カテゴリ:ERICニュース( 114 )

ERICニュース at ERIC エネルギーと社会

・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・
ERIC国際理解教育センター ニュース
ESDファシリテーターズ・カレッジ 〜at ERIC 〜 2011/10/31
・ ‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・

(文責:かくた)

土日に「エネルギーと社会」PLTファシリテーター育成研修を行いました。
いやあ、良かったです。参加者7名、共同ファシリテーター5名。
いつものことながら、こういうものは主催する側が一番の学びになりますよね。
参加者にとっても、大きな学びがあった研修だったと思います。

だから参加型はすごい。

テキストは『エネルギーと社会』モジュール。+PLTガイド。

:*: :*: ・・プログラムの流れからご紹介・・・・:*: :*:

記録起こしはまたPDFなどから内容も含めて行なわれると思いますが、まずは流れのみ。

PLT E&S2011

参加者 5名
共同ファシリテーター 5名

:*: :*: ・・2011年10月29日(土曜日)

セッション1 共通基盤づくり
11.00-13.00ファシリテーター 佐藤宏幸
1. 音楽CD「エネルギーと社会」はどんな歌詞?
2. 「わたしのエネルギー度」 握りこぶしでスピードメーター
3. 「漢字一文字で「エネルギー」とは何か」[個人作業]
4. ペアで自己紹介→二人の漢字を合わせてみると?
5. 研修への期待→傾聴
6. 話し合いの心がけ
7. 場のオーナーシップ[ペアで事務所内5ポイントをアダプト探検→全体共有]
8. 事務連絡
9. 自己紹介 [12.45-13.00 15分]

セッション2 流れのあるプログラム
14.05-16.13ファシリテーター 梅村松秀、木村幸一郎
1. 流れの説明=4つのアクティビティ「エネルギーはどこから」「なぜエネルギーが重要か」「エネルギーの元をたどる」「生命のつながり」の起承転結
2. 「わたしの一日のエネルギー」 朝起きてここに来るまでにどんなエネルギーを使ったかをふりかえる [個人作業]
3. 5つの場面で共有 [起床、洗面・身支度、食事、移動、今日の行動で板書]
4. エネルギーの分類 再生可能エネルギー=生命活動に必要なものを満たすもの。他にどんなエネルギーが?
5. 「エネルギーを定義する」
6. 「なぜエネルギー問題なのか?」
7. 「大江戸省エネ事情 ゼロカロリーから10万カロリーまで」 [「照らす」「伝える」「食べる」「観る」「旅する」の6項目の変化を辿る]
8. 『地球のなおし方』よりデータの共有
9. 「エネルギー・チェイン」 朝ご飯の元はどこから?何から?

セッション3 ふりかえりとまとめ
16.20-18.00ファシリテーター つのだきみえ
1. ミニレクチャー「PLT12時間コースの流れ」
2. 「ファシリテーションの比較・共通点と異質点」
3. 「ガイドをハイク「エネルギーと社会」バージョン」[分担して答え探し]
4. PLTの特徴の理解を三つの省察で。「技術的省察」「実践的省察」「見通し的省察」
5. 見通し的省察のための点検の視点「わたしたちは未来のための教育を行なっていただろうか?」[『いっしょに考えて』p.50]

:*: :*: ・・2011年10月30日(日曜日)

セッション4 プログラムづくり
9.00-11.00ファシリテーター かくたなおこ
1. 昨日のふりかえり [個人作業2’→ペアで共有2’→全体共有・板書]
2. 「エネルギーと社会」で伝えたいこと[個人作業で表札づくり→オープンマーケット方式で仲間探し]
3. グループで「起承転結」の流れのあるプログラムづくり

セッション5 ファシリテーション実践
12.00-13.50ファシリテーター かくたなおこ
1. 「給食から考えるわたしたちのエネルギー問題」[tsu, taka, tana]
2. 「つながる・つながる」[o, j, kim]
3. 「わたしたちのまちのエネルギー・ビジョン」[mizu, sato, saito, suzu]
各グループ20分実践、10分ふりかえり。

セッション6 行動計画づくり、ふりかえりとまとめ
14.00-16.20ファシリテーター つのだきみえ
1. ふりかえりのノートテイキング
2. 行動計画づくり
3. 二日間のふりかえり → 見通し的省察を深める
4. サークルタイム
◯二日間のふりかえり
◯見通し的省察「エネルギーと社会」にとって、今回の学びは
◯行動計画の実行宣言
5. 修了証・認定証・PLT6時間研修のプログラム・アンケート記入、事務連絡

:*: :*: ・・学び・感動があったなあ・・・・:*: :*:

:*: 発見! ポテンシャル・エネルギー

今回、何が最大の学びであったかというのは、「ポテンシャル・エネルギー」の発見です。これまでPLTモジュール『エネルギーと社会』p.2の説明によって「エネルギーが姿を変える」ことを「食べ物の化学エネルギーをわたしたちの運動エネルギーに変える」「わたしたちの運動エネルギーでゴムを引っ張ると弾性エネルギーとして蓄えられる」というような理解を進めてきていました。

しかし、「わたしの一日」をやってみて・・・
6.00 起床
水を飲む
ラジオのスィッチを入れる
顔を洗う
コンピューターとWiMaxのスィッチを入れる
湯を湧かす
お茶を入れる 茶筒をとる 茶碗を出す ティーポットを出す
洗濯機を回す
パンをトーストする
冷蔵庫からからし明太を取り出す
冷凍庫からバナナとブルーベリーを取り出す
冷蔵庫からヨーグルトを取り出す
ミキサーでヨーグルトとバナナ、ブルーベリーを撹拌する
トイレに行く 水を流す
テレビをつける
エレベーターで降りて朝刊を取って上がってくる

「する」という動作とその動作で使っている「モノ」が必ずセットになっていることに気づくのです。その「モノ」に「ある」のがポテンシャル・エネルギーなのです。高いところにあるモノを取る。その高いところにあるものは、「ポテンシャル・エネルギー」を持っています。だから、落ちるし、落ちると壊れるし、壊すのです。

地震もプレートのひずみというポテンシャル・エネルギーが引き起こしたものですね。

マンションという建物にもポテンシャル・エネルギーが蓄えられています。それは建築する時に使った運動エネルギーと素材のポテンシャル・エネルギーの合計の結果なのです。

わたしたちの生活を支えるエネルギーは、運動エネルギーとポテンシャル・エネルギーなのです。そして、「都市」というインフラストラクチャーの「蓄えている」ポテンシャル・エネルギーはとても大きいのです。

結果、いまのわたしたちの生活のエネルギーは、江戸時代の10万倍? にものぼるのです。(ホントは、ゼロからの増加率を「倍」で表現することはできないけれど・・; ) 生産するということは、ポテンシャル・エネルギーを蓄えるということなのです。そして、廃棄するということは、本当は、そのポテンシャル・エネルギーを回収することであればよいのでしょうが、「捨てる」だけになっているのです。「捨てる」ということばは、エネルギーにはなくて、エネルギーは姿を変えるだけで、なくなりはしないので、「捨てる」というのは蓄える姿と場所を変えているだけなのです。

エネルギーと社会を考えるということは、ポテンシャル・エネルギーのことを考える方が、いまや重要になってきていると言えるでしょう。生産という形で蓄え、そして、それを「捨てる」という一方通行では、捨て場がなくなるのです。Total Material RequirementTMRを減らすこと。それがエネルギー問題のもう一つの側面です。

メドウズの『地球のなおし方』の表現によれば、気圏は二酸化炭素がいっぱいいっぱい。岩石圏は廃棄物でいっぱいいっぱい、おまけに放射性物質やら有毒物質の化学物質やらで、質的にも有害化してしまっている。気圏・岩石圏は、もう満杯なのです。自らの環境を有毒有害化してしまっていいんだろうか? 危機感がないのは「見えない」せい?

『限界を超えて』が指摘されたのは1992年。もう20年も前のことになるのですね。わたしたちの社会はこの警告に真摯に耳を傾けてきたと言えるのでしょうか?なぜ、このようにわかりやすい警告が真面目に受け止められないのでしょうか? どうすればいいのでしょうか? その一つの答えが、この「エネルギーと社会」という学びの共有であるのです。


それに対して「再生可能エネルギー」というのは無機物が有機物に、有機物が無機物にと、エネルギーによって姿を変えていきますが、「蓄え」たり、「捨て」たりはしていません。すごいことですね、地球という営みは。その営みのすごさを知り、説明できるようになった人類もすごいと思います。

宇宙は人類を待っていた。

本当にそう思います。

願わくは、そのすごさの破壊者にならないことを。

エネルギーとmaterialの関係をポテンシャル・エネルギーという概念と単語を使って理解できたこと。それが一つ目の感動です。

http://www.enecho.meti.go.jp/topics/energy-in-japan/energy2010html/japan/index.htm


:*: つなげる! 食べ物を通して考えるわたしたちのエネルギーと社会

もう一つは『フード・ファースト・カリキュラム』とPLT『エネルギーと社会』モジュールを関連づけることができたことです。
◯食べ物はどこから?
◯レストラン・エネルギー亭
など、あらためて、プログラムやカリキュラムに含めたいと思わせられるアクティビティです。

おかげで、ずいぶんと展開できるアクティビティの幅が豊かになりました。

エネルギーと社会。

やはり、エネルギーという視点は、さまざまなものをつなげてくれるのですね。

:*: やっぱりそうか、そうなのだ! 価値観の問題

三つ目の感動は、エネルギー消費は価値観と関連しているということを共有できたことです。

わたしたちの行動すべてにエネルギーがからんでくる。名をするのか選ぶのかは、わたしたちの価値観の現れなのです。

今年は「ESDは価値観の教育である」ということに焦点を絞って、ESDファシリテーターズ・カレッジでも、スキル研修は「わたし 価値観を学ぶ」(9月24-25日了)、「あなた 対立を通して価値観を明確にする」(11月26-27日参加者募集中)、「みんな 社会全体で価値観を共有する」(2012年1月28-29日参加者募集中)の三本で企画しています。

すでに終了した「わたし 価値観を育てる」では、3.11以降の自分自身の生き方と行動を見直し、自分が大切に思うものを本当に大切にできる行動を選ぶことが、「自分らしさ」を育てることになるのだということを共有しました。

PLT「エネルギーと社会」でも、エネルギー問題は価値観の問題であるということを共有できたことは、とても嬉しいことでした。

11月の主催研修「あなた 対立を通して価値観を明確にする」では、「親のエンパワメント」のための研修で行なった「IALACから「わたしメッセージ」の練習」という流れで対立を扱うためのスキルトレーニングを行ないたいと思います。

http://ericweblog.exblog.jp/13884717/

これも、何が生まれるか、とても楽しみです。ぜひ、ご参加ください。


:*: :*: ・・アイデア・宿題を忘れずに、活かそうね・・・・:*: :*:

たくさんのアクティビティのアイデア、ワークシートのアイデア、リアリア(realia=ハンズオン)のアイデアなどが生まれました。忘れないために、宿題も含めて、ご紹介しておきましょう。

:*: プログラムをふりかえる 三つの省察ワークシート
参加型学習で活用する活動形態は「個人作業」「ペア作業」「グループ作業」「全体作業」の4種しかありません。活動形態が技術的省察の中心であり、Howであることは間違いありません。

そして、なぜ個人作業なのか。なぜグループ作業なのか。ファシリテーターはそのWhyを持っていないといけないのです。そして、その活動形態を次にどの活動形態にどうつなげるか、その展開も重要なHowです。ということは、ファシリテーターはなぜそのようにつなげたか、そのWhyを説明できないといけないのです。

Whyを考えるのが実践的省察です。そして、その結果、プログラムの目標が達成されていたかどうかが問われるのです。

三点目の「批判的・見通し的省察」は本質的に何を達成したいと思っているかを問うものですが、これのためには「点検の視点」があったり、自分自身の価値観の明確化が求められます。今回は、二種類の「点検の視点」を入れました。

:*: 見通し的省察のための「点検の視点」二種
一つはセッション3での「流れのあるプログラム」のふりかえりで使った「わたしたちは未来のための教育を行なっていただろうか?」[『いっしょに考えて』p.50「未来のための教育とは?」]です。

ESDが価値観の教育であるというのは、そもそも教育の目的そのものが変化しているのだということを認識していなければ、ESDにはならない。

そのことを、時々に点検することが、軌道修正、「省察的実践家」Reflective Practitionerとしての教育的指導者に求められることです。

もう一点は「エネルギーと社会」モジュールp.6「概念」です。これはセッション3で共有しましたが、セッション6の自分自身の学びをふりかえる時にも援用しました。わたしたちの二日間の学びは「エネルギーと社会」という観点からふりかえって、有効だっただろうか? と。

二つ目の視点はテーマ型省察と言えます。国際理解教育、4つの教育、ESDのいずれも、「人類共通の課題」というテーマを扱うことと、その「課題解決のためのスキルを身につけるための教育」であるという二つの側面を持った教育であるということから考えると、これらの二種類の点検の視点があることを共有できたことは、良かったと思います。

:*: ガイドをハイク「エネルギーと社会」バージョン
共同ファシリテーターの一人、つのださんが、セッション3のために創りました。「ガイドをハイク」PLT PreK-8ガイドの20問をアダプトしました。

すでに「エネルギーと社会」のPLTファシリテーター研修を受けた方も、復習のためにハイクしてみてください。

1.PLTの目標は何ですか?
2.「地球のエネルギシステム」とは何ですか。どこでその情報が見つかりますか。
3.争点のある問題を提示するときの教師の役割は何ですか。
4.多様性というテーマについて、室内で取り組むことができるアクティビティをさがしましょう。
5.「個別化教授法」についての情報はどこで見つかりますか。
6.生徒にとって効果的なアクティビティであるかどうかを評価するための情報はどこにありますか。
7.「【エネルギーと社会】のストーリーライン」の事例はどこにありますか。
8.学習者を気づき、理解、挑戦、動機づけ、行動というプロセスで導くためにPLTで活用されている教授方法の三つとは何ですか。
9.「エネルギー」や「エネルギーと社会」に応用可能なアクティビティはどれですか。
10.教科カリキュラムに対応したアクティビティを探し出す最短の方法は何ですか。
11.「推定する」というスキルが関係するアクティビティを見つけなさい。
12.PLTのアクティビティでテクノロジーの活用が含まれているものを見つける三つの方法は何ですか。
13.どの付録に「アクティビティの参照と資源」がもっともたくさん紹介されていますか。
14.アクティビティのサイドバーに含まれる9つの項目とは何ですか。
15.PLTガイドからのコピー、複写についての方針は何ですか。
16.アクティビティ84に関わるラジオ番組は何ですか。
17.「水の不思議」の評価の機会の三つ目の参考となる図表はどこで見つけられますか。
18.新しいガイドでは「自然欠乏症」という造語が紹介されています。どこで見つけられますか。
19.PLTが質の高い環境教育を支援していることをまとめたようなスローガンは何ですか。
20.教師が教科の達成目標とPLTの関連を見いだすにはどうすればいいですか。

この情報はPLTファシリテーターズ・コーナーにアップされる予定です。

ご活用ください。そして、テーマに合わせた「ハイク」を作ってみてください。

:*: 原子の世界をイメージする
共同ファシリテーターの佐藤宏幸さんからの情報です。

まずは、大きさや構造を知る。 ① NHK 高校講座 化学 「第4回 物質の構成」より Eテレ 毎週火曜日14:30~15:00 放送日5/10 第4回 物質の構成 原子の構造 講師:立教新座高等学校教諭 渡部 智博 http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/kagaku/archive/chapter004.html 02:50~07:00( 分) 金箔の厚さに、500個の金原子が並んでいる。

大数少数の単位の名前を知る

兆京 ナノメーター、オングストローム ナノテクノロジー、メガバイトなど。

大数 一、十、百、千、万、億、兆、京、垓、 (秭)、穣、溝、澗、正、載、極、恒 河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、無量大数(計21単位)
小数 分、厘、毛、糸、忽、微、繊、沙、塵、埃、渺、漠、模糊、逡巡、須臾、瞬息、 弾指、刹那、六徳、虚空、清浄、阿頼耶、阿摩羅、涅槃寂静(計24単位)

ぜひ、『原子力と人間 闇を生む光』(小林公吉、菁柿堂、2005)もお読みください。原子の世界の三つの秘密に、驚かれるはずです。

http://ericweblog.exblog.jp/13088029/

秘密その一  原子の正体は「から」 原子核とその回りを取り巻いている電子の巨大な空間。
秘密その二  陽子と中性子、そして電子がすべての物質の基本。
秘密その三  放射性物質と呼ばれる物質の原子核は崩壊する。

秘密その一を実感するために、大数少数に親しむこと、そして、比喩を用いることがおすすめというわけです。

陽子と中性子からなる原子核の大きさをピンポン玉ぐらいだとすれば、電子が飛び回っているのは東京ドームの広さぐらい。なんてね。しかも、その大きさは1万分の一ぐらいなのです。ピンポン球の一万分の一の大きさのものが東京ドームほどのところを飛んでいる? 

http://www.geocities.jp/hiroyuki0620785/k0dennsikotai/35cm.htm

:*: 手作りはイベント? それとも日常? ポテ地を探せ!
『大江戸えねるぎー事情』(講談社文庫版では『大江戸省エネ事情』)が描き出す江戸時代というのは人間のエネルギー、再生可能エネルギーで、物事が回っていた時代です。

人間の手仕事が生活の質を支えたいたのです。だから「手作り」に戻ろう。その価値観はよいのですが、現実の行動は「変だぞ?」なのです。

例えば、『普通の家族がいちばん怖い 徹底調査! 破滅する日本の食卓』(岩村暢子、新潮社、2007)が描き出す「手作り」の風景はこんな感じです。
http://ericweblog.exblog.jp/6821754/

・ してもらえる「お客様」
・ 好き嫌いで取捨選択、伝承・決まり事は苦手
・ 子どもを喜ばせたい
・ うるさい親になりたくない
・ 一緒にいられない家族たち、バラバラ
・ ノリでつながる家族、盛り上がりが大事

手作りはイベント。なのです。

となると平均で1643品目(1992年の調査より)に囲まれて暮らしているわたしたちの、「手作りのための生活財」の所有が増えるだけなのです。例えば、「ポップコーン製造器」は80%の人が「全然使わない」と答えているのです。その他「電気天ぷら鍋」「アイスクリーム製造器」「電気ゆで卵器」「ワッフルメーカー」「たいやき器」などなど、半数以上が「全然使わない」と答えています。

わたしたちの生活は「手作り」イベントのための「全然」あるいは「ほとんど」使わないモノのポテンシャル・エネルギーにあふれているのです。

参考文献『生活財生態学III 「豊かな生活」へのリストラ』(商品科学研究所 + CDI<1993)

手作りが日常であって初めて、「手作り」という価値観が「エネルギーと社会を変えると言えるのではないでしょうか。

そこで、「手作りが日常にできるポテンシャルを持っている地域(ポテ地)」と「手作りがイベント以上になりえない地域」との線引きをする指標を考えてみることにしました。

ポテ地以外では、「エネルギーと社会」の課題は「手作り化」だけでは解決できないということです。

「ポテ地はどこ?」
◯まきストーブを使える。
◯高層ビルの数と密度。
◯野菜、米、にわとりなどを作れる飼える。
◯山林、里山との距離が歩いて5-10分、自転車可。
◯自然エネルギーを生み出す場が近い。
◯自然生活地域である。
◯井戸があるか。
◯用水路がある地域なのか、下水路だけの地域なのか。
◯自然の生き物、植物が豊富。
◯人のつながりがある。伝統が生きている。

市町村という行政区分でエネルギー・ビジョンを考えるのではなく、ポテ地度によってエネルギー・ビジョンは変わるはずなのです。


:*: 推奨 「エネルギーと社会」 2時間プログラム
1.わたしたちの社会はポテンシャル・エネルギーで満ちている 「わたしの一日」
2.ポテンシャル・エネルギーの高さは廃棄のエネルギー・コストにつながる。「マンションができて、そして壊されるまで」
3.成長の限界
4.これからの行動を考える「未来のまち図」

:*: PLTのアクティビティと高次の思考スキルの関係

つのださんがまとめてくれました。PLTガイドの96アクティビティそれぞれがどの思考スキルに対応しているかの対応表です。これも多分PLTファシリテーターズ・コーナーにアップされるはずです。ここでは、どの思考スキルがよく使われているかの頻度順をご紹介します。

頻度順
分析する38
観察する37
比較する、対比させる28
属性や構成するものを同定する25
問題解決する21
調べる21
情報を整理する20
議論する19
分類する、カテゴリーに分ける15
評価する15
関係やパターンを同定する15
予想する14
解釈する12
表現する11
推論する9
結論づける8
意思決定する8
問題を定義する8
統合する、創造する7
並べる、整理する6
構成する、作曲する5
概念を形づくる5
原因と結果を特定する5
問いをたてる5
中心となる考えを同定する5
まとめる4
理解する3
論理だてる3
クライテリアを確立する2
一般化する2
アナロジーや隠喩などを作る2
原則を形づくる2
再構成する2
立証する、実証する2
洗練する1
推定する1
翻訳する1

http://ericplt.exblog.jp/17037303/

:*: :*: ・・主催研修スキル「あなた 対立を通して価値観を明確に」・・・・:*: :*:

次回、11月の主催研修は、スキル研修「あなた 対立を通して価値観を学ぶ」です。使用テキストは『対立から学ぼう』です。

開催要項はERICのホームページからダウンロードすることができます。

2011年(平成23年) 11月26日(土)~27日(日)

第一日
セッション1 共通基盤づくり
11:00-13:00
1. 二日間の内容について
2. 自己紹介「価値観をふりかえる」
3. 傾聴
4. 二日間の心がけ[一人で→ペアで→全体で]
5. ふりかえり

セッション2 『対立から学ぼう』のレッスンを体験する
14:00-16:00
1.IALAC
2.セルフ・エスティームを育てる「わたしメッセージ」の練習
3.対立は悪くない
4.対立を通して価値観を明確にする

セッション3 『対立から学ぼう』の学習方法の特徴とすすめ方
16:00-18:00
1. 「何を、どのように?」技術的省察
2. 「なぜ?」実践的省察
3. カリキュラムの目標「それで、どうしたいの?」見通し的省察
4. 『対立から学ぼう』カリキュラムの実践課題

第二日
セッション4 「わたし」・「あなた」の価値観を育てたもの、そしてこれから
9:00-11:00

セッション5 プログラムづくり
12.00-14.00

セッション6 行動計画づくり
14.00-16.00
1. 二日間のふりかえり
2. 個人的行動計画
3. バリヤーの克服
4. 修了証

ぜひ、ご参加ください。

**********************************************************
  (特定非営利活動法人)国際理解教育センター
ERIC:International Education Resource & Innovation Center

〒 114-0023 東京都北区滝野川1-93-5 コスモ西巣鴨105
  tel: 03-5907-6054(研修系) 03-5907-6064(PLT・テキスト系)
  fax: 03-5907-6095
  ホームページ http://www.eric-net.org/
  Eメール   eric@eric-net.org
  blog 「 ESD ファシリテーター学び舎ニュース http://ericweblog.exblog.jp/
  blog  「PLT 幼児期からの環境体験」
http://pltec.exblog.jp/

**********************************************************
[PR]
by eric-blog | 2011-11-02 18:15 | ERICニュース | Comments(0)

ERICnews110926 at ERIC 主催研修報告


・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・
ERIC国際理解教育センター ニュース
ESDファシリテーターズ・カレッジ 〜at ERIC 〜 2011/09/26
・ ‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・

(文責:かくた)
教師教育ということばを最近よく聞きますねぇ。

「教育についての熟議」とかにも参加したりしましたが、3.11以降の原発対応をフォローする方に、思わず力を注いでしまいました。文部官僚も官僚なのではありますが、3.11後の高木文科大臣の「みなさんの未来を全力で支援します。」というコメントにジーーーンと来ていただけに、20mSv問題への対応は、少なからず、ショック、でした。

それでも、事態は動いているのだと思います。来年度からは「放射線教育」に力を入れるというのは、既定であったわけですし。

ERICがESDファシリテーター養成を始めたのが2000年。参加型学習によるESD持続可能な開発のための教育を行なうファシリテーターの育成。それは「教師教育」と一致するところも多いはず。

教員養成に、「参加型学習の教授法」を必須にして欲しい。

それは、1989年の設立以来の変わらない願いです。

どうすれば、それが実現するのだろうか?

政治力はまったくないので、自分たちがその指導カリキュラムのモデルを実践しようではないか。

それがこのESDファシリテーターズ・カレッジ。

2000年以来、主催研修、at ERIC、ERIC事務所で開催されたものは、60回にものぼる。

ただ、今回のスキル指導「わたし」価値観を育てるファシリテーター養成講座を行なって、とても感慨が深く、そして感謝の念を強く、あらためて、思いました。

とても貴重な成長の機会を、いただいているのだなと。大学の教員をしていても感じているのですが。

特に、指導者育成は、その指導をする人も参加する人も、立場的に近いだけに、双方的な学びが大きいように思います。

教育的指導者育成は、双方的かつ協同学習的なものの方が、力がつきます。共に育つということが、教育の究極的な目標でもあるからです。

今回は「価値観を育てる」ということはどういうことか。を共に「みんなの頭で考え」ました。とても、刺激的でした。いつものように、特に「ファシリテーターのふりかえりミーティング」が。だったかもしれません。

七賢人効果であったのかもしれません。

:*: :*: ・・スキル指導ファシリテーター育成12時間研修・・・・:*: :*:

こんな要素が、12時間研修には含まれるとよいのではないでしょうか?

□スキル演習のアクティビティ
□流れのあるプログラム
□構成主義的アプローチと経験学習・発見学習を「スキル」指導に活かす
□スキルを育てる手だてとカリキュラム
➢ジャーナル
➢アクティビティ
➢プログラム
➢環境・風土学校全体アプローチ
➢個への働きかけ
□省察的実践力をつける
□指導実践・ファシリテーション実践
□プログラムづくり
□コミュニティの課題解決
□個人的行動計画

人権12時間研修の要素と比べてみると、

◇ アクティビティの体験
◇ 流れのあるプログラム体験
◇ 参加型人権教育の学習方法・指導法の特徴とすすめ方
◇ 人権教育の目標と課題
◇ 人権教育の今日的課題
◇ 人権教育のリソースの活用とネットワーク
◇ アクティビティ開発
◇ ファシリテーション実践
◇ プログラム立案
◇ カリキュラムの構築
◇ 個人的行動計画

「目標と課題」についての意識化が欠けていたなあと思います。
というのも、「ESDは価値観の教育である。」と言われはするものの、「価値観を育てる」ということはどういうことかを正面から取り上げた研修などには出会ったことがありません。ですから、スキル「わたし」価値観を育てる指導者育成の「今日的課題」というのを考えることが難しいと感じました。

まったく新しいことに挑戦しようとする時、このようなことが起こっているのです。

「本当に新しいコンピテンスを学ぼうとする時のパラドックスというのは、生徒は、最初、何を学ぶ必要があるかがわからないのだ。自分自身を教育することでしか学ぶことができない。そして、いまだ自分が理解していないことをやり始めることでしか、自分自身を教育することができない。」p.93*

道徳? 倫理? これらは「価値観」を育てているのではないの?

物語? お説教? 熱血トーク?

価値観を育てるために大切なことは、

◯from within 必ず、「わたし」自身の内側から湧いてくるものとして。
◯価値観と行動の一致につながるものとして、
◯内面外面深層を分裂させることなく、 
◯ESD的な価値観を共有
するためのものとして

行なおうとすることが、とても大切なことなのだろうと思いました。そして、これらの要素は、従来の道徳教育では重要な要素として強調されてはいないのです。

ということで、今回、「わたしたちは価値観をどのように身につけてきたか」というような共有は、時間と、発見と再発見による引きずられにかかるエネルギー・ロスを思うと、あまり有効なアクティビティとは思えませんでした。

新しいものを共に学ぶ。

そんな時間に集中したい。

*Educating the Reflective Practitioner, Donald A. Schon, 1987 より

:*: :*: :*: :*: ・・・・とはいえ、どっきどきの初挑戦・・・・:*: :*: :*: :*:

何年もやっていますから、毎回毎回何か新しいこと、というのも、本当に「新しい」のか、それとも以前もやっていたはずなのに、忘れただけなのか。

まあ、でも今回の新たな挑戦
◎ GlassPaintでシールづくり
◎ セッション進行のノート作成(板書)
◎ 積み上げ型傾聴
◎ 手遊びトーク
◎ セッション予測およびふりかえりのワークシートを準備した

:*: 百均で買った「GlassPaint」。シールを作ることができるグッズ。乾かす時間がかかるので、二日間に渡って、継続したアクティビティとなったのが、楽しかった。スキル・アップについて考えることができました。

:*: わたし自身がいつも手元記録で書いているものを、今回はホワイトボードに書き出してみた。だからあえて参加者の様子についてのつぶやきまでも。最初は6セッション分全部書けるとは思わなかったのでセッション1は消してしまったのだけれど。いま、ふりかえってみると、6セッションならば書ける! 次回は6セッションを書くことにしよう。そうすると「記録」係も要らないね。

:*: これはおもしろかった。『未来を学ぼう』のp.96「聴く力」のセクション解説に、「相手の言っていることを聞くことで、自分自身が変化してしまうかもしれない可能性を閉ざさずに居る姿勢」とあるのです。今回、「聞く姿勢」の傾聴のトレーニングの後、「変化してしまった自分」に焦点をあててフィードバックする「積み上げ型傾聴」もやってみました。これはすごいなあ。「学び続ける姿勢」が問われると同時に、自己中でない学びとは何かを考えることにもなるよね。あるんだろうか、そんなもの?

:*: そして、感情が強く動かされた後のセッションでの「てすさび、手遊び」ガジェット、小物をいじりながらのリフレクション。少し、気持ちを別のところに持てる気がいたします。

:*: 価値観を育てるということは、感情が強く動くということ。感情が強く動くということは、その感情を扱う準備をしている必要があるということ。

:*: 震災から半年。地震や津波のメカニズムについての学習案は、3月14日早々にイギリスから提案されたものがありました。しかし、その追体験のような扱い方は、ようやく、少しは、取り上げることができるようになったかなあ。

:*:  V&V『未来を学ぼう』には、「嘆きと苦しみを共有する」とか「嘆きのタブロー」とかのアクティビティが含まれているのです。これまでは、実践したことのなかったアクティビティでしたが、いまが、その時だと感じました。

:*: :*: :*: :*: ・・・・まずは、二日間記録です。・・・・:*: :*: :*: :*:

スキル、技能、技術というものは、「できる」か「できない」かがはっきりしているはず。にもかかわらず、「価値観を育てる」スキルが身に付いたかどうかを、今回の研修で確信できた人はいるだろうか?

価値観を育てるための「経験学習的アプローチ」とは、次のようなものになるに違いない。

体験する、ふりかえる、感情と価値観を確認する、一つの行動の背景にある「さまざまな感情・価値観」の中から「大切なもの」「育てたいもの」を確認する、その価値観を実現する行動へと応用する。

そのプロセスを何度も、何度も、入れ子のように、行なった二日間でした。

:*: :*: ・・2011年9月24日(土曜日)
セッション1 共通基盤づくり11.00-13.00
11.00名前シールづくりをふりかえる*
・気づいたこと・感じたこと・学んだこと
・ 指導のポイント*

*GlassPaintで「名前シール」を作るところから、入ったのです。参加者が揃うのを待ちながら。後から来た人がとまどっていたけれど。

*というよりは「経験学習的に「体験・ふりかえり・一般化・応用」することでスキル・アップをはかる」をもっとクリアに、導入すべきだった。

11.30セッション1「共通基盤づくり」を予測する[ワークシート1]
・問い1-4について話し合う→全体共有→板書
・ ふりかえりのノートテイキング
12.15傾聴チベットメディテーションによる「心・からだ・頭」の説明
・傾聴の4段階、V&V「聞く力」による説明に鑑みて「話を聞いて、変化した「わたし」について語る」積み上げ型傾聴を試行してみる。
12.20話し合いの心がけ [ペア→全体共有・板書]
12.45バックヤードツアー[ペアで、5’]
12.55ふりかえり[5’]
13.00終了 [積み残し課題の確認=S.1のふりかえりの共有]

セッション2 流れのあるプログラム 『未来を学ぼう』を使って 14.00-15.00 
14.00V&Vのp.7「やってみよう」を共有することで、ファシリテーターがプログラムの流れを説明。テーマを「震災をふりかえる」とすることを共有・確認。

14.08「今日の世界は・・・」[個人作業 30”→全体共有・ポップコーン方式・板書=模造紙成果物]

14.15「写真の世界」DAYS JAPANとナショナルジオグラフィの雑誌から一人ひとりが選ぶ
14.17「静けさの時」p.132 イメージワーク[個人作業2’30”程度]

14.20写真のイメージを、ペアで共有→どんな感情が共有されたか? 写真の背景を考える。よい方向にお話を作る。
14.48ふりかえり 「どんな力が育まれたか?」*
15.16嘆きのタブロー [4人ずつのグループで人間静止画を作り、その状況での一言を、叫ぶ]
15.37解凍しながら、その一言について共有する。
15.47「あなたにとって、援助とは?」p.186 どんな援助がありえるか? [全体共有・輪読]
15.55終了

*ファシリテーターをした佐藤宏幸さんのふりかえり。「流れの中で思い浮かんだ問いを素直に口に出せたのが良かった。言う30秒前ほどに浮かんだ問い。参加者の気づきにつながってうれしい。」

セッション3 ふりかえり V&Vのテキスト、カリキュラム、教授法について 16.05-18.00
16.05手遊びガジェットで心ほぐし。ゆっくりとセッション2をふりかえる。

16.15ワークシート [個人作業3’→三人のグループで共有 5分]
参加型学習の教授法の理論的背景 5つ
体験したことを5つの理論で説明してみよう。[グループ3つで]
◯経験学習○全体言語○協同学習

16.48全体共有
◯全体言語について 二時間、文字も欠かずに学んだ。わかるのではなく、身に付く。心に落ちる。身体識に気づく。言語化することで、頭脳識化する。また、身体識に戻る。自分自身を統合する。一体化する。価値観と行動、からだと心を一致させる。
◯構成主義・経験学習について体験→ふりかえり→一般化→応用 消化する昇華する。進化する・深化する。自分自身が構築する。概念がトルネードの推進力。ガイディングスター。価値観・理念・概念それをふりかえり、省察のための点検の視点とする。
◯協同学習について協同学習を支えるのは「傾聴」豊かに追体験することで学びを豊かにする。人間が積み上げてきたものを追体験できる方法論でもある。

17.17ノートテイキング[個人作業2’]
「ワークショップの教授方略」を読みながら、書き加え、点検、成長。
17.28セッション2のプログラムの流れをふりかえる。「良かった点・改善点」
18.00終了

:*: :*: ・・2011年9月25日(日曜日)
セッション4 プログラム立案
9.00-11.30
9.00Glass Paintをスキル・トレーニングとしてふりかえる
9.04昨日のふりかえりのeQi[5’]
9.263.11をふりかえる(ワークシートを使って)[5’]
9.38傾聴 共感的傾聴 [ペア作業]
9.55「さまざまな感情」[個人作業2’→3人一組でふりかえり]
    価値観をふりかえる。「大切にしたい価値観」、そして「点検の視点からの確認」をした上で、グループで合意できたものを発表。

10.38プログラム立案[個人作業10’]
11.00マゴリス・ウィール
プログラムをペア作業で完成させる。
11.30終了

セッション5価値観を育てる手だてやカリキュラムのいろいろ
12.35プログラム・クリティーク「良い点・改善点」[10’]ペアで左隣のペアの作ったプログラムについて
改善をふりかえる=自分たちの技術を省察する。→クリティークの視点を共有する。
自分自身のプログラムを、再び見直す。

13.32月間・年間計画表で、手だてを考える。
13.53全体共有
いい指導者・危険な指導者ファシリテーターに求められるもの
14.05

セッション6個人的行動計画づくり
14.15-16.00
14.15「危険な指導者」をコミュニティの課題として考える。
後だし負けじゃんけん
14.40コミュニティを育てるためのステップ1.2.3、力の場の分析、などの枠組みから一つ選んでグループ作業。
14.53個人的行動計画を月間・年間計画表に記入する。
未来を築くインタビューをペアで。
全体のふりかえりをサークルタイムで
・ 自分自身の目指すファシリテーター像に「名付け」をする。
・ 二日間の気づき、学び。
16.00終了


:*: :*: :*: :*: ・・・・参加者の成果物より・・・・:*: :*: :*: :*:

いつもはあまり「成果物」起こしはしないのだけれど。
今回は、少し、ご紹介します。( )内は、跡づけコメント。

◇ スキル指導について、GlassPaint名前シールづくりからのふりかえりから
・ 得手不得手、好き嫌いがありそう。(ならば、価値観を育てるスキルにも?)
・ 完成形や見本がないと不安 でもあるとそれをまねるだけ
・ 多様な学びのスタイルがある
・ 楽しく行なうこと、ちょっぴり競争的でもある。(互いからすばやく学びあえるね)
・ 目標や目的は言った方がいいかも。(すみません。作ることが目的ではなく、「手作業する」ことが目的だったもので。)
・ 「技術的合理性」の高い専門家と、低い専門家*(ごめん、ことばの勘違いがありました。)

*これも今回、ショーンから新たに導入したかった概念です。ワークシートまで作っていたのに、言及するチャンスがなかった。「専門家育成」の課題を整理するところまでいかなかった。「危険な指導者」の課題は「コミュニティの課題」なのだという方に、焦点が移ったので。

◇ セッション2をふりかえる「良かった点・改善点」
・ 感情の高まりと静けさの時のような、強弱が良かった。
・ V&Vが「テーマの選び方」について、身近な、意味あることと、と言っているが、今回「震災」を選んで、共通項としてとても良かった。
・ 震災前、震災後で「価値観」の変化をふりかえれれば良かった。
・ そのために導入の「今日の世界は、」を「震災後の、今日の世界は」にすればいい。

◇ プログラム・クリティークを行なってみて、そのふりかえりを省察する。
・ ねらいが達成される内容か?
・ 学習者の意識の流れに沿っているか?
・ 全体の活動形態のバランス。個人作業、ペア作業、グループ作業など。
・ ねらいの背景にある価値観は明確か。
・ スキルを通して価値観を実現する。
・ 習熟したいスキルに焦点をあてたトレーニングがある。
・ 学んだことを応用するということは、日常を向上させるためにある、であれば、日常を掘り起こす作業が必要。
・ ふだんの人間関係があるところでの難しさ。「あり続ける人間関係」を意識化する。その人間関係を成長させたいのだということを学習者と共有することはできないか?
・ だからこそ、カリキュラムや見通しや学校全体アプローチや、風土づくりが大切だし、不可欠。

◇ スキル指導をする「危険な指導者」とはどんな指導者?
・ スキルは価値観を行動に移すためのステップ、ツールであるのに、そのスキルそのものを目的化してしまう。
・ 「このスキルの指導さえやっていればいいのだ」と目標を矮小化してしまう。
・ 目標の矮小化は、指導をやりやすくする、チェックや評価をしやすくなる、成果を見せやすくなる。など。
・ 「易きに流れるな」
*しかし、「危険な指導者」個人の問題ではなく、その存在の背景にある「コミュニティの体質」そのものが価値観を含んでいる。
だから、「コミュニティの体質」に気づき、その改善対策を考えることが重要。

◇価値観を育てるファシリテーターに求められるもの
・ 自分自身の価値観を自覚している。
・ 正直、寛容、公平さ
・ 受容、エンパワメント、ポジティブ思考、セルフエスティーム
・ 気分転換につながる問い
・ 参加者への信頼


:*: :*: :*: :*: ・・・・初挑戦の次は習熟のための再挑戦・・・・:*: :*: :*: :*:

ということで、引き続き、ERIC主催研修「ESD fc ファシリテーター養成講座」次回 スキル「あなた」編も、価値観を育てるに焦点をあてます。

テキストは『対立は悪くない』です。

2011年11月26-27日に、「ESD fc ファシリテーター養成講座 スキル「あなた」対立を通して価値観を育てる」でお会いいたしましょう。

プログラム、要項は、近日ホームページにアップいたします。

10月は2011年度PLT第三回「エネルギーと社会」です。こちらもどうぞ。

:*: :*: :*: :*: ・・・・リスク・コミュニケーションについて考える・・・・:*: :*: :*: :*:

順調にすすんでいます。

次回の学習会は10月8日。そして、ゲスト・インタビューはチームクロスロード代表の慶應義塾大学教授の吉川肇子氏。10月24日10時30分から14時、です。ぜひご参加ください。

これまでの記録は、こちらのブログから。
http://focusrisk.exblog.jp/

**********************************************************
  (特定非営利活動法人)国際理解教育センター
ERIC:International Education Resource & Innovation Center

〒 114-0023 東京都北区滝野川1-93-5 コスモ西巣鴨105
  tel: 03-5907-6054(研修系) 03-5907-6064(PLT・テキスト系)
  fax: 03-5907-6095
  ホームページ http://www.eric-net.org/
  Eメール   eric@eric-net.org
  blog 「 ESD ファシリテーター学び舎ニュース http://ericweblog.exblog.jp/
  blog  「PLT 幼児期からの環境体験」
http://pltec.exblog.jp/

**********************************************************
[PR]
by eric-blog | 2011-09-26 18:22 | ERICニュース | Comments(0)

ERICnews110417

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ERIC NEWS ともによりよい質の教育をめざして
  これからの未来へ---3.11から学ぶ、3.11から始まる---
☆☆☆ Share Free News★転送・転載・引用★すばやく学び合う ☆☆☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(文責: かくた なおこ)

目次
◆ワシントン大聖堂での「日本への祈り」
◆リスク・コミュニケーション教育のための調査と連続学習会
◆ERIC主催研修の2011年度予定

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ ワシントン大聖堂での「日本への祈り」     ◆ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4月11日は、震災から一ヶ月でした。どのようにみなさま、過ごされたでしょうか?
ERICのお花見自体は小雨で流れて、花見弁当を食べる会になりました。みなで、「折り鶴」を折りながら、さまざまな思いを共有いたしました。
そして、翌日の朝8時、現地時間の午後7時に、ワシントンD.C.の大聖堂で、震災からの一ヶ月後を祈念して、「日本への祈り」式が行われました。

以下のURLで、1時間41分の式全部を録画で視聴することが可能です。
http://www.nationalcathedral.org/exec/cathedral/mediaPlayer?MediaID=MED-54QUO-5B000K&EventID=CAL-54JA4-KF001B

仏教、イスラム教、キリスト教など、多様な宗教的、スピリチュアリティ的な背景に配慮したいい時間でした。
読まれた宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の英文は、こちらのマニトバ仏教協会が翻訳したものでした。他にも翻訳がありましたが、これはいいなあ。
http://www.manitobabuddhistchurch.org/jodoshinshu/unbeatenbyrain.html
蓮如文書「白骨」にも、初めて触れました。

駐米日本大使、藤崎一郎さんの返礼スピーチも、すばらしいものでした。

パイプオルガン、お琴、歌、祈り、詩、スピーチ、ていねいに、多様性を抱擁しつつ、共通の祈りの心を織りなして行く時間に、心をうたれました。

わたしの心の奥深いところから、動かされる。それが「祈り」の力なのだなと思います。

ぜひ、子どもたちと、共有してください。
わたしは、賢治の詩を、学生に訳させてみようかと思っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆リスク・コミュニケーション教育のための調査と連続学習会 ◆ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いくつも、いくつも助成金を申請した中で、「日立環境財団」に応募していた「PLTリスク・モジュール」からの発展でリスク・コミュニケーションについての教材開発に対する助成が決まりました。ありがたいですね。
すでに、助成金が通らなくても、すすめられることを、ということで、以下の勉強会を予定しています。

■日時: *5月 14 日、6月 11 日、10 月8日、11 月 12 日(いずれも第 2 土曜日)14:00-16:00(最大1時 間の延長あり) *7-9月は参加者各自が調査(任意;フィールドワークなど)

フィールドワークに当てられている期間が、ちょうどリスク・コミュニケーションについての聞き取り調査の時期に当たります。

研究会のメンバーから、協力者を募りたいと思います。ぜひ、ご参加ください。
群馬大学災害社会工学研究室が釜石市と開発した津波防災教育の手引きが、自然災害についてのよくできたカリキュラムです。
http://dsel.ce.gunma-u.ac.jp/

そのご縁から、釜石市で、家族や家をなくした子どもの支援にも取り組んでおられます。実践的科学に取り組む姿勢として、Active Scienceの実例だと言えます。

ERICの勉強会では、「放射性物質の環境リスクをどう伝え、どう備えるか」を一つの事例として研究しつつ、リスク・コミュニケーション教育の「優れた実践のためのガイドライン」づくりから、できれば、「アクティビティ・ガイド」の開発まで、取り組みたいと考えています。

Active Educator、環境教育者の二つの帽子、「教育者としての役割」と「環境保全行動の模範を示す役割」を被った人を目指して、ともに、学びませんか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ ERIC主催研修の2011年度予定     ◆ 

ERIC主催研修 TEST教育力向上講座でありながら、なぜか、in大阪の方が、定番化しているのも、かくたが大阪のノリだからでしょうか?

ご案内が届いているので、共有いたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「未来のための教育をデザインする」 ────────────────────────────    
☆2011年4月30日(土)・5月1日(日)開催☆    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ERIC国際理解教育センターの年度末の恒例、「TEST教育力向 上講座」。今年は震災の影響もあり、開催が見送られたため、 大阪のみの開催です。 いろんな方の参加を得て、学びを深め&広げ たいと思います。ぜひ、ご参加ください! ────────────────────────────
原子力の時代に生きていることの最初の刻印を受けた国、 日本が、再びの刻印を我が身に刻んだ2011年3月11日。いかな る想定も、いかなる防護策も超えて、地震は揺れ、津波は押 し寄せました。 その中で、釜石市の津波予防教育が、子どものいのちを救い ました。「専門家が作った想定の限界を知る」「その時々の ベストな選択をする」「率先避難者になる」という三原則の 徹底が、子どもたちの行動を軽やかで、自立的なものにした のです。 いま、わたしたちは、「未来のための教育」を、再デザイン しなければならない時点に立っています。共に、考える。み んなの頭で考える、TEST教育力向上講座。ぜひ、ご参加くだ さい。 プログラム予定 ○ A-type, C-type, K-typeさまざまな教育のスタイルを比較分析する。 ○ 未来のための科学百様箱に入れたいものは? ○ 社会的ジレンマを超えて、協力を学ぶために。 ○ 避難民・被災者のこれからを考える。 ○ 子どもたちを「備える」ための教育とは?
────────────────────────────
日 時 4月30日(土)〜5月1日(日)     
4/30は9:30受付開始、5/1は17:00終了の予定。
場 所 大阪市立難波市民学習センター 第2研修室     (http://www.osakademanabu.com/namba/)     
なんばOCAT4階。各線「難波」駅より徒歩10分程度。

講 師 角田尚子さん(ERIC国際理解教育センター)

定 員 20名 参加費 2万円以内(予定) ※このワークショップは、“主催者−参加者”という関係では  なく、“その場にいる人みんなでつくる”あり方をめざして  います。ですので、当日の運営は、全員で分担して行います。  費用に関しても実際にかかった経費をその場で精算します。  「予定」となっているのはそのためです。
※1日目(4/30)夜には、懇親会を予定しています。
※2日目終了後にプログラムのふりかえりを予定しています。  ただし、会場が17時閉館なので、詳細は未定です。
★申し込み連絡先 栗本敦子(test.in.osaka@gmail.com)
★ ↓↓↓ 参加申込はココから下をコピー・記入して送信 ↓↓↓
TEST in 大阪 2011 参加申し込み なまえ: 連絡先メールアドレス: 所属・ふだんしていること: 当日の役割分担立候補:(会計、記録、お茶、懇親会、etc…) 参加にあたって期待することなどあれば…: ────────────────────────────

◆ERIC主催研修第一回 「国際理解教育」

講座名  : ファシリテーター養成講座-国際理解教育
日 時  : 平成23年5月21日(土)〜22日(日)

ねらい:  近代を超える教育の人間化の課題を、グローバルな視点から考えます。科学技術社会に生きるわたしたち自身をどのように育てて行けばいいのでしょうか?

そんな課題を、みんなの頭でともに考えるためのプログラムは、こんな感じです。

ファシリテーター養成講座-「国際理解教育」研修プログラム

第一日 セッション1 共通基盤づくり
11:00-13:00
1. 二日間の内容について
2. 自己紹介「なぜ、いま、国際理解教育なのか」 [ペアで紹介→他己紹介で全体共有]
3. 傾聴
4. 二日間の心がけ[一人で→ペアで→全体で]
5. ふりかえり

セッション2 『未来を学ぼう』のアクティビティ体験
14:00-16:00

セッション3 『未来を学ぼう』の学習方法の特徴とすすめ方
16:00-18:00
1. 「何を、どのように?」技術的省察
2. 「なぜ?」実践的省察
3. 子どもの参加促進の目標「それで、どうしたいの?」見通し的省察
4.  Values & Visions『未来を学ぼう』の実践課題 「いつ、誰と、どこで、どう、何をする」

第二日 
セッション4 近代を超える? 科学技術社会に生きる? ネクスト・ステップは?
9:00-12:00

セッション5 指導者に求められるもの
13.00-15.00

セッション6 行動計画づくり
15.00-16.00
1. 二日間のふりかえり
2. 個人的行動計画
3. バリヤーの克服
4. 修了証
[PR]
by eric-blog | 2011-04-17 21:22 | ERICニュース | Comments(0)

Ericnews101205 at ERIC 主催研修案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ERIC NEWS at ERIC ともによりよい質の教育をめざして
 わたし・あなた・みんなのスキルを「参加型学習」に取り入れる
                         2010.12.05
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(文責: かくた なおこ)

11月に予定していた主催研修「わたし・あなた・みんな」の日程を1月29-30日(土日)に変更いたしました。内容も変更いたしました。(詳細は、以下に)

また、ERIC外で、ファシリテーター養成研修を受講できる機会です。それぞれの詳細は、お問い合わせください。

2011年1月12日 北九州 ファシリテーター養成スキルアップ講座
2011年2月20日 大阪ファシリテーター研究会 フォローアップ
2011年2月21日 大阪大学人間科学部 参加型研修会

6時間から12時間の「養成講座」を開催していただけることは、主催者にとっても、参加者にとっても、大きな投資です。「参加型」というHowは、からだ全体を通して習熟していくことが、求められます。12時間以上研修でも、参加者がファシリテーター実践を行なえる時間は、20分程度。決して十分とは言えません。

養成研修を受講した後、協働オーガナイザーとして、6時間12時間研修の企画立案、そして2時間のセッションを「担当する」ことで、成長していけるように思います。

アクティビティやスキル・トレーニングの引き出しを増やし
プログラムの流れを組み立て、学習者のニーズに応え、
カリキュラムの見通しを持ち、反省的に思考する

それがERICのファシリテーター養成講座が提供するものです。

今回は「わたし・あなた・みんな」のスキル・トレーニングのための引き出しを増やしましょう!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ◆ セッション1 共通基盤づくり ◆   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
12時間研修は、2時間のセッションが6つで構成されています。そして、その最初のセッションが「共通基盤づくり」。

ERICのツールブックの一つ、『ステップ5』。参加型による社会的合意形成のためのステップと、各ステップのためのツールを紹介したもの。

ステップ5とは
・ 共通基盤づくり
・ 過去の共有
・ 現状分析
・ 未来のシナリオ
・ 行動計画

のこと。『ステップ5』に紹介されている「共通基盤づくり」の要素とは
◯アイスブレーキング
◯自己紹介
◯コミュニケーションのスキルトレーニング
◯話し合いのルールづくり
◯テーマについてのキーワードや基本的なアクティビティの体験
の5つです。ERICの主催研修のセッション1は、これらの5つ、プラス「場のオーナーシップ」を高めるための「役割分担」「ERICのファシリティ紹介」などを行なっています。

12時間という研修であればこそ、これらの要素に2時間をかけることができる。それは事実だと思います。しかし、例え、もっと短い時間しかないとしても、これらの要素が参加者の間でどの程度共有されているかは、ファシリテーターにとって「点検の視点」となるはずです。これらの共通基盤は、話し合い、平等な参加のためのものなのですから。

話し合いをよりスムーズに行なうために、「手だて」を打てるか打てないかは、大きな力になるはずです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ◆ セッション2 過去の共有 ◆  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

学校文化は、どのような「参加のスキル」を伝えて来たのでしょうか?

青木保の『重層的な日本文化』は、同時に、学校文化の重層性でもあります。

学校文化に息づいている「アニミズム」、「仏教・儒教などのアジア的なるもの」「キリスト教的なもの」「科学主義的なもの」「国際理解教育的なもの」「持続可能な社会のためのもの」。

圧倒的に影がうすいのが「国際理解教育的なもの」や「持続可能な社会のためのもの」であると、予想すると、淋しいものがありますが。

重層的であるということが、与えている「基調」は何でしょうか。少なくとも、それが日本の学校文化の明らかな特長であるでしょう。

佐藤学『教師というアポリア』が示す、中国の教室とアメリカの教室。
そして、そのいずれにも属さない日本の教室。

学ぶことにも、学びかたを学ぶことにも集中できない、学校文化。

過去を共有することで、現状分析が導き出されていく。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ◆ セッション3 現状分析 ◆  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

では、いま、わたしたちが学んでいる「参加のスキル」はなんでしょうか?

「わたし」
「あなた」
「みんな」

つまり、
個性
関係性
社会性
について、ふりかえってみましょう。

わたし自身が学んで来たものは、どこで学ばれたのでしょうか。
家庭?
地域?
学校?
レーダーチャートを使って、自分がどこからそれぞれのスキルを学んで来たかを点検してみましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ◆ セッション4 未来のシナリオ ◆  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

どんな未来を目ざすのか。

ピーター・センゲが言うように、「問題解決型」から「ビジョン型」へ
374-2(1600)持続可能な未来へ 組織と個人による変革

わたし自身は、

過去を学び、過去に学び、
しかし、自分がどう生きたいかを未来への指針にして、
ていねいに現状を改善して生きていこうと

してきた。

「必要なのは、「問題解決型」思考ではなく、「実現したい未来」型思考なのだという。海図のない時代には、思いつくかぎりのあらゆる種類の想像に取り組まなければならない、と。」71

というのであれば、学校文化は、何を伝えるべきなのか?
おもしろい挑戦である。

「学び続ける組織」の提唱者が、いま至った境地。

それは、教育のこれからを考えるための、とてもラディカルな視点である。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ◆ セッション5 行動計画 ◆  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

個人で、そして、わたしたちがネットワークとして、どのような行動計画をたてるか。

何よりも重要なことは、「行動」である。

軽やかに、
楽しく、
思いつきで、

かつ、
深く、
本質的で、
人間的な。

そのような思いつきに至る「わたし」でありたい。

もしも、参加型学習の本質というものがあるとすれば、それは、自らが「参加して学ぶ」ところにあるのだろう。そして、「参加して、学びの質を、実践の質を、社会の質をよくする」ことに。

さて、その「楽しさ」に、学習者を目覚めさせるには、どうすればいいのでしょうか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ◆ セッション6 ふりかえりとまとめ ◆  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

カリキュラムの検討や学習内容について決定にも学習者を参加させること、と『子どもの参画』は言います。

今回のプログラムをふりかえって、その意味を味わい、
改めて、自分に必要なスキル・トレーニングと、そのカリキュラムを
考えてみます。

研修で育ったもの、育ったこと。

それを確認することが、これからの「わたし・あなた・みんな」のスキルを育てる視点を明らかにしてくれます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ◆ 参考文献 ◆  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
374-2(1600)持続可能な未来へ 組織と個人による変革
ピーター・センゲ、日本経済新聞出版社、2010
371-4(1590)タブー パキスタンの買春街で生きる女性たち
フォージア・ファサード、コモンズ、2010
367-1(1577)安心社会から信頼社会へ 日本型システムの行方
山岸俊男、中公新書、1999
227-5(1114) 新しい時代の教職入門 秋田喜代美・佐藤学、有斐閣アルマ、2006

**********************************************************
  (特定非営利活動法人)国際理解教育センター
ERIC:International Education Resource & Innovation Center

〒 114-0023 東京都北区滝野川1-93-5 コスモ西巣鴨105
  tel: 03-5907-6054(研修系) 03-5907-6064(PLT・テキスト系)
  fax: 03-5907-6095
  ホームページ http://www.eric-net.org/
  Eメール   eric@eric-net.org
  blog 「 ESD ファシリテーター学び舎ニュース http://ericweblog.exblog.jp/
  blog  「PLT 幼児期からの環境体験」
http://pltec.exblog.jp/

**********************************************************
[PR]
by eric-blog | 2010-12-07 08:53 | ERICニュース | Comments(0)