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熟議塾 Open File no.1 「ウィルダーネス教育の実践とガイドの役割」

熟議塾 Open File no.1 「ウィルダーネス教育の実践とガイドの役割」

パタゴニアにある「WEA Wilderness Education Association」の実践に準じた野外活動施設で、1年半、学生ガイド、リード・ガイドの両方を経験してきたT.U.さん。WEAJウィルダーネス教育日本支部主催のシンポジウムで1時間半の発表を依頼された。そのワークショップの組み立てを熟議した。2013年6月19日午後4時から午後5時半。

http://wea.memberclicks.net/

ワークシッョプはWEAJ第一回カンファレンスで行なわれるそうです。http://weaj.jp/

42日、7週間にも及ぶトレッキングでは、リード・ガイドが最初の2週間ほどはトレックを計画し、実践するが、その後は学生ガイドが、計画、リードを取ることで、野外リーダーシップを身につけるように組み立てられている。

どんな大きな決断でも、緊急事態の時を除き、リード・ガイドと学生ガイドが話し合って決める。トレッキングの質を決定するのが「LNT Leave No Trace」という原則である。

http://lnt.org/learn/7-principles

Leave No Trace Principles for Kids
•Know Before You Go
•Choose The Right Path
•Trash Your Trash
•Leave What You Find
•Be Careful With Fire
•Respect Wildlife
•Be Kind To Other Visitors
- See more at: http://lnt.org/learn/7-principles#sthash.z52olj7G.dpuf

・ 事前準備をしっかりと
・ 耐えられる表面を旅し、キャンプする
・ ゴミの処理は適切に
・ 見つけたものは持ち帰らない
・ キャンプファイヤーの悪影響を最小限に
・ 野生生物を尊重する
・ 他のビジターたちへの配慮を忘れずに

当日のプログラムをどのように、より参加型、討議型にすることができるかを熟議しました。
・ シンポジウム主催者の意図
・ 参加者の特徴と期待
・ WEAとして伝えなければならないこと
・ TUさんの経験から学んだこと、課題など

できれば、日本のガイド訓練との違いを明確にできればおもしろいと思ったが、TUさんにも、わたしにもその経験がないので、今後の課題とすることにした。誰にインタビューすればわかるだろうか?

【当日の流れ案】

1.野外現場、自然環境、文化的背景についてプレゼンを行なう。[10-15分]
2.LNTの原則にどんなものがあるかを、問う。隣同士のペアなどで、話し合ってもらう。全体共有。板書。
3.LNTの7原則と比較する。共通点、異質点。気づいたこと。LNTの意味を話し合う。
4.7原則を実践の場で、参加者に「教育」するための手だてに何があるかを考える。ペアで話し合う。全体共有。板書。
5.トレッキングの実際についてのプレゼンを行なう。(30分程度)
6.質疑応答。LNTの原則に従ってリーダーシップ訓練を行なうことの意義について話し合う。(30分)

【話し合いの枠組み】
・ 「ルールを教える・守る」トレーニングと「原則から考える・話し合う」トレーニングの利点と限界・課題

【発展】

◯同様にExpedition Behaviorについても検討することが可能であろう。

Expedition Behavior
•Serve the mission and goals of the group.
•Be as concerned for others as you are for yourself.
•Treat everyone with dignity and respect.
•Support leadership and growth in everyone.
•Respect the cultures you contact.
•Be kind and open-hearted.
•Do your share and stay organized.
•Help others, but don't routinely do their work.
•Model integrity by being honest and accountable.
•Admit and correct your mistakes.

◯カリキュラムのリストを作る
・ 野外活動中に体験すべき「soft skills」と「hard skills」のリストを作ってみる。
➢soft skillsというのは、気象・動植物などについての知識、コミュニケーション能力などのことであり、hard skillsというのは登攀技術、ロープ技術、テント設営などのことである。
・ TUさんのプレゼンテーションで、これらのカリキュラム・リストがどのようにカバーされているか、検討する。
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by eric-blog | 2013-06-20 11:59 | 熟議塾 | Comments(0)