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病院で子どもが輝いた日

317-1(1367)病院で子どもが輝いた日
斉藤淑子、坂上和子、あけび書房、1995

赤鼻先生という院内学級のお話を、見ていて、実態を知りたくて、読んでみた。ここに紹介されているのは「訪問保育」。入院中の子どもたちの訪問保育をしてる保育園の取り組みだ。

子どもの成長には、治療だけでなく、家族以外の関係、子ども同士の関係、集団生活が必要だ。QOLのために。

治療期間の長い子どももいる。短い子どももいる。
動ける子どももいる。動けない子どももいる。

多様な子どもの現実に併せて、対応していく保育。

子どもの集団遊びを促進する遊具があると、子どもがどんどん動き出す。

大人の入院患者のQOLには、何があるのだろうか。病とQOLの問題は、難しいね。「医療」の方が上という「階級性」を越えないと、BQOLを実現するための協力はパワーゲームみたいになってしまう。「優先順位」と階級性を間違えてはいけない。
by eric-blog | 2009-09-24 10:16 | ■週5プロジェクト09
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