだが、「研究」というのもどこか新規性やオリジナリティが求められる。オリジナリティの表し方は、「古いものの新しい組み合わせ」にすぎない。

研究者はそれでいいのだろうが、現場はふりまわされるだけにならないか。

 現場の「研究」主体を育てることこそが、課題であって、研究プロジェクトの結論が大事なのではない。

 齋藤学さんは、「学びの共同体」において、「研究課題」を新しいものにとびつかないこと、「ていねいに改善していくこと」を指摘している。その通りだと思う。

 学校共同体の主体性を取り戻すこと。それが一番の課題だと思う。


◆◇◆目次◆◇◆

◆◇◆1.  What’s New? 「遊びが学び」
◆◇◆2.  2015年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジ
◆◇◆3.  ERICのテキスト在庫処分中! 12月末まで受付中
◆◇◆4. by ERIC これまでの活動


◆◇◆1. What’s New?  「遊びが学び」 ◆◇◆

 子育て中の世代の方々を対象に、練馬でプレイパークなどの実践をされている団体が主催した三回連続講座に参加しました。限られた人数の研修なのに、申し訳なかったなあと思いましたが、とても面白かったでした。

第一回で学んだのは「Playwork」という概念。イギリスでは大学にコースがあるそうです。
http://ericweblog.exblog.jp/21822254

ここで紹介されたもので、とても役立っているのが『遊び合いを妨げる17の症候群』リストです。参加型での研修の「学び合い」を阻害するものとの共通性の高さに驚きます。今回の『未来を学ぼう』研修でも活用しましたが、「Wimping」怖がるという概念を「Wimpiちゃん」というキャラクターにしてしまいました。

ベテルの家の統合失調症の方が自分の症状に名付けることで対応することを学ぶように、わたしたちも「ついつい学び合い、遊び合いを妨げてしまう自分自身の傾向」に名前を付けることで、その「起こり」に気づき、対応することができるようになるのではないでしょうか?

講師の嶋村仁志さんにご紹介いただいた本も読みました。
『男の子の乗りこえる力を育てるワンパク体験』
http://ericweblog.exblog.jp/21828552

イラストレーターの親御さんが、ネタなのか、過剰に心配性なのが気になりましたが、そういう人でも安心して参加できるようにしなくちゃいけないんだなあと、どこか納得。

Play遊びはwork効きます!

で、今日、三回目。プレイパークの実践と「感覚統合」の理論の関係について学びました。

感覚統合という概念も参加型学習にとっては新しい概念ではありません。

そう、あのわかりにくい「全体言語主義」こそが感覚統合そのものなのです。

PLTファシリテーター研修を受けた方ならPLT研修の五つの特徴というのを覚えておられているでしょうか。

・構成主義
・協同学習
・概念をツールに
・全体言語主義
・コミュニティの課題解決、問題解決学習

感覚統合という概念は、学習困難、自閉症児のための学習指導で使われ、発展した来た方法論のようです。検索してみると、図書館にある本のほとんどが支援学級の実践や指導者用のようです。

人の感覚は、千差万別。センサー万別なんて、変換してしまいました。

子どもの感覚は、発展途上。大人と同じようには働かない。

諸感覚の「でこぼこな」発達があたりまえ。どこかが突出しつつ、どこかが欠けつつ、それらが相互に刺激しあって発達していく。それが子どもの発達の姿だということ。

遊びという没頭体験が、もっともからだ諸感覚の統合的成長につながるのだということ。

諸感覚という時、六感以外のものを今日の研修では「実感」する演習がありました。
・三人一組になる。
・軍手をはめた手で、かばんから財布を取り出し、「穴の開いていない硬貨」を一枚取り出す。
・グループの一人が、軍手をはめたままで、5種類の資料をグループの人数分取りにいく。
・帰ってきて、軍手をはめたままのグループの他の人が、それを順番に並べ、みんなに配る。

・ペアになる。
・握手する。一歩近づく。身体接触の感覚。パーソナルスペースの感覚。
・相手の背中の真ん中を指の先で上から下へなぞる。
・片脚で立って10秒数える。
・右手で複雑な形を作って、耳のそばに置く。合図で、左手でも同じ形を耳のそばで作る。

三人一組では、別のワークもしたのですが、ポイントとしては「子どもの感覚を実体験する」ことが大切だったと思います。高齢者の感覚を学び合うために、ど近眼の眼鏡をかけ、手袋をし、からだにおもりをつけて動き回る、鍵をあけるなどの経験をしたことがありますが、子どももそうだったとは!

考えてみれば、当然のことなのに、まさか、そこまでとは、思っていませんでした。

子どもの手先感覚、あなたも実感してみませんか?


◆◇◆1. at ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ◆◇◆

2015年度の6本の研修中、5本が終わりました。
いずれの回も、ゼミ程度の人数で、じっくりと「学び合う」ことができました。
記録は以下からご覧ください。

■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 終了
http://ericweblog.exblog.jp/21486407/

■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」 終了 http://ericweblog.exblog.jp/21488427/

■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 終了
http://ericweblog.exblog.jp/21688691

■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 終了
http://ericweblog.exblog.jp/21780337

■2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」終了
http://ericweblog.exblog.jp/21882789

■2016年(平成28年)3月下旬予定TEST教育力向上講座

御案内はこちらからダウンロードできます。
http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015pamph.pdf

しばらくお休みして、3月に、今年度最後の主催研修となります。
日程については、参加者のご希望によって決定していきます。
ぜひ、日程候補を御知らせください。First come, first served!


◆◇◆2.  ERICのテキスト在庫処分中! 受付は12月末まで ◆◇◆

 熊本の倉庫から在庫を、処分することにいたしました。これまで、ご高齢になられた加藤さんのご実家に甘えていましたが、いろいろ終活をすすめていくお気持ちになられたのだと思いますし、当然だなあ。

 とご案内していたところ、静岡のPLTファシリテーターの方から、倉庫のご提供の申し出がありました。ありがとうございます。とはいえ、在庫を整理すると宣言したので、12月末まではご協力者を受け付けます。
 研修のテキストとしてご活用ください。

=====在庫廃棄処分引き取り希望調査表=====
一箱入冊数
ワールドスタディーズ20
PLT木と学ぼう20
フードファースト20
テーマワーク20
わたし、あなた、そして20
地球のみかた20
対立から学ぼう17
未来を学ぼう15
環境教育指導者マニュアル10
人権教育ファシリテーター20
   〃  発展編20
   〃  実践編20
レッツ・コミュニケート40

処分予定日は、2015年度末までです。

以下のような内容を書き込んでいただき、メールでお申し込みください。
==========================
申込者:
氏名                
住所                                  
    
送り先住所: 同上 その他の場合は記入してください。

連絡先: 電話番号            、e-mail            

ERICステイタス: いずれかにチェック
□スタッフ □理事 □遠距離運営委員 □アルムニ(卒業生) □その他

一箱あたりの処分費用は3000円です。

入金予定日:             

*わたしは、ERICの活動の趣旨に賛同し、在庫処分のために協力いたします。


入金確認後、熊本から発送いたします。倉庫作業の都合上、通常のテキスト発送より時間がかかります。ご了承ください。
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by eric-blog | 2015-11-30 19:21 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 463号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年11月15日

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ERIC NEWS 463号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年11月15日
アクティブ・ラーニング、チーム学校、学び続ける社会を生きる
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

ボクササイズにはまっています。これまで気功、太極拳、ヨーガなど、からだのメインテナンスにつながるものは定期的にやってきていましたが、大汗かくような「運動」はやったことがありませんでした。いつも自転車なので、それが有酸素運動につながっているだろうと安心していたせいもあります。

それがトルコで「口笛が吹けない!」という事態に直面し、顔面筋も使わなければ衰えるという事実を発見。もっと動かさなければと、思い知りました。結局、帰国後、口笛は回復しており、気候が乾燥していたせいもあるかということにはなったのですが、ショックをきっかけに体質改善。

ボイストレーニングの講座が区立体育館であったはずと、チェックをしたら、人気の講座で満員。いつでも空いているボクササイズで通っておけば、タイミング良く申し込むことができるのではないかと、定期的に通うことにしたのです。ちなみにボクササイズは受講者7名ほど。

三つ、気づいたことがあります。
1. 肩甲骨を寄せるって難しい。
2. 顔と左ひざを前に向けたまま、腰と肩を回転させることがわからない
3. いつも動かさない筋肉がたくさんある

肩甲骨と骨盤は、頭蓋骨と並んでからだの中の大きな骨。それをぐらつかずに回転させる? わかりません。つい去年、背中にまわした手のひらを合掌することができるようになったばかり。その肩甲骨をさらに動かす!

毎週、腰肩まわりは筋肉痛。とはいえ、動かし方がおもしろいので、続けます。その内に「極意」に至れるかもしれません。人体模型も購入して、目下インナーマッスルと骨格の動かし方をイメージトレーニング中。

新しいことに出会うのは愉しい! 自分に合っているものに出会えると、愉しさ倍増ですね。

さて、今週のERICニュースatERICfromERICは、主催研修につながる最近のニュースから。

◆◇◆目次◆◇◆
◆◇◆1.  What’s New? いじめ対策と教員の資質向上
◆◇◆2.  2015年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジの予定
◆◇◆3.  ERICのテキスト在庫処分中! ぜひご協力ださい。
◆◇◆4. by ERIC これまでの活動


◆◇◆1. What’s New?  いじめ対策と教員の資質向上◆◇◆

今回の「What’s New?」では、いじめ問題と教員資質の向上の二つを取り上げたいと思います。

■「いじめ対策」という対症療法ではなく、関係性と社会性のスキルを育てる

教育という場において、いじめ対策とか、予防教育って言い方は変だと思うということは、すでに書いて来たことです。教育はすべて「予防」ですから。

特に学齢期の教育は、人生の試行的実験段階だとも言えるでしょう。もちろん、生きるということの質が低いとか言っているわけではありません。わたしたちはみな、一度きりの人生、いつだった試行錯誤、いつだって学び、です。

それに、いじめは人間関係不全症候群の一つで、その対症療法だけをとることは集団の健全な関係性づくりの基礎にはなりません。悪くすると「これをしちゃいけない」というような萎縮した感覚や触らぬ神にたたりなしの態度を増長してしまうかもしれません。

民主的な社会の基盤を作るための教育は、民主的な人間関係とコミュニケーションのスキルを教えるものでなければなりません。その基本は、「わたし、あなた、みんな」の三つの参加のスキルだとERICではまとめています。

わたし  自己理解、自尊感情、自己主張
あなた  関係性、相互尊重、建設的なコミュニケーション
みんな 社会性、市民性、協力、

ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジも後半に入り、スキル編が始まっています。10月は関係性のスキル「対立を力に」をテーマに行いました。11月は社会性のスキル「協働参画の未来を拓く」を開催します。

「対立を力に」の研修記録は以下のブログで見ることができます。
http://ericweblog.exblog.jp/21780337/

その中で、参加者とともに確認したことは、対立は人生で避けられないことだから、「対立の扱い方」を教えた方がよいし、対立はないよりあった方がよいということでした。ついつい避けたくなる対立ですが、人生のスパイスでもあり、失敗もまた、学びの素なのです。

TEDで「思うはまねく」というプレゼンを行った植松 努さんは、「いじめる人はいる。傍観者にならないこと」と言っています。
https://www.youtube.com/watch?v=gBumdOWWMhY
http://tsutomu-uematsu.hatenablog.com/entry/2014/10/10/115552

いじめは大人の社会の方がすごいのだと、植松さんは言います。そして、明らかに力関係がそこには働いています。学校のように教員が止めてくれるとか、介入するなんてことは期待できません。だからこそ、仲間の力が大事だと言います。

いじめられている人がいたら、ちょっとその人に寄り添う。見方だよというシグナルを送る。理不尽な力の使い方は許さないことを態度で示す。それも一つの勇気であり、スキルです。

とても現実的な対処法を、植松さんは教えてくれます。学校時代というのは、そんな勇気やスキルも含めて、もっといろいろと関係性について学びがある方がよいのではないでしょうか。

例えば、「日本社会」についての学びです。高校の政経や倫社で「日本人論」などをやるかもしれません。しかし、日本社会における関係性について、明示的に学んだことは、少なくとも中学校まではないのではないでしょうか? 

『対立から学ぼう』のカリキュラムを翻訳した後、日本社会の対立のあり方について、研究会を開催しました。その時発見したのが「日本社会の○△□」でした。

○は「均質さを好む」傾向であり、悪く言うと「排他的」です。
△は「力の格差の感覚が大」、つまり、上下関係が強く、力による支配にまかれる。
□は「変化を好まない」、問題解決的でないということです。

このような傾向は、あきらかに国際的な人権尊重社会がめざす方向性とは異なります。国際的な人権についての動向をまとめると次の三つです。

○inclusive 包摂的、多様性を受け入れる
= equity 対等さ、平等に扱う
? プロセス思考、いまの社会に問題がないとは言わないが、問題提起を受けとめて課題解決のために協力することが大事だと考える。変化することを前提としている。

わたしたちは、このような「日本社会の○△□」の関係性やコミュニケーションについて、「学んだこと」はないのです。「まねたこと」がほとんどではないでしょうか。植松さんも、自分自身の体験から、学んで来たのです。

民主的な社会を作る力が「学級会」や「委員会活動」といった組織運営の形だけでなく、しっかりとしたコミュニケーション論に根ざしていること。そのような学びの中で、問題が起これば、またそこから学び、改善するような問題解決行動をとること。

ビジョンなき対症療法は、問題解決学習につながりません。

では、どのようなビジョンや価値観を体現したスキル学習が求められるのでしょうか。

ESDは「人間の尊厳」「社会的責任」「自然の一部としての人間」「文化的多様性」というような価値をベースにしています。

「いじめ」が人間関係不全症のあらわれだとして、いじめの起こらない人間関係というのを考えてみましょう。そのような関係性に向けて努力すること、問題を克服しつつ、「いいパターン」の習熟を続けることが、学び続けることになる。

あなたがつくっている関係性が実現している価値観をESDの価値観でチェックしてみましょう。


■「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について」(答申案)に対するパブリックコメントの公募がありました。

文科省のホームページに掲載されています。ぜひ、お読みください。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/002/houkoku/1360150.htm

アクティブ・ラーニングという言葉が、毎ページと言えるほど出てきます。参加型学習は、アクティブ・ラーニングの走りと言えると思いますが、「古い革袋に新しい名前」だけでは改革にはつながらないことはあきらかです。

具体的にはアクティブ・ラーニングとは以下のような学習方法があげられます。
小集団での話し合い
オープンエンドな協同での調べ学習
ロールプレイ、シミュレーション、ディベート
情報源についての検討
コミュニティの人々との交流、協働
海外、コミュニティ外とのライブな交流
インタビュー、物語、伝記などを通して、人の生活、人生に触れる。
変革の民主的なプロセスに参加する。

など、まさしく「アンガージュマン」なんて懐かしい言葉ですが、関わっていく態度を養うことがアクティブ・ラーニングであるわけです。

答申は、教員養成、現職教育およびミドル・リーダーの育成、更新研修などの資質向上の機会をとりあげていますが、同時に教員自身の「学び続ける」姿勢の大切さも強調しています。

子どもとともに生き生きと学ぶ。その姿は、教員を志す者であれば、誰しも心奪われる光景ではないでしょうか?

わたしも、カンボジアでボランティア教員をした時に、教室いっぱいのきらきらした眼に触れた時、「わあああ、癒される!」と思ったものです。ひょっとすると、日本の学校で疲れた教員のリハビリにもなるのではないかすら考えました。

さて、わたしが提出したパブリックコメントです。論点を四つにまとめました

論点1 アクティブ・ラーニングの実践について
論点2 ESD としての方向性について
論点3 チーム学校で取り組むために
論点4 教員の多忙化に対する対策
◇論点1 アクティブ・ラーニングについて、指導法として習熟すべきことが
多様な教科において求められています。
わたしが勤務するNPO法人国際理解教育センターでは、「参加型学習」の方法を使って「国際理解教育」「環境教育」「人権教育」などの内容教科を参加型で教える学ぶ方法を、指導者育成研修において実践しています。
教員養成の免許において、「教科に関する科目」ではアクティブ・ラーニングの視点が取り入れられていますが、教育の基礎理解に関する科目においてはその言及がありません。教育目標、教育内容、教育方法などについての参加型でも学びの体験が「チーム学校」において、目標、内容、方法についての合意形成にも活かされるのではないでしょうか。

ぜひ、すべての科目において、できる限り「参加型」アクティブ・ラーニングの視点からの学び合いをとりいれてはいかがでしょうか。また、米国の着要員養成課程においては「協同学習」「プロジェクト学習」を取り入れることで、自主的な学びの中で、内容の修得の深化を図っています。

そのような工夫もすべての科目について行うことが可能であると思います。

◇論点2 ESD としての方向性について

ESD持続可能な未来のための教育は「価値観」の教育であると言われています。いまのままでは続かない、危機的な状況にある産業科学技術社会をどう持続可能な社会へと舵取りするか、そのためにはわたしたちの価値観が変わらなければならない。そのことが昨年岡山県や愛知県で開かれたESDフォーラムで採択されたGAPでも繰り返し確認されています。すべての教育をESDへと「再方向付ける」ことがアクション・プログラムの中でも求められています。
しかし、今回の答申を読んでもESDとしての再方向付けという文言は出ていません。「はじめに」においてなぜいま見直しが求められるのかという問題意識としては持続可能性も含まれているように思われますが、それだけでは十分ではないと思います。
持続可能な社会の基盤となる価値観と、そのような社会を主体的参加によって築きあげるためのコンピテンシー、生きて働く力の両方が大切なのです。

そのような価値観とコンピテンシーを育てる教員にも、そのような価値観とコンピテンシーが身に付いていることが求められるのは当然なのではないでしょうか? その上で、答申が何度も強調しているように「学び続ける姿勢」、時代の変化や要求に応えていくことができる力があるのではないでしょうか。

◇論点3 チーム学校で取り組むために

もう一点、答申の特徴は、学校全体で取り組む姿勢の提案である。
Whole school approachというのは環境教育やESDでずいぶん前から指摘されてきたことであり、ESDが価値観の教育であるということを鑑みれば、学校全体に首尾一貫性があることが、効果的な教育につながることは容易に諒解できることである。従って、教育的効果の点からも、「チーム学校」によるアプローチは必須である。
一方で、すでに総合学習の時間における教員の協力についての前例が存在する。総合的な学習というのは教科横断的な内容であり、かつ、問題解決の行動化へのつながることが期待された学習でした。しかしながら、総合的な学習推進のための加配も、研究支援も、体制もなく、それぞれの教員と学校にお任せでした。
今回、ミドル・リーダーというOJTを支援する体制メンバーが強調されているようですが、これまでの教員養成の中に「協同学習」やアクティブ・ラーニングの学びはありませんでした。
なんの支援策もないまま、制度先行になるのではないかと危惧します。
いま、学校現場に「中堅どころ」が少ないのは現実です。しかし、それはこれまでの教員採用の無計画さによる結果であって、急に改善できるものでもありません。また、無計画な教員採用縮小によって、教員養成系学部が疲弊もしたのです。
今回の答申に、これまでの教員採用について反省があるように思えません。
チーム学校を推進するためには、そして、学び続ける学校づくりのためには、例えば『学習組織 五つの原則』など、チーム学習についての理論、そしてコミュニティ・オブ・プラックティスなどの実践が役立つのではないでしょうか。
チームを成功に導くカギは「システム思考」であるとピーター・センゲは言うわけですが、わたし自身は「ビジョンの共有」こそが鍵だと思っています。
果たして、今回の答申に従った改革で、学校に「チーム学習」のための時間とノウハウは生まれるのでしょうか?これまで、一匹狼であった教科教育の牙城、中等教育においてこそ、チーム学校をすすめるための方策がしっかりと考えられるべきではないでしょうか。

◇論点4 教員の多忙化に対する対策
答申は教員の資質能力の向上についてですので、教員養成や更新研修などについて述べられています。しかし、大切なことは育成された資質や能力をいかんなく発揮することができる環境整備ではないでしょうか。
チーム学校に対する支援策も環境整備の一つだと言えますが、なんといっても必要なのは、特に「学び続ける」教員という答申の大切な柱について言うならば、教員の多忙化に対する対策ではないでしょうか?
集金などの雑務、クラブや特別活動、そして進学指導などが、教科教育以外にも教員の時間とエネルギーに食い込んでいます。もちろん、学級定員が削減されれば、それだけかかる時間も少なくなるでしょうが、それだけで十分だとは思えません。
いま、非正規の学習指導員や支援員が増えています。実際には教員に、それらの人々を効果的に活用するためのコーディネーションという役割も求められているのです。今回の答申を読みますと、正規雇用の教員には、ミドル・リーダーという新たな役割も期待されるようになり、さらなる多忙化につながるのではないかという恐れすらいだきます。

答申には教員の多忙化に対する根本的な解決策が求められることも、かきそえていただきたく思います。


◆◇◆2. at ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ◆◇◆

10月からはスキル、行動力アップにつながる参加型学習の方法を学んでいます。

ESDはコンピテンシー、知識偏重ではなく、学んだことが「生きて働く力」となって、行動につながる教育を目指します。もちろん、その行動がESD的価値観に根ざしていることが大切です。

次回の研修「未来を学ぼう」は、未来志向の行動のあり方を提起するものです。

カリキュラムは未来志向の価値観に根ざして作られており、現状肯定的、伝統礼賛的な価値観ではなく、現状を理念に照らして課題を明らかにし、問題解決的に取り組もうとする姿勢を育てています。

「なってしまう未来」を「仕方ない」とあきらめるのか、それとも「なりたい未来」を想起し、そこに向かう行動を選択して行くのか。一人ひとりの主体的選択を育てることが民主主義教育の基本です。そしてESDとは、その行動選択の規準に「環境」や「人権」という価値観が反映していることを求めるのです。

一人ひとりの日々の選択の結果が、未来なのです。

どんな未来を望むのか。学習性無力感を強化する教育に、あなたの教育はなっていませんか?
■ESDファシリテーター養成講座 スキル「未来を学ぼう」
平成27年2015年11月28日(土)29日(日)

■研修プログラムの概要

研修プログラム

セッション1 共通基盤づくり
11:00-13:00
1. 二日間の内容について
2. 「未来を学ぼう」って何だろう? [出発点「知っていること・知りたいこと」]
3.  傾聴
4. 二日間の心がけ[一人で→ペアで→全体で]
5. ふりかえり

セッション2 流れのあるプログラム体験
14:00-16:00
1.世界のイメージ図を書こう、好きな点・嫌いな点
2.差別のある状況
3.理想の未来は
4.行動計画づくり

セッション3 『未来を学ぼう』教え方・学び方の特徴
16:00-18:00
1.3つの省察・ふりかえりシート
2.点検、ESDとしての再方向づけの視点を持つ
3.『未来を学ぼう』の特徴テキスト・リーディング
4.ふりかえりとまとめ

セッション4 アクティビティ実践
9:00-12:00

セッション5 プログラムの評価
13.00-15.00

セッション6 まとめと個人的行動計画
15.00-16.00

■これまでの主催研修の記録はブログに載せています。

■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 
http://ericweblog.exblog.jp/21486407/

■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」  http://ericweblog.exblog.jp/21488427/

■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
http://ericweblog.exblog.jp/21688691

■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
http://ericweblog.exblog.jp/21780337/
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by eric-blog | 2015-11-16 09:04 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 460号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年10月25日

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ERIC NEWS 460号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年10月25日
ERICの研修ハンドブックを活用しませんか?
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

遊ぶって、大事だなあと実感した先週末でした!

なんと、東京で見逃した歌舞伎『阿弖流為』を大阪で、夜行バスで往復して観てきました!

縄文とかアイヌとかは、どこか土着の心をわしづかみにするのですが、そこに「ミカド」の共同幻想的呪術と土着神アラハバキ神の戦いがからみ、やんちゃな坂上田村麻呂と阿弖流為の心のかよいあいがあり。もう、歌舞伎のワンピースも見に行こうかなあ、なんて思うほど。

歌舞いているなあああ! 歌舞伎者とは、あほらしいこと。

コンサートなどに病み付きになる方の気持ちが少し、わかりました!

そして、今週末は研修中! 昨日の土曜日の様子もお伝えしたいのですが、それはまた報告の方でやります! ブログで観てくださいね。

先週末の自分の体験を踏まえて、「元気の出る」研修をめざします!


◆◇◆What’s New?◆◇◆

◆勉学の秋? 楽しい学びの場がたくさんありますよ! もちろん、11月27-28日に予定されているERICの研修にも来てくださいね!

■あどぼの学校  2015年9月〜2016年2月(全10回/合宿2回を含む)
http://adobono.strikingly.com

■多文化共生をテーマとしたファシリテーション入門講座 
日時:11月14日(土)、21日(土)、28日(土)(全3回、13:00~17:00)
http://www.nic-nagoya.or.jp/japanese/nicnews/archives/18106
参加費3000円という安さで学べるなんて、公的な資金がつぎ込まれている証拠。人権研修の予算など、どんどん削減されている中、大事にしていきたいですね。

子どもの貧困解決すら、民間資金に頼ろうとするいまの政権。何を公的な資金で支え、何を優先させるべきか、ウォッチする必要がありますね。

◆以下、ぜひ、ご覧になってください。いま、教育が問われている。共に考える場づくりにとりかかりましょう。変化の時、あなたはどう動きますか? ていねいに考える。ていねいに互いの声に耳を傾ける。

■2015/10/17 学校に自由と人権を!10・17集会 子どもたちを戦場に送るな!(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/270820
「踏み絵」社会にするか多文化共生社会にするか。

■いま、教育がホットだ!
http://ericweblog.exblog.jp/21748035/
◆生きる力を育む学校・幼稚園がありますよーー。
http://ikihug.com
◆理想の学校を創ろうよ  
http://kokucheese.com/event/index/177298/
◆長編映画『子どもは風をえがく』
http://www.kazeoegaku.com/message/
三部作と言えばいいでしょうか。中瀬幼稚園の取り組みのドキュメンタリーです。以前、食育の時にも、この前編の映画に出会っていたことを思い出しました。いま、上映中のユジク阿佐ヶ谷、とても居心地のよい場所でした。小劇場なのに、椅子がとっても贅沢なんです! つい、寝てしまった・・・ほど?

■18歳選挙権が始まる。政治教育はどうなる?どうする?総務省&文科省制作の「私たちが拓く日本の未来」を読んでみよう! 主権者不在の担い手育成ってどうよ?
http://ericweblog.exblog.jp/21757416/


さて、本編です。


        ◆◇◆目次◆◇◆

◆◇◆1. 2015年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジの予定
◆◇◆2.  ERICのテキスト在庫処分中! ぜひご協力ださい。
◆◇◆3. by ERIC これまでの活動

◆◇◆1. at ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ◆◇◆

10月からはスキル、行動力アップにつながる参加型学習の方法を学びます。

ESDはコンピテンシー、知識偏重ではなく、学んだことが「生きて働く力」となって、行動につながる教育を目指します。もちろん、その行動がESD的価値観に根ざしていることが大切です。

「対立の扱い方」や「未来を築く」行動は、そのスキルそのものがESD的価値観を体現しています。

「世界には多様な価値や表現、考え方がある」だから対立は当然のこととして存在するし、生起する。まずは、「対立することは悪くない」という価値観に立って、それをどう扱うかを考えるというスタンスで作られています。

「未来を学ぼう」は、未来志向の行動のあり方を提起するものです。

「なってしまう未来」を「仕方ない」とあきらめるのか、それとも「なりたい未来」を想起し、そこに向かう行動を選択して行くのか。一人ひとりの主体的選択を育てることが民主主義教育の基本です。そしてESDとは、その行動選択の規準に「環境」や「人権」という価値観が反映していることを求めるのです。

一人ひとりの日々の選択の結果が、未来なのです。

どんな未来を望むのか。学習性無力感を強化する教育に、あなたの教育はなっていませんか?
■ESDファシリテーター養成講座 スキル「未来を学ぼう」
平成27年2015年11月28日(土)29日(日)

■研修プログラムの概要

研修プログラム

セッション1 共通基盤づくり
11:00-13:00
1. 二日間の内容について
2. 「未来を学ぼう」って何だろう? [出発点「知っていること・知りたいこと」]
3.  傾聴
4. 二日間の心がけ[一人で→ペアで→全体で]
5. ふりかえり

セッション2 流れのあるプログラム体験
14:00-16:00
1.世界のイメージ図を書こう、好きな点・嫌いな点
2.差別のある状況
3.理想の未来は
4.行動計画づくり

セッション3 『未来を学ぼう』教え方・学び方の特徴
16:00-18:00
1.3つの省察・ふりかえりシート
2.点検、ESDとしての再方向づけの視点を持つ
3.『未来を学ぼう』の特徴テキスト・リーディング
4.ふりかえりとまとめ

セッション4 アクティビティ実践
9:00-12:00

セッション5 プログラムの評価
13.00-15.00

セッション6 まとめと個人的行動計画
15.00-16.00


■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 終了
http://ericweblog.exblog.jp/21486407/

■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」 終了 http://ericweblog.exblog.jp/21488427/

■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
http://ericweblog.exblog.jp/21688691
■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
■2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
■2016年(平成28年)3月下旬予定TEST教育力向上講座

御案内はこちらからダウンロードできます。
http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015pamph.pdf

半身ESDの実践家、半身ESDウォッチャーとしてのスキルアップを目指しましょう。


◆◇◆2.  ERICのテキスト在庫処分中! ぜひご協力ださい。◆◇◆

熊本の倉庫から在庫を、処分することにいたしました。これまで、ご高齢になられた加藤さんのご実家に甘えていましたが、いろいろ終活をすすめていくお気持ちになられたのだと思いますし、当然だなあ。

で、箱単位で処分を引き受けてくださる方を募集しています。それぞれのテキストごとに、一箱に入っている冊数が異なります。ご確認ください。

=====在庫廃棄処分引き取り希望調査表=====
一箱入冊数
ワールドスタディーズ20
PLT木と学ぼう20
フードファースト20
テーマワーク20
わたし、あなた、そして20
地球のみかた20
対立から学ぼう17
未来を学ぼう15
環境教育指導者マニュアル10
人権教育ファシリテーター20
   〃  発展編20
   〃  実践編20
レッツ・コミュニケート40

処分予定日は、2015年度末までです。

以下のような内容を書き込んでいただき、メールでお申し込みください。
==========================
申込者:
氏名                
住所                                  
    
送り先住所: 同上 その他の場合は記入してください。

連絡先: 電話番号            、e-mail            

ERICステイタス: いずれかにチェック
□スタッフ □理事 □遠距離運営委員 □アルムニ(卒業生) □その他

一箱あたりの処分費用は3000円です。

入金予定日:             

*わたしは、ERICの活動の趣旨に賛同し、在庫処分のために協力いたします。


入金確認後、熊本から発送いたします。倉庫作業の都合上、通常のテキスト発送より時間がかかります。ご了承ください。
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by eric-blog | 2015-10-25 19:23 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 458号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年10月13日

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ERIC NEWS 458号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年10月13日
with ERIC
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(文責: 佐藤宏幸)

皆さま、三連休、いかがお過ごしになりましたか?

わたしの地元ではお祭りや運動会、授業参観など小学校校区レベルで行事が重なりました。
選択肢のあることを喜びつつ、参加を優先順位付けた基準は何だっただろうかと、考えています。

催しものの範囲を広げれば、週末には日本中で数えきれない魅力的なイベントが開かれているのだろうと思います。
その中には、大人の学び合いの機会も含まれ、ERICの主催研修はその一つであると思います。

先月の「人権」研修は、1日目は地元でのワークショップがあり参加できず、2日目のみの参加でしたが、印象深い研修でした。具体的には、研修で配布された『いつでもESD! ファシリテーター・ハンドブック2015』の姿が気に入っています。A4版52ページの質感は、手に取って参照することを誘います。

もちろん内容にも満足。例えば、p.50の「個人的行動計画」を使用してセッション6で計画した内容を、早々、帰り道で実践することができ、「個人的行動計画」が強力な動機付けツールであることを体感できました。

また、先月3日連続で体験学習した「ホワイトボード・ミーティング?」手法http://wbmf.info/whatwbm/を、研修の中のペアワークで実践し、オープン・クエッションやあいづちのフレーズ、3色のペンを目的に合わせて使い分けること等、スムーズに出来ている自分を感じました。スキルは使うことで身についてゆくことを実感しました。

さらに、ファシリテーション実践では、前日に行なったワークショップの優先順位をつけるアクティビティ「ダイヤモンド・ランキング」の進め方への、具体的で実践可能なアドバイスを得ることができました。これは、少人数で、安心しながら、じっくりと学びを深め、広めることのできるERICの主催研修ならではと感じています。

今回のERICニュースは、

◆◇◆目次◆◇◆

 1.  ERIC主催研修用ハンドブック
 2.  ERIC主催研修の予定
 3.  ERICこれまでの活動
 4. 関東・東北豪雨

◆◇◆ 1. ERIC 主催研修用ハンドブック  ◆◇◆

冒頭の『いつでもESD! ファシリテーター・ハンドブック2015』は、今年の主催研修で活用していたハンドブックを大幅に改訂し、52ページにまとめたもので、以前のハンドブック同様、前半は理論編、後半はERICの12時間研修の組み立てにそったワークシートなどを中心にした以下のような内容です。

 目次

ESDファシリテーターズ・カレッジの構造・・・・・・・・・・・・・・・・3
いつでもESD ファシリテーター養成研修の目的と目標 ・・・・4
ESD持続可能な未来のための教育の目標・・・・・・・・・・・・・・5

PART1 ERICの参加型学習
ERICの参加型学習 3つの学び ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
参加のスキル わたし・あなた・みんな・・ ・・・・・・・・・・・・・・・7
学びの本質を理解する  参加型学習を支える諸理論・・・・・8
構成的に学ぶ=経験から学ぶ=経験学習・・・・・・・・・・・・・・・・9
経験学習=経験を味わう「ふりかえり」の鍵・・・・・・・・・・・・・・10
全体言語的アプローチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
協同的に学ぶ「わたし」を支える建設的相互作用 ・・・・・・・・・16
学びあい・協同学習をすすめる4つの活動形態 ・・・・・・・・・・17
参加の力を育てる手だて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
環境対話法が子どもを育てる 学校全体で取り組む ・・・・・・19

PART2 ESDファシリテーター養成研修プログラム
ファシリテーターのための「経験学習アプローチ」・・・・・・・・・・20
ESDファシリテーター養成研修 12時間研修構成例 ・・・・・・・21
セッション1 共通基盤づくり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
セッション2 流れのあるプログラム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
流れのあるプログラムの作り方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
セッション3 参加型学習についてのふりかえりとまとめ・・・・・・29
参加型学習を阻むもの ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35
セッション4a アクティビティ開発 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39
セッション4b プログラムづくり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
セッション5 アクティビティ実践・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
セッション6 推進の課題と個人的行動計画・・・・・・・・・・・・・・・・48
ESDへの再方向づけ Redirection!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51

提供価格は1000円ですが、研修での利用を想定しているので、主催研修に参加したり、ご自身でESD推進指導者育成研修を企画されたり、大いにハンドブックを活用しましょう。

◆◇◆ 2. ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ ◆◇◆

10月からはスキル、行動力アップにつながる参加型学習の方法を学びます。
前述の『いつでもESD! ファシリテーター・ハンドブック2015』を手にしながら、学び合いましょう!

 ■ ESDファシリテーター養成講座 スキル「対立から学ぼう」 平成 27 年(2015 年)10 月 24 日(土)~25 日(日)
 ■ ESDファシリテーター養成講座 スキル「未来を学ぼう」  平成27年2015年11月28日(土)~29日(日)

ESDはコンピテンシー、知識偏重ではなく、学んだことが「生きて働く力」となって、行動につながる教育を目指します。もちろん、その行動がESD的価値観に根ざしていることが大切です。

「対立の扱い方」や「未来を築く」行動は、そのスキルそのものがESD的価値観を体現しています。

「世界には多様な価値や表現、考え方がある」だから対立は当然のこととして存在するし、生起する。まずは、「対立することは悪くない」という価値観に立って、それをどう扱うかを考えるというスタンスで作られています。

「未来を学ぼう」は、未来志向の行動のあり方を提起するものです。

「なってしまう未来」を「仕方ない」とあきらめるのか、それとも「なりたい未来」を想起し、そこに向かう行動を選択して行くのか。一人ひとりの主体的選択を育てることが民主主義教育の基本です。そしてESDとは、その行動選択の規準に「環境」や「人権」という価値観が反映していることを求めるのです。

一人ひとりの日々の選択の結果が、未来なのです。

どんな未来を望むのか。学習性無力感を強化する教育に、あなたの教育はなっていませんか?

 ■ 研修プログラムの概要

 セッション1 共通基盤づくり
 セッション2 流れのあるプログラム体験
 セッション3 ふりかえりとまとめ・参加型人権教育の教え方・学び方の特徴

 セッション4 アクティビティを開発する・プログラムを構成する
 セッション5 ファシリテーション実践
 セッション6 まとめと個人的行動計画

これまでの主催研修の記録

 ■ 2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 終了 http://ericweblog.exblog.jp/21486407/
 ■ 2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」 終了 http://ericweblog.exblog.jp/21488427/
 ■ 2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 終了 http://ericweblog.exblog.jp/21688691/

今後の主催研修

 ■ 2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」
 ■ 2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
 ■ 2016年(平成28年)3月下旬予定TEST教育力向上講座

御案内はこちらからダウンロードできます。http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015pamph.pdf

◆◇◆ 3. ERICこれまでの活動 ◆◇◆

(略)

◆◇◆ 4. 関東・東北豪雨 ◆◇◆

私は茨城県古河市に住んでいます。
先月、気象庁が「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名した災害では、たくさんの方からお見舞いのメールをいただき、この場を借りてお礼申し上げます。

幸いにも私の家族と家屋は、被害がなく、通常の生活を送っています。
被害の深刻な常総市は隣の市です。
古河市では、床上・床下浸水の家屋や小規模な2つの川の決壊がありましたが、大規模な被害とはなりませんでした。

関東では、台風18号の影響を受け9日(水)夜は、電車が一時運休するも、深夜には帰宅できました。
自宅への帰り道は雨脚が熱帯のスコールのように激しく、予想以上に道々が水没し足元の安全確保がしづらいものでした。
夜の豪雨の中を歩く危険さを感じました。

帰宅後、テレビで気象庁の警戒警報「命を守る行動をしてください」というニュース速報に緊張しました。
確かに雨脚は、いつもより強いものでした。

10日(木)、古河市は午前6:00に「避難勧告」を出しました。
この時点で仕事に行くのをやめ、自宅待機としました。娘の通う小学校からは7:30過ぎに休校のメールが届きました。

雨脚は弱まってきましたが、11:41に「避難指示」が発令され、避難について家族会議を開きました。
この時点で指定された避難所は、収容数が少なく、施設前の道が狭いため、付近の渋滞が予想されたので、まずは自宅で状況を静観することにしました。

その後12:48、徒歩3分で行ける中学校が避難所に追加されので、避難の可能性を家族会議しました。
乳児を含むも3人の子どもと膝に難のある母の状態を総合的に観て、中学校の体育館への避難は行なわず自宅待機としました。
その後、常総市の鬼怒川決壊現場の救出報道に釘づけとなりました。

豪雨のあった週末、栃木県小山市で懇意にしている梨農家に様子を見に行きました。
収穫時期の品種の梨は台風の前に収穫し、被害を免れたと言っていましたが、その実には甘みがのってなく、品質に影響がないわけではないことが分かりました。他の農産物には深刻な影響があるものがあるでしょう。農業県である茨城や栃木には大きな打撃です。農業関連の被害額は茨城県で114億円と報道されています。

今回、多くの皆さんから安否の連絡を頂き、「気にかけてもらえている」ことを知り、心が温まりました。家族と共に感謝しています。

そして「気にかけてもらえること」を通して、「気にかけること」に意識が向いてゆくことを発見しました。例えば、9月10日以降、ヨーロッパでの難民問題や安保関連法案等、これまで以上に「気にかかる」という変化が起きました。

重ねて、お礼申し上げます。

ありがとうございました。

(以下、フッター略)
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by eric-blog | 2015-10-13 18:34 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 442号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年6月21日

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ERIC NEWS 442号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年6月21日
PLT 次世代に向けて! 
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

今年のPLTコーディネーター会議への参加は、忘れがたいものになりました。ニューヨーク州サラトガで開かれたのですが、ニューヨーク州というのは東部諸州の中では格段に大きい州で、サラトガへはオールバニー空港から車で30分ほど。緑も豊かな、競馬でも有名な観光地。

日本からは三便ぐらいを乗り継いで、やっと行けるようなところです。米国内からも、らしいですが。

今年のコーディネーター会議。ネットで予約できないわ、ホテルも取れないわ、三日間しか居られないわ、さんざんな苦労をして参加にこぎ着けました。でも、三つのサプライズ、そして、お祝いの場に、いることができました。

No.1 ニューヨーク州が今年でPLT開始30周年! やったね!
そして、Rick ZennさんがRudy Awardの二人目の受賞者に。
最後に、すごいサプライズで、Kathy McGlauflinさん、PLTの代表、がなんと、30周年のお祝い!

とても感動しました。

そして、新たなNext Generationに踏み出す内容が目白押し。次世代PLTの全貌を今回のニュースでは一挙公開!

いやーーん、もうぜったい、ついていけない!



◆◇◆1. PLT次世代への道はこれだ!
◆◇◆2. 2015年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジの予定
◆◇◆3. by ERIC これまでの活動

◆◇◆1. PLT次世代への道はこれだ! ◆◇◆

次世代PLTの大きな特徴は、インターネットの活用です。一つは教材の提供。一つは人材育成です。

1.教材の提供: 単元ごとの教材をホームページで公開

これまで、PLTの教材は、PreK-8アクティビティガイドを中核に、モジュールと呼ばれる中等教育用の補助教材、『幼児期からの環境体験』のように特定の年齢層に特化した教材で構成されてきました。
ERICは2006年からこれらの教材の翻訳に取り組み、『エネルギーと社会』『わたしたちの住む場所』『野外活動20』などのモジュールブックをガイド以外にも提供してきました。
今回、コーディネーター会議で新たに共有されたのはテーマを絞ったユニット=単元単位で、ネット上でアクセスできる教材です。まずは、体験用として「気候と温暖化」が開発されており、テキスト・ライターのレスリー・コームズがアクティビティを紹介してくれました!

(レスリー・コームズとERICの関係については、以下のブログ記事を参照してください。とてもおだやかな、説明のていねいな方です。)
http://ericweblog.exblog.jp/3770028/

まだ、ユニットは一般には公開されていないので、イメージとしてはUNESCOの「コミュニティの課題解決」ページを参照してください。ブログでも概要を紹介していますが、ここでネット上での展開をご参照ください。
http://www.unesco.org/education/tlsf/mods/theme_d/mod27.html

PLTの中核的なガイドも現在再編集の段階に入っていて、いずれもっと多くの資料がネットで入手可能になっていくことでしょう。

2.オンラインPLTファシリテーター養成

オンラインでのPLTファシリテーター講座を導入している州は現在4つ。
それ以外の州の人は一般的なオンライン講座を受講できます。
https://www.ezlcms.com/v5/login/1525/PLT_National.aspx

この講座は、短いビデオクリップを活用して、実際のアクティビティの様子やすすめ方を見ることができるようになっています。ともすれば、ネットでの講座は知識中心であったり、相互インタラクティブではあるけれど、Yes,Noの選択肢であったりするイメージがあります。さすが、PLT! とても実践的です。

参加費は40ドル! 安い! ですね。

このプロジェクトのために昨年3月からPLT事務局に加わったのがJenniferとHaleyの二人です! 二人とも、PLTの次世代の担い手としての資質十分なスタッフです!
https://www.plt.org/blog-new-online-professional-development-for-plt

3.各州のPLT事務局を支援する MPI助成金

MPI、モデル・プログラム・イニシャティブというのは、PLT各州事務局がよりよい実践のために取り組むべき課題なのですが、これに対して助成金が数年前から出ています。

2014年のMPI助成金の効果についてのレポートはすでに紹介されています。
https://docs.google.com/document/d/1TIhDMMWoDYKeRE-_xVb_2l1sIf5jk_scXAsBwYS5TLs/edit
14州が受け取っているということは、三年から五年ですべての州が助成金を受けられることになりますね!

この助成金プログラムの担当者は、Nathanですが、「助成金というのは、内容をしっかり伝えないともらえない。助成金のためのファンドレイジングの担当者にこそ、何をしているのかを明確に共有して欲しい」と語っていました。

彼に「PLTの国際的な展開のための助成金はないか」と尋ねたところ、「そんなのは聞いたこともない。もちろん、これまで探しもしていなかったからだけど、国際とつくものは、競争が激しいことを知っている。望みは薄そうだ。」と言われました。ま、それはこれまでの経験からもわかっていたことですけれどね。日本企業も、CSRに熱心に取り組むところは、米国社会に対してアピールしたいから取り組んでいるのが現実です。そうなると、必然的に人目につきやすいところにお金は流れる。

いずれにせよ、動きの速いPLT米国事務局についていくためには、各州のPLTにもかなりの支援が必要だということのようです。

4.GreenSchools! も次世代へ!

今回の訪米で、GreenSchools!の担当者であるJamesとかなり時間をとって話すことができました。

PLTは、すでに90年代の早い段階でPLTスクールと呼ばれる試みを行ってきていました。2007年にJamesが担当者となって、全米および各州レベルで、どのような学校支援プログラムがあるかを調査し、2008年からGreenSchools!として装いも新たに取り組みだしたというのが流れだそです。
すでにお伝えしているように、登録学校は4000校ほどありますが、認証を受けた学校は50校ほど。というのも、これまでは認証されるのに「五つの調査」をすべて行い、五つの分野すべてに行動計画をたてて行うこと、というのが条件だったためです。ハードル高いですよね。
それで、今年度からは「行動計画は、五つの分野のうち、一つだけでかまわない」ことにして、一気に増えた(倍増!)そうです。

ただ、登録校数などの情報がわかりにくかった事情は、今回のインタビューで少しわかりました。発足当時は、JamesとAl(懐かしい!)が学校を訪問して、学校の教員たちに対してPLTのトレーニングを行っていたのだそうです。なんてゴージャスな!

しかし、その予算は継続されなかったので、三年でそれは打ち切り。しかし、登録校に対する支援は継続しています。

登録はPLTファシリテーター資格取得をした教員が行う必要がありますが、登録したら調査および行動計画をサポートするので、学校としての登録になります。そのため、学校が熱心に取り組むときとそうでないときなど、波があるのです。が、それにかかわらず、登録校扱いとなるためです。

登録校数イコールアクティブな学校数というわけではないということです。確かに、登録するのは教員でも、取り組みは学校あるいは地域。支援も学校単位で続けるのが合理的ですね。

PLTのGreenSchools!も含め、学校全体で取り組むことを支援する枠組みは、全米レベル、各州レベルとたくさんあるようですが、学校数全体としてみれば、まだまだ、広がりは少ないと、話を聞いた何人かのコーディネーターは言っていました。4000校。

日本のユネスコスクールなどの校数に近いかもね。


次回からは、それぞれの枠組みについて、もっと詳しくご紹介していきたいと思います。

◆◇◆2. at ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ◆◇◆


今年度(平成27年度)の主催研修「ESDファシリテーターズ・カレッジ」の日程が決まりました。ぜひ、ご予定に入れて下さい。

■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 
■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」 
■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
■2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
■2016年(平成28年)3月下旬予定TEST教育力向上講座

2014年度からA5判のファシリテーター・ハンドブックを、研修ジャーナルとして活用しています。

研修プロップや資料、ワークシートなどの情報を、ホームページと連動させて使いやすくしていく予定です。お楽しみに。

御案内はこちらからダウンロードできます。
http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015pamph.pdf

半身ESDの実践家、半身ESDウォッチャーとしてのスキルアップを目指しましょう。

◆◇◆3. by ERIC これまでの活動◆◇◆

ERICの「よりよい教育」のための活動、まとめてみました。
ERICのこれらの活動は、非営利です。ぜひ、サポートしてくださいね。

■これまでの連載をまとめました。
http://ericweblog.exblog.jp/21067171

■民主主義の学校のまとめはこちら。
http://ericweblog.exblog.jp/20978542/

■アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
インタビュー10 本、ブログ http://ead2011.exblog.jp/
■リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす
日立環境財団からの助成金プロジェクトおよびテキストの翻訳
 http://focusrisk.exblog.jp/
■PLT Focus on Forest 一部翻訳 「森の健康診断」
ForestHealthCheck.pdf ERICホームページにアップ予定
■PLT大学生ショートプログラム
http://www.eric-net.org/news/PLTForestNova2014.pdf
■Learning to Care
http://ericweblog.exblog.jp/18988618/
■平和の文化への道を拓く平和教育 翻訳プロジェクト
http://pepathway.exblog.jp
■インフォグラフィックス研究会(ERIC主催)
■ゆるキャラ「リカリン」
■PLT 『世界の森林』 Forest of the World

**************************************************
  (特定非営利活動法人)国際理解教育センター
ERIC:International Education Resource & Innovation Center

〒 114-0023 東京都北区滝野川1-93-5 コスモ西巣鴨105
  tel: 03-5907-6054(研修系) 03-5907-6064(PLT・テキスト系)
  fax: 03-5907-6095
  ホームページ http://www.eric-net.org/
  Eメール   eric@eric-net.org
  blog 「 ESD ファシリテーター学び舎ニュース http://ericweblog.exblog.jp/
  blog  「PLT 幼児期からの環境体験」
http://pltec.exblog.jp/
  blog 「リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす」
http://focusrisk.exblog.jp/
  blog アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
http://ead2011.exblog.jp/
  blog 平和の文化への道を拓く平和教育 翻訳プロジェクト
http://pepathway.exblog.jp/
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by eric-blog | 2015-06-18 17:25 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 438号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年5月17日

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ERIC NEWS 438号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年5月17日
ESDウォッチャー  Toolbox 教育の再方向付けのために
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

5月15日、沖縄が本土復帰してから43年。今年、戦後70年ということは、27年間、沖縄では「アメリカーユー」(アメリカの世)が続いていたということ。一世代の長さですね。
本土復帰の運動のすえ、返還されてから43年。「ヤマトーユー」は沖縄の主体性や民主主義、平和への願いを尊重してきたのでしょうか? 
琉球政府時代、沖縄は日本の薩摩と中国の間で非武装を貫いていました。琉球弧という地政学的に難しい位置にあって、最善の生き延び方は武装ではなく、平和外交であったに違いありません。その心が、そして、第二次世界大戦での痛みが、いまも沖縄の人々を突き動かしているように思います。

いま、米国がグアム移転の可能性を検討しだしているのに対して、日本政府の姿勢は、沖縄の歴史的背景に従ったねがいを踏みにじるものだと思います。もちろん、グアムへの移転が、グアムの人々にとってどういう意味があるかも考える必要がありますが。
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/ec53db420d4d0f7467a64920f02b7a12

世界的な軍縮の流れは、どんどん開発される新たな武器の規制や禁止条約だけにとどまっているように思います。絶対的軍縮の流れを作り出さない限り、武器開発と規制強化のいたちごっこは続きます。

沖縄の運動は、大きな平和、大きな軍縮を目指した戦いであるのです。

すべての武器を楽器に

喜納 昌吉さんのメッセージは、沖縄の叫びでもあるのでしょう。

日本も武器輸出国の仲間入りをしてしまったいまだからこそ、日本の平和運動は、大きな視野で、軍縮、人間の安全保障、人権などの問題に取り組む必要があります。

日本人だというだけで、日本国憲法のもとで生きているだけで、世界の平和に貢献できていた時代は、終わったのです。

そんな時代に、

あなたは、どのように積極的に平和に貢献していきますか?

日本の軍需産業が開発・生産した武器が、海外で人を殺すのです。日本の防衛装備移転によって、敵が殺されるのです。日本のODAで整えられた顔認証システムや情報網が、テロリストを追いつめるのに活用され、その情報によって無人戦闘機が人を殺すのです。日本の集団的自衛権による支援によって、他国内での戦闘が激化するのです。

誰が敵なのでしょうか? 誰がテロリストなのでしょうか? わたしたちが正義なのでしょうか?

いま、リバイバル上映されている『ハーツアンドマインズ ベトナム戦争の真実』は、いかに米国内において「ベトナム人はにっくき敵だ、やっつけろ」という熱気が作り出されたか、「やつらを殺せ、殺せ」と兵隊たちが熱狂していく姿。武器を操作し、攻撃していくことそのものに興奮していくこと。しかし、自分がやられる側になったとたん、恐怖とふるえが止まらなくなること。その身体感覚は、除隊後も突然よみがえり、心臓をひっつかまえて、ばくばくさせることなどが描かれています。

いつも勝ち続ける側にいることだけが「平和」であり「安全」であり、「安心」なのです。積極的平和とは、日本国内だけでのことです。その「平和」を守っている兵隊たちは「殺せ・殺せ」と命じられていくのです。

そして、わたしたちがそのような絶対的安全・安心を追求しつづけることが、世界をより不安定に、暴力的に、しているのではないでしょうか?

傷つく側の痛みを知らず、想像もせず、自分は傷つかない道を選び続ける。自分自身は戦争にも巻き込まれないし、兵隊に「殺せ」とせまりもしないなどというのは、絵に描いた餅です。だだっ子のような論理です。そんなことができると考える幼児症的論理がまかり通るはずもない。

テロは日本列島にも牙をむくことでしょう。なぐった力と同じ力でなぐりかえされるからです。

絶対的軍縮。かつての日本から、そんな運動を起こすべきであったのですね。

Yes! Peaceという北欧から始まった運動が1980年代にありました。

バスに乗って、欧州各国を回り、政府の要人にあって、質問するのです。
「もし、他のすべての国が軍縮に賛同するならば、あなたも賛同しますか?」と。

わたしもフィリピンと中国への「Yes! Peace使節団」として参加しました。どの国の政府も、答えは「Yes!」でした。

あそこからどう展開すればよかったのでしょうか?

日本という大国を、平和運動の前線から失ったことの意味は、これから何年か後に、わたしたちに、国際社会の現実として、返ってくることでしょう。

目次

◆◇◆1. ESDウォッチャーになろう!
◆◇◆2. 2015年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジの予定
◆◇◆3. by ERIC これまでの活動


◆◇◆1. ESDウォッチャーになろう!  ◆◇◆

TEST in 大阪は、いつもERIC事務所で行われるTESTよりも参加者が多く、一年のこの時にしか顔を会わさない人もいるにもかかわらず、なんとなくリピーターが1/3はいるという会です。2003年から始めてもう13回。つまり、平均年齢もそれだけあがったということです。

わたし自身、今年60歳、還暦を迎える年齢になり、後、どれほど活動できるだろうかと、考えてしまいます。ま、まだまだ上の世代の理事たちがお元気なので、70代半ばまでは、活動できるとは思いますが。

ERICは1989年生まれですから、2019年、後4年で30歳。

2025年までの、これからの10年で達成したいことは何かを考えたとき、ESDウォッチャーという言葉が心にうかびました。わたしは、ESDがこれからどのように発展していくかをみたいと思いました。もちろん、ESD実践者として、指導者育成は継続していきますが、ESDファシリテーターズ・カレッジを2000年から開催しているものとして、この間の動きも、そしてこれからの動きも、ウォッチする責任があるなと思いました。

TEST参加者にも、定年を迎える人たちがいます。その人たちとともに、毎年レポートをまとめたり、記録を残したりすることが、果たすべき責任として継続・蓄積することができるのではないかと、思いついたのです!

実践家はどうしても自分の実践だけに目がいきがちです。ウォッチャーというのは、もっと俯瞰的に、全体を見渡している存在です。

チェッカーでもありません。チェッカーは、ある一つの実践について点検するだけのものです。しかも、視点が固定的定量的です。

レビューもそうです。ある特定のものについての評価やレビューを書くのです。

それに対して、わたしが「ウォッチャー」に込めたイメージは、全体を見渡して、推進の課題を見いだし、自らの実践にも生かしつつ、ゆるやかなネットワーク全体の「再方向付け」につなげていく。そんな感じ。

そう、キーワードは「再方向付け」なのです。そして、それは一人ひとりの中から出てこなければならないし、また、ゆるやかに共有されてもいかなければならない。

例えば、男女混合名簿は、とても気持ちのいいものです。しかし、日常の活動の中では、男女のグループ分けが使われていることが多いし、また、その時に、紅白の帽子を使うと「白女」「白男」「紅男」「紅女」という四つのグループを作ることができる。

分ければ、ジェンダー意識は再強化・再教化されるだけです。「女の子、早くできたね」「静かに並べたね」「男の子、うるさい」などの再強化につながるストロークが教員から出されてしまうのです。

この事態を「再方向付ける」ためには、帽子を一色5人ぐらいずつになるように、4色や6色に分けるというのも考えられます。しかし、そうすると、裏表で使い分けられる利点をもった紅白帽子にはかないません。どうすれば再方向付けることができるでしょうか?

シドニーオリンピックの時の日本代表団のカラフルな服装を思い出します。

カラフルな帽子で、その日の色をはっきりさせる方法はないでしょうか?

ジェンダー秩序へのとらわれを強化するのではないESDの再方向付けは、こんなところからも試みられるのです。

もちろん、運動会を見に来る地域の人々の抵抗もすごいでしょうね。

なぜ、日本の学校教育が画一的なのか? 教材教具、体操服、道具箱などがマスプロされているからです。

画一的なマスプロダクションが、どんどんどんどん学校教育に入ってきています。すごいなあ。教育の再方向付けとは、マスプロの再方向付けとおなじことなのかもしれません。

さて、ESDウォッチャーのための道具箱に、入れたいものリストをご紹介。

ESDウォッチャー Toolkits

地域のESDマップ
➢拠点施設
ユネスコスクール
ASPUnivNet(ASPユニブネット)
環境省 環境パートナーシップオフィス
➢可能性ポテンシャル施設
学校
環境学習センター
公民館
博物館・美術館・資料館
GAPの読み込み グローバル・アクション・プラン
グループ作業で
分担読みで
➢優先的行動分野の5つ をチャートにまとめる
➢ESDとは?
力関係図
➢指導者育成の力関係図
➢どんな力関係図を描きたいか
➢GAP政策的支援
再方向づけ
➢再方向づけのバリアは何?
➢深まり
➢グループ再編成の意味
➢ワールドカフェのルールとグループ替えの効果との対比(一人が残る)
➢redirectionの
ESDのビジョンの共有
➢フューチャーサーチ会議
ESDのロードマップ
ESDのグッドプラックティス
➢知っている・知りたい
ESDの教授方法
➢人間性と価値観を育てる
➢コンピテンシー(知識・態度・行動)を全体言語的に育てる
➢集団で一人ひとりを育てる
➢経験学習的アプローチで省察的実践家として育てる
➢問題解決・課題解決・コミュニティの課題解決に取り組む

これって、長年言い続けてきている『いつでもESD』そのものだね?

◆◇◆2. at ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ◆◇◆


今年度(平成27年度)の主催研修「ESDファシリテーターズ・カレッジ」の日程が決まりました。ぜひ、ご予定に入れて下さい。

御案内はこちらからダウンロードできます。
http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015pamph.pdf

半身ESDの実践家、半身ESDウォッチャーとしてのスキルアップを目指しましょう。

■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 
■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」 
■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
■2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
■2016年(平成28年)3月下旬予定TEST教育力向上講座

2014年度からA5判のファシリテーター・ハンドブックを、研修ジャーナルとして活用しています。

研修プロップや資料、ワークシートなどの情報を、ホームページと連動させて使いやすくしていく予定です。お楽しみに。

◆◇◆3. by ERIC これまでの活動◆◇◆

ERICの「よりよい教育」のための活動、まとめてみました。
ERICのこれらの活動は、非営利です。ぜひ、サポートしてくださいね。

■これまでの連載をまとめました。
http://ericweblog.exblog.jp/21067171

■民主主義の学校のまとめはこちら。
http://ericweblog.exblog.jp/20978542/

■アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
インタビュー10 本、ブログ http://ead2011.exblog.jp/
■リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす
日立環境財団からの助成金プロジェクトおよびテキストの翻訳
 http://focusrisk.exblog.jp/
■PLT Focus on Forest 一部翻訳 「森の健康診断」
ForestHealthCheck.pdf ERICホームページにアップ予定
■PLT大学生ショートプログラム
http://www.eric-net.org/news/PLTForestNova2014.pdf
■Learning to Care
http://ericweblog.exblog.jp/18988618/
■平和の文化への道を拓く平和教育 翻訳プロジェクト
http://pepathway.exblog.jp
■インフォグラフィックス研究会(ERIC主催)
■ゆるキャラ「リカリン」
■PLT 『世界の森林』 Forest of the World

**************************************************
  (特定非営利活動法人)国際理解教育センター
ERIC:International Education Resource & Innovation Center

〒 114-0023 東京都北区滝野川1-93-5 コスモ西巣鴨105
  tel: 03-5907-6054(研修系) 03-5907-6064(PLT・テキスト系)
  fax: 03-5907-6095
  ホームページ http://www.eric-net.org/
  Eメール   eric@eric-net.org
  blog 「 ESD ファシリテーター学び舎ニュース http://ericweblog.exblog.jp/
  blog  「PLT 幼児期からの環境体験」
http://pltec.exblog.jp/
  blog 「リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす」
http://focusrisk.exblog.jp/
  blog アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
http://ead2011.exblog.jp/
  blog 平和の文化への道を拓く平和教育 翻訳プロジェクト
http://pepathway.exblog.jp/
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by eric-blog | 2015-05-17 08:48 | ERICニュース | Comments(0)

ERIC NEWS 436号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年5月5日

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ERIC NEWS 436号 ともによりよい質の教育をめざして  2015年5月5日
at ERIC/from ERIC  ESDウォッチャーになろう!
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

TEST2015 in大阪、今年は5月2日3日に難波市民学習センターで開催しました。というか、このニュースの配信は、正しくど真ん中。のはず。でしたが、遅れました!

昨日は、せっかくの機会なので、高野山開創1200年の法会で、高野山声明を体験してきました。いい一日でしたが、ふと気づくと、「1200年まんじゅう」などの商業主義がない、いつもと同じ日常に、御開帳がいくつか付け加わっただけのおだやかな場所でした。さすが、1200年続いているだけのことはある。

ということで、TEST教育力向上講座のこれまでをふりかえるのと、今回のTEST2015 in 大阪のハイライトをお届けします。ESDも、第一期10年期間が終わり、セカンドステージへ。そして、ERICのESDファシリテーターズ・カレッジは1999年度から始まり、16年目。

1972年のストックホルム人間と環境会議から50年にあたる2022年まで後7年。長い時間、持続可能性についての問題提起と課題の共有、持続可能性に向けた意思決定と問題解決の取り組みのほとんどを見て来たことになります。

実践者でもあるけれど、「見届けてきた」ウォッチャーでもある。

名づけて「ESDウォッチャー」。2000年から、そして2003年から、取り組み続けてきたわたしたちには、その資格が十分あると思います。


目次

◆◇◆1. TESTのこれまでとファシリテーター・ラーニング・ネットワーク
◆◇◆2.  TEST2015 at ERIC & in大阪
◆◇◆3. 2015年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジの予定
◆◇◆4. by ERIC これまでの活動


◆◇◆1.  TEST教育力向上講座のこれまで

2000年3月に第一回のTEST教育力向上講座を開催してから、すでに16回。TEST in 大阪は2003年から13回を数えます。14名の参加者中約1/3が当初からの参加者、1/3が半分ぐらい参加している人、そして1/3が初めてかここ2回三回ほどの参加。

これまで、TESTおよびファシリテーターズ・カレッジで取り組んできたことが、環境教育、人権教育そしてもちろんESDファシリテーターのツールを増やしてきました。

最近だけに限っても、以下のものがあります。

□2013年のTESTからの学びは「ガイドラインを指導者育成に活かす」でした。
http://ericweblog.exblog.jp/17545567

12の「わたしのガイドライン」

1.ガイドラインをつくる時
2.話し合いのルールづくりガイドライン
3.応答性ガイドライン
4.ガイドラインを内在化するためのガイドライン
5.傾聴=聞く姿勢=ガイドライン
6.わたしは参加型学習を実践しているだろうか? ガイドライン
7.全体共有のためのガイドライン
8.社会改革につながるガイドライン
9.わたしらしさガイドライン
10.アクティビティ力増強ガイドライン
11.点検の視点ガイドライン
12.わたしの成長ガイドライン

□2014年はatERICでは「改善」をプログラム立案に取り入れました。

プログラム改善立案表というのは、これまでの「起承転結」のプログラムの流れの組み立てによる立案表に、ESD的な改善の視点、「共有したい概念」と「伸ばしたいスキルやコンピテンシー」という点検の視点によって、「改善点」を明確にするものです。
http://ericweblog.exblog.jp/19595143/

□2014年のin大阪では、活動形態を評価に取り入れました。

既存のプログラムのESDとしての「再方向づけ」につながる考え方を共有しました。さらに、活動形態を「一人作業」「ペア作業」「グループ作業」「全体作業」の四種類に分類し、その活用とそれぞれの効果を整理しました。
http://ericweblog.exblog.jp/19727855/

毎年毎年のESDファシリテーターズ・カレッジが、よりよい質のESD実践のための知恵とツールの開発および共有の場になってきているのです。


◆◇◆2. TEST教育力向上講座2015 at ERIC & in 大阪の成果◆◇◆

では、今年度のTEST教育力向上講座では、どのような成果があったでしょうか?

□TEST2015 at ERIC 教育力向上講座 in 東京の成果

3月に行ったTEST2015 at ERICでは、基本的には「ESDファシリテーター・チェックリスト」によって、自身のESD実践力を高めることをめざしました。

最初の共通基盤づくりセッションで参加者から出された課題としては以下のようなものがありました。(記録のブログおよびPDFはこちらから)
http://ericweblog.exblog.jp/21042073

➢学校の「問題解決」に対話型ファシリテーションを活かす
➢DET障害者平等トレーニングの考え方に、KSとKGをかけ算する。
➢DETは企業を対象にした「合理的配慮」の導入研修を行っている。それはわたしたちの人生時間に占める「企業」との関わりが大きいから。
➢わたしたちの弱さを分析する。情報に対して、煽動に対して、操作されやすい。そのようなマインド・コントロールと教育はどこが違うのか、違わなければならないか。ハラスメントという「力」の使い方を許してしまう風土。
➢ESDチェックシートと、1970年代に合意された「トビリシ宣言」はどう違う? トビリシ宣言は広がったのか、活用されたのか? 環境教育はすすんだのか?
ここからの発展で、参加者の一人が実際にDETファシリテーターのトレーニングを受けることになりました。障害がある当事者とのコ・ファシリテーションの道が開けて行くといいですね。

DETについてはこちらから
http://ericweblog.exblog.jp/21097146/

□TEST2015 in 大阪 教育力向上講座 in 大阪の成果
そして、in 大阪では、「ESDウォッチャー」になろうということで、ウォッチャーとして活用できるツールは何かを考え、またそのツールで自分たちの実践を分析してみるということを行いました。

講座の記録は、まとめて、『ESDウォッチャー・ハンドブック』としてまとめたいと思っていますが、ウォッチャーの道具箱に欠かせないものを共有しておきます。

1.GAPを読み込む 実践への応用を考える 
(ア)優先的行動分野の5つ を活かす
(イ)ESDとは? についての共通理解を深める

2.地域のESDマップ
(ア)拠点施設
①ユネスコスクール
②ASPUnivNet(ASPユニブネット)
③環境省 環境パートナーシップオフィス
(イ)可能性ポテンシャル施設
①学校
②環境学習センター
③公民館
④博物館・美術館・資料館

3.ESD推進にかかわる力関係図を描く
(ア)ESD推進政策GAPに関わる力関係図
(イ)指導者育成の力関係図
(ウ)どんな力関係図を描きたいかをビジョニングする。

4.ESDとは、既存の教育の再方向づけを求めるもの。
(ア)再方向づけの「方向性」の確認
(イ)再方向づけようとする時のバリアは何?
①わたしたち自身の態度姿勢行動にひそむ心理的阻害要因
②政治的経済的社会的文化的組織的関係性的阻害要因

5.2022年、1972年のストックホルム会議から50年に向けたESDのロードマップ

GAPグローバル・アクション・プランの共通理解、ESD実践の現状把握、推進のための力関係の理解、ESDとは「再方向づけ」であることの理解、そして、2022年やこれから、未来に向けた視線の5つは、ESDウォッチャーとしての「must」です。

何よりも共有できてよかったことは、ESDの推進は、「コーディネーター」によってなされるのではなく、主体的自律的にそれぞれのESD実践がすすめられつつ、それぞれの実践者が、同時に「ESD推進」のウォッチャーとしての視線を持つことで、全体としてESD推進が実現されていくことです。

半身実践者、半身ウォッチャー。

実践者自身が、ウォッチャーとして「lean in」肩入することで、個々ばらばらの実践が「織り上げられて行く」「よりよい質のものへと高められていく」のです。

2022年が、とても楽しみになりました。

これまでの蓄積があるからこそ、これからの変化は早いはず。

Let’s watch the future of ESD together!


◆◇◆3. at ERIC主催研修ESDファシリテーターズ・カレッジ2015年度のお知らせ◆◇◆

今年度(2015年平成27年度)の主催研修「ESDファシリテーターズ・カレッジ」の日程が決まりました。ぜひ、ご予定に入れて下さい。

御案内はこちらからダウンロードできます。
http://www.eric-net.org/news/ESDfc2015pamph.pdf

■2015年(平成27年)6月27日28日テーマ「国際理解」 
■2015年(平成27年)7月25日26日テーマ「PLT木と学ぼう・環境」 
■2015年(平成27年)9月26日27日テーマ「人権」 
■2015年(平成27年)10月24日25日スキル「対立から学ぼう」 
■2015年(平成27年)11月28日29日スキル「未来を学ぼう」
■2016年(平成28年)3月下旬予定TEST教育力向上講座

2014年度からA5判のファシリテーター・ハンドブックを、研修ジャーナルとして活用しています。

研修プロップや資料、ワークシートなどの情報を、ホームページと連動させて使いやすくしていく予定です。お楽しみに。

◆◇◆4. by ERIC これまでの活動◆◇◆

ERICの「よりよい教育」のための活動、まとめてみました。
ERICのこれらの活動は、非営利です。ぜひ、サポートしてくださいね。

■これまでの連載をまとめました。
http://ericweblog.exblog.jp/21067171

■民主主義の学校のまとめはこちら。
http://ericweblog.exblog.jp/20978542/

■アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
インタビュー10 本、ブログ http://ead2011.exblog.jp/
■リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす
日立環境財団からの助成金プロジェクトおよびテキストの翻訳
 http://focusrisk.exblog.jp/
■PLT Focus on Forest 一部翻訳 「森の健康診断」
ForestHealthCheck.pdf ERICホームページにアップ予定
■PLT大学生ショートプログラム
http://www.eric-net.org/news/PLTForestNova2014.pdf
■Learning to Care
http://ericweblog.exblog.jp/18988618/
■平和の文化への道を拓く平和教育 翻訳プロジェクト
http://pepathway.exblog.jp
■インフォグラフィックス研究会(ERIC主催)
■ゆるキャラ「リカリン」
■PLT 『世界の森林』 Forest of the World

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  (特定非営利活動法人)国際理解教育センター
ERIC:International Education Resource & Innovation Center

〒 114-0023 東京都北区滝野川1-93-5 コスモ西巣鴨105
  tel: 03-5907-6054(研修系) 03-5907-6064(PLT・テキスト系)
  fax: 03-5907-6095
  ホームページ http://www.eric-net.org/
  Eメール   eric@eric-net.org
  blog 「 ESD ファシリテーター学び舎ニュース http://ericweblog.exblog.jp/
  blog  「PLT 幼児期からの環境体験」
http://pltec.exblog.jp/
  blog 「リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす」
http://focusrisk.exblog.jp/
  blog アクティブな教育を実現する対話と共考-ESD的教育力向上を目指して
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  blog 平和の文化への道を拓く平和教育 翻訳プロジェクト
http://pepathway.exblog.jp/
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by eric-blog | 2015-05-05 15:12 | ERICニュース | Comments(0)